指揮官として才能の片鱗を感じさせたオッド監督、ペスカーラと契約延長へ

2015.06.23 05:35 Tue
ペスカーラを率いるマッシモ・オッド監督が、同クラブとの契約を2年間延長するようだ。イタリア『gianlucadimarzio.com』が報じている。
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▽現役時代にヴェローナやラツィオ、ミランで右サイドバックとしてプレーし、2006年ドイツ・ワールドカップにおけるイタリア代表の優勝メンバーでもあるオッド監督。現役引退後は、ペスカーラのプリマヴェーラでの指導を経て、今年5月末にマルコ・バローニ前監督の後任として同クラブの指揮官に就任した。▽ペスカーラでは、初采配となったセリエB最終節のリボルノ戦を3-0の勝利に導き、チームを滑り込みで昇格プレーオフに進出させた。昇格プレーオフではペルージャとヴィチェンツァを破って決勝に進出。ボローニャとの決勝では、ホーム&アウェイでともに引き分けて2戦合計1-1とする。しかし、リーグ戦を4位のボローニャより下の7位で終えていたため、レギュレーションにより惜しくも昇格を逃していた。
▽就任後の6試合で指揮官として才能の片鱗を感じさせたオッド監督は、自身の公式ツイッターを通じ、ペスカーラとの契約延長を喜ぶとともに新シーズンへの意気込みを語っている。

「私のペスカーラと契約延長でき、誇らしく、そして嬉しく思う。私たちは一緒に、情熱を持って新シーズンへ出発する!」

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