去就不確定で最終節を迎えたモンテッラ 「ポジティブなシーズンを4位で終えたい」
2015.05.31 18:09 Sun
フィオレンティーナは31日、セリエA最終節のホームでのキエーボ戦に臨む。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は来シーズンに向けた去就が不確定な状況で、フィオレンティーナでのラストマッチとなるかもしれない試合を迎えている。
4位ナポリと2ポイント差の5位で最終節を迎えたフィオレンティーナは、過去2シーズンと同じ4位に順位を上げてフィニッシュできる可能性もある。試合に向けてのモンテッラ監督のコメントをイタリアメディアが伝えた。
「ポジティブなシーズンだった。ホームでのいくつかの取りこぼしがなければ完璧だっただろう。4位で終えたいと思っているし、チームがやってきたことを考えればその資格はある」
2012年からフィオレンティーナを率いてきたモンテッラ監督は、ひとつのサイクルを終えたと感じているようだ。続投してさらに上を目指していくためには予算面の見直しが必要だと考えていることも示唆した。
「プロとしてこれまでの過程を総括し、共通の目標が何であるのか、どうやれば一緒にそこへ到達できるのかを理解しなければならない。私としては、このグループは本当に大きな仕事のプランを完結させたと思う。ある程度評価されるべきことだろう」
「目標という点では、もう少し何かに到達できたかもしれない。よく理解することが必要だ。今と同じ予算でこの過程をさらに良くすることは難しく、悪くする方がはるかに簡単だからだ」
30日午後にはモンテッラ監督とオーナーのアンドレア・デッラ・ヴァッレ氏による会談が行われたが、指揮官の去就に関する決断は来週に持ち越されたとイタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』などは伝えている。シーズンを終え、改めて状況を精査した上で決断が下される見通しだ。
提供:goal.com
4位ナポリと2ポイント差の5位で最終節を迎えたフィオレンティーナは、過去2シーズンと同じ4位に順位を上げてフィニッシュできる可能性もある。試合に向けてのモンテッラ監督のコメントをイタリアメディアが伝えた。
「ポジティブなシーズンだった。ホームでのいくつかの取りこぼしがなければ完璧だっただろう。4位で終えたいと思っているし、チームがやってきたことを考えればその資格はある」
2012年からフィオレンティーナを率いてきたモンテッラ監督は、ひとつのサイクルを終えたと感じているようだ。続投してさらに上を目指していくためには予算面の見直しが必要だと考えていることも示唆した。
「プロとしてこれまでの過程を総括し、共通の目標が何であるのか、どうやれば一緒にそこへ到達できるのかを理解しなければならない。私としては、このグループは本当に大きな仕事のプランを完結させたと思う。ある程度評価されるべきことだろう」
「目標という点では、もう少し何かに到達できたかもしれない。よく理解することが必要だ。今と同じ予算でこの過程をさらに良くすることは難しく、悪くする方がはるかに簡単だからだ」
30日午後にはモンテッラ監督とオーナーのアンドレア・デッラ・ヴァッレ氏による会談が行われたが、指揮官の去就に関する決断は来週に持ち越されたとイタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』などは伝えている。シーズンを終え、改めて状況を精査した上で決断が下される見通しだ。
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