リーガの放映権は一括管理へ バルサ、レアルの収入に影響か

2015.05.01 13:00 Fri
▽リーガエスパニョーラをけん引するバルセロナとレアル・マドリー。両クラブは、2016年から適用される新たな法律の下でテレビ放映権での大きな利益を得られなくなるようだ。イギリス『BBC』が報じている。
PR
▽新たな法律では、放映権をリーガエスパニョーラが持つことになり、まとめて販売するようになるとのこと。この決定により、リーガエスパニョーラもプレミアリーグと同じ形式になる。これまで、放送局にとっての急激な価格上昇が起こる契約は、より狭い範囲のビッグクラブに利益をもたらすものとなっていた。▽新たな法律では、リーガエスパニョーラ、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)だけでなく、コパ・デル・レイ、スーペル・コパの試合放映権も規制することになる。
▽また、放映権販売で得た総収入のうち、90%がリーガエスパニョーラのクラブのものとなり、そのうちの50%が20クラブで均等に分配され、残りの50%はクラブの規模や近年のパフォーマンスによって決定する基準に従って20クラブに分配される。総収入の残りの10%は、セグンダ・ディビシオンのクラブのものとなり、そのうちの70%は均等に分配される。

▽スポーツ省のスポークスマンであるミゲル・カルデナル氏は「昨年のプレミアリーグのクラブの中には、現在のスペイン王者であるアトレティコ・マドリーよりも多くの利益を得ているクラブがある」とコメントしている。
▽プレミアリーグは今年2月、2016-17シーズンから3シーズンの放映権を、51億3600万ポンド(約9435億7700万円)で売却している。

PR

ラ・リーガの関連記事


NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly