今季飛躍のオースティン 6月にイングランド代表初招集か?

▽QPRに所属するイングランド人FWチャーリー・オースティン(25)は、今夏にイングランド代表初招集の夢を掴むかもしれない。イギリス『デイリー・メール』が報じている。▽リーグ戦33試合を終えて勝ち点26のQPRは、17位のハル・シティと勝ち点差2の18位と降格圏に位置している。チームは低迷しているものの、リーグ戦17得点を挙げ得点ランキング4位に位置し、ひとり気を吐いているオースティン。しかし、イングランド代表には縁がなく、これまで世代別を含めても招集はされていない。▽イングランド代表は、6月7日にアイルランド代表との親善試合、14日にはスロベニア代表とのユーロ2016予選を控えているが、ここまでリーグ戦19得点を挙げて得点ランキングトップタイに立ち、先月行われたユーロ2016予選のリトアニア代表戦でイングランド代表デビュー&初ゴールを記録したトッテナムのFWハリー・ケイン(21)を招集できない可能性が高い。
▽リーグ戦でも好調を維持し、期待が集まっているケインだが、今夏はガレス・サウスゲイト監督率いるU-21イングランド代表に招集される予定となっている。かねてからイングランド代表のロイ・ホジソン監督とヘッドコーチのレイ・ルイントンは、オースティンをチェックしており、このタイミングで招集するのではないかと見られている。

▽現在のイングランド代表は、FWウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)、FWダニー・ウェルベック(アーセナル)、FWダニエル・スタリッジ(リバプール)の3選手が前線のポジションを確保している状態。しかし、イタリアとの親善試合ではケガから復帰したFWテオ・ウォルコット(アーセナル)が低調なパフォーマンスに終わり、テストは失敗に終わっていた。▽6シーズン前はノン・リーグに所属していたオースティン。今シーズンは12月のプレミアリーグ月間最優秀選手にも選ばれるなど、才能が花開いたシーズンとなっているが、果たしてイングランド代表入りの夢を実現できるのだろうか。