不振オランイェ、リベンジ狙うスペインを返り討ち《国際親善試合》
2015.04.01 06:30 Wed
▽3月31日に行われた国際親善試合のオランダ代表vsスペイン代表は、2-0でホームのオランダが勝利した。
▽28日に行われたユーロ2016予選のトルコ代表戦を1-1のドローで終えたオランダは、第5節終了時点で首位から勝ち点6差の3位と不振を極めている。「防弾チョッキを着た」と語り、周囲からの批判をけん制するヒディンク監督率いるオランイェは、スペイン戦での勝利を目指した。
▽一方、スペインは27日のウクライナ代表戦をモラタのA代表初ゴールにより1-0で勝利。「魅力的な試合をしたい」と語るデル・ボスケ監督率いるラ・ロハとしては、ブラジル・ワールドカップで1-5の大敗を喫したオランダに雪辱を果たしたいところだった。
▽アヤックスの本拠地アムステルダム・アレナで行われた試合は、ややオランダペースで進んだが、立ち上がりから拮抗した展開で進む。そのなかで、スペインがセットプレーからアルビオルのヘディングシュートでゴールを狙えば、対するオランダも右CKからデパイの右足シュートで応戦していった。
▽両チームともに序盤から一歩も引かない展開となった試合が動いたのは13分だった。左CKの流れからリターンパスを受けたスナイデルがクロスボールを入れると、これにデ・フライが反応。ヘディングシュートでネットを揺らし、オランダが先手を奪う。
▽2点リードで後半に入ったオランダは56分、左サイドから中に切れ込んだデパイが右足の強烈なシュートを放つが、これは枠外。さらに61分には、ピケの直接FKでゴールを狙ったものの、これは相手GKの落ち着いたセービングに阻まれた。
▽何とかオランダに一矢報いたいスペインのデル・ボスケ監督は、ハーフタイム明けから終盤にかけて交代カードを使い、局面の打開を図る。70分には、シルバがモラタの放ったシュートのこぼれ球を押し込んでネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。
▽モラタやシルバの投入で攻撃を活性化させたスペインは、その後も75分にイニエスタと投入して前への圧力を強める。しかし、スペイン攻撃陣は最後までオランダの守備網を攻略できずに0-2で試合終了。オランダへのリベンジを狙ったスペインだったが、不振に喘ぐ相手にまさかの返り討ちに遭った。
▽28日に行われたユーロ2016予選のトルコ代表戦を1-1のドローで終えたオランダは、第5節終了時点で首位から勝ち点6差の3位と不振を極めている。「防弾チョッキを着た」と語り、周囲からの批判をけん制するヒディンク監督率いるオランイェは、スペイン戦での勝利を目指した。
▽一方、スペインは27日のウクライナ代表戦をモラタのA代表初ゴールにより1-0で勝利。「魅力的な試合をしたい」と語るデル・ボスケ監督率いるラ・ロハとしては、ブラジル・ワールドカップで1-5の大敗を喫したオランダに雪辱を果たしたいところだった。
▽両チームともに序盤から一歩も引かない展開となった試合が動いたのは13分だった。左CKの流れからリターンパスを受けたスナイデルがクロスボールを入れると、これにデ・フライが反応。ヘディングシュートでネットを揺らし、オランダが先手を奪う。
▽これで勢いづくと、わずか3分後にもオランダに決定機。ボックス中央でヴィレムスからパスを受けたクラーセンがシュートを放つと、GKデ・ヘアの弾いたボールを自ら押し込み、オランダがリードを2点差に広げた。
▽2点リードで後半に入ったオランダは56分、左サイドから中に切れ込んだデパイが右足の強烈なシュートを放つが、これは枠外。さらに61分には、ピケの直接FKでゴールを狙ったものの、これは相手GKの落ち着いたセービングに阻まれた。
▽何とかオランダに一矢報いたいスペインのデル・ボスケ監督は、ハーフタイム明けから終盤にかけて交代カードを使い、局面の打開を図る。70分には、シルバがモラタの放ったシュートのこぼれ球を押し込んでネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。
▽モラタやシルバの投入で攻撃を活性化させたスペインは、その後も75分にイニエスタと投入して前への圧力を強める。しかし、スペイン攻撃陣は最後までオランダの守備網を攻略できずに0-2で試合終了。オランダへのリベンジを狙ったスペインだったが、不振に喘ぐ相手にまさかの返り討ちに遭った。
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