X・アロンソを擁護するペップ 「相手を追うことにかけては世界ワーストだが…」
バイエルンは21日、ブンデスリーガ第22節でパーダーボルンとアウェイで対戦する。ジョゼップ・グアルディオラ監督は前日会見で、不調が指摘されるMFシャビ・アロンソを擁護した。
前節はハンブルガーSVに8-0と大勝したものの、17日のチャンピオンズリーグ(CL)ではシャフタールとスコアレスドローに終わり、課題を残したバイエルン。シャフタール戦で復帰したX・アロンソは2枚のイエローカードをもらって退場となり、国内メディアで批判された。
だが、グアルディオラ監督はX・アロンソについて次のように話している。ドイツ『AZ』など複数メディアが伝えた。
「ボールを持ち、支配する選手を望んでいる。だからX・アロンソ、チアゴ(・アルカンタラ)、フィリップ・ラーム、バスティアン・シュバインシュタイガーのような選手を望むんだ。相手を追いかけることを求めるなら、X・アロンソは世界一のワーストプレーヤーだよ。そのために彼を獲得したんじゃない。それを望んでいたのなら、我々は大きなミスを犯したことになる」
シュバインシュタイガーとの共存については、このように述べている。
「彼は以前からダブルボランチの一角としてプレーしてきた。もちろん、2人は問題なく一緒にプレーできる。2人ともゲームを見渡せる位置を好むね。でも、彼らはインテリジェントだ。バスティは自由に前に向かえるし、ヘディングというクオリティーも持ち合わせている」
一方、グアルディオラ監督はパダーボルン戦について、「勝たなければ監督としては問題になる。監督交代となるかもしれない」と冗談を交えつつ、いつものように警戒を示した。
「シャフタール戦とはまったく違うゲームになるだろう。彼らはブンデスリーガで1年目だが、危険な相手だよ。組織力が非常に優れており、良い選手たちがいる。リスペクトしているよ」
また、多くの離脱者を抱えていたバイエルンだが、その一人であるチアゴは先日、ランニングを再開した。グアルディオラ監督は同選手の復帰を待ち望んでいるようだ。
「チアゴの復帰を楽しみにしている。ミュラー=ヴォールファルト医師によれば、ヒザは良い状態らしい。リハビリの最終段階に入ったことを願うよ。あと1カ月したら、チーム練習に復帰するかもしれない。医師もすごく楽観視しているよ」
提供:goal.com
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