数的不利のバイエルンが内田フル出場のシャルケとドロー《ブンデスリーガ》
2015.02.04 06:38 Wed
▽3日にブンデスリーガ第19節、バイエルンvsシャルケが行われ、1-1の引き分けに終わった。シャルケの日本代表DF内田は右ウィングバックでフル出場した。
▽前節のヴォルフスブルク戦で今季のリーグ戦初黒星を喫したバイエルンは、ヴォルフスブルク戦から先発メンバーを3人変更した。対するシャルケは、前節のハノーファー戦からスタメンを3人変更。同試合で退場し6試合の出場停止処分を科されたエースのフンテラールの代役には、K・ボアテングが起用された。
▽[3-4-3]の布陣を採用したバイエルンは両翼のロッベンとゲッツェを起点に序盤から怒涛の攻撃を見せる。すると、5分にシュバインシュタイガー、7分にゲッツェがCKからシャルケゴールを脅かした。
▽序盤から守備に奔走したシャルケは17分、GKギーファーのゴールキックに抜け出したサムがボックス内でDFジェローム・ボアテングに後ろからの危険なタックルで倒されPKを獲得。しかし、チュポ=モティングのPKはGKノイアーのファインセーブに阻まれた。
▽前述のプレーでJ・ボアテングにレッドカードが提示され、数的不利となったバイエルンは27分にゲッツェに代え、ダンテを投入。フォーメーションを[3-5-1]に変更した。
▽後半に入っても試合の主導権を握るバイエルンだったが、シャルケの集中した守りの前になかなか決定機を作り出せない。55分にはミュラーをベンチに下げて、レヴァンドフスキを投入。前線に屈強なターゲットを配置した。
▽すると、バイエルンは66分にレヴァンドフスキの折り返しからCKを獲得すると、シャビ・アロンソの左CKをロッベンがヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
▽数的優位を保ちながら先制を許したシャルケだったが、72分にCKのチャンスを迎えると、これを同点ゴールに結びつける。サムの左CKをニアのヘヴェデスがゴール右に流し込んだ。
▽後半終了間際の89分には、ロングボールを巧みなトラップでコントロールしたレヴァンドフスキがボックスの外から狙うも枠を捉えられず。結局、試合は1-1でタイムアップを迎えた。序盤に負った数的不利の影響もあってホームでドローに終わったバイエルンは後半戦に入って2試合未勝利となった。一方、王者を撃破する絶好のチャンスを逃したシャルケだったが、4戦無敗とまずまずの調子を維持している。
▽前節のヴォルフスブルク戦で今季のリーグ戦初黒星を喫したバイエルンは、ヴォルフスブルク戦から先発メンバーを3人変更した。対するシャルケは、前節のハノーファー戦からスタメンを3人変更。同試合で退場し6試合の出場停止処分を科されたエースのフンテラールの代役には、K・ボアテングが起用された。
▽[3-4-3]の布陣を採用したバイエルンは両翼のロッベンとゲッツェを起点に序盤から怒涛の攻撃を見せる。すると、5分にシュバインシュタイガー、7分にゲッツェがCKからシャルケゴールを脅かした。
▽前述のプレーでJ・ボアテングにレッドカードが提示され、数的不利となったバイエルンは27分にゲッツェに代え、ダンテを投入。フォーメーションを[3-5-1]に変更した。
▽数的不利ながら、試合の主導権を握り続けるバイエルンは38分、右サイドでボールを受けたロッベンがカットイン。ボックス右手前で得意の角度からコントロールシュートを放つもボールはゴール左に外れた。結局、前半はゴールレスで終了した。
▽後半に入っても試合の主導権を握るバイエルンだったが、シャルケの集中した守りの前になかなか決定機を作り出せない。55分にはミュラーをベンチに下げて、レヴァンドフスキを投入。前線に屈強なターゲットを配置した。
▽すると、バイエルンは66分にレヴァンドフスキの折り返しからCKを獲得すると、シャビ・アロンソの左CKをロッベンがヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
▽数的優位を保ちながら先制を許したシャルケだったが、72分にCKのチャンスを迎えると、これを同点ゴールに結びつける。サムの左CKをニアのヘヴェデスがゴール右に流し込んだ。
▽後半終了間際の89分には、ロングボールを巧みなトラップでコントロールしたレヴァンドフスキがボックスの外から狙うも枠を捉えられず。結局、試合は1-1でタイムアップを迎えた。序盤に負った数的不利の影響もあってホームでドローに終わったバイエルンは後半戦に入って2試合未勝利となった。一方、王者を撃破する絶好のチャンスを逃したシャルケだったが、4戦無敗とまずまずの調子を維持している。
シャルケの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
シャルケの人気記事ランキング
1
元リバプールのカリウスがシャルケ入りへ 半年の無所属生活に終止符
元ドイツ代表GKロリス・カリウス(31)の新天地がようやく決まったようだ。 かつてはリバプールでもプレーしたカリウス。2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝では先発に抜擢されたが、自身のミスによる2失点がチームの優勝を遠ざける結果となり、リバプールではそこからぴたりと出番がなくなった。 そうしてベシクタシュやウニオン・ベルリンを渡り歩き、2022年9月からニューカッスルへ。だが、ニューカッスルでの2年で巡った出場機会は公式戦を通じて2試合にとどまり、昨季の契約満了をもって退団した。 そこからフリーが続くが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、2.ブンデスリーガを戦うシャルケ入りの様相に。ドイツ『スカイ』によると、10日にもメディカルチェックを済ませ、今季終了までの契約になるという。 シャルケの今季GK陣は新加入のGKロン・トーベン・ホフマンとGKジャスティン・ヘケレンは軸。だが、背番号「1」を割り当てられ、期待値が高かったホフマンはポジション争いに敗れ、ブラウンシュヴァイク復帰を希望しているとされる。 2025.01.10 11:40 Fri2
名門シャルケ、プロクラブとして消滅の危機…今季はドイツ2部で残留争い
ドイツ屈指の名門シャルケが、プロクラブとしての消滅危機を迎えているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 昨シーズンのブンデスリーガを17位フィニッシュし、2.ブンデスリーガ降格となったシャルケ。 今シーズンは1年でのトップカテゴリー復帰を目指してシーズンに臨んだが、ここまで6勝2分け11敗の15位に低迷。自動降格圏の17位ハンザ・ロストックとは勝ち点で並んでおり、得失点差によって辛くも残留圏内に位置している状況だ。 『スカイ』はそのシャルケに関して、仮に後半戦も低迷が続いて降格となった場合、プロクラブとして消滅する可能性を主張している。 深刻な財政難によって、3.リーガ(ドイツ3部)のライセンスを取得する経済的能力がないシャルケは、今季を降格圏で終えた場合、セミプロリーグにあたるレギオナルリーガ・ヴェスト(ドイツ4部)に直接降格する可能性があるという。 その場合、プロクラブとしての現体制の維持は困難となり、事実上のクラブ消滅となる模様だ。 そのため、クラブはシーズン後半戦で是が非でも残留を勝ち取る必要がある。 2024.01.31 23:47 Wed3
2部とは思えない!消滅危機も報じられたシャルケが公式戦約2カ月ぶりの勝利!サポーターから圧巻の声援が送られる
シャルケのサポーターが久しぶりの勝利を掴んだ選手たちに大きな声援を送った。 ドイツ屈指の名門であるシャルケ。これまでには内田篤人氏、板倉滉、吉田麻也、上月壮一郎(グールニク・ザブジェに期限付き移籍中)と4人の日本人選手もプレーしてきた。 しかし、近年は成績が低迷しており、2021年には30年ぶりに2.ブンデスリーガ降格へと降格。1年でブンデスリーガに復帰したものの、昨シーズンのブンデスリーガを17位フィニッシュし、再び2.ブンデスリーガ降格となってしまった。 さらに、今シーズンは2部でも低迷。第19節終了時点で15位に位置し、自動降格圏の17位ハンザ・ロストックとは勝ち点で並ぶ状況だった。 また、ドイツ『スカイ』は、そのシャルケに関して、深刻な財政難によって、3.リーガ(ドイツ3部)のライセンスを取得する経済的能力がなく、今季を降格圏で終えた場合、セミプロリーグにあたるレギオナルリーガ・ヴェスト(ドイツ4部)に直接降格する可能性があると伝えていた。 そして、その場合はプロクラブとしての現体制の維持は困難となり、事実上のクラブ消滅となる可能性まで指摘されていた。 そうした中、3日に行われた2.ブンデスリーガ第20節でブラウンシュヴァイクをホームに迎えたシャルケは、ケナン・カラマンのゴールを守り切り1-0で勝利。リーグ戦が中断していた時期もあったため、実に2023年12月10日以来、約2カ月ぶりの公式戦勝利となった。 クラブは、ブラウンシュヴァイク戦後の本拠地フェルティンス・アレーナの様子を公開。久しぶりの勝利を掴んだ選手たちには、詰めかけたサポーターたちからとても大きな声援が送られていた。 残留を争っていたブラウンシュヴァイクとの直接対決に勝利したことで、シャルケは1つ順位を上げて14位に浮上。自動降格圏の17位となったブラウンシュヴァイクとは3ポイント差となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】2部とは思えない!シャルケサポーターが圧巻の声量でチームを鼓舞</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://t.co/yu7JsfHtmP">https://t.co/yu7JsfHtmP</a> <a href="https://t.co/bsGkiL5G0P">pic.twitter.com/bsGkiL5G0P</a></p>— FC Schalke 04 (@s04_en) <a href="https://twitter.com/s04_en/status/1753802035529490572?ref_src=twsrc%5Etfw">February 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.05 19:25 Mon4
ライプツィヒが逸材ウエドラオゴの獲得を発表! SD歓喜「欧州のトップクラブからオファーがあったが、我々を選んでくれた」
RBライプツィヒは13日、シャルケからU-17ドイツ代表MFアサン・ウエドラオゴ(18)を完全移籍で獲得したと発表。契約期間は2029年6月までの5年間だ。 ウエドラオゴはシャルケが育てたセントラルハーフ。今季より正式にトップチームの一員となったなか、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)開幕戦でいきなり1得点1アシストを記録した。 その後、コンスタントにプレーしながらも昨秋のじん帯損傷で後半戦はあまり試合に絡めなかったが、欧州の名だたるビッグクラブ、リバプールやバイエルン等が関心を寄せ、今夏のステップアップが噂されていた。 ファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、ライプツィヒへの移籍金は1000万ユーロ(約16.9億円)。スポーツ・ディレクター(SD)のルーベン・シュレーダー氏は「圧倒的に並外れた才能を獲得できた。アサンは欧州のトップクラブからオファーがいくつもあったが、我々を選んでくれた」などと喜びを表明している。 ウエドラオゴはシャルケへの感謝を表明。 「シャルケでの10年間は素晴らしいものだった。サッカーは全てシャルケで学んだんだ。これからブンデスリーガ最高のクラブのひとつで、エキサイティングな挑戦に挑む」 2024.06.13 19:53 Thu5