スタンダール、相手選手を斬首した横断幕掲げ問題に
2015.01.26 10:45 Mon
▽日本代表GK川島永嗣と日本人FW小野裕二が所属するスタンダール・リエージュで、サポーターが掲げた横断幕が物議を醸している。イギリス『スカイ・スポーツ』など複数メディアが報じた。
▽スタンダール・リエージュは、25日に行われたリーグ戦でアンデルレヒトと対戦。この試合でスタンダール・リエージュのサポーターは、観客席を覆い尽くす巨大な横断幕を掲げた。そこには、映画『13日の金曜日』シリーズに出てくる殺人鬼・ジェイソンのような人物が斬首された相手選手の首を持っている絵が映し出されていた。
▽この絵に記されている相手選手は、かつてスタンダール・リエージュでキャプテンを務めていたベルギー代表MFスティーブン・デフール。同選手はスタンダール・リエージュを離れたのち、ポルトを経由してライバルクラブであるアンデルレヒトに移籍した。そして、サポーターは斬首されたデフールの生首とともに、“赤か死か(赤はスタンダール・リエージュのクラブカラー)”というメッセージが記された横断幕で同選手への怒りを表現した。
▽この横断幕に関して、ベルギーサッカー協会(KBVB)は遺憾の意を示している。コミュニケーションズ・チーフを務めるボブ・マドゥ氏は「非常に趣味の悪い受け入れがたい横断幕だ。これを罰する規則はないが、今後の動向を見続ける必要がある」と、自身のツイッターでコメント。さらに、大会運営の責任者であるティボー・デ・ゲント氏も「子供たちの前でこのようなことが起こってうんざりしている。2度とこのようなものを見たくない」と語り、スタンダール・リエージュのサポーターの行動を非難していた。
▽なお、この試合でスタンダール・リエージュのサポーターから強烈なメッセージを受けたデフールは、動揺からか52分に観衆が見守るスタンドめがけてボールを蹴り込み、2枚目のイエローカードを提示されて退場。試合は2-0でスタンダール・リエージュが勝利した。
▽スタンダール・リエージュは、25日に行われたリーグ戦でアンデルレヒトと対戦。この試合でスタンダール・リエージュのサポーターは、観客席を覆い尽くす巨大な横断幕を掲げた。そこには、映画『13日の金曜日』シリーズに出てくる殺人鬼・ジェイソンのような人物が斬首された相手選手の首を持っている絵が映し出されていた。
▽この横断幕に関して、ベルギーサッカー協会(KBVB)は遺憾の意を示している。コミュニケーションズ・チーフを務めるボブ・マドゥ氏は「非常に趣味の悪い受け入れがたい横断幕だ。これを罰する規則はないが、今後の動向を見続ける必要がある」と、自身のツイッターでコメント。さらに、大会運営の責任者であるティボー・デ・ゲント氏も「子供たちの前でこのようなことが起こってうんざりしている。2度とこのようなものを見たくない」と語り、スタンダール・リエージュのサポーターの行動を非難していた。
▽なお、この試合でスタンダール・リエージュのサポーターから強烈なメッセージを受けたデフールは、動揺からか52分に観衆が見守るスタンドめがけてボールを蹴り込み、2枚目のイエローカードを提示されて退場。試合は2-0でスタンダール・リエージュが勝利した。
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