救世主ピュリス、WBAの次は病に苦しむ子供たちを救う
2015.01.19 22:04 Mon
▽低迷するWBAの指揮官に今季途中から就任したトニー・ピュリス監督は、クラブを残留させるという厳しい挑戦と共に、病に苦しむ子供たちを救うために新たなチャレンジを自らに課したようだ。イギリス『ITV』が報じた。
▽過去にストーク・シティやクリスタル・パレスでチームを残留に導いた実績から“救世主”という愛称を持つピュリス監督。現在は昨年12月末にアラン・アーバイン前監督を解任したWBAを立て直すため、奮闘を続けている同監督だが、今シーズン終了後にもうひとつの困難なチャレンジに臨む。
▽『ITV』によると、ピュリス監督はストーク=オン=トレントに拠点を置く慈善団体『ドンナ・ルイーズ・チルドレンズ・トラスト』からの要請を受け、同団体の資金調達のためにロンドンのタワー・ブリッジからパリのエッフェル塔までの全行程450マイル(約720キロメートル)を手漕ぎ式のロングボートで航海する企画に参加することになったという。
▽57歳のウェールズ人指揮官は、同メディアのインタビューで今回のチャリティに参加した理由を以下のように説明している。
「私にはストーク=オン=トレントとホスピスと大きな結びつきがある。だから、彼らからの要請に『ノー』ということはできなかった。今年、私はタワー・ブリッジからエッフェル塔までボートでの航海をするつもりだ。飛行機では行ったことのある行程だが、非常にタフなものとなるだろう」
▽今シーズン終了後に新たなチャレンジに挑むピュリス監督だが、まずはWBAを残留させることが先決だ。前節終了時点で降格圏から勝ち点2差の14位に位置するWBAは、19日にプレミアリーグ第22節のエバートン戦を戦う。
▽過去にストーク・シティやクリスタル・パレスでチームを残留に導いた実績から“救世主”という愛称を持つピュリス監督。現在は昨年12月末にアラン・アーバイン前監督を解任したWBAを立て直すため、奮闘を続けている同監督だが、今シーズン終了後にもうひとつの困難なチャレンジに臨む。
▽『ITV』によると、ピュリス監督はストーク=オン=トレントに拠点を置く慈善団体『ドンナ・ルイーズ・チルドレンズ・トラスト』からの要請を受け、同団体の資金調達のためにロンドンのタワー・ブリッジからパリのエッフェル塔までの全行程450マイル(約720キロメートル)を手漕ぎ式のロングボートで航海する企画に参加することになったという。
「私にはストーク=オン=トレントとホスピスと大きな結びつきがある。だから、彼らからの要請に『ノー』ということはできなかった。今年、私はタワー・ブリッジからエッフェル塔までボートでの航海をするつもりだ。飛行機では行ったことのある行程だが、非常にタフなものとなるだろう」
「まずはテムズ川を出なければならない。川幅が非常に狭いため、難しい航海となるはずだ。これまでキリマンジャロなど2つの困難なマラソンを経験してきたが、海上での活動を行った経験はない。それは大きな挑戦だ」
▽今シーズン終了後に新たなチャレンジに挑むピュリス監督だが、まずはWBAを残留させることが先決だ。前節終了時点で降格圏から勝ち点2差の14位に位置するWBAは、19日にプレミアリーグ第22節のエバートン戦を戦う。
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