10人のミラン、トリノの猛攻を受けて逃げ切り失敗《セリエA》
2015.01.11 06:49 Sun
▽7位ミラン(勝ち点25)は10日、セリエA第18節で13位トリノ(勝ち点18)の本拠地スタディオ・オリンピコ・ディ・トリノに乗り込み、1-1で引き分けた。
▽しかし、前節同様リードを守りたい心理が働いたのか重心が後方に下がると、トリノの攻勢を受けてしまう。8分にファーネルートの強烈なシュートがGKディエゴ・ロペスを強襲すれば、10分にもファーネルートのスルーパスを受けたクアリアレッラにGKディエゴ・ロペスと一対一となるピンチを許してしまう。
▽その後も[3-5-2]のトップ下に入ったファーネルートが絶妙なポジショニングでボールに絡むトリノがペースを掴むと、24分に右CKからモレッティが際どいヘディングシュートを放った。さらに31分にはダルミアンの放ったヘディングシュートが左ポストに直撃するなど、ミランを圧倒していく。
▽後半も10人のミランは押し込まれる状況を強いられる。そこでまずはインザーギ監督が動き、55分にムンタリに代えてポーリを投入した。一方、ヴェントゥーラ監督はヴィヴェスに代えてエル・カドゥーリを投入。すると61分、トリノにチャンスが訪れる。ファーネルートのダイレクトパスに抜け出したホセフ・マルティネスが決定機を迎えたが、シュートをミートしきれなかった。
▽その後もミランを自陣に貼り付ける猛攻を展開するトリノは64分にブルーノ・ペレスが、68分にガッツィがボレーシュートでゴールに迫ると、72分にはクアリアレッラの強烈なシュートがミランゴールを捉えたが、GKディエゴ・ロペスの好守に阻まれてしまう。さらに75分、ベナッシのジャンピングボレーは枠をわずかに捉えきれず、トリノは攻め立てながらもゴールを割ることができない。
▽何とかリードを保つミランは、79分にメネーズに代えてアレックスを投入し、5バックを形成。トップレスとして中盤に4枚を並べ、逃げ切りを図った。
▽しかし、ゴールが遠いトリノが最後のカードとして18歳FWレスカノを投入すると、直後の81分に待望の同点弾を挙げる。ブルーノ・ペレスの右CKからPKを献上したグリクが打点の高いヘディングシュートでゴール左に流し込んだ。その後も勝ち越しゴールを目指して攻め立てたトリノだったが、1-1のままタイムアップ。10人のミランは逃げ切りに失敗し、辛くも勝ち点1を持ち帰った。
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▽ミランは新年初戦となった前節サッスオーロ戦を低調な内容で終え、1-2で逆転負け。今季4敗目を喫したチームは、その試合のスタメンから大幅に5選手を変更。出場停止明けのメクセスとデ・ヨングが復帰し、ニアングが今季初先発となった。▽試合は開始2分、立ち上がりからハイプレスをかけていたミランが早々にPKを獲得する。メネーズがドリブルでボックス右に進入したところで、置き去りにしたグリクにユニフォームを引っ張られた。これをメネーズ自ら豪快にゴール中央上に突き刺し、ミランが先制に成功した。▽その後も[3-5-2]のトップ下に入ったファーネルートが絶妙なポジショニングでボールに絡むトリノがペースを掴むと、24分に右CKからモレッティが際どいヘディングシュートを放った。さらに31分にはダルミアンの放ったヘディングシュートが左ポストに直撃するなど、ミランを圧倒していく。
▽前半終盤にかけてもトリノペースで推移した試合は、追加タイム3分に大きな動きを見せる。ダルミアンが左サイドを縦に仕掛けると、デ・シリオがたまらずファウル。ロッキ主審は迷わず2枚目のイエローカードを提示し退場となった。ミランはニアングを下げてアバーテを右サイドバックに投入し、守備の枚数を整える。追加タイム4分にはトリノにチャンスが訪れ、左サイドのファーネルートのFKにグリクがヘッドで合わせたが枠の上へ外れ、前半のうちに追いつくことはできなかった。
▽後半も10人のミランは押し込まれる状況を強いられる。そこでまずはインザーギ監督が動き、55分にムンタリに代えてポーリを投入した。一方、ヴェントゥーラ監督はヴィヴェスに代えてエル・カドゥーリを投入。すると61分、トリノにチャンスが訪れる。ファーネルートのダイレクトパスに抜け出したホセフ・マルティネスが決定機を迎えたが、シュートをミートしきれなかった。
▽その後もミランを自陣に貼り付ける猛攻を展開するトリノは64分にブルーノ・ペレスが、68分にガッツィがボレーシュートでゴールに迫ると、72分にはクアリアレッラの強烈なシュートがミランゴールを捉えたが、GKディエゴ・ロペスの好守に阻まれてしまう。さらに75分、ベナッシのジャンピングボレーは枠をわずかに捉えきれず、トリノは攻め立てながらもゴールを割ることができない。
▽何とかリードを保つミランは、79分にメネーズに代えてアレックスを投入し、5バックを形成。トップレスとして中盤に4枚を並べ、逃げ切りを図った。
▽しかし、ゴールが遠いトリノが最後のカードとして18歳FWレスカノを投入すると、直後の81分に待望の同点弾を挙げる。ブルーノ・ペレスの右CKからPKを献上したグリクが打点の高いヘディングシュートでゴール左に流し込んだ。その後も勝ち越しゴールを目指して攻め立てたトリノだったが、1-1のままタイムアップ。10人のミランは逃げ切りに失敗し、辛くも勝ち点1を持ち帰った。
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