前橋育英が京都橘に快勝しベスト4進出!《高校サッカー選手権》
2015.01.05 14:26 Mon
▽5日にフクダ電子アリーナで行われた第93回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝第1試合、前橋育英(群馬)vs京都橘(京都)は、インターハイ4強の前橋育英が4-0で勝利しベスト4進出を決めた。


▽昨年のインターハイ1回戦と同一カードとなったこの試合。立ち上がりは、縦に速い攻撃を仕掛ける京都橘に対し、ボールを保持しながらパスワークでの打開を試みる前橋育英といった構図で試合は進んでいく。先にチャンスを作り出したのは京都橘だったが、ボックス右でFW中野の折り返しに合わせたFW仙頭のシュートが枠の左に外れると、徐々に前橋育英ペースに。すると8分、左サイドでボールを持ったMF渡邊がボックス左に浮き球のパスを送り、FW青柳がループシュート。これがゴールネットを揺らし、前橋育英が先手を奪った。
▽その後も華麗なパスワークでボールを保持する前橋育英のペースで試合は進むが、アタッキングサードでの精度を欠き、こう着状態が続いた。それでも37分、MF鈴木が右サイドに展開したボールに反応したDF下山がDF小川と入れ替わる形でボックス右に侵入。ゴール前にグラウンダーのセンタリングを送ると、これをファーサイドに詰めていた青柳が押し込み追加点を奪う。
▽一方、前半途中に敢行した仙頭とMF岩崎のポジションが功を奏さなかった京都橘は、2点を追う後半の頭からMF小出を投入して反撃を試みる。しかし、フィニッシュの精度を欠いてゴールネットを揺らすことはできない。試合は60分あたりまで、押し込む京都橘に対して、カウンターを狙う前橋育英という構図だったが、後半途中に投入されたMF小泉がボールを落ち着かせ、再び前橋育英ペースとなった。
▽結局、65分に坂元のドリブルシュートで試合を決定づけた前橋育英が後半アディショナルタイムにもMF吉永のゴールで加点し、4-0で快勝。一方、敗れた京都橘は、インターハイでの対戦時と同じスコアで前橋育英に大敗し、雪辱を果たすことができなかった。
FW青柳燎汰(前橋育英/3年)
▽虎視眈々とゴールを狙い続けて2ゴール。先取点は、抜群の動き出しから渡邊のパスを呼び込み、GKの位置を見て冷静に流し込んだ。また、2点目はサイドからのセンタリングを、泥臭く身体を張りながらゴールに押し込み、ストライカーとしての存在感を示した。終始集中力を切らさず、プレスバックなどの守備面や、恵まれた体躯をいかしたポストワークでもチームに貢献した。
前橋育英 4-0 京都橘
8分 青柳燎汰【前橋育英】
37分 青柳燎汰【前橋育英】
70分 坂元達裕【前橋育英】
80+2分 横澤航平【前橋育英】


▽昨年のインターハイ1回戦と同一カードとなったこの試合。立ち上がりは、縦に速い攻撃を仕掛ける京都橘に対し、ボールを保持しながらパスワークでの打開を試みる前橋育英といった構図で試合は進んでいく。先にチャンスを作り出したのは京都橘だったが、ボックス右でFW中野の折り返しに合わせたFW仙頭のシュートが枠の左に外れると、徐々に前橋育英ペースに。すると8分、左サイドでボールを持ったMF渡邊がボックス左に浮き球のパスを送り、FW青柳がループシュート。これがゴールネットを揺らし、前橋育英が先手を奪った。
▽その後も華麗なパスワークでボールを保持する前橋育英のペースで試合は進むが、アタッキングサードでの精度を欠き、こう着状態が続いた。それでも37分、MF鈴木が右サイドに展開したボールに反応したDF下山がDF小川と入れ替わる形でボックス右に侵入。ゴール前にグラウンダーのセンタリングを送ると、これをファーサイドに詰めていた青柳が押し込み追加点を奪う。
▽結局、65分に坂元のドリブルシュートで試合を決定づけた前橋育英が後半アディショナルタイムにもMF吉永のゴールで加点し、4-0で快勝。一方、敗れた京都橘は、インターハイでの対戦時と同じスコアで前橋育英に大敗し、雪辱を果たすことができなかった。
◆超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
FW青柳燎汰(前橋育英/3年)
▽虎視眈々とゴールを狙い続けて2ゴール。先取点は、抜群の動き出しから渡邊のパスを呼び込み、GKの位置を見て冷静に流し込んだ。また、2点目はサイドからのセンタリングを、泥臭く身体を張りながらゴールに押し込み、ストライカーとしての存在感を示した。終始集中力を切らさず、プレスバックなどの守備面や、恵まれた体躯をいかしたポストワークでもチームに貢献した。
前橋育英 4-0 京都橘
8分 青柳燎汰【前橋育英】
37分 青柳燎汰【前橋育英】
70分 坂元達裕【前橋育英】
80+2分 横澤航平【前橋育英】
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