戦術的考察:インテル、4バックを機能させられるか《ミランvsインテル》
2014.11.23 12:32 Sun
▽セリエA第12節で本田のミラン(勝ち点17)と長友のインテル(勝ち点16)が日本時間の23日28時45分より、サン・シーロで激突する。
▽史上初の日本人対決実現が期待される今回のミラノ・ダービー。共に現チームの武器はカウンターであり、遅攻に難を抱えている。ただ、インテルとしてはマンチーニ監督就任後初の試合となるため、慎重な入りを見せる可能性が高い。そのためスコアが動くまではミランがボールを持つ時間が長くなり、インテルがカウンターを狙う構図となることが予想される。ここでは、インテルに視点を置き、戦術的に試合を展望する。
★タクティカルプレビュー
◆4バックを機能させられるか
▽マッツァーリ監督の下、3バックでのプレーに慣れきっているインテルとしては、4バックをいかに機能させられるかが勝敗を分ける大きなポイントとなる。ミランの前線3枚に対して4バックで対応することになるインテルとしては、まずミランのストロングポイントである両ウイングの仕掛けをサイドバックが封じ込めることが求められる。エル・シャーラウィに対しては長友が、本田に対してはドドがそれぞれ一対一の守備で負けることがあってはならない。
▽ここ4試合ゴールがないものの、今季6ゴールを挙げてミランのリーディングスコアラーとなっている本田は、フリーランでダイアゴナルにゴール前へと侵入してくる動きから得点を重ねている。そのため、守備に課題のあるドドとしてはボールウォッチャーになることなく細心の注意を払う必要がある。
▽また、前節622日ぶりにゴールを挙げ、キレを増しているエル・シャーラウィに対しては、前節ケガから復帰した長友がどこまで対応できるかが注目される。日本代表に合流しなかったのはコンディション面を考慮するとプラスに働いている可能性が高く、持ち前の対人能力の高さを発揮することでエル・シャーラウィの突破を阻みたい。
▽さらに守備面においてポイントとなりそうなのが、出場停止で不在のメデルに代わってアンカーでプレーすることが予想されるエムビラの働きだ。1トップを任される可能性のあるメネーズは左右のスペースに流れてボールを受けることで起点を作る働きをこなしている。彼にクサビのパスを容易に入れさせてしまうようだと、ミランの攻撃を活性化させてしまうため、インテルでは本領を発揮しきれていないエムビラの持ち味であるボール奪取力が見られれば守備を締めることにつながるはずだ。
◆コバチッチが2トップを生かせるか
▽オフェンス面では、今季ブレイクしつつあるトップ下のコバチッチに注目したい。監視されることが濃厚だったデ・ヨングが負傷した点も、No10にとっては追い風となる。全盛期を過ぎて衰えが指摘されるエッシェンにマークされる中、クロアチア代表MFのドリブル突破とスルーパスは局面を一気に変えられるだけのインパクトがある。マッツァーリ体制でのインテルの課題は攻撃が淡白な点にあったわけだが、コバチッチのドリブル突破とスルーパスはそれを解消できるだけの可能性を秘めている。彼が2トップを生かせるかどうか、インテルの攻撃を司るコバチッチの双肩に懸かっている。
▽史上初の日本人対決実現が期待される今回のミラノ・ダービー。共に現チームの武器はカウンターであり、遅攻に難を抱えている。ただ、インテルとしてはマンチーニ監督就任後初の試合となるため、慎重な入りを見せる可能性が高い。そのためスコアが動くまではミランがボールを持つ時間が長くなり、インテルがカウンターを狙う構図となることが予想される。ここでは、インテルに視点を置き、戦術的に試合を展望する。
★タクティカルプレビュー
◆4バックを機能させられるか
▽マッツァーリ監督の下、3バックでのプレーに慣れきっているインテルとしては、4バックをいかに機能させられるかが勝敗を分ける大きなポイントとなる。ミランの前線3枚に対して4バックで対応することになるインテルとしては、まずミランのストロングポイントである両ウイングの仕掛けをサイドバックが封じ込めることが求められる。エル・シャーラウィに対しては長友が、本田に対してはドドがそれぞれ一対一の守備で負けることがあってはならない。
▽また、前節622日ぶりにゴールを挙げ、キレを増しているエル・シャーラウィに対しては、前節ケガから復帰した長友がどこまで対応できるかが注目される。日本代表に合流しなかったのはコンディション面を考慮するとプラスに働いている可能性が高く、持ち前の対人能力の高さを発揮することでエル・シャーラウィの突破を阻みたい。
◆メデルの代役
▽さらに守備面においてポイントとなりそうなのが、出場停止で不在のメデルに代わってアンカーでプレーすることが予想されるエムビラの働きだ。1トップを任される可能性のあるメネーズは左右のスペースに流れてボールを受けることで起点を作る働きをこなしている。彼にクサビのパスを容易に入れさせてしまうようだと、ミランの攻撃を活性化させてしまうため、インテルでは本領を発揮しきれていないエムビラの持ち味であるボール奪取力が見られれば守備を締めることにつながるはずだ。
◆コバチッチが2トップを生かせるか
▽オフェンス面では、今季ブレイクしつつあるトップ下のコバチッチに注目したい。監視されることが濃厚だったデ・ヨングが負傷した点も、No10にとっては追い風となる。全盛期を過ぎて衰えが指摘されるエッシェンにマークされる中、クロアチア代表MFのドリブル突破とスルーパスは局面を一気に変えられるだけのインパクトがある。マッツァーリ体制でのインテルの課題は攻撃が淡白な点にあったわけだが、コバチッチのドリブル突破とスルーパスはそれを解消できるだけの可能性を秘めている。彼が2トップを生かせるかどうか、インテルの攻撃を司るコバチッチの双肩に懸かっている。
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