バルセロナがアヤックス撃破でGS突破 2発のメッシはラウールに並ぶCL最多得点記録《CL》
2014.11.06 06:46 Thu
▽バルセロナは5日、CLグループF第4節でアヤックスの本拠地アムステルダム・アレナに乗り込み、2-0で勝利した。
▽ここまで2勝1敗でグループ2位につけるバルセロナは、1日に行われたリーガエスパニョーラ第10節、セルタ戦のスタメンから3人を変更。ルイス・エンリケ監督は、右ひらめ筋の負傷で約3週間の戦線離脱が伝えられたマテューに代わってバルトラを起用したほか、GKにテル・シュテーゲンを抜擢した。
▽勝利すればバルセロナの決勝トーナメント進出が決まる一戦。バルセロナはアウェイゲームということもあり、相手にある程度ボールを持たせる戦いを選択する。だが、ボールを持てば勇気を持って前線に枚数をかけて攻撃に転じるアヤックスがアグレッシブに出てきたことで、試合はバルセロナが予想以上に押し込まれる展開となった。
▽立ち上がりから守勢を強いられたバルセロナだったが、4分には相手DFを引き付けて裏へ出したメッシのスルーパスをボックス左で受けたネイマールがネットを揺らした。しかし、これはオフサイドの判定が下されてしまい、先制かと思われたバルセロナのゴールは取り消されてしまった。
▽前半の半ばを迎えても、試合の流れを掴んだアヤックスはシェーネやクラーセン、L・アンデルセンを経由してポゼッションを高め、バルセロナを押し込んでいく。26分には、シグソールソンの良質なポストプレーをボックス左で受けたクラーセンが得点機を迎えるが、左足で放ったシュートはGKテル・シュテーゲンの好守に阻まれた。
▽互いにハーフタイムでの交代なく迎えた後半は、前半とは打って変わってポゼッションを意識した戦いぶりにシフトしたバルセロナのペースで進む。運動量の低下が顕著となったアヤックス陣内に攻め入る時間を増やし、スアレス、メッシ、ネイマールの強力3トップにボールを集めていく。
▽後半の半ばを迎えても、バルセロナがポゼッションで相手を圧倒。59分にはメッシのパスを相手のディフェンス裏で受けたスアレスがGKとの一対一を迎えるが、丁寧に放ったシュートは相手GKがブロック。さらに、このこぼれ球に反応したメッシがダイレクトシュートを放つが、これは惜しくもゴール左には外れた。
▽その後もバルセロナペースで進んだ試合は72分、メッシに対するファウルでこの日2枚目のイエローカードを受けたフェルトマンが退場となり、アヤックスが数的不利に。これにより、ポゼッションで相手をさらに圧倒できる状況となったバルセロナは、76分にボックス左のペドロが入れたグラウンダーのクロスを中央のメッシが押し込み、2点目を奪って勝負あり。
▽メッシの2ゴールでアヤックスを下したバルセロナは2節を残してグループFで2位以上を確定させ、決勝トーナメント進出が決定。また、同試合で2ゴールを決めたメッシはCL通算71得点目となり、元レアル・マドリーのFWラウールが持つCL最多得点記録に並んでいる。
◆FCバルセロナ壁紙アルバム 2014/15シーズン
スアレス、ラキティッチら新加入選手!! バルセロナ壁紙アプリが登場
※iOSのみの対応となります
▽ここまで2勝1敗でグループ2位につけるバルセロナは、1日に行われたリーガエスパニョーラ第10節、セルタ戦のスタメンから3人を変更。ルイス・エンリケ監督は、右ひらめ筋の負傷で約3週間の戦線離脱が伝えられたマテューに代わってバルトラを起用したほか、GKにテル・シュテーゲンを抜擢した。
▽勝利すればバルセロナの決勝トーナメント進出が決まる一戦。バルセロナはアウェイゲームということもあり、相手にある程度ボールを持たせる戦いを選択する。だが、ボールを持てば勇気を持って前線に枚数をかけて攻撃に転じるアヤックスがアグレッシブに出てきたことで、試合はバルセロナが予想以上に押し込まれる展開となった。
▽前半の半ばを迎えても、試合の流れを掴んだアヤックスはシェーネやクラーセン、L・アンデルセンを経由してポゼッションを高め、バルセロナを押し込んでいく。26分には、シグソールソンの良質なポストプレーをボックス左で受けたクラーセンが得点機を迎えるが、左足で放ったシュートはGKテル・シュテーゲンの好守に阻まれた。
▽前半の終盤を迎えてもバルセロナを相手に善戦したアヤックスだったが、36分に1つのミスがキッカケとなって失点する。メッシの直接FKの流れからボックス手前のダニエウ・アウベスがゴール前に浮き球パスを送ると、不用意に飛び出してきたGKシレッセンを交わしてブスケッツが中央へ折り返す。最後はゴール前のメッシが頭で押し込み、バルセロナが先制した。
▽互いにハーフタイムでの交代なく迎えた後半は、前半とは打って変わってポゼッションを意識した戦いぶりにシフトしたバルセロナのペースで進む。運動量の低下が顕著となったアヤックス陣内に攻め入る時間を増やし、スアレス、メッシ、ネイマールの強力3トップにボールを集めていく。
▽後半の半ばを迎えても、バルセロナがポゼッションで相手を圧倒。59分にはメッシのパスを相手のディフェンス裏で受けたスアレスがGKとの一対一を迎えるが、丁寧に放ったシュートは相手GKがブロック。さらに、このこぼれ球に反応したメッシがダイレクトシュートを放つが、これは惜しくもゴール左には外れた。
▽その後もバルセロナペースで進んだ試合は72分、メッシに対するファウルでこの日2枚目のイエローカードを受けたフェルトマンが退場となり、アヤックスが数的不利に。これにより、ポゼッションで相手をさらに圧倒できる状況となったバルセロナは、76分にボックス左のペドロが入れたグラウンダーのクロスを中央のメッシが押し込み、2点目を奪って勝負あり。
▽メッシの2ゴールでアヤックスを下したバルセロナは2節を残してグループFで2位以上を確定させ、決勝トーナメント進出が決定。また、同試合で2ゴールを決めたメッシはCL通算71得点目となり、元レアル・マドリーのFWラウールが持つCL最多得点記録に並んでいる。
◆FCバルセロナ壁紙アルバム 2014/15シーズン
スアレス、ラキティッチら新加入選手!! バルセロナ壁紙アプリが登場
※iOSのみの対応となります
バルセロナの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu2
「99%の希望を失った」スペインの名医がガビの負傷に言及「劇的な状況になってしまう」、原因は「選手の試合数」
スペインで最高の外傷学者の1人であるペドロ・ルイス・リポル氏が、重傷を負ったスペイン代表MFガビについて言及した。スペイン『カデナ・セール』が伝えた。 19日に行われたユーロ2024予選のジョージア代表戦に先発出場したガビは、20分過ぎに着地の際にヒザを捻りピッチに倒れ込むことに。すぐに大きなケガにも見える反応を見せ、そのまま交代していた。 重傷だとすぐにわかると、20日にバルセロナは右ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷と診断されたことを発表。手術を受けることが決定していた。 今季絶望とも言われ、19歳のガビにとっては非常に大きなケガとなった中、チームメイトやライバルからもエールが送られていた。 そんな中、リポル氏は「カルーセル・カナーラ」の中でガビの負傷について言及している。 「ケガはもっと大きなものであるとも予想していた。彼のヒザが突然曲がった最初の動作を見た時、私は99%の希望を失った」 「全てが十字じん帯であることを示していた。私にとっては最初の動きで心が折れてしまった」 「関連するケガにもよる。半月板が関係していれば、予後は長くなる。半月板だけなら、7、8カ月だろう。半月板が断裂した場合は、19歳にとっては劇的な状況になってしまう」 結果として半月板に損傷はあったが、断裂までとはいかなかったが、それでも大きなケガとなった。 また、リポル氏はあまりにも多い試合数が原因だとコメント。試合数を減らす努力をすべきだと指摘している。 「全てのケガは、選手の試合数と関係している。走れば走るほど、プレーすればプレーするほど悪くなる。どのチームも勝ちたい。これは変わらない」 「やるべきことはルールとスケジュールを適応させることだ。現状に合わせて何かをしなければならない。サッカー選手がプレーする時間を分散させなければならない」 ガビは今シーズンの3カ月で21試合に出場。およそ4日に1回のペースで試合を行っており、移動も伴い、高いレベルでの試合をこなしている。 リポル氏はこうしたことが起きたことで、今一度考えるべきだとコメント。代表チームでポジションを確保するために無理をする可能性も指摘した。 「この数字はあまり合理的とは思えない。サッカー選手は多くの試合に出場することができるが、このような休みでは立ち止まって考え、解決策を探さなければならない」 「代表チームに参加すれば、“チップ”が変わってしまう。誰もがゼロからのスタートとなり、チームのようにメンバーが固定されていないからだ」 <span class="paragraph-title">【動画】悲劇…ガビが自滅で右ヒザの重傷に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5zJRlKDxWQY";var video_start = 267;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.21 20:40 Tue3
大ケガから復帰のスペイン代表MFガビがバルセロナと2030年まで契約延長、ペドリに続く
FCバルセロナは31日、スペイン代表MFガビ(20)との契約延長を発表した。新契約は2030年6月30日までとなる。 バルセロナのカンテラ育ちのガビは、2021年7月にファーストチームに昇格。当初はあまり出番がなかったが、スペイン代表を当時指揮していたルイス・エンリケ監督に見出され、スペイン代表で先に活躍を見せていった。 その後チームの中心人物となり、ペドリとともに中盤を支える存在となったが、2023-24シーズンにスペイン代表の活動で重傷。右ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷の重傷となり、長期離脱となった。 今シーズンもシーズン序盤は欠場が続いたが、10月に復帰すると徐々に出場時間を伸ばしていき、ラ・リーガで11試合1アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で5試合に出場するなど、復調しつつある状況だ。 バルセロナは30日にペドリとも2030年まで契約を延長しており、中盤を支えるカンテラーノを長期でチームに留まらせることに成功した。 2025.01.31 23:20 Fri4