ホームでオリンピアコスに苦戦したユーベ、ポグバ弾で競り勝ち貴重な勝ち点3獲得《CL》
2014.11.05 06:50 Wed
▽CLグループA第4節が4日に行われ、ユベントスvsオリンピアコスは3-2でユベントスが勝利を収めた。
▽初戦のマルメ戦を2-0で制したが、アトレティコ・マドリーとオリンピアコスに敗れ、2連敗でグループAの3位に位置するユベントス。今シーズンもCLで苦戦するイタリア王者は、決勝トーナメント進出に向けて勝利が必須のホームゲームに臨んだ。アッレグリ監督は今季の公式戦で初めて4バックを採用。中盤がダイヤモンド型の[4-3-1-2]のシステムとし、2トップにテベスとモラタを並べた。
▽普段と異なるシステムでスタートしたユベントスは、立ち上がりからボールを保持し、試合をコントロールしていく。サイド、中央、裏のスペースとボールを動かしながら相手の守備に揺さぶりをかけ、ボールを奪われても素早い攻守の切り替えで相手のカウンターを阻止していった。
▽15分には鋭いインターセプトでボールを奪ったマルキジオがボックス手前からミドルシュートを枠に飛ばす。これはGKロベルトの好守に阻まれたが、試合のペースを握るホームチームが試合を動かした。21分、ドリブルで仕掛けたポグバがボックス手前やや左の位置でFKを獲得。このFKをピルロが直接狙うと、鮮やかな放物線を描いたボールが壁を越えてゴール左に突き刺さり、ユベントスが先制点を奪った。
▽3日前に行われたリーグ戦のエンポリ戦と同じくピルロの直接FKでリードを得たユベントスだが、すぐさま同点に追いつかれる。24分、ドミンゲスの右CKをキエッリーニがボティアに競り負け、ヘディングシュートをゴール左に流し込まれた。
▽なおも攻勢に出るユベントスは42分、左サイドからアサモアがゴール前に入れた鋭いクロスにマルキジオが飛び込むが、右足で合わせたボールは枠の右に逸れていく。続く43分には、ボックス手前でルーズボールを拾ったポグバがシュートに持ち込むも、ミリボイェビッチのタックルが目に入ったのか、シュートを枠の右に外してしまった。
▽同点で迎えた後半、ユベントスが前半に続いて攻勢をかけ続ける。55分にはテベスの持ち上がりから3対2の状況を作ると、テベスはボックス右のビダルへのパスを選択。しかし、このチャンスは飛び出したGKロベルトに阻まれてシュートまでいけなかった。するとアッレグリ監督は、57分にモラタを下げてジョレンテを投入。相手ゴールをこじ開けにかかった。
▽しかし、イタリア王者が窮地に追い込まれる。オリンピアコスは61分、左サイドで得たFKのクリアボールをボックス右で拾ったマニアディスがダイレクトでゴール前に折り返す。これに反応したエンダンガがヘディングでゴール右上に押し込み、オリンピアコスが逆転に成功した。
▽再びセットプレーで失点し、苦しい展開となったユベントスだが、運を味方につけてスコアをタイに戻す。65分、右サイドからピルロが入れたクロスにジョレンテが頭で合わせると、左ポストの内側に跳ね返されたボールがGKロベルトに当たってゴールラインを割った。
▽待望の同点弾を奪ったホームチームは、その勢いのまま押し切る。66分、ボックス手前でボールを受けたポグバのヒールパスはボティアにカットされたものの、ルーズボールを素早く拾ったポグバがシュートをゴール右隅に突き刺した。
▽一気にリードを得ることに成功したユベントスは、オリンピアコスの反撃を抑えて追加点を狙っていく。試合終了間際には、テベスがPKを獲得するも、ビダルのキックはGKロベルトに完璧に読まれて追加点とはならず。それでも、ユベントスが最後までリードを保って試合は終了。ホームでオリンピアコスに苦戦したユベントスだが、何とか競り勝って貴重な勝ち点3を獲得した。
▽初戦のマルメ戦を2-0で制したが、アトレティコ・マドリーとオリンピアコスに敗れ、2連敗でグループAの3位に位置するユベントス。今シーズンもCLで苦戦するイタリア王者は、決勝トーナメント進出に向けて勝利が必須のホームゲームに臨んだ。アッレグリ監督は今季の公式戦で初めて4バックを採用。中盤がダイヤモンド型の[4-3-1-2]のシステムとし、2トップにテベスとモラタを並べた。
▽普段と異なるシステムでスタートしたユベントスは、立ち上がりからボールを保持し、試合をコントロールしていく。サイド、中央、裏のスペースとボールを動かしながら相手の守備に揺さぶりをかけ、ボールを奪われても素早い攻守の切り替えで相手のカウンターを阻止していった。
▽3日前に行われたリーグ戦のエンポリ戦と同じくピルロの直接FKでリードを得たユベントスだが、すぐさま同点に追いつかれる。24分、ドミンゲスの右CKをキエッリーニがボティアに競り負け、ヘディングシュートをゴール左に流し込まれた。
▽わずか3分間でリードを失ったユベントスだが、気を落とすことなく前へ出ていく。31分にはクサビを受けたビダルのダイレクトパスをテベスがボックス中央でフリーのモラタへ送る。これを受けたモラタはGKロベルトと一対一を迎えたが、オリンピアコスの守護神にシュートをセーブされてチャンスを生かせない。
▽なおも攻勢に出るユベントスは42分、左サイドからアサモアがゴール前に入れた鋭いクロスにマルキジオが飛び込むが、右足で合わせたボールは枠の右に逸れていく。続く43分には、ボックス手前でルーズボールを拾ったポグバがシュートに持ち込むも、ミリボイェビッチのタックルが目に入ったのか、シュートを枠の右に外してしまった。
▽同点で迎えた後半、ユベントスが前半に続いて攻勢をかけ続ける。55分にはテベスの持ち上がりから3対2の状況を作ると、テベスはボックス右のビダルへのパスを選択。しかし、このチャンスは飛び出したGKロベルトに阻まれてシュートまでいけなかった。するとアッレグリ監督は、57分にモラタを下げてジョレンテを投入。相手ゴールをこじ開けにかかった。
▽しかし、イタリア王者が窮地に追い込まれる。オリンピアコスは61分、左サイドで得たFKのクリアボールをボックス右で拾ったマニアディスがダイレクトでゴール前に折り返す。これに反応したエンダンガがヘディングでゴール右上に押し込み、オリンピアコスが逆転に成功した。
▽再びセットプレーで失点し、苦しい展開となったユベントスだが、運を味方につけてスコアをタイに戻す。65分、右サイドからピルロが入れたクロスにジョレンテが頭で合わせると、左ポストの内側に跳ね返されたボールがGKロベルトに当たってゴールラインを割った。
▽待望の同点弾を奪ったホームチームは、その勢いのまま押し切る。66分、ボックス手前でボールを受けたポグバのヒールパスはボティアにカットされたものの、ルーズボールを素早く拾ったポグバがシュートをゴール右隅に突き刺した。
▽一気にリードを得ることに成功したユベントスは、オリンピアコスの反撃を抑えて追加点を狙っていく。試合終了間際には、テベスがPKを獲得するも、ビダルのキックはGKロベルトに完璧に読まれて追加点とはならず。それでも、ユベントスが最後までリードを保って試合は終了。ホームでオリンピアコスに苦戦したユベントスだが、何とか競り勝って貴重な勝ち点3を獲得した。
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