ピケ「カタルーニャ独立を支持しているわけではない」

2014.10.12 06:15 Sun
カタルーニャ独立デモに参加したスペイン代表DFジェラール・ピケだが、選手本人は同チームに尽くす意思が欠けているわけではないことを強調した。スペイン『マルカ』が伝えている。

12日のユーロ2016予選ルクセンブルク戦の前日に会見に出席したピケ。同選手は、スペイン代表でのプレーを歓迎していることを主張した。

「代表でのプレーは、いつだって大いに楽しんでいる。ここでのプレーに喜びを感じ、しっかりと義務を背負っているよ。ここをホームだと感じているし、招集されれば喜んで参加する」

ピケはカタルーニャの独立自体を望んでいるわけではなく、独立の是非を問う国民投票に賛成しているという。

「僕は独立ではなく、その問いかけを支持している。カタルーニャが民主的な考えを表明することをね。代表に何も感じていなければ、ここに
いることはない」

また、MFセスク・ファブレガスが移籍金3300万ユーロ(約45億円)でバルセロナからチェルシーに移籍したことを、公式発表前に漏らしたことに触れた。

「3300万ユーロの件についてセスクと和解したいし、ここの選手たちとともにワールドカップ、ユーロを勝ち取りたい。僕の考えは明確であり、自分の職業に影響させる必要はない。人々の意見には敬意を示すが、最後に物を言うのはピッチで挙げる成果、僕の仕事ぶりだ」

前試合スロバキア戦(1-2)の失点で、批判を浴びるGKイケル・カシージャスにも言及している。

「カシージャスが僕のチームメート、またキャプテンであることは本当に素晴らしい。彼は世界でも唯一のクオリティーを持つ選手だ」

「スロバキア戦で、僕たちは悪いプレーを見せたわけではなかった。チームはボールを保持していたし、すべての面で試合をコントロールしていた。敗戦すれば議論が巻き起こるが、現在のプレースタイルがすべてを勝ち取ることにつながったんだ。それを変えることは、大きな間違いだよ」
提供:goal.com

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