前回大会の王者スペイン、伏兵スロバキアのホームで屈す《ユーロ2016予選》
2014.10.10 05:48 Fri
▽ユーロ2016予選グループC第2節が9日に行われ、スロバキア代表vsスペイン代表は2-1でホームのスロバキアが勝利を収めた。
▽ユーロ2016予選の初戦でマケドニア代表に5-1と圧勝したスペインは、今回の一戦に向けて招集されていたセルヒオ・ラモスが負傷離脱。センターバックはピケとアルビオルがコンビを組んだ。その他、シルバ、セスク、イニエスタが2列目に並び、1トップにヂエゴ・コスタが入った。
▽試合は、アウェイのスペインがショートパスを主体にボールを動かし、ホームのスロバキアがカウンターで応戦する構図となる。その中で最初にチャンスを作り出したのは、ハムシクを最前線に置く[4-1-4-1]のシステムを採用したホームのスロバキア。11分、ハムシクのスルーパスを右サイドで受けたペカリークのクロスにボックス中央のマクが右足のボレーで合わせたが、これはGKカシージャスの好セーブに阻止された。
▽一方のスペインは、この直後に相手ゴールに迫る。12分、ボックス右手前からセスクが入れたクロスにヂエゴ・コスタがヘディングで合わせたが、枠を捉えることができなかった。すると、鋭いカウンターを仕掛けるスロバキアが先制に成功する。17分、ドリブルで中央を突破したドゥリツァがボックス手前でブスケッツに倒されてFKを獲得する。すると、横にずらしたボールをクチュカが右足でシュート。右にスライスした強烈なボールがゴール正面に飛んだが、カシージャスがセーブしきれずゴールに突き刺さった。
▽先制されたスペインは22分、右CKからゴール前のルーズボールにアルビオルが反応するが、押し込みきれない。その後も圧力を高めて敵陣に侵攻したスペインだが、シュクルテルを中心としたスロバキアの粘り強い守備を前に苦戦する。前半の終盤に右CKからヂエゴ・コスタとブスケッツが続け様に決定的なシュートを放ったが、いずれもGKコザチックの好守に防がれて前半を終えた。
▽するとデル・ボスケ監督は58分、アルビオルを下げてペドロを投入。ブスケッツに最終ラインをケアさせながら攻撃の枚数を増やし、猛攻をかけたが、相手の守備にうまく対応されて攻めきれない。そのため71分には、シルバに代えてマケドニア戦で代表初ゴールを決めたアルカセルをピッチに送り出した。
▽その後も攻めあぐねる時間が続いたスペインだが、相手の一瞬の隙を突いて同点に追いついてみせる。82分、左サイドからジョルディ・アルバがクロスを入れると、うまく抜け出したアルカセルが右足でのコントロールから素早く振り抜いた左足のシュートでゴールネットを揺らし、スペインがスコアをタイに戻した。
▽これでスペインが勢い付くかと思われたが、スロバキアはここで終わらない。87分、ハムシクとのワンツーで右サイドに抜け出した途中出場のジュリシュがクロスを供給。ファーサイドに走り込んだ、同じく途中出場のストフがヘディングでネットを揺らし、スロバキアが勝ち越し点を奪った。
▽結局、最後までスペインの猛攻を凌いだスロバキアが2-1で勝利。ホームで前回大会王者を叩いたスロバキアがグループCの首位に立った。一方のスペインは、第2節で今予選の初黒星を喫している。
▽ユーロ2016予選の初戦でマケドニア代表に5-1と圧勝したスペインは、今回の一戦に向けて招集されていたセルヒオ・ラモスが負傷離脱。センターバックはピケとアルビオルがコンビを組んだ。その他、シルバ、セスク、イニエスタが2列目に並び、1トップにヂエゴ・コスタが入った。
▽一方のスペインは、この直後に相手ゴールに迫る。12分、ボックス右手前からセスクが入れたクロスにヂエゴ・コスタがヘディングで合わせたが、枠を捉えることができなかった。すると、鋭いカウンターを仕掛けるスロバキアが先制に成功する。17分、ドリブルで中央を突破したドゥリツァがボックス手前でブスケッツに倒されてFKを獲得する。すると、横にずらしたボールをクチュカが右足でシュート。右にスライスした強烈なボールがゴール正面に飛んだが、カシージャスがセーブしきれずゴールに突き刺さった。
▽先制されたスペインは22分、右CKからゴール前のルーズボールにアルビオルが反応するが、押し込みきれない。その後も圧力を高めて敵陣に侵攻したスペインだが、シュクルテルを中心としたスロバキアの粘り強い守備を前に苦戦する。前半の終盤に右CKからヂエゴ・コスタとブスケッツが続け様に決定的なシュートを放ったが、いずれもGKコザチックの好守に防がれて前半を終えた。
▽迎えた後半、1点を追うスペインは立ち上がりから攻勢に出る。49分に右サイドからフアンフランが折り返したボールをセスクが右足のダイレクトで狙えば、続く51分にはボックス内に侵入したヂエゴ・コスタがゴール右隅にシュートを放つ。しかし、いずれのシュートもGKコザチックの好セーブに阻止され、ゴールを奪いきれない。
▽するとデル・ボスケ監督は58分、アルビオルを下げてペドロを投入。ブスケッツに最終ラインをケアさせながら攻撃の枚数を増やし、猛攻をかけたが、相手の守備にうまく対応されて攻めきれない。そのため71分には、シルバに代えてマケドニア戦で代表初ゴールを決めたアルカセルをピッチに送り出した。
▽その後も攻めあぐねる時間が続いたスペインだが、相手の一瞬の隙を突いて同点に追いついてみせる。82分、左サイドからジョルディ・アルバがクロスを入れると、うまく抜け出したアルカセルが右足でのコントロールから素早く振り抜いた左足のシュートでゴールネットを揺らし、スペインがスコアをタイに戻した。
▽これでスペインが勢い付くかと思われたが、スロバキアはここで終わらない。87分、ハムシクとのワンツーで右サイドに抜け出した途中出場のジュリシュがクロスを供給。ファーサイドに走り込んだ、同じく途中出場のストフがヘディングでネットを揺らし、スロバキアが勝ち越し点を奪った。
▽結局、最後までスペインの猛攻を凌いだスロバキアが2-1で勝利。ホームで前回大会王者を叩いたスロバキアがグループCの首位に立った。一方のスペインは、第2節で今予選の初黒星を喫している。
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