独紙評価:アシスト記録の内田には及第点も

4日に行われたブンデスリーガ第7節でシャルケはホッフェンハイムと対戦し、アウェイで1-2と敗れた。フル出場を果たしたDF内田篤人はアシストを記録し、一部のドイツメディアでは及第点がついている。

前節、ドルトムントとのダービーを2-1で制したシャルケだが、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ、マリボル戦は1-1とホームで引き分けた。リーグ戦の白星で調子を取り戻したいところだったが、無敗のホッフェンハイムに13分、29分とMFマルコ・ヘーガーのミスから2ゴールを許してしまい、難しい状況になっている。

シャルケは終盤、内田のパスを受けたFWクラース・ヤン・フンテラールがゴールを奪って1点を返したが、敵地で勝ち点を得るには至らなかった。

『ビルト』(チーム平均点4.43)は、そのシャルケ唯一のゴールに絡んだ内田とフンテラールにチーム2位タイの3と及第点をつけている。チーム単独最高点はGKラルフ・フェアマンの2。MFロマン・ノウシュテッター、FWエリック・マキシム・チュポ=モティング、DFマーヴィン・フリードリッヒは4、ヘーガーと2枚の警告を受けたDFジョエル・マティプ(それぞれ6)を除く選手には5をつけている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』(チーム平均点4.0)は内田に対して、マティプ、チュポ=モティング、MFマックス・マイヤーとともに4と平均的だった。単独最高点は守護神フェアマンの2で、フリードリッヒに対する3、フンテラールに対する3.5と続いている。単独最低点5.5をつけられたヘーガーを除くそのほかのシャルケ選手は4.5と低く採点された。

地元『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』(チーム平均点4.35)でも、GKフェアマンのパフォーマンスは2と単独最高点で評価された。2位タイは内田をはじめ、M・マイヤー、フンテラール、シュポ=モティン、フリードリッヒ、MFトランクイッロ・バルネッタに対する4となり、ノイシュテッター(4.5)、MFユリアン・ドラクスラー(5)、ヘーガー(6)は平均以下の点数をつけられている。

『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』は、内田のプレーについて以下のような寸評を記した。

「(CLでは先発した)カーン・アイハンの代わりにスタートした右サイドバックには、ホッフェンハイム陣内でシュポ=モティンと息の合ったプレーを見せ、相手ペナルティエリア付近でいくつかの良い場面に絡んでいる。チュポ=モティングの好機を2本(1分、19分)、フンテラールの好機を1本(5分)演出した」

「フンテラールが1-2としたゴール(83分)ではアシストを記録。しかしながら、前方では良いプレーを見せるも、0-1の場面に限らず、運動量が豊富な(ホッフェンハイムFW)タリク・エルユヌシに対し距離を置きすぎている」
提供:goal.com