自殺したエンケの妻がうつ病へのサポートを訴える
2014.09.24 12:26 Wed
▽2009年にこの世を去った元ドイツ代表GKのロベルト・エンケ氏の妻が、スポーツ選手における心の問題を訴えた。イギリス『BBC』が報じた。
▽ボルシアMGやベンフィカ、バルセロナに在籍し、ドイツ代表としてユーロ2008にも参加したエンケ氏。しかし、同選手はハノーファーに在籍していた2009年、自宅近くの駅で列車にはねられ、32歳の若さで命を落とした。
▽警察は死因を自殺とするも、その詳細を公表せず。そして、その後、エンケ氏の妻であるテレサさんが、同氏が6年間にわたりうつ病に悩まされていたことを公表した。
▽以前、テレサさんはエンケ氏がうつ病が公になることを拒否したと告白。その理由は、2006年に愛娘を心臓病で亡くしたエンケ氏が、その後に養子にした子供の養育権をうつ病に罹っているということでその権利を失う可能性を恐れたためだという。そのため、うつ病の存在は、同氏とテレサさん、そして担当医だけが知っていた。
▽テレサさんは、エンケ氏の死でうつ病が以前よりもタブー視されなくなったと述べるも、スポーツだけでなく社会全体がこの病気をサポートする体勢を整えなければならないと主張する。
「うつ病はもはやタブーになってはいけません。これは多くの人が罹る病気です。人々はこの病気に対してもっとオープンになる必要があります」
「プレッシャーが病気の要因になります。(エンケ氏は)ナショナルチームの一員であったことが大きく影響しました。私はネガティブな様子の彼を何度も目にし、そして最終的に彼は行き着くところまで行ってしまった」
「けれど、ここ数年は『私は病気でサポートが必要です』とうつ病を公表する人が多くなりました。5年前のように、うつ病が汚名のように言われる世の中ではなくなったと思います」
「ですが、一方でスポーツ選手はうつ病を世間に公表する必要はないと思います。スポーツ選手へのサポートは内部でする必要があります。クラブやチームのコーチは、選手が病気を克服し、戻ってこられるためのサポートをしなければなりません」
▽サッカー界ではかつて、バイエルンなどで活躍した元ドイツ代表MFのセバスティアン・ダイスラー氏がうつ病を公表していた。
▽ボルシアMGやベンフィカ、バルセロナに在籍し、ドイツ代表としてユーロ2008にも参加したエンケ氏。しかし、同選手はハノーファーに在籍していた2009年、自宅近くの駅で列車にはねられ、32歳の若さで命を落とした。
▽警察は死因を自殺とするも、その詳細を公表せず。そして、その後、エンケ氏の妻であるテレサさんが、同氏が6年間にわたりうつ病に悩まされていたことを公表した。
▽以前、テレサさんはエンケ氏がうつ病が公になることを拒否したと告白。その理由は、2006年に愛娘を心臓病で亡くしたエンケ氏が、その後に養子にした子供の養育権をうつ病に罹っているということでその権利を失う可能性を恐れたためだという。そのため、うつ病の存在は、同氏とテレサさん、そして担当医だけが知っていた。
▽テレサさんは、エンケ氏の死でうつ病が以前よりもタブー視されなくなったと述べるも、スポーツだけでなく社会全体がこの病気をサポートする体勢を整えなければならないと主張する。
「うつ病はもはやタブーになってはいけません。これは多くの人が罹る病気です。人々はこの病気に対してもっとオープンになる必要があります」
「プレッシャーが病気の要因になります。(エンケ氏は)ナショナルチームの一員であったことが大きく影響しました。私はネガティブな様子の彼を何度も目にし、そして最終的に彼は行き着くところまで行ってしまった」
「けれど、ここ数年は『私は病気でサポートが必要です』とうつ病を公表する人が多くなりました。5年前のように、うつ病が汚名のように言われる世の中ではなくなったと思います」
「ですが、一方でスポーツ選手はうつ病を世間に公表する必要はないと思います。スポーツ選手へのサポートは内部でする必要があります。クラブやチームのコーチは、選手が病気を克服し、戻ってこられるためのサポートをしなければなりません」
▽サッカー界ではかつて、バイエルンなどで活躍した元ドイツ代表MFのセバスティアン・ダイスラー氏がうつ病を公表していた。
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