インザーギのミランがオリンピアコスに完敗 本田は途中出場《インターナショナル・チャンピオンズカップ2014》

2014.07.25 11:15 Fri
▽インターナショナル・チャンピオンズカップ2014が25日に開幕し、グループBの第1戦、オリンピアコスvsミランは3-0でオリンピアコスが勝利した。

▽今年で2回目を迎えるインターナショナル・チャンピオンズカップ2014には、レアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドといったヨーロッパの強豪国が参加。今大会の開幕戦では、ギリシャのオリンピアコスとイタリアのミランが対戦した。

▽オリンピアコスは、昨シーズンのCLでベスト16に進んだメンバーが中心。加えて、モナコから加入したDFアビダルが先発入りした。一方、インザーギ新監督のミランは、[4-3-3]のシステムを採用。FWエル・シャーラウィなどがスタメンに入った一方で、本田はベンチスタートとなった。

▽試合は、立ち上がりからミランがペースを掴みにかかるも、先制したのはオリンピアコス。16分、ボックス右からMFドセビが上げたクロスをボックス中央で収めたMFドミンゲスがゴール右に蹴り込んでオリンピアコスが先制した。リードを許したミランはその後も、オリンピアコスに攻め立てられて反撃に出られない。結局、オリンピアコスが1点をリードしたまま前半を終えた。

▽迎えた後半、ミランのインザーギ監督は選手交代を行わなかったが、オリンピアコスのミチェル監督は4人を交代。ギリシャ代表としてブラジル・ワールドカップで活躍したDFホレバスらが投入された。すると後半の立ち上がりにオリンピアコスが追加点を奪う。49分、左サイドを突破したマスクのグラウンダーのクロスを、ゴール前に走り込んだ途中出場のFWディマンタコスがゴール右に流し込んだ。

▽リードを広げられたミランは54分、MFサポナーラに決定的な場面が訪れるが、このチャンスを決めきることができない。そのまま時間が経過すると、ミランは76分に本田やDFデ・シリオを投入。本田は3トップの右に入った。

▽しかし、この交代直後の78分、途中出場のMFブハラキスがミドルレンジから左足を一閃。左にスライスした鋭いシュートがゴール左隅に突き刺さり、オリンピアコスが3点目を奪った。結局、試合はこのまま終了。インザーギ新監督のミランが、仕上がりの良さを感じさせたオリンピアコスに0-3で完敗した。

▽ミランは今後、27日にマンチェスター・シティと、オリンピアコスは同日にリバプールと対戦する予定だ。


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