レーティング:ドイツ 1-0 アルゼンチン《ブラジル・ワールドカップ》

2014.07.14 06:42 Mon
▽ブラジル・ワールドカップ決勝のドイツ代表vsアルゼンチン代表が13日にエスタディオ・ド・マラカナンで行われ、延長戦のゲッツェのゴールによって1-0で勝利したドイツが6大会ぶり4度目のワールドカップ制覇を達成した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。

▽ドイツ採点
GK
1 ノイアー 6.0
ボックス外付近の微妙な位置でのパンチングがあったが、攻撃的なゴールキーピングを維持

DF
16 ラーム 6.5
持ち味であるタイミングの良いオーバーラップから攻撃に厚みを加える

20 J・ボアテング 6.5
重厚かつソリッドな守備を続けた

5 フンメルス 5.0
メッシに2度にわたって振り切られるなど、いくつかの緩い守備が目立った

4 ヘヴェデス 6.0
前半終了間際にポスト直撃のヘディングシュート。堅い守備

MF
13 ミュラー 6.0
質の高いオフ・ザ・ボールの動きで相手をかく乱する

23 クラマー 5.5
緊急先発も前半30分過ぎに負傷交代

(→シュールレ 6.5)
途中出場ながらもすんなりと試合に入り、ゴールへ近づく。ゲッツェのゴールをアシスト

7 シュバインシュタイガー 6.0
的確なパスさばきを見せる。守備でも気が利いていた

18 クロース 5.0
今大会で唯一、平凡なパフォーマンス。前半にヘディングでの軽率なバックパスミスを犯して決定機を与えた

8 エジル 6.0
精力的にパスを引き出し、攻撃のアクセントを付けた

(→メルテザッカー -)

FW
11 クローゼ 5.5
ゴール前で良いポジション取りを続けたが、なかなかチャンスに恵まれなかった

(→ゲッツェ 6.5)
素晴らしい決勝弾でドイツを優勝に導いた

監督
レーブ 7.0
負傷などのアクシデントがありながらも、交代策を的中させてW杯制覇

▽アルゼンチン採点
GK
1 ロメロ 6.0
最後はゲッツェにやられるも、飛び出しやショットストップなど、良い出来だった

DF
4 サバレタ 5.5
高いインテンシティでシュールレと好勝負を演じた

15 デミチェリス 5.5
ビルドアップでミスがあったが、守備では水際で踏ん張った

2 ガライ 6.0
集中を維持し、自身の仕事をまっとうした

16 ロホ 5.5
なかなか前に出ることができなかったが、守備で大崩れしなかった

MF
22 ラベッシ 6.0
縦への推進力を発揮し、カウンターの旗手となった。ハーフタイムに交代

(→アグエロ 5.0)
負傷明けでコンディション不良か、精彩を欠いた

6 ビリア 6.0
中盤のバランスを取り、マスチェラーノと良い距離感を保つ。メッシへの好スルーパスも

14 マスチェラーノ 6.5
守備に集中し、バイタルエリアを整備。相手のチャンスの芽を何度も潰した

8 E・ペレス 6.0
前半は右サイド、後半からはインサイドハーフでハードワーク

(→ガゴ 5.5)
攻守ともにそつなくこなした

FW
10 メッシ 5.5
消える時間帯もあったが、仕掛けた際には違いとなった

9 イグアイン 5.5
前線でよく動いていたが、前半21分の決定機は決めたかった

(→パラシオ 5.5)
延長前半のチャンスを決められなかった

監督
サベーラ 6.0
明確な戦術で好勝負を演じたが、一歩及ばず

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
J・ボアテング(ドイツ)
▽試合を決めたゲッツェはもちろん、アルゼンチンのマスチェラーノも素晴らしかったが、バイエルンDFが大舞台で見せた一貫したパフォーマンスも称賛に値するだろう。

ドイツ 1-0 アルゼンチン
【ドイツ】
ゲッツェ(延後8)


PR

ワールドカップの関連記事

マルコ・マテラッツィ氏がジネディーヌ・ジダン氏と会いたいそうだ。 2006年ドイツW杯決勝「イタリア代表vsフランス代表」。試合後、世界王者が決まった勝敗以上に注目され、業界の枠を超えた世界的関心ごととなったのは、あの「頭突き」の件だ。 延長戦、イタリア代表DFマテラッツィに対し、フランス代表キャプテンのM 2024.11.21 21:05 Thu
イングランド代表のエースであるFWハリー・ケインが、まだまだ国を代表して戦いたいようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 トッテナムで長らくエースとしてプレーしたケイン。しかし、キャリアを通じてタイトルに恵まれない人生を歩んでいると、2023年夏にバイエルンへと完全移籍。国外挑戦を決めた。 しかし、絶対王者のバ 2024.11.19 22:40 Tue
かつてはセレッソ大阪でもプレーし、ウルグアイ代表のエースとしても活躍していたディエゴ・フォルラン。ワールドカップ得点王という実績もありながら、引退後にプロテニスプレーヤーに転身した。 そのフォルランは13日、テニスプレーヤーとしてプロデビュー戦を戦った。 45歳での新たな挑戦となったフォルラン。アルゼンチン 2024.11.14 13:55 Thu
元日本代表FW岡崎慎司氏がかつての指揮官アルベルト・ザッケローニ氏と久々の対面を果たした。 清水エスパルスでプロ入りし、ドイツやイングランド、スペインと海外のトップリーグでもプレーした岡崎氏。日本代表でも歴代3位の50ゴールを記録したが、身体が限界を迎えたことから2023-24シーズン限りで現役を引退した。 2024.11.08 14:00 Fri
元ベルギー代表MFナセル・シャドリが、日本列島を奈落の底に突き落とした「人生で最高の瞬間」を振り返った。 かつてトッテナムやモナコに在籍、ベルギー代表では黄金世代の一角として存在感を示したシャドリ。通算66キャップは先発と途中出場がほぼ半分ずつで、後半投入ならジョーカーとして決定的な役割を担うことも少なくなかった 2024.11.06 15:25 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly