シャキリのハットで快勝のスイスが2位通過《ブラジル・ワールドカップ》
2014.06.26 06:57 Thu
▽スイス代表は25日、ブラジル・ワールドカップのグループE最終節で最下位ホンジュラス代表とマナウスのアレーナ・アマゾニアで対戦し、3-0で快勝してグループ2位通過を決めた。
▽第2戦でフランス代表に2-5と大敗したスイスは、その試合のスタメンから2選手を変更。セフェロビッチと負傷したフォン・バーゲンに代えてドルミッチとシェアーを起用した。得失点差で2位エクアドル代表に劣るなか、2連敗で敗退濃厚なホンジュラス撃破を目指した。
▽試合は開始3分、まずはスイスに先制のチャンスが訪れる。左サイドからドルミッチが入れたクロスにシャキリが合わせたが、GKバジャダレスの好セーブに阻まれた。しかし6分、エースの一発でスイスが試合を動かす。右サイドからカットインしたシャキリがボックス手前の右から思い切りよく左足を振り抜くと、強烈なシュートが枠の左上を捉えた。
▽その後は攻撃に人をかけてサイドから崩しにかかるホンジュラスに対して、自陣に引いて対応するスイスがシュートを打たせずに主導権を握る。20分にドルミッチのポストプレーからシャキリがミドルシュートを放ったスイスは、26分にGKベナーリオのキックミスからピンチを迎えたものの、31分に効率的に加点する。
▽インレルからスルーパスが出ると、左サイドに流れてボールを受けたドルミッチが中央のシャキリへ絶妙なパスを通す。ボックス中央に侵入してGKとの一対一となったシャキリは難なくこれを制した。その後も拙攻を続けるホンジュラスに対し、スイスは37分にFKのクイックリスタートからG・シャカがシュートを放てば、43分にもオフサイドトラップをかいくぐってドルミッチがシュートに持ち込むなど、ホンジュラスゴールを脅かした。
▽2点ビハインドのホンジュラスは、後半の頭からエスピノーサに代えてM・チャベスをそのまま左サイドに投入。そのホンジュラスが攻勢を強め、52分にはビッグチャンスを迎える。しかし、スルーパスに抜け出したベングトソンがGKベナーリオをかわして持ち込んだシュートは、ゴールライン前まで戻ったR・ロドリゲスの好守に阻まれてしまう。
▽後半立ち上がりのホンジュラスの反撃を受け止めたスイスは59分、メーメディのクロスにシャキリが合わせる好機を迎えたが、GKバジャダレスの好守に阻止される。その後、61分にジュルーがボックス内でJ・パラシオスを倒す場面があったものの、主審は笛を鳴らさずに救われた。
▽すると71分、スイスがシャキリのハットトリックで勝負を決める。ドルミッチがロングボールに抜け出してディフェンスラインの裏を取り、左サイドから折り返したクロスボールをボックス中央のバイエルンMFが難なくゴールへ流し込んだ。
▽その後、ベングトソンに決定機を許したスイスだったが、GKベナーリオが好反応で防ぐと、終盤の87分にはお役御免のシャキリをベンチに下げる余裕の采配を見せる。そして3-0のまま快勝したスイスが、フランスに引き分けたエクアドルをかわしてグループ2位通過を果たした。スイスは7月1日、決勝トーナメント1回戦でグループF首位通過のアルゼンチン代表と対戦する。
▽第2戦でフランス代表に2-5と大敗したスイスは、その試合のスタメンから2選手を変更。セフェロビッチと負傷したフォン・バーゲンに代えてドルミッチとシェアーを起用した。得失点差で2位エクアドル代表に劣るなか、2連敗で敗退濃厚なホンジュラス撃破を目指した。
▽試合は開始3分、まずはスイスに先制のチャンスが訪れる。左サイドからドルミッチが入れたクロスにシャキリが合わせたが、GKバジャダレスの好セーブに阻まれた。しかし6分、エースの一発でスイスが試合を動かす。右サイドからカットインしたシャキリがボックス手前の右から思い切りよく左足を振り抜くと、強烈なシュートが枠の左上を捉えた。
▽その後は攻撃に人をかけてサイドから崩しにかかるホンジュラスに対して、自陣に引いて対応するスイスがシュートを打たせずに主導権を握る。20分にドルミッチのポストプレーからシャキリがミドルシュートを放ったスイスは、26分にGKベナーリオのキックミスからピンチを迎えたものの、31分に効率的に加点する。
▽インレルからスルーパスが出ると、左サイドに流れてボールを受けたドルミッチが中央のシャキリへ絶妙なパスを通す。ボックス中央に侵入してGKとの一対一となったシャキリは難なくこれを制した。その後も拙攻を続けるホンジュラスに対し、スイスは37分にFKのクイックリスタートからG・シャカがシュートを放てば、43分にもオフサイドトラップをかいくぐってドルミッチがシュートに持ち込むなど、ホンジュラスゴールを脅かした。
▽2点ビハインドのホンジュラスは、後半の頭からエスピノーサに代えてM・チャベスをそのまま左サイドに投入。そのホンジュラスが攻勢を強め、52分にはビッグチャンスを迎える。しかし、スルーパスに抜け出したベングトソンがGKベナーリオをかわして持ち込んだシュートは、ゴールライン前まで戻ったR・ロドリゲスの好守に阻まれてしまう。
▽後半立ち上がりのホンジュラスの反撃を受け止めたスイスは59分、メーメディのクロスにシャキリが合わせる好機を迎えたが、GKバジャダレスの好守に阻止される。その後、61分にジュルーがボックス内でJ・パラシオスを倒す場面があったものの、主審は笛を鳴らさずに救われた。
▽すると71分、スイスがシャキリのハットトリックで勝負を決める。ドルミッチがロングボールに抜け出してディフェンスラインの裏を取り、左サイドから折り返したクロスボールをボックス中央のバイエルンMFが難なくゴールへ流し込んだ。
▽その後、ベングトソンに決定機を許したスイスだったが、GKベナーリオが好反応で防ぐと、終盤の87分にはお役御免のシャキリをベンチに下げる余裕の采配を見せる。そして3-0のまま快勝したスイスが、フランスに引き分けたエクアドルをかわしてグループ2位通過を果たした。スイスは7月1日、決勝トーナメント1回戦でグループF首位通過のアルゼンチン代表と対戦する。
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