ザッケローニ監督「今日の試合には満足していない」《ザンビア戦会見》
2014.06.07 16:03 Sat
▽ブラジル・ワールドカップを目前に控えた日本代表は7日(現地時間6日)、タンパ(アメリカ)で行われた国際親善試合でザンビア代表と対戦、前半に2点を先行される苦しい展開だったが、ロスタイムに生まれたFW大久保のゴールで乱打戦を制し、逆転勝利(4-3)を収めた。試合後、記者会見に出席した日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は「今日の試合には満足していない」とコメント。自身が求めている内容ではなかったことを強調した。
――防げなくはない失点だったと思うが、守備面をどのように考えているか
「このままではいけないと思うし、修正していくべきポイントではあると考えている。試合の結果は大切ではなく、内容を重視している。しっかりとトライし、そこから出た課題を残りの1週間で修正していこうという話をした」
「このチームにはこのチームなりのロジックがあり、メンバーもそのロジックに従ってプレーしている。そういったプレーはこれまで何度も出せていたが、今夜は我々のロジックを出すことができなかった。それを踏まえたうえで、1つ1つの試合にストーリーがある。すべてが繋がっているわけではない。この試合はこの試合として解釈している。これから繋がるものでも、これまで繋がってきたものでもない」
「何が言いたいかというと、チームのロジックに従ってプレーすれば勝利の可能性が高まり、逆の場合は敗北の可能が高くなる。今日の試合に関しては、結果はともかく後者だったのではないかと思う。2点ビハインドの状態から逆転し、4ゴールを奪っての勝利だが、そういった部分には興味がない。ロジックにのっとっていたかどうかというところに注目している。今後も自分たちのやりたいサッカーをやることに集中していきたい」
「だからといって心配しているわけではない。チームのことはわかっているつもりだ。我々のロジックが伴ったときには、ほとんどの試合で勝利を収めている。これまでも世界の強豪相手に勝っていて、そういった試合を振り返ると、自分たちのロジックがしっかりと伴っていた。そういった意味で、今日の試合には満足していない。要するに、それぞれのゲームにはそれぞれのストーリーがあるということだ」
――グループCの組み合わせをどう考えているか
「日本のメディアの方々は、簡単なグループに入ったと思われているかもしれない。ギリシャのメディアの方々も簡単なグループに入ったと思われているようだ。そして、コートジボワールのメディアの方々も簡単なグループに入ったと思われているようである。要するに、グループCに入っているすべての国のメディアの方々は、簡単なグループに入ったと考えているようだ。個人的な意見としては、非常に均衡のとれたグループだと思っている。技術力に関しては、コロンビアが1つ抜けているだろう。ただ、どこにでも可能性があるということだ」
――インテンシティが発揮できなかった理由について
「いま頭の中にあるのは、なぜ発揮できなかったのかということに関する感覚のようなものはある。ただ、チームとしてだけなく、個人としても見ていかなければならない。つまり、インテンシティが伴っていた選手と、伴っていなかった選手がいたということだ。戻ってからしっかりと分析していきたい。一つ言えることは、自分が求めているインテンシティではなかったということ。勘違いしてほしくないのは、インテンシティがなかったから頑張っていなかったというわけではない。選手たちはよくやっていた」
――コスタリカ戦とは異なり、今回は好機を作る前に失点を喫したが、それをどう考えているか
「試合ごとに色々なストーリーがあるものだなと感じている。今日の試合は、入りの部分でザンビアのコンディションが非常に良い、キレているなと思った。そして点を取られたことによって、さらに良い状態が長く続いた。難しい試合にさせられたという印象。本来であれば、(2012年のアフリカネーションズカップに優勝している)彼らもコンフェデに参加する権利を持つチームだ。準備段階で対戦する国が、ここまでコンディションが良く、ここまで運動量があり、ここまで力のある国だとは思っていなかった人もいるだろう」
――課題となっている部分で気になるところはあるか
「今日の試合ではいつくもの機能しなかったことがある。逆に4日前のコスタリカ戦では機能していたこともあって、インテンシティ以外にも様々な要素がある」
「選手にはどんなプレーをしたいのかという明確なイメージがある。ただ、それをできるときもあれば、できないときもある。今週もこれまでやってきたサッカーを突き詰めていくつもりだ」
――防げなくはない失点だったと思うが、守備面をどのように考えているか
「このままではいけないと思うし、修正していくべきポイントではあると考えている。試合の結果は大切ではなく、内容を重視している。しっかりとトライし、そこから出た課題を残りの1週間で修正していこうという話をした」
「このチームにはこのチームなりのロジックがあり、メンバーもそのロジックに従ってプレーしている。そういったプレーはこれまで何度も出せていたが、今夜は我々のロジックを出すことができなかった。それを踏まえたうえで、1つ1つの試合にストーリーがある。すべてが繋がっているわけではない。この試合はこの試合として解釈している。これから繋がるものでも、これまで繋がってきたものでもない」
「何が言いたいかというと、チームのロジックに従ってプレーすれば勝利の可能性が高まり、逆の場合は敗北の可能が高くなる。今日の試合に関しては、結果はともかく後者だったのではないかと思う。2点ビハインドの状態から逆転し、4ゴールを奪っての勝利だが、そういった部分には興味がない。ロジックにのっとっていたかどうかというところに注目している。今後も自分たちのやりたいサッカーをやることに集中していきたい」
「だからといって心配しているわけではない。チームのことはわかっているつもりだ。我々のロジックが伴ったときには、ほとんどの試合で勝利を収めている。これまでも世界の強豪相手に勝っていて、そういった試合を振り返ると、自分たちのロジックがしっかりと伴っていた。そういった意味で、今日の試合には満足していない。要するに、それぞれのゲームにはそれぞれのストーリーがあるということだ」
――グループCの組み合わせをどう考えているか
「日本のメディアの方々は、簡単なグループに入ったと思われているかもしれない。ギリシャのメディアの方々も簡単なグループに入ったと思われているようだ。そして、コートジボワールのメディアの方々も簡単なグループに入ったと思われているようである。要するに、グループCに入っているすべての国のメディアの方々は、簡単なグループに入ったと考えているようだ。個人的な意見としては、非常に均衡のとれたグループだと思っている。技術力に関しては、コロンビアが1つ抜けているだろう。ただ、どこにでも可能性があるということだ」
――インテンシティが発揮できなかった理由について
「いま頭の中にあるのは、なぜ発揮できなかったのかということに関する感覚のようなものはある。ただ、チームとしてだけなく、個人としても見ていかなければならない。つまり、インテンシティが伴っていた選手と、伴っていなかった選手がいたということだ。戻ってからしっかりと分析していきたい。一つ言えることは、自分が求めているインテンシティではなかったということ。勘違いしてほしくないのは、インテンシティがなかったから頑張っていなかったというわけではない。選手たちはよくやっていた」
――コスタリカ戦とは異なり、今回は好機を作る前に失点を喫したが、それをどう考えているか
「試合ごとに色々なストーリーがあるものだなと感じている。今日の試合は、入りの部分でザンビアのコンディションが非常に良い、キレているなと思った。そして点を取られたことによって、さらに良い状態が長く続いた。難しい試合にさせられたという印象。本来であれば、(2012年のアフリカネーションズカップに優勝している)彼らもコンフェデに参加する権利を持つチームだ。準備段階で対戦する国が、ここまでコンディションが良く、ここまで運動量があり、ここまで力のある国だとは思っていなかった人もいるだろう」
――課題となっている部分で気になるところはあるか
「今日の試合ではいつくもの機能しなかったことがある。逆に4日前のコスタリカ戦では機能していたこともあって、インテンシティ以外にも様々な要素がある」
「選手にはどんなプレーをしたいのかという明確なイメージがある。ただ、それをできるときもあれば、できないときもある。今週もこれまでやってきたサッカーを突き詰めていくつもりだ」
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