エスコートキッズ決定「香川選手と手を」
2014.05.26 08:00 Mon
東日本大震災の被災地代表として、サッカーW杯の舞台に立つ。ブラジル大会の日本-ギリシャ戦(日本時間6月20日)で日本代表選手と手をつないで入場する「エスコートキッズ」11人が25日、都内で発表され、仙台市若林区在住の小学4年生・郷家隆晟(ごうけ・りゅうせい)くん(9)が選ばれた。被災地の復興をアピールし、慰問に来てくれた日本代表選手への感謝も伝えるつもりだ。
郷家くんら6~10歳の男女11人は、「エスコートキッズ」を運営するマクドナルド社のマスコットのピエロと一緒に会見場に現れた。黄色とオレンジのユニホーム姿で、背番号は1~11。同社の社員から任命状を受け取り、「頑張ります!」と声をそろえた。
背番号2の郷家くんは、仙台市若林区で歯科医の父道彦さん(49)と母親との3人暮らし。震災時は幼稚園の年長組だった。家族にけがはなかったが、同区内で道彦さんが経営する歯科医院が地震で半壊。家族は自宅に待機し、電気、ガス、水道が使えない不自由な生活を強いられた。郷家くんは「アイスクリームが溶けたり、冷凍食品がダメになったりして、つらかった」と振り返った。
「エスコートキッズ」に応募したのは、道彦さんだった。「軽い気持ちでした。被災地に慰問に来てくれた日本代表選手に、感謝の気持ちを伝えてくれたらいいなと」。郷家くんは応募時の作文で、「東日本大震災直後、外で遊ぶことすら出来なかったので、今こうしてサッカーが出来るのは、当たり前のようですが、とても幸せなことだと思います」と訴えた。
過去最多の応募総数9964人から、約900倍の難関を突破。ブラジルW杯のピッチに立つ権利を得た。「選ばれてうれしい。友達によく似ていると言われるので、香川選手と手をつなぎたい」と力を込めた。日本代表FW香川真司(25)は、中学から高校途中まで仙台市在住。被災地への思いは強く、何度も慰問に訪れている。郷家くんは「若林区の沿岸にもサッカー選手が来てくれた。ブラジルで『初優勝に向けて頑張ってください』と伝えたい」と笑顔。日本代表選手と一緒に被災地の復興をアピールする。【柴田寛人】
提供:日刊スポーツ
郷家くんら6~10歳の男女11人は、「エスコートキッズ」を運営するマクドナルド社のマスコットのピエロと一緒に会見場に現れた。黄色とオレンジのユニホーム姿で、背番号は1~11。同社の社員から任命状を受け取り、「頑張ります!」と声をそろえた。
背番号2の郷家くんは、仙台市若林区で歯科医の父道彦さん(49)と母親との3人暮らし。震災時は幼稚園の年長組だった。家族にけがはなかったが、同区内で道彦さんが経営する歯科医院が地震で半壊。家族は自宅に待機し、電気、ガス、水道が使えない不自由な生活を強いられた。郷家くんは「アイスクリームが溶けたり、冷凍食品がダメになったりして、つらかった」と振り返った。
過去最多の応募総数9964人から、約900倍の難関を突破。ブラジルW杯のピッチに立つ権利を得た。「選ばれてうれしい。友達によく似ていると言われるので、香川選手と手をつなぎたい」と力を込めた。日本代表FW香川真司(25)は、中学から高校途中まで仙台市在住。被災地への思いは強く、何度も慰問に訪れている。郷家くんは「若林区の沿岸にもサッカー選手が来てくれた。ブラジルで『初優勝に向けて頑張ってください』と伝えたい」と笑顔。日本代表選手と一緒に被災地の復興をアピールする。【柴田寛人】
◆エスコートキッズ サッカーの試合で、出場選手と手をつないでピッチに入場する子どもたち。選手がフェアプレーを誓う意味があるとされる。国際サッカー連盟(FIFA)主催の国際大会や各国リーグで採用されている。W杯公式パートナーのマクドナルド社は、02年日韓大会からW杯のエスコートキッズを主催。4度目になるブラジル大会では、過去最多の世界69カ国から1400人以上の子どもが参加する予定。
提供:日刊スポーツ
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