吉田「プレミアアーム」でドログバ封殺だ

2014.05.25 08:00 Sun
日本代表DF吉田麻也(25=サウサンプトン)が、「プレミア・アーム」で世界屈指の点取り屋たちを封殺する。日本代表の国内合宿4日目の練習が24日、鹿児島・指宿市内で行われた。吉田は3月下旬に痛めた左膝のリハビリの過程で、肩甲骨の周辺を強化。腕力アップにより、より高く跳べ、競り合いの強さも増す。プレミアリーグ仕様の強さを得るためで、W杯本番に向けても追い風にする。

転んでも、ただでは起きない。吉田は左膝の地道なリハビリをこなす一方で、自らを進化させる手を打っていた。「肩甲骨周辺の筋トレをやってきました。W杯のためというか、今後の自分のためですが、腕の力が自分に足りないと感じていたので」と明かした。

世界屈指のセンターバック(CB)がそろうプレミアリーグでプレーしているからこそ、自分の弱点を痛感。「僕も肩甲骨周辺を鍛えることで、腕の力がつけば、より高く、よりうまく跳べる。肩の可動域も広くなりますから」と、上半身の強化の狙いを説明した。
ジャンプする際は腕を振って、その反動もいかす。腕の力がつき、肩の可動域が広がれば、ヘディングの高さがアップするだけでなく、激しい競り合いでバランスを取る時にも好影響が出る。「たいしたことはしてないです。まだ効果はないですよ」と謙遜したが、肩甲骨周囲の筋肉は、以前より盛り上がっていた。

W杯1次リーグでは世界クラスのFWやMFと相対する。コートジボワールにはFWドログバやY・トゥーレ、コロンビアには故障から復帰できるか微妙ながらFWファルカオがいる。速さ、強さ、得点力を兼ねそろえた男たちと互角に戦うためにも、少しでも自分を高めようとしている。
痛めた左膝もテーピングはしておらず、順調に回復している。この日の練習も全メニューを普通にこなした。「6月14日(コートジボワール戦)に最高の状態に持っていければいいです」。実戦からは2カ月遠ざかっているものの、ザックジャパン不動のCBはW杯で新たな姿を披露する。【菅家大輔】

提供:日刊スポーツ

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