横浜斎藤、涙で誓うW杯「絶対通用する」

2014.05.19 08:00 Mon
◇第14節◇18日◇等々力
横浜が中断前最後のリーグ戦、川崎F戦に勝利した。日本代表のMF斎藤学(24)は1-0の後半12分、代名詞のドリブルから2点目を演出し、両チーム最多の5本のシュートで存在感を見せた。試合終了後には満員のサポーターから激励され涙した。21日から鹿児島県内での代表合宿に入る。

斎藤が、代名詞の高速ドリブルで切り裂いた。1-0の後半12分。相手のクリアを拾うと、MF大島を右足で華麗にかわしペナルティーエリア内に進入。DF谷口も右足でかわし、中沢にはつぶされながらも、左足に触れたボールはDFの壁をすり抜ける。そこに待っていたFW伊藤が左足で流し込み、2点目を演出した。「楽しんでやれれば、絶対に通用すると思う」。W杯前、最後のリーグ戦で確かな手応えをつかんだ。

前日17日、横浜の下部組織に入団前、東小倉SC時代のコーチだった阿部三郎氏の告別式に参列した。「亡くなったのは、発表の後みたい」。12日の代表メンバー発表を病床で見届けた恩師は、自分のことのように喜んだという。そして安心したように、翌日未明に息を引き取った。
この日は前半4分に初シュート。その後も決定機に絡み、両軍最多5本のシュートを放つも“恩返し弾”はならず。それでも「相手のやりたいことをさせなかった。自信を持っていい」と、W杯戦士の存在感を示した。

勝利後、サポーターからは大合唱をおくられ、熱いものがこみ上げた。満員に埋め尽くされたアウェー側スタンドには、激励の横断幕や巨大な「11番」のユニホームフラッグ。サポーターから渡されたメッセージ入りの日の丸国旗を身にまとった斎藤は、目を真っ赤にしながら、深々と一礼した。
21日からは国内合宿が始まり、W杯ムードが高まる。「いろんなものを背負って戦ってくる」。思いを新たに、いよいよ世界へ羽ばたく。【桑原亮】

提供:日刊スポーツ

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