カターニャ、ミラン戦を前に今季3度目の監督解任

2014.04.07 12:19 Mon
カターニャは6日、クラブの公式ウェブサイトで、とロランド・マラン監督(50)を解任したと発表した。後任にはマウリツィオ・ペッレグリーノ氏(48)が就任する。

6日のセリエA第32節でトリノに1-2と敗れたカターニャ。5連敗中のチームは、2月16日の第24節ラツィオ戦以降白星から遠ざかっており、勝ち点20で最下位に沈んでいる。残留ラインとは勝ち点7差だ。

2012年に就任したマラン監督は、セリエA初挑戦にもかかわらず、チームを8位に導き、その手腕が評価された。だが、今季は開幕から8試合で1勝2分け5敗と苦しんで解任の憂き目に。クラブはルイジ・デ・カーニオ氏を後任とした。

だが、デ・カーニオ氏が指揮官になってからもカターニャは流れを変えられず、前半戦を最下位で終えると、1月15日にコッパ・イタリアで2部シエナに敗戦。クラブは翌日、デ・カーニオ氏を解任し、マラン氏を復任させた。

それでも苦戦が続き、ついにマラン監督は今季2度目の解任に。クラブは6日の声明で、後任にペッレグリーノ氏を据えると発表した。同氏は現役時代にカターニャでプレーし、指揮官としても2001年から2003年までカターニャを率いてセリエB昇格に貢献している。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、近年下部リーグで指揮を執り、昨年からスタッフとしてカターニャに復帰していたペッレグリーノ氏の就任は、クラブがセリエB降格を見据えて来季以降を考えている兆しだと伝えている。

カターニャは13日の第33節で、MF本田圭佑が所属するミランと敵地で対戦する。ペッレグリーノ新監督にとっては難しいデビュー戦となりそうだ。なお、ミランは7日の第32節でジェノアと対戦する。


提供:goal.com

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