ミラン、ドローで3連勝ならず 本田は89分まで《セリエA》

2014.02.02 07:02 Sun
1日に行われたセリエA第22節、ミランvsトリノは、1-1のドローに終わった。MF本田圭佑は先発出場し、89分まで右サイドでプレー。ゴールやアシストはなかった。

リーグ戦3連勝を目指すミランは、4-2-3-1の中盤でモントリーボのパートナーにデ・ヨングではなくムンタリを起用。2列目はこれまでどおり、右から本田、カカ、ロビーニョが入った。出場停止のバロテッリに代わり、パッツィーニがワントップを務める。

そのパッツィーニが1分に反転シュートでGKパデッリにセーブを強いるなど、ミランは良い入りを見せた。セードルフ監督が就任してから見せているハイプレスでプレーの主導権を握る。

だが18分、ミランは一発で先制を許した。オフサイドを取れず、守備ラインからの縦パスを前線のインモービレにつなげられると、1対1でボネーラが抜かれ、そのままシュートを流し込まれた。

直後にパッツィーニのオーバーヘッドで同点に迫ったミランだが、プレーの主導権を握るもゴールを奪えず、逆に29分にはカウンターから再びピンチを迎えた。チェルチの見事なアウトサイドでのクロスから、ファルネルドにヘディングシュートを許したが、枠をとらえずに事なきを得る。

ミランは前半終盤に得点に迫るが、ネットを揺らせない。43分のカカの右足シュートはパデッリに阻まれ、1分後にはムンタリのパスを本田がペナルティアークから左足のダイレクトシュートにつなげるが、これもDFにブロックされてCKに。ミランは追いつけないまま前半を終える。

だが、後半の早い時間帯にミランは試合を振り出しに戻した。ムンタリとのパス交換から、ラミがペナルティエリア外から強烈な右足シュート。DFに当たってからボールはネットを揺らす。ラミの移籍後初得点で、ミランが同点に追いついた。

逆転に向けてミランは勢いを増し、トリノを相手陣内に押しとどめる。59分にはカカのスルーパスからロビーニョがネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドで逆転弾にはならない。

セードルフ監督は63分、後半に入ってプレーの質がやや落ち始めたムンタリに代え、デ・ヨングを投入。75分にはロビーニョを下げ、サポナーラを入れる。カカが左サイドへ移り、サポナーラがトップ下に入った。

モントリーボとチェルチのFKで惜しい場面をつくった両チームだが、疲労もあってなかなか決定機をつくれず。ミランは89分、本田を下げてターゲットマンのペターニャも投入するが、結局2点目は決まらなかった。ミラン、トリノとも連勝が2でストップしている。


提供:goal.com

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