ザック監督方針転換 直前まで入れ替え
2013.11.08 09:00 Fri
ザック、方針転換!? 日本協会は7日、国際親善試合オランダ戦(16日、ベルギー・ゲンク)、ベルギー戦(19日、ブリュッセル)に臨む日本代表23人を発表。会見に出席したアルベルト・ザッケローニ監督(60)は、これまで年内にチームのベースを固める方針だったが、W杯ブラジル大会直前の来年5月まで新戦力を含めた入れ替えを行うことを明言。今回の強豪2連戦の内容次第では、これまで固定してきたメンバーが来年、大きく変わる可能性も浮上してきた。
W杯開幕まで残り6カ月。限られた時間の中でチームづくりを強いられるザッケローニ監督が、方針を転換した。これまで年内にチームのベースを固める意向を示していたが「大切なのは年が明けて心身ともにトップフォームのメンバーがW杯にいくべき。(選考は)5月まで待ってもらいたい」と本番直前まで先送りすることを明言した。
来年の国際Aマッチは3月5日の1試合。その後はメンバー発表後予定する壮行試合や親善試合になる。来年初頭に代表合宿などは行われないだけに、メンバー選考の「テスト」で使えるのは1試合だけ。それでも「3月の試合にも新戦力をリストアップすることになるだろう」と戦力発掘への意欲を見せた。
10月の東欧遠征は、W杯不出場国に無得点で2連敗した。内容も結果も振るわず、低調なチーム状態でも選手は攻撃的なサッカーを志向。指揮官も「日本の特徴は技術力。スピードを高めてゴールに迫る。そのサッカーは最大限出す」と明言し、オランダ、ベルギーにも真っ向勝負する。
「今は結果より内容が大事。W杯に良い準備をするのが目標で、ここ数試合に勝つのが目標ではない」とも強調した。ただ、この2連戦の結果と内容を踏まえた上で、チームをさらに上昇させるために必要な「ピース」を3月の親善試合で試す可能性はある。
◆ザックジャパンのW杯直前の予定 W杯ブラジル大会は来年6月12日に開幕。それに先立ち5月19~25日まで国際サッカー連盟(FIFA)がW杯出場全選手に公式休暇を取ることを義務づけている。これまでと同様の流れなら、公式休暇に入る直前までJリーグが行われ、J中断直後にW杯メンバーが発表される。選手たちは、公式休暇明けに集合。5月末に国内で壮行試合を行った後、海外合宿地で親善試合を2試合ほど行い、本番に臨むことになる。
提供:日刊スポーツ
W杯開幕まで残り6カ月。限られた時間の中でチームづくりを強いられるザッケローニ監督が、方針を転換した。これまで年内にチームのベースを固める意向を示していたが「大切なのは年が明けて心身ともにトップフォームのメンバーがW杯にいくべき。(選考は)5月まで待ってもらいたい」と本番直前まで先送りすることを明言した。
来年の国際Aマッチは3月5日の1試合。その後はメンバー発表後予定する壮行試合や親善試合になる。来年初頭に代表合宿などは行われないだけに、メンバー選考の「テスト」で使えるのは1試合だけ。それでも「3月の試合にも新戦力をリストアップすることになるだろう」と戦力発掘への意欲を見せた。
「今は結果より内容が大事。W杯に良い準備をするのが目標で、ここ数試合に勝つのが目標ではない」とも強調した。ただ、この2連戦の結果と内容を踏まえた上で、チームをさらに上昇させるために必要な「ピース」を3月の親善試合で試す可能性はある。
今回のメンバーで入れ替わったのは代表でのプレー経験があるFW大迫とMF高橋のみ。これまでメンバーを固定してきたザックジャパンだが、オランダ、ベルギーとの連戦が「先延ばし」された選考に多大なる影響を与えるはずだ。【菅家大輔】
◆ザックジャパンのW杯直前の予定 W杯ブラジル大会は来年6月12日に開幕。それに先立ち5月19~25日まで国際サッカー連盟(FIFA)がW杯出場全選手に公式休暇を取ることを義務づけている。これまでと同様の流れなら、公式休暇に入る直前までJリーグが行われ、J中断直後にW杯メンバーが発表される。選手たちは、公式休暇明けに集合。5月末に国内で壮行試合を行った後、海外合宿地で親善試合を2試合ほど行い、本番に臨むことになる。
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