大津が初戦敗退!!《高校サッカー選手権》

2012.12.31 14:06 Mon
▽31日、第91回全国高校サッカー選手権大会1回戦が行われ、旭川実(北海道)vs大津(熊本)は0-0で前後半を終え、PK戦を3-2で制した旭川実が2回戦進出を決めた。試合は立ち上がりからペースをつかんだ大津が、左サイドのMF豊川を軸に次々と旭川ゴールに迫った。9分、MF野田がゴール前でシュートを放つと、16分にはFW荒木とのワンツーから豊川がゴールを狙う。しかし、北海道予選を無失点で勝ち上がった旭川も、守備陣が身体を張った守備で得点を許さなかった。攻勢を強める大津は、28分にMF児玉、39分には野田卓がミドルレンジからシュートを放つが、いずれもバーに嫌われる。後半も試合展開は変わらず大津が主導権を握ったがゴールは遠い。12分に放った荒木のシュートはGK永井の正面。27分にはトップ下にポジションを移した豊川がドリブル突破から決定機を迎えたが、またしても永井の好セーブに遭った。大津は終盤になると豊川、DF植田の鹿島内定コンビを前線に置いて必死の攻撃を展開する。しかし、最後まで旭川実の守備陣を崩せず、試合はスコアレスのままタイムアップを迎えた。PK戦で大津は3人が失敗。優勝候補の一角と見られていたものの、最後までゴールを奪えなかった決定力の無さが響いた。一方、旭川実は1回戦で敗退した前回大会の雪辱を果たしている。
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