モンテレイ監督「昨年以上の結果を残せて嬉しい」

16日、クラブワールドカップの3位決定戦、アル・アハリvsモンテレイが行われ、2-0でモンテレイが勝利した。モンテレイのビクトル・ブセティッチ監督は、試合後の記者会見で次のようにコメントしている。

「2度目のクラブW杯出場で、昨年より良い結果を残すことができて嬉しい。我々にとっても、メキシコにとっても、北中米カリブ海地域全体にとっても大いに満足だ。もっと多くのチャンスをつくることもできたかもしれないが、少なくとも今日の我々はチェルシー戦とは違って集中できていた。チェルシー戦は集中力を切らした3分間のせいで試合を台無しにしてしまった」

「今日は早い時間に先制したが、その後の長い時間を守り続けようという意図はなかった。アル・アハリが押し込んできたことで、あまり積極的にやれなかった面もあるだろう。アハリはDFと中盤のラインの間で良いプレーをしていたので、こちらはコンパクトな陣形を保ち、速攻でスペースを突く必要があった。だが良い守備ができていたので、相手に圧倒されることはまったくなかった」

「アル・アハリの今大会の2試合は観たし、彼らの試合を計4試合観ていた。一人一人の選手を知っているわけではないが、彼らは非常によく動き、激しく戦い、良いプレーをしていた。高い技術もスタミナもある。3番(ラミ・ラビア)と25番(アシュール)の2人が特に目を引いた選手だった」

「エジプトに色々問題が起こっていることは知っていた。アル・アハリは彼らの国の代表として素晴らしい戦いをした。常に真剣に試合に臨み、常に良いプレーを見せていた。彼らは本当に称賛に値するチームだ。エジプト国内で起こっていることに関しては同情を感じている」

「こういう大会ではどのチームにも勝利のチャンスがある。我々のチームでは、今日はGKが特に良かった。アル・アハリは多くのチャンスをつくりながらもゴールを決められなかったが、それは我々のパフォーマンスが良かったためでもある。私はもちろん自分のチームのことを考えており、自分たち自身のサッカーをしたいと望んでいる。それはどのチームも同じことだ」

「今大会では3試合を戦い、アジアとアフリカのチームに勝つことができたが、ヨーロッパのチームには敗れた。妥当な結果であり、3位で終えられたことを嬉しく思っている。もう一度大陸の大会で優勝し、北中米カリブの代表として戦えることを願っている」

「メキシコのサッカーは順調に発展している。オリンピックやその他の若年代の大会などの国際大会でもその成長ぶりを見せている。今後も成長を続けることができると信じている」
提供:goal.com