クラブW杯決勝に臨むベニテス「この大会がチームの発奮材料になる」
2012.12.15 14:25 Sat
クラブ・ワールドカップ2012決勝を翌日に控えた15日、チェルシーの前日記者会見が行われ、ベニテス監督とセルビア代表DFブラニスラフ・イバノビッチが質問に答えた。
以下はベニテス監督に対する質疑応答の内容。
――(2005年にクラブ・ワールドカップを戦った)サンパウロはマークの強いチームで、今回のコリンチャンスも強い。ブラジルサッカーのエッセンスはあのときから何か変わっているか?
「ブラジルについては、常にチームが組織立っている印象を持っている。全員が何をすべきか分かっている。サンパウロはともかく、コリンチャンスは非常にディフェンスが強い。チャンスを見つけるのは簡単ではないでしょう。さらに、そこにブラジル特有のプレーのクオリティが入っているので、難しい相手になると思います」
――チェルシーに所属するブラジルの選手から何か秘密や有利になる点などを聞いているか?
「もし、その秘密をもらっていたとしても、記者会見の場でばらすようなことはしません。私たちとしてはきちんと練習をして、正しいタイミングで決断をするということです。ここではなく、ピッチで出し切ることが必要です」
――体調が良いと言っていたランパードはスタメン出場になるのか?
「チェルシーの良いところは誰でも選べるということです。フランク(・ランパード)はコンディションの良い選手なので、彼を含めていくつも選択肢がある。私の頭の中では、これから1日練習した後で(記者会見は練習前に行われた)、スタッフと相談します。いちばん勝つチャンスの高い編成をします」
――チェルシーの優れているところ、明日のポイントはどこか?
「いろいろとある中でクオリティとか、メンタリティとか、情熱とか、そういうことも素晴らしい。学ぶという意欲もあります。監督としては未来が明るいが、勝つというメンタリティを維持しなければならない。トロフィーを取るハングリー精神も必要。戦術も重要。コンパクトにして、深くしないことも大事だと思っています」
――(元イタリア代表・バレンシアでもプレーした)カルボーニもケガで長くベンチにいたが、フランク(・ランパード)もベンチに長くいることで、やがて使えなくなる可能性はないか?
「カルボーニは当時41歳。しかもサイドのプレイヤーでした。フランクはもっと若いですし、体調も良いし、彼にとっては2回目の大きなケガです。今は少しずつ試合の出場時間を与えて良くなっています」
――コリンチャンスの監督がボックスの中にストライカーを入れてチャンスをねらっていると思うが、監督はどう思うか?
「トロフィーを取った相手にはリスペクトがあります。コリンチャンスはバランスの良いチーム。あまり欠点がない。相手が良い悪いではなく、しっかり分析をして取り組みたいと思います。彼らのプレースタイルについて、私はコメントする立場にはありません。試合が終わってから、コリンチャンスの良いところを語りたいと思います」
――契約更新については?
「何度か言ってきましたが、まず、私たちは勝つ前にプレーしなければいけません。正しく準備をして、勝とうとする。勝てば満足、そしてその後には別の大会が控えているので、また準備をする。これからどうなるかについては心配しません。明日のことをまず心配するだけです」
――CL敗退の影響は?
「我々は敗退について影響があるのかと懸念しましたが、何日か経ってそのショックを吸収できたと思います。CL敗退したことについて、勝ったにもかかわらず前に進めなかった。それはサッカーにはよくあること。明日は国際タイトルを取るチャンス。それがチームの発奮材料になることは認めます」
――ダビド・ルイスはまたボランチで使うのか?
「ダビドがいろいろなポジションでプレーできることは知っていました。実際に使ってみたらよかった。これからの選択肢の一つに加わりました。監督としては素晴らしいことです。もしかしたら明日、もしかしたら将来も使う可能性もあります」
――3度目のクラブワールドカップ決勝に臨む監督としてどう感じているか?
「非常に光栄で、喜んでいます。世界のトップチームを率いることは素晴らしいことだと思っています。人によってはクラブW杯は世界最大の大会ではないという人もいますが、13試合を戦って、シーズンも戦って、ここでは短い期間の大会ですが、それぞれの大陸のチャンピオンが集まる。その中で勝って行かなければならない。非常に嬉しいし、誇りに思っています」
提供:goal.com
以下はベニテス監督に対する質疑応答の内容。
――(2005年にクラブ・ワールドカップを戦った)サンパウロはマークの強いチームで、今回のコリンチャンスも強い。ブラジルサッカーのエッセンスはあのときから何か変わっているか?
「ブラジルについては、常にチームが組織立っている印象を持っている。全員が何をすべきか分かっている。サンパウロはともかく、コリンチャンスは非常にディフェンスが強い。チャンスを見つけるのは簡単ではないでしょう。さらに、そこにブラジル特有のプレーのクオリティが入っているので、難しい相手になると思います」
――チェルシーに所属するブラジルの選手から何か秘密や有利になる点などを聞いているか?
「もし、その秘密をもらっていたとしても、記者会見の場でばらすようなことはしません。私たちとしてはきちんと練習をして、正しいタイミングで決断をするということです。ここではなく、ピッチで出し切ることが必要です」
――体調が良いと言っていたランパードはスタメン出場になるのか?
「チェルシーの良いところは誰でも選べるということです。フランク(・ランパード)はコンディションの良い選手なので、彼を含めていくつも選択肢がある。私の頭の中では、これから1日練習した後で(記者会見は練習前に行われた)、スタッフと相談します。いちばん勝つチャンスの高い編成をします」
――チェルシーの優れているところ、明日のポイントはどこか?
「いろいろとある中でクオリティとか、メンタリティとか、情熱とか、そういうことも素晴らしい。学ぶという意欲もあります。監督としては未来が明るいが、勝つというメンタリティを維持しなければならない。トロフィーを取るハングリー精神も必要。戦術も重要。コンパクトにして、深くしないことも大事だと思っています」
――(元イタリア代表・バレンシアでもプレーした)カルボーニもケガで長くベンチにいたが、フランク(・ランパード)もベンチに長くいることで、やがて使えなくなる可能性はないか?
「カルボーニは当時41歳。しかもサイドのプレイヤーでした。フランクはもっと若いですし、体調も良いし、彼にとっては2回目の大きなケガです。今は少しずつ試合の出場時間を与えて良くなっています」
――コリンチャンスの監督がボックスの中にストライカーを入れてチャンスをねらっていると思うが、監督はどう思うか?
「トロフィーを取った相手にはリスペクトがあります。コリンチャンスはバランスの良いチーム。あまり欠点がない。相手が良い悪いではなく、しっかり分析をして取り組みたいと思います。彼らのプレースタイルについて、私はコメントする立場にはありません。試合が終わってから、コリンチャンスの良いところを語りたいと思います」
――契約更新については?
「何度か言ってきましたが、まず、私たちは勝つ前にプレーしなければいけません。正しく準備をして、勝とうとする。勝てば満足、そしてその後には別の大会が控えているので、また準備をする。これからどうなるかについては心配しません。明日のことをまず心配するだけです」
――CL敗退の影響は?
「我々は敗退について影響があるのかと懸念しましたが、何日か経ってそのショックを吸収できたと思います。CL敗退したことについて、勝ったにもかかわらず前に進めなかった。それはサッカーにはよくあること。明日は国際タイトルを取るチャンス。それがチームの発奮材料になることは認めます」
――ダビド・ルイスはまたボランチで使うのか?
「ダビドがいろいろなポジションでプレーできることは知っていました。実際に使ってみたらよかった。これからの選択肢の一つに加わりました。監督としては素晴らしいことです。もしかしたら明日、もしかしたら将来も使う可能性もあります」
――3度目のクラブワールドカップ決勝に臨む監督としてどう感じているか?
「非常に光栄で、喜んでいます。世界のトップチームを率いることは素晴らしいことだと思っています。人によってはクラブW杯は世界最大の大会ではないという人もいますが、13試合を戦って、シーズンも戦って、ここでは短い期間の大会ですが、それぞれの大陸のチャンピオンが集まる。その中で勝って行かなければならない。非常に嬉しいし、誇りに思っています」
提供:goal.com
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