広島がアジア王者の蔚山を下して5位に《クラブ・ワールドカップ2012》
2012.12.12 19:45 Wed
12日、クラブ・ワールドカップの5・6位決定戦が行われ、広島がアジア王者の蔚山を3-2で下した。
広島は準々決勝のアル・アハリ戦で負傷し、顔面を8針縫ったGK西川が気合いの連続スタメンを果たしている。同試合で負傷したセンターバックの森脇は欠場し、さらにMFミキッチ、DF千葉も欠場。広島はメンバーを大幅に入れ替えて試合に臨んだ。一方、蔚山は元G大阪のFWイ・グノ、FWラフィーニャ、FWキム・スンヨルなど元Jリーガーが多数出場する試合となった。
クラブの日韓戦となった5・6位決定戦。序盤は蔚山が高い位置からアグレッシブにプレスを仕掛け、広島は防戦一方の展開だった。FWキム・シンウクへのハイボールから裏のスペースを何回も突き、チャンスをつくり出す蔚山。その勢いに広島は飲み込まれたのか、17分、先制ゴールは意外な形で生まれた。
蔚山のハイボール攻撃に対し、ポジションを誤って背後のスペースを突かれた水本があわてて戻り、GK西川へバックパス。しかし、ボールに寄せていた西川とパスがすれ違い、そのままオウンゴールになってしまう。
その後も試合のペースを握った蔚山だが、35分、広島の右サイドからのFKで隙を見せた。
FKのクロスに対して佐藤の動きをマークし切れず、フリーでヘディング。このこぼれ球を山岸が素早く反応して押し込み、広島が1-1の同点に追いついた。
後半に入ると、自らのサッカーを取り戻していく広島。パスがつながり始め、11分には佐藤が逆転弾を挙げる。左サイドの山岸のクロスに対し、ニアサイドに飛び込み、ボールのコースを変えてゴール。佐藤らしいゴールで広島が2-1とリードへ。
1点を追う立場になった蔚山も攻撃を仕掛けるが、中盤にスペースが空き始め、広島が落ち着いてパスを回しながらウンターをねらう展開も増えていく。
すると27分、蔚山のゴールキックを跳ね返した展開から、森崎浩、高萩とつないで最後はフリーの佐藤がゴールへ流し込んだ。佐藤はこの日2点目のゴール。広島が3-1とリードを広げた。
その後はGK西川を中心に逃げ切りを図る広島。試合終了直前のアディショナルタイムにフリーキックから失点するものの、3-2で広島が勝利を収めた。
提供:goal.com
広島は準々決勝のアル・アハリ戦で負傷し、顔面を8針縫ったGK西川が気合いの連続スタメンを果たしている。同試合で負傷したセンターバックの森脇は欠場し、さらにMFミキッチ、DF千葉も欠場。広島はメンバーを大幅に入れ替えて試合に臨んだ。一方、蔚山は元G大阪のFWイ・グノ、FWラフィーニャ、FWキム・スンヨルなど元Jリーガーが多数出場する試合となった。
クラブの日韓戦となった5・6位決定戦。序盤は蔚山が高い位置からアグレッシブにプレスを仕掛け、広島は防戦一方の展開だった。FWキム・シンウクへのハイボールから裏のスペースを何回も突き、チャンスをつくり出す蔚山。その勢いに広島は飲み込まれたのか、17分、先制ゴールは意外な形で生まれた。
蔚山のハイボール攻撃に対し、ポジションを誤って背後のスペースを突かれた水本があわてて戻り、GK西川へバックパス。しかし、ボールに寄せていた西川とパスがすれ違い、そのままオウンゴールになってしまう。
その後も試合のペースを握った蔚山だが、35分、広島の右サイドからのFKで隙を見せた。
FKのクロスに対して佐藤の動きをマークし切れず、フリーでヘディング。このこぼれ球を山岸が素早く反応して押し込み、広島が1-1の同点に追いついた。
後半に入ると、自らのサッカーを取り戻していく広島。パスがつながり始め、11分には佐藤が逆転弾を挙げる。左サイドの山岸のクロスに対し、ニアサイドに飛び込み、ボールのコースを変えてゴール。佐藤らしいゴールで広島が2-1とリードへ。
1点を追う立場になった蔚山も攻撃を仕掛けるが、中盤にスペースが空き始め、広島が落ち着いてパスを回しながらウンターをねらう展開も増えていく。
すると27分、蔚山のゴールキックを跳ね返した展開から、森崎浩、高萩とつないで最後はフリーの佐藤がゴールへ流し込んだ。佐藤はこの日2点目のゴール。広島が3-1とリードを広げた。
その後はGK西川を中心に逃げ切りを図る広島。試合終了直前のアディショナルタイムにフリーキックから失点するものの、3-2で広島が勝利を収めた。
提供:goal.com
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