四日市中央工・田村「どこからでも点が取れるﾁｰﾑ」《高校サッカー》

▽19日、第91回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が行われた。三重県代表四日市中央工のMF田村大樹選手のコメントは以下の通り。

◆四日市中央工(三重)
▽田村大樹選手
――対戦相手が決まった時の心境は
「強いチームが来てしまったなと感じましたね。でも､すぐに気持ちを切り替えて、やるしかないと思いました」

――桐光学園については
「2月に新チームでトレーニングマッチをやった時は、かなりの力の差があって本当に強いチームだなと思っていました。プリンスリーグでも桐光学園は関東でしっかりと結果を残しているチームですからね。ただ一度負けているので､その時のリベンジの気持ちは強いです」
――そのトレーニングマッチで受けた桐光学園の印象は
「新チームを立ち上げたばかりのはずですが、チームとして出来上がっている印象を受けました。全員の共通意識が浸透していましたね。しっかり守って、しっかり繋いで攻めるチームだと思いました」

――トーナメントについての感想は
「1回戦を勝てたとしても他にも強いチームがいるので、難しいですね。甘い試合は1試合もないです」――チームには田村翔太選手や浅野拓磨選手など、去年活躍した選手がいる。そういった軸になる選手がいることは強みになるか
「チームに核となる選手がいるのは強みになります。でも、どこのチームもあの2人を止めに来ると思うので、それを僕たちがサポートできるかがカギだと思っています」

――去年と今年のチームの違いは
「今年も攻撃面に関しては連携は良く、去年よりもスピード感がある攻めができていると思っています。ただ、守備の面ではボランチの先輩が抜けた穴が大きいと感じていますね。今年一年はそこにこだわってやってきました」

――去年準優勝していて、周りから注目を集めている中でプレッシャーはあるか
「特に感じていません。去年は去年、今年は今年という感じです」

――去年から成長したところは
「守備力ですね。ディフェンスラインが頑張ってくれているので、最近は変な失点をしないようになりました。失点が減ってきたことは成長した点だと思っています」

――攻撃に関しては
「攻撃は自信を持っています。どこからでも点が取れる自信がありますね」