鹿島や大宮を率いた石井正忠監督がタイのサムットプラカーン・シティと契約延長、1年目のシーズンは6位
2021.05.03 14:25 Mon
タイ・リーグ1のサムットプラカーン・シティFCは2日、石井正忠監督(54)との契約更新を発表した。契約は2022年5月までとのことだ。
現役時代にNTT関東や、住友金属工業、鹿島アントラーズ、アビスパ福岡でプレーした石井氏は1998年の現役引退後、指導者に転身。古巣鹿島のユースからコーチとして指導者業をスタートさせ、2015年7月にトニーニョ・セレーゾ氏の解任に伴い、トップチーム監督に就任した。
その鹿島監督時代の2015〜2016シーズンにかけてJリーグカップやJ1リーグ、天皇杯のタイトルを獲得したが、2017年5月に成績不振で退任。2017年11月から大宮アルディージャの監督に就任していたが、2018シーズン終了後に退任していた。
石井氏は2020年1月からサムットプラカーン・シティの監督に就任。今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大で中断期間がありながらも、14勝5分け11敗の勝ち点47、6位でシーズンを終えていた。
現役時代にNTT関東や、住友金属工業、鹿島アントラーズ、アビスパ福岡でプレーした石井氏は1998年の現役引退後、指導者に転身。古巣鹿島のユースからコーチとして指導者業をスタートさせ、2015年7月にトニーニョ・セレーゾ氏の解任に伴い、トップチーム監督に就任した。
その鹿島監督時代の2015〜2016シーズンにかけてJリーグカップやJ1リーグ、天皇杯のタイトルを獲得したが、2017年5月に成績不振で退任。2017年11月から大宮アルディージャの監督に就任していたが、2018シーズン終了後に退任していた。
石井正忠の関連記事
|
|
石井正忠の人気記事ランキング
1
タイ代表が石井正忠体制を継続へ 連盟会長“マダム・パン”が示唆、アジア杯2027出場権へ新たな欧州出身者も確保か
タイサッカー協会のヌアルファン・ラムサム会長が、A代表の石井正忠体制を継続させる意向を口にした。タイ『Thai Rath』などが伝える。 石井正忠監督率いるタイ代表は、年末年始に開催されていたASEAN杯で準優勝。決勝戦では、大会途中にブラジル出身FWグエン・スアン・ソンを加えたベトナム代表に2戦合計3-5と敗れ、大会3連覇を逃すこととなった。 石井監督としては2023年11月の就任後、アジア杯2023でベスト16、2026W杯はアジア2次予選敗退、ASEAN杯準優勝という推移。 タイの実業家、政治家、そしてサッカー協会会長であるラムサム氏“通称マダム・パン”は、記者会見でASEAN杯を総括し、現場を労うとともに石井体制を継続させる意向を口にした。 「必ずしもベストメンバーを招集できなかったなかでも、若いチームがよくやってくれた。近いうちにフル代表の中心となるであろう選手を発見できたことが、今大会の成功と言える部分だ」 「次なる目標は、アジア杯2027の出場権を獲得すること。今のところ、コーチングスタッフ陣を変更するつもりはない。石井監督は大きなプレッシャーがある中で取り組んでくれている」 現代表チームには、国外出身のタイ系選手が複数おり、スウェーデン出身のFWパトリック・グスタフソン、ノルウェー出身のDFニコラス・ミケルソン、イングランド出身のDFジェームス・ベレスフォードが今大会を通じて頭角。 また、マダム・パンは年明け、デンマーク1部・オーフスGFに所属するタイ系の元U-21スウェーデン代表DFエリック・カール(23)と会談。A代表入りの説得に成功したと伝えられる。 2025.01.07 22:27 Tue2
タイ代表に元豪代表選手が加わる可能性も? 準優勝ASEAN杯で国外出身選手らが活躍、次なる強化ピースとして機運高まる
石井正忠監督率いるタイ代表に、元オーストラリア代表選手が加わる可能性も? タイ『Thai Rath』が伝える。 2024年、東南アジア勢で唯一、W杯アジア最終予選へ進出したインドネシア代表に、旧宗主国オランダからの国籍取得=帰化選手が激増。最近は国内でも賛否が分かれ始めているそうだが、何はともあれパワーアップに成功した。 当該国にルーツを持つか否かに関わらず、こうした国外出身選手による強化はアジアでは珍しくなく、カタール、UAE、中国、台湾、キルギス、またシンガポールなどインドネシアとライバルの東南アジア勢にも国籍取得組が多数。 タイ代表では、年末年始のASEAN杯で、スウェーデン出身のFWパトリック・グスタフソン、ノルウェー出身のDFニコラス・ミケルソンなど、5人のタイ系選手を招集。5人は高く評価され、チームも準優勝という成果を挙げた。 大会直後から「今後はデンマーク1部・オーフスGFの元U-21スウェーデン代表DFエリック・カール(23)も招集へ」と伝えられるなか、どうやら他にも候補が。ブリーラム・ユナイテッドに所属するMFケネス・ドゥーガル(31)だ。 ドゥーガルはオーストラリア出身のタイ系で、スパルタ・ロッテルダムやブラックプールなど欧州で長くプレー。昨年ブリーラムへ加入し、主力としてACLEにも参戦する。 実はオーストラリア代表として5試合出場、公式戦歴もあるのだが、W杯など主要大会の本戦でプレーしたことはなく、最後の国際Aマッチは2022年6月。FIFAの規定上、「タイ代表入りは100%不可」というわけではない。 ASEAN杯における国外出身選手らの活躍により、現地メディア・ファン・関係者の間で招集を求める声が高まっているというドゥーガル。現時点でタイ連盟がこれを検討しているとは伝えられていないが、今後の動向やいかに。 2025.01.13 17:15 Mon3
史上初の元日代表戦で日本人指揮官対決! Jリーグでは石井監督が4勝も…森保一監督「国際舞台での対戦は楽しみ」、石井正忠監督「非常に光栄」
日本代表の森保一監督、タイ代表の石井正忠監督がそれぞれ前日会見に登壇し、国際試合での日本人指揮官対決について語った。 2024年1月1日、国立競技場では『TOYO TIRES CUP 2024』の日本代表vsタイ代表が行われる。 31日には会場となる国立競技場で前日会見が行われ、両チームのトレーニングの冒頭15分が公開された。 日本を率いて第2次政権に突入している森保監督と、今年11月からタイを指揮する石井監督。Jリーグでは選手としても監督としても、両者は対戦経験がある。 それぞれ互いについて、森保監督は「緻密に戦術を練る監督」と語り、石井監督は「人に誠実」という印象を語りながら、両監督ともに国際舞台で対戦できることへの高揚感を口にしている。 「緻密に戦術を練られる監督で、我々にとって非常に難しい試合になると思います。日本のことは誰よりも研究している方ですし、いろいろなコミュニケーションを取る中で、今の活動のことは全てお話させていただいて、さらけ出して試合をすることになるので、難しい戦いになると思います」 「日本人の指導者として、我々が国際舞台で対戦できることを楽しみにしていますし、いろいろな対策を練ってこられるかと思いますが、どんな相手と対戦するにしても難しい戦いになる覚悟はして臨まなければいけないですし、我々が主体的に戦えるようにということ、チャレンジし、アグレッシブに戦うということに変わりはないです」(森保一監督) 「私が監督にこうやって就任する前にも、森保監督はじめ代表のスタッフの方、池田太監督だったりアンダー年代の大岩監督など、私とちょっと関係のある皆さんにはインタビューをさせていただいて、代表活動というものがどういうことかを勉強させてもらい、いろいろなことを学ばせていただきました」 「それも含めた中で、こうやって代表監督として戦えるのは、非常に光栄だと思っています。なので、最初にも言いましたけれども、思いっきりチャレンジしたいなという風に思っています」(石井正忠監督) なお、森保監督がサンフレッチェ広島を、石井監督が鹿島アントラーズを率いての対戦は、2015年J1の2ndステージ、2016年J1の1st、2ndステージ、天皇杯と4度あるが、石井監督の4勝となっている。今回の対戦では、どちらに軍配が上がるだろうか。 2023.12.31 20:30 Sun4
「こんなに差があると感じた」タイ率いて凱旋の石井正忠監督、日本代表の強度に感服
タイ代表を率いる石井正忠監督が、敗れた日本代表戦を振り返った。 1日、国立競技場では『TOYO TIRES CUP 2024』の日本代表vsタイ代表が行われ、5-0で日本が勝利を収めた。 石井監督は11月に代表監督に就任したばかりで、この一戦が自身にとって代表監督としても初陣に。タイのクラブでは輝かしい成績を残してきたが、凱旋試合では完敗を喫した。 タイでは直近12月28日までリーグ戦が行われていたため、招集にも制限があり、出場時間や選手のポジション調整を強いられるなかで、前半は0-0と健闘。「後半も同じ形でやっていこうと話はしたが、トレーニングができなかった中でなかなか伝わらなかった」と、ハーフタイム明けに4選手を交代したが、大量失点と、難しさを痛感する結果となった。 一方で、試合を振り返った指揮官は、タイ代表のチャレンジ精神やポテンシャルを誇るとともに、体感した日本代表の強度を称え、今後に生かしたいと語った。 「まずは『TOYO TIRES CUP 2024』という、元旦の国立競技場で戦えたこと、我々タイ代表にとって素晴らしい体験をさせていただいたと思っています」 「大敗という結果になりましたけれども、昨日の記者会見でも言いましたが、タイ代表は何点取られても下がることなく、前からチャレンジに行っていたと思います。そこは誇りに思いながら、試合を見ていました。日本代表との差は、やはりこれだけあるのだと、私自身も初めて代表監督になって実感したので、これを次の戦いにつなげていきたいと思います」 「(日本代表のプレーについては)テレビでしか見ていなかったので、実際にピッチの脇で見て、プレーの精度やスピード感、そういうものを選手もそうだと思うんですけど、僕自身もこんなに差があるんだなと感じました」 「ただ、今日タイの選手たちのプレーを見て、普段見られなかったようなアグレッシブさを見せて最後まで戦ってくれた。その点では僕自身、彼らの能力に期待をしながら、それをさらに引き出せるように、トレーニングをしたいなと思っています」 2024.01.01 18:26 Mon5
