ドルトはマートセンのキープなるか…契約解除金は68億円

2024.05.01 17:00 Wed
ドルトムントDFマートセン。
Getty Images
ドルトムントDFマートセン。
ドルトムントがオランダ代表DFイアン・マートセン(22)の引きとめを目指すようだ。

チェルシーではなかなかまとまった出番が巡ってこずのマートセンだったが、今年1月からドルトムントにシーズンローンで加入すると、左サイドバックの一番手に。ブンデスリーガでは直近こそ出場停止で欠場したが、ドイツに渡ってから14試合連続で先発し、チャンピオンズリーグでもここまで全4試合でスタートからの出場が続く。
今夏にカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスを失う可能性に直面しているバイエルンが関心を抱くのではと報じられるが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ドルトムントも夏の予算が決まり次第、キープに努めるという。

実現させるのはマンチェスター・ユナイテッドからローン加入中のイングランド代表FWジェイドン・サンチョと同じく簡単ではないとのことだが、マートセン本人もドルトムントで満足。なお、契約解除条項の額は3500万ポンド(約68億9000万円)とみられる。

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“左SBファン・デ・フェン”にオランダ各紙軒並み最高評価「僕は元々こっちだからね」

オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン(23)が、左サイドバック起用について好感触を語った。オランダ『Voetbal International』が伝える。 今季ヴォルフスブルクからプレミアリーグはトッテナムへ加入。すぐさま持ち前のアスリート能力、技術力を見せつけ、トップクラブの主軸センターバックとなったファン・デ・フェン。 それは結果的に、ヴィルヒル・ファン・ダイクやマタイス・デ・リフトなど、ただでさえ世界有数の選手層を誇るオランダ代表センターバック陣をさらにパワーアップさせることに。 しかし、その一方で左サイドバックは手薄。フランス同様、人材大国なだけに有望な選手は多いが、ナタン・アケやデイリー・ブリントなど中堅〜ベテランが占め、ユーロ2024に向けては22歳イアン・マートセンが落選だ。 そんななか、どうやらロナルド・クーマン監督は、分厚いセンターバック陣を考慮してか、今大会を境にファン・デ・フェンの本格コンバートを想定している模様。選手本人が今季終盤戦のトッテナムで起用された左サイドバックだ。 6日の国際親善試合・カナダ代表戦で左サイドバックとしてフル出場したファン・デ・フェンは、オランダ各紙から軒並み最高評価を与えられ、指揮官からは「私は要らぬ心配をしていた。十二分に満足だ」と褒めちぎられた。 試合後の本人も好感触。 「僕は元々左サイドバックだからね。ずっと昔のことで、プロレベルと比べちゃいけない世界だけど。今や僕のメインポジションじゃないけど、スパーズで何試合かやってみたし、今日も上手くいった」 「監督とはまだ話してない。まあでも、僕のところからラインを上げることができてたし、それこそ求められたことだった。僕は相手に自由を与えなかったよ」 「今後も左サイドバックで? いやいや、どちらのポジションでも集中力が必要だし、あんまり考えたくないな。オランダ代表ならクーマンが望む場所でプレーする。僕がどちらにも対応できるだろ?」 ミッキー・ファン・デ・フェン23歳。 センターバックも左サイドバックも高水準でこなす世界有数のディフェンダーとなる未来は、そう遠くないだろう。 2024.06.07 17:55 Fri

ヴィニシウスがCL最優秀選手に輝く! 最優秀若手選手はベリンガムに

欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)最優秀選手として、レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールを選出した。 ヴィニシウスは、今シーズンのCL10試合に出場し6ゴール5アシストを記録。1日に行われたローマとの決勝では、1-0で迎えた83分にベリンガムのラストパスを受けると、ボックス左からシュートを決めきり、2季ぶり15度目のCL制覇に貢献した。 また、最優秀若手選手にはCL11試合に出場して4得点5アシストを記録したマドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが選出された。 そのほか、[4-3-3]の布陣に合わせて選出された今大会のベストイレブンでは、GKは準優勝のドルトムントからグレゴール・コベルを選出。最終ラインは、右サイドバックに決勝戦で先制弾を挙げたダニエル・カルバハル、左サイドバックにドルトムントのイアン・マートセンが選ばれ、センターバックは決勝を戦った両チームの守備を支えるアントニオ・リュディガーとマッツ・フンメルスが選出された。 中盤では優勝したマドリーからベリンガム、準優勝のドルトムントからマルセル・ザビッツァーが選ばれたほか、パリ・サンジェルマンの中盤を支えるヴィティーニャが選出。3トップには今大会の得点王であるバイエルンのハリー・ケインと最優秀選手賞に輝いたヴィニシウスに加え、マンチェスター・シティのフィル・フォーデンが選ばれた。 2024.06.04 06:30 Tue

好調マートセンがユーロ2024のオランダ代表から落選…左SBの本職はブリント1人に

ドルトムントのオランダ代表DFイアン・マートセン(22)がユーロ2024メンバーから落選。対戦国では驚きをもって伝えられる。オランダ『VoetbalInternational』がレポートする。 オランダサッカー協会は29日、ユーロ2024に臨む同国代表の最終メンバー26名を発表。今季終盤に負傷した準主力MFマルテン・デ・ローン(アタランタ)を除けば、概ね順当、名の知れた顔ぶれが並ぶ。 ただ、候補メンバー30名から外れた4名の中には、チェルシーからドルトムントへのレンタル移籍で大活躍中のマートセンも。 マートセンはオランダ代表デビューこそまだだが、ドルトムントをチャンピオンズリーグ(CL)決勝へ導くなど奮闘中。この22歳が外れたため、ユーロ2024での同代表は左サイドバック本職の選手がデイリー・ブリント1人ということに。 他にはナタン・アケ、ミッキー・ファン・デ・フェンが左サイドバックに対応可能だろうが、マートセン落選はグループステージで対戦する相手国メディアから最大の注目ポイントに。フランス、ポーランド、オーストリアの各紙が、驚きを持ってマートセン落選の意味を考察する。 あるポーランド紙は、「マートセンのように、代表経験がなくても若くて起爆剤となり得る選手がオランダから1人減ったことは、彼らにチャレンジャーとして挑むポーランドにとって幸い」と論じる。 また、4バックと3バックを使い分けるオランダ代表。3バック時の左ウイングバックは主にブリントが担うが、代案は本職センターバックのアケとファン・デ・フェンということか。 開催国ドイツからは「ロナルド・クーマン監督による驚くべき決断。マートセンに代表キャップはないが、オランダには代替案がない」と『キッカー』。左サイドバックのタイレル・マラシアとキリンドシー・ハルトマンをケガで招集できないなか、「マートセンは選ぶべきだった」とする。 クーマン監督はメンバー発表会見で、やはりこの「マートセン落選」「左サイドの人選」を繰り返し質問されており、「ブリント、アケ、ファン・デ・フェンの3人だ」と回答。ただし、システムの使い分け含め、起用プランは明らかにしていない。 2024.05.30 14:50 Thu

オランダ代表が26名に絞られる! ケガのデ・ローンやティンバーら4名が落選【ユーロ2024】

オランダサッカー協会(KNVB)は29日、ユーロ2024に臨むオランダ代表メンバー26名を発表した。 2大会連続11回目の出場となり、1988年以来の優勝を目指すオランダ代表。ロナルド・クーマン監督は16日に候補メンバー30名を発表していた。 登録メンバーは26名のため、4名が落選となった中、外れたのは負傷したMFマルテン・デ・ローン(アタランタ)、MFクインテン・ティンバー(フェイエノールト)の他、GKニック・オライ(スパルタ・ロッテルダム)、DFイアン・マートセン(ドルトムント)となった。 本大会には、DFヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール)やMFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)、DFマタイス・デ・リフト(バイエルン)、DFナタン・アケ(マンチェスター・シティ)ら、主軸は順当に残っている。 オランダ代表は、本大会でグループDに入っており、6月6日にカナダ代表、同10日にアイスランド代表とトレーニングマッチを行う。今回発表されたオランダ代表メンバーは以下の通り。 ◆オランダ代表メンバー26名 GK マルク・フレッケン(ブレントフォード/イングランド) バルト・フェルブルッヘン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) ユスティン・バイロウ(フェイエノールト) DF ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト) ステファン・デ・フライ(インテル/イタリア) デンゼル・ダンフリース(インテル/イタリア) デイリー・ブリント(ジローナ/スペイン) ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/ドイツ) マタイス・デ・リフト(バイエルン/ドイツ) ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム/イングランド) ナタン・アケ(マンチェスター・シティ/イングランド) ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/イングランド) MF ジョエイ・フェールマン(PSV) イェルディ・スハウテン(PSV) ジョルジニオ・ワイナルドゥム(アル・イテファク/サウジアラビア) ライアン・グラフェンベルフ(リバプール/イングランド) シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ/ドイツ) タイアニ・ラインデルス(ミラン/イタリア) トゥン・コープマイネルス(アタランタ/イタリア) フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ/スペイン) FW メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリー/スペイン) コーディ・ガクポ(リバプール/イングランド) ワウト・ヴェグホルスト(ホッフェンハイム/ドイツ) ドニエル・マレン(ドルトムント/ドイツ) ブライアン・ブロビー(アヤックス) ステーフェン・ベルフワイン(アヤックス) 2024.05.30 00:20 Thu

ポチェッティーノ監督退任で、チェルシーが選手売却に動く可能性

マウリシオ・ポチェッティーノ監督が電撃的に退任したチェルシー。その影響を受け、今夏退団する可能性が出てきた選手がいるようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 今シーズンからチェルシーで指揮を執ったポチェッティーノ監督。イングランド代表MFコール・パーマーの目覚ましい活躍などがあった一方で、チームとしては不安定さを露呈。プレミアリーグを6位でフィニッシュし、なんとか来シーズンのカンファレンス・リーグ(ECL)の出場権は獲得したが、満足いくシーズンではなかった。 チーム編成への影響力を求めたことでクラブとの考え方が一致せず、双方合意で契約を解除した中、その影響を受ける選手が複数人いると見られている。 その1人はイングランド代表MFコナー・ギャラガー(24)。アカデミーで育った選手で、今シーズンはプレミアリーグで37試合に出場し5ゴール7アシスト、公式戦50試合で7ゴール9アシストを記録。ポチェッティーノ監督の信頼を得て、キャプテンとして多くの試合でピッチに立った。 見事に結果を残したと言える中、契約は残り1年に。チェルシーは約5000万ポンド(約99億7000万円)と評価しており、適切なオファーがあれば売却を考える姿勢とのこと。ただ、本人は現時点ではそこまで乗り気ではなく、まずはユーロ2024のメンバーに残ることを優先すると見られている。 また、DFトレヴォ・チャロバー(24)も関心が寄せられている状況。今シーズンはプレミアリーグで13試合に出場し1ゴールという結果に終わったが、契約は残り4年ある状況。昨夏はノッティンガム・フォレストからのオファーがあり、クラブは受け入れることを決断したものの、本人が移籍を望まなかった過去がある。オファーを受けるとしたら、上位クラブになるだろう。 ドルトムントにレンタル移籍中のオランダ代表DFイアン・マートセン(22)も候補の1人。1月にレンタル移籍し、ドルトムントでは左サイドバックとして試合に出場。チャンピオンズリーグ(CL)決勝の舞台に立つことになる。契約解除金が3500万ポンド(約69億8000万円)に設定されており、支払われればオファーを受けることとなる。 そしてもう1人がアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)。フルアムへレンタル移籍したが、プレミアリーグ21試合でわずか1ゴールと結果を残せなかった。ただ、多くのクラブから関心はあり、売却される可能性は十分にある。 チェルシーにはプレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)の違反の可能性がある状況。過去4度の移籍市場で10億ポンド(約2000億円)を投じているが、4億ポンド(約797億6000万円)分の選手を売却したい考えが。そして、さらに資金を投じて戦力を補強を考えているという。 2024.05.23 11:20 Thu

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ドルトムント退団へ向かうフンメルス…残留の条件は指揮官の退任?

ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)は、条件次第で残留の可能性もあるようだ。 ドルトムントではユルゲン・クロップ監督の時代にブンデスリーガ連覇に貢献し、一度はバイエルンへ移籍するも2019年に復帰してからは主力としてプレーし続けてきたフンメルス。しかし、今月までとなった契約が延長される兆候はなく、ドルトムント退団は既定路線とされている。 ただし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、条件次第でまだドルトムントに残留する可能性はある模様だ。その条件とは、エディン・テルジッチ監督の退任であり、すでにこのことはクラブにも通達済みだという。 フンメルスとテルジッチ監督の関係は、現在緊張状態にあるとのこと。ベテランCBは指揮官の戦術についてかねてより疑問を呈しており、これはフンメルスに限らずチームの数選手に共通した意見のようだ。 とはいえ、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)でチームを決勝にまで導いたテルジッチ監督が、ドルトムントを離れる可能性は低い模様。2025年夏までとなる契約が延長されるかは定かではないが、少なくとも今夏退任に向かうとは考えにくいと報じられている。 これにより、退団が予想されるフンメルスは引き続き欧州でのプレーを希望。現在はミランが関心を示しており、去就が注目されている。 2024.06.11 13:20 Tue

「EUROJAPAN CUP 2024」がチャリティーオークション実施! 第1弾はドルトムントのロイスやフュルクルクのサイン入りユニフォーム!

セレッソ大阪とドルトムントが戦う「EUROJAPAN CUP 2024」。株式会社ライブドアも参画するEUROJAPAN CUP 2024実行委員会にて「令和6年能登半島地震」の復興支援チャリティーオークションを実施することとなった。 「EUROJAPAN CUP 2024」は7月24日(水)にヤンマースタジアム長居で開催。2023-24シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝のドルトムントが来日し、かつてプレーした元日本代表MF香川真司擁するC大阪と対戦する。 能登半島地震復興支援チャリティーオークションは、第1弾と第2弾に分けて開催予定。オークションの収益は全て日本赤十字社に寄付され、被災地の復興支援に役立てられる。 オークション第1弾は、今シーズン限りでの退団を発表したドルトムントのレジェンドである元ドイツ代表MFマルコ・ロイスや、ドイツ代表FWニクラス・フュルクルクの直筆サイン入りユニフォームをはじめ、ドルトムントの選手たちの貴重なアイテムが出品される。開催日時:6月8日(土)18時から6月17日(月)22時までとなる。 <a href="https://auction.hattrick.world/top/1684" target="_blank">★チャリティーオークション特設サイト</a> オークション第2弾は、7月26日(金)から開催予定。詳細は未定となっている。 <span class="paragraph-subtitle">■EUROJAPAN CUP 2024チケット情報</span> 本日6月8日(土)12時から一般発売を開始します。ぜひお早めにご購入ください。 チケット販売URL:<a href="https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2450549" target="_blank">https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2450549</a> <span class="paragraph-subtitle">■EUROJAPAN CUP 2024公式グッズ情報</span> 当社が運営するECサービス「ライブドアショッピング」ではEUROJAPAN CUP 2024の公式グッズを7月上旬から販売する予定です。 詳細が決まり次第ライブドアショッピング内のEUROJAPAN CUP 2024公式グッズ販売ページや、公式Xでお知らせします。 EUROJAPAN CUP 2024公式グッズ販売ページ:<a href="https://www.livedoor-shopping.jp/view/page/eurojapancup2024" target="_blank">https://www.livedoor-shopping.jp/view/page/eurojapancup2024</a> ライブドアショッピング公式X:<a href="https://twitter.com/LD_Shopping" target="_blank">https://twitter.com/LD_Shopping</a> 2024.06.10 21:45 Mon

ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

「確かなことは…へは行かない」フンメルス父が取材対応、トップレベルで現役続行か

ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)は欧州で現役続行へ。ドルトムント残留の可能性もあるようだ。 先のチャンピオンズリーグ(CL)決勝を最後にドルトムントとの契約満了が濃厚、招集ならドイツ代表として最後の大舞台になったであろうユーロ2024も落選。これから選手キャリアの幕引きへ向かう35歳フンメルス。 一部でイタリアへの移籍も報じられるなか、代理人を務める父、ヘルマン・フンメルス氏がイタリア『dotsport.it』のインタビューに応じ、息子の今後について口を開いた。 「数日以内にドルトムントと協議する。今の息子はバッテリーを再充電するのに数日かかっているところだ。もしドルトムントと契約合意に達しない場合は、他のオファーを検討することになる」 「確かなことは、マッツがアジアやアメリカ、あるいはモナコ(休暇地)から離れ過ぎた場所へは行かないということだ」 一方でフンメルスの元チームメイト、ドルトムントのセバスティアン・ケールSDも「フンメルスとの今後について、現時点で何ら明確な計画はない。数日待って何が起こるか様子を見なければ」などと、残留か退団か、選手側との対話からいずれかを導き出すと示唆している。 したがって、移籍なら一部で報じられるミランやローマも可能性アリ。ドルトムント残留の可能性も捨ててはならない、といったところか。 2024.06.07 10:10 Fri

去就注目のロイス、LAギャラクシーとの交渉順調…来週にも成立の可能性

元ドイツ代表MFマルコ・ロイス(35)のロサンゼルス・ギャラクシー行きを巡る話が着々と進むようだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者が続報として報じた。 先のチャンピオンズリーグ(CL)決勝をもって、12シーズンにわたるドルトムントでのキャリアに終止符を打ったロイス。かつてほどの輝きではないにしろ、今季も公式戦42試合で9得点10アシストをマークした実力者とあって、動向が注目される。 行き先を巡ってはトルコやサウジアラビアも取り沙汰されるなか、先日あたりからメジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーからオファーが届き、交渉中であるのが明らかに。その交渉は今も現在進行形で進み、契約の詳細が議題だという。 また、LAギャラクシー側も成立に楽観的で、来週にも決着しうるとも。吉田麻也と山根視来の元日本代表勢が所属するLAギャラクシーではバルセロナからポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの獲得画策が噂されるが、ロイスとの交渉も順調のようだ。 2024.06.07 09:50 Fri

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複数クラブが関心寄せるチェルシーFWブロヤ、ヴォルフスブルクも獲得レースに参戦か

ヴォルフスブルクがチェルシーのアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)に関心を示しているようだ。 チェルシーの下部組織出身であるブロヤは、フィテッセやサウサンプトンへのレンタルを繰り返していたが、昨シーズンからチェルシー復帰。しかし、2022年12月に右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負ってしまうと、その影響もあって思うようなパフォーマンスを発揮できず、今シーズン途中からフルアムにレンタル移籍となった。 だが、そのフルアムでも出場機会は掴めず。プレミアリーグ8試合に出場するもスタメン出場はないままシーズンを終え、チェルシーへ帰還することになった。 チェルシーはすでにブロヤを今夏の売却対象としており、アルバニア代表FWには多くのクラブが関心。そんな中で、ドイツ『キッカー』によるとヴォルフスブルクも獲得に動く可能性があるとのことだ。 ブンデスリーガを12位で終えたヴォルフスブルクは、今夏の移籍市場で攻撃陣の強化に着手。ブロヤの持つ巨大なポテンシャルを評価しているという。 一方で、ブロヤに対してはウォルバーハンプトン、モナコ、ボローニャなど複数クラブから関心。来シーズンの欧州カップ戦出場権を有していないヴォルフスブルクにとって、争奪戦となれば厳しい状況になるとも報じられている。 2024.06.11 11:50 Tue

ブレーメンがアルヴェロの買い取りを発表! 今冬リヨンからレンタルで加入

ヴェルダー・ブレーメンは10日、リヨンからレンタル加入しているフランス人MFスケリー・アルヴェロ(22)の買い取りを発表した。 移籍金や契約期間については明らかにされていないが、フランス『レキップ』によると移籍金500万ユーロ(約8億4000万円)の4年契約と報じられている。 ソショーのアカデミー出身であるアルヴェロは、2021年にファーストチームデビュー。2023年夏にリヨンへ活躍の場を移したが、思うような出場機会を得られなかったこともあり今冬にブレーメンへレンタルで加入した。 ブレーメンでは途中出場がメインながら出場時間を増やしていたが、肩の負傷で長期離脱に。ブンデスリーガでは6試合の出場にとどまったが、クラブは買い取りオプションの行使を決断した。 来シーズン以降もブレーメンでプレーすることが決まったアルヴェロは、チームに留まれる喜びを語っている。 「ここではとても快適だし、プレーを続けられることに満足しているよ。最初からクラブに残ることこそが、僕の望みだった。僕たちのチームは、ここ数カ月で非常に成長したと思う。成功できるよう、これからも貢献していきたい」 また、クラブのプロサッカー部門責任者であるクレメンス・フリッツ氏もコメント。アルヴェロの将来性に対する期待を述べている。 「スケリーはケガのせいで、我々が期待していたほど多くの出場機会を得ることができなかった。それでも、彼は間違いなくピッチ外においてスポーツ面でも人格面でも感銘を与えてくれたんだ。引き続き、スケリーをチームに迎えられることを嬉しく思う」 2024.06.11 11:10 Tue

今夏CB補強を計画のバイエルン、チェルシーと長期契約のコルウィルもターゲットか

バイエルンがチェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル(21)の獲得を狙っているようだ。 紆余曲折を経て、先月にヴァンサン・コンパニ監督の就任を発表したバイエルン。現在は今シーズンの課題でもあった守備の強化をすべく、センターバックの補強を目指している。 現時点で獲得が有力となっているのが、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)。今シーズン、ブンデスリーガの無敗優勝に貢献したターは、今夏新たな挑戦に前向きとも報じられている。 一方で、ドイツ『スカイ・スポーツ』のフロリアン・プレッテンベルグ記者によると、バイエルンはコルウィル獲得の可能性についても探っている模様。バイエルンは左利きのセンターバックを必要としており、ターの獲得に成功したとしても引き続きコルウィルへの関心を続ける意向のようだ。 コルウィルはチェルシーアカデミー出身であり、今シーズンは公式戦32試合に出場。将来的なキャプテン候補として、チェルシーとは2029年夏までの長期契約を結んでいる一方、莫大な資金を移籍市場に投下し続けるクラブが、帳尻合わせのために高額な移籍金を提示されれば耳を傾ける可能性はある。 2024.06.11 10:45 Tue

ボルシアMG、ドルトムントU-19から逸材FWヘアマンを獲得! 世代別代表ではU-17欧州選手権、W杯の2冠獲得に貢献

ボルシアMGは10日、ドルトムントU-19に所属するU-17ドイツ代表FWチャールズ・ヘアマン(18)を完全移籍で獲得した。 かつてヴォルフスブルクなどで活躍し、現役引退後にはガーナ代表監督を務めたチャールズ・アコナー氏を父に持つヘアマン。2020年の夏にハノーファーのユースからドルトムントのユースへ移籍。 爆発的なスピードや足元のテクニックを特長としており、左右のウイングに加え、左サイドバックでプレー可能。ドルトムントではトップチームでのプレー経験はなかったが、リザーブチームや世代別のドイツ代表で活躍しており、2023年に行われたU-17欧州選手権とU-17ワールドカップではチームの優勝に貢献していた。 ボルシアMGのスポーツディレクターを務めるローランド・ヴィルクス氏は、ヘアマンの獲得について以下のように喜びを語った。 「ヘアマンが入団を決めてくれたことを嬉しく思う。彼は若く才能ある選手で、より高いレベルに行ける可能性を秘めている。しかし、まずはここに馴染まなければならない。我々は、彼が成長するための機会と時間を与えるつもりだ」 2024.06.11 08:01 Tue

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