【Jリーグ出場停止情報】名古屋DFハ・チャンレが浦和戦欠場、鹿島DF濃野公人はルヴァン杯町田戦が出場停止に

2024.04.22 17:25 Mon
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Jリーグは22日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。

明治安田J1リーグでは名古屋グランパスのDFハ・チャンレが警告の累積により出場停止。明治安田J2リーグではブラウブリッツ秋田のDF蜂須賀孝治、水戸ホーリーホックのMF前田椋介、横浜FCのDFンドカ・ボニフェイス、藤枝MYFCのDF川島將、愛媛FCのFW松田力が出場停止となる。
また、YBCルヴァンカップでは2回戦のヴァンラーレ八戸戦で2度の警告を受け退場した鹿島アントラーズのDF濃野公人が、3回戦で出場停止となる。

【明治安田J1リーグ】
DFハ・チャンレ(名古屋グランパス)
第10節 vs浦和レッズ(4/28)
今回の停止: 警告の累積による1試合停止

【明治安田J2リーグ】
DF蜂須賀孝治(ブラウブリッツ秋田)
第12節 vs横浜FC(4/28)
今回の停止:1試合停止
MF前田椋介(水戸ホーリーホック)
第12節 vs藤枝MYFC(4/27)
今回の停止:1試合停止

DFンドカ・ボニフェイス(横浜FC)
第12節 vsブラウブリッツ秋田(4/28)
今回の停止: 警告の累積による1試合停止

DF川島將(藤枝MYFC)
第12節 vs水戸ホーリーホック(4/27)
今回の停止: 警告の累積による1試合停止

FW松田力(愛媛FC)
第12節 vsヴァンフォーレ甲府(4/27)
今回の停止: 警告の累積による1試合停止

【YBCルヴァンカップ】
DF濃野公人(鹿島アントラーズ)
3回戦 vsFC町田ゼルビア(5/22)
今回の停止:1試合停止

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【J1注目プレビュー|第20節:名古屋vs浦和】上か下か…煮え切らない前半戦、中位対決の“シックスポインター”

【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ 名古屋グランパス(9位/27pt) vs 浦和レッズ(11位/26pt) [豊田スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆中位からの脱却を【名古屋グランパス】</span> 前半戦を終えて勝ち点「27」の9位。中位に甘んじているチームは、難しい戦いが続いている。 開幕3連敗スタートもその後3連勝、6戦無敗で立ち直ったかと思われたが、その後は勝ち点が伸び悩み中位に。直近4試合は勝利がなく、苦戦している。 持ち味である堅守はなんとか保ちつつあるものの、昨シーズンから課題であり続ける攻撃陣の低迷ぶりは払拭できていない。今シーズンはケガ人の多さにも悩まされ、盤石のメンバーで臨んだ試合は数えるほどだ。 ただ、このところはチャンスの数が増えており、あとはフィニッシュの精度だけ。それでも、チームとしての崩しの形をあまり確立できていないため、より精度高くプレーできるかがポイントとなる。同じく注意の浦和相手には絶対に負けられない。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:ランゲラック DF:吉田温紀、ハ・チャンレ、三國ケネディエブス MF:中山克広、稲垣祥、椎橋慧也、内田宅哉 MF:森島司、永井謙佑 FW:山岸祐也 監督:長谷川健太 <span class="paragraph-subtitle">◆不安定さ拭えぬまま後半戦へ【浦和レッズ】</span> ペア・マティアス・ヘグモ監督を迎えて臨んだ今シーズン。一からチーム作りを始めたため、シーズン序盤はなかなか自分たちのペースに試合を持ち込めずに苦しんでいた。 しかし、シーズンが進んでも不安定さは拭えず。良い時間帯、良い試合展開になることは多いものの、結果につながっていないのが現状だ。 ケガ人が常にいる状況でベストメンバーが組めていないというエクスキューズはあるが、それでも不安定さは否めない。加えて、元日本代表DF酒井宏樹の海外移籍が確実となり、チームの要であるDFアレクサンダー・ショルツも移籍の噂が出ている状況。補強の噂も聞こえてくるが、夏に苦しい立場に追いやられる可能性もある。 直近も5戦未勝利。前節は2点ビハインドから鹿島相手に追いつき、武田英寿が相手の裏をかく技アリのFKを決めてなんとか追いついた。苦しい中でも粘りを見せている状況だが、プラスに転ぶかマイナスに転ぶか。後半戦初戦が行く末に影響を与えそうだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、佐藤瑶大、マリウス・ホイブラーテン、大畑 歩夢 MF:伊藤敦樹、安居海渡、岩尾憲 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、渡邊凌磨 監督:ペア・マティアス・ヘグモ 2024.06.26 16:37 Wed

【J1注目プレビュー|第19節:東京Vvs名古屋】3バックのミラーゲーム、苦しい台所事情の中で勝利を掴むのは

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 18:00キックオフ 東京ヴェルディ(11位/24pt) vs 名古屋グランパス(9位/27pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆前節の大敗からバウンスバックなるか【東京ヴェルディ】</span> 前節はサンフレッチェ広島とアウェイで対戦。城福浩監督にとっては古巣対決、ミラーゲームにもなった試合は1-4で完敗した。 力の差があったと言わざるを得ない戦いからのバウンスバックに期待したいところ。しっかりと敗戦を生かしたプレーを見せていきたいところだ。 ただ、チームとしてはケガ人の問題が。復帰したメンバー見る一方で、チームの軸でもある森田晃樹は今節も欠場の可能性が高い。 見木友哉が出場停止とあって、中盤の人選は上副監督も考えもの。同じ3バックの名古屋を相手に、どのような戦いを見せるか注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:マテウス DF:林尚輝、千田海人、谷口栄斗 MF:翁長聖、齋藤功佑、稲見哲行、松橋優安 FW:染野唯月、木村勇大、山見大登 監督:城福浩 出場停止:見木友哉 <span class="paragraph-subtitle">◆一日の長がある3バックでは負けない【名古屋グランパス】</span> 前節はホームに湘南ベルマーレを迎えて1-1のドロー。リーグ戦では3試合勝利から遠ざかっている。 前節はチャンスこそ多く作ったが、フィニッシュの精度を欠いてしまい、チームとしての課題はまだまだ克服できていない状況だ。 昨シーズンも悩んだ決定力不足。チャンスの数にゴール数が比例していないが、しっかりと守り抜いていくには限界もある。なんとか複数得点を奪っていきたい。 選手もケガ人が増えてきており、どのような布陣で臨むのか。長谷川健太監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:ランゲラック DF:吉田温紀、ハ・チャンレ、野上結貴 MF:中山克広、稲垣祥、椎橋慧也、山中亮輔 MF:森島司、永井謙佑 FW:山岸祐也 監督:長谷川健太 2024.06.22 13:50 Sat

チームと共に後半戦へ弾みつけたい東京Vの山見大登「名古屋戦でゴールとともに結果を残したい」

東京ヴェルディのFW山見大登は、後半戦のさらなる飛躍に向け前半戦最終戦での活躍を強く意識する。 東京Vは前節、今シーズン初のリーグ3連勝を狙ってサンフレッチェ広島のホームに乗り込んだが、1-4の敗戦。先日のJリーグYBCルヴァンカップに続きJ1リーグの上位相手に力の差を見せつけられる結果に終わった。 その広島戦に後半頭から投入され、[3-4-2-1]のシャドー、[4-4-2]の右サイドでプレーした山見は個人としての反省と共に、チームとして突きつけられた課題に言及。 「あそこまでマンツーマンでやられて、個人で剥がすことができないと、ああいう展開になるというのはわかっていました。それを踏まえて、次にどう活かしていくかというところで、守備のところではめちゃめちゃやられたというわけではないですけど、最初の球際のところで大橋(祐紀)選手に負けたりとか、そういった部分で失点に繋がるシーンがあったと思うので、そこをなくしていければと思います」 「(後半途中から)[4-4-2]になって、自分としてはサイドでもうちょっとボールをピックアップして前向きに、他の選手を使うという部分ができればよかったですけど、ビルドアップの部分で前と後ろでだいぶ下がってしまったと思うので、そこの差というのを埋めて、次に活かしていきたいです」 広島戦後には“局面での力の出し方”、“ランニングの質”といった部分の差に言及する選手が多かった中、ルヴァンカップでも広島と対峙したアタッカーは立ち位置や全体の共有を含め「クリアの質」の違いをより感じていたという。 「相手選手の背後へのボールというのが、絶対に自分たちのセンターバックを越えて、しかもキーパーにも取られない位置に蹴ってという部分があって、自陣の味方もクリアしづらいボールになって、そのセカンドを拾われてというシーンが多かったと思います」 「逆に、こっちのボールは相手センターバックの前で引っかかってしまって、余裕を持ってヘディングして味方に繋ぐパスというのができていたと思うので、そこの部分のクリアの差というか、そういうところもちょっと全員で共通認識を持ってやっていければと思います」 さらに、「自分たちが前からプレスをかけてという部分では自信を持って今シーズンやれていると思うので、そこの部分を活かすためにも一個一個のキックの質というのを改善していければいいなと思います」と、個々の質の追求にも目を向ける。 そういった反省を踏まえて戦う22日の明治安田第19節は、勝ち点3で9位に位置する名古屋グランパスを味の素スタジアムで迎え撃つ。 山見は「前に足の速い特徴のある永井(謙佑)選手であったりとか、途中からパトリック選手だったりとか、そういう個に特徴がある選手が多い中で、やっぱりそこを活かしたサッカーをしてくる」と、広島同様に[3-4-2-1]の布陣を採用する対戦相手のイメージを語る。 その上で「そこの部分でうまく前線にボールを運ばせないように、前からのプレスというのが大事かなと思います。相手のビルドアップは広島とかに比べれば少し落ちると思うので、そこの部分で前からのプレスとか、前線から追っていくところが大切になってくる」と、ミラーゲームでマッチアップが明確となる状況においてチームとしても肝にしている前線からの強度の高い守備をポイントに挙げた。 個人としては布陣変更によって2シャドーの一角を主戦場に、爆発的な加速力を活かした背後への飛び出しに加え、ライン間でボールを引き出してのドリブル突破、味方をシンプルに使うパスで攻撃の起点を担う場面も増えている。とりわけ、小回りが利く仕掛けは大柄な相手3バックに対して有効な攻撃の手段となりそうだ。 山見自身は「パスとドリブルの使い分け」を意識しつつ、やはり個の仕掛けの部分で違いを作りたいと考えている。 「やっぱり三國(ケネディエブス)選手であったり、ハ・チャンレ選手というのはフィジカルの部分で強いと思いますし、身長もでかくて足も長いというところで、自分としてはそういった選手に勝っていかないといけない。逆に、潜りやすさというのは出てきたりするので、そういった部分でやりやすさもあるかなという感じです」 「(シャドーでのプレーでは)ウイングバックの選手が相手のサイドバックとかをピン止めしているぶん、そこの前にスペースができやすくなりますし、ボランチもそこの部分にスライドしにくいというのは、このフォーメーションの特徴だと思います」 「そこでいかにシャドーがボールを受けて前向きに作ったりとか、受けてボランチを使って、ボランチを前向きに使うという部分を作っていかないと、相手の嫌なところに潜っていきにくくなりますし、前線の真ん中に人数が少ないぶん、そういった部分で優位性を持っていかないといけないと思うので、そこの部分は前向きにできれば、ドリブルもできますし、そこでのパスとドリブルの使い分けというのをできればいいと考えています」 先日に行われた天皇杯のAC長野パルセイロ戦でフル出場し、攻撃の特長を出しながら課題の守備面でもハードワークをこなして「90分でも走り切れる」という手応えを得た山見。 チームとしては“ゲームチェンジャー”という切り札としてベンチに置いておきたい一方、出場機会を求めてガンバ大阪から新天地を求めた24歳としては「練習から100%でやるからこそ、試合で楽という言い方は違うかもしれないですけど、ある程度練習の方がきついと思えるようになってきた」とスタメンでも攻守に貢献できる自信を得た中で、より大きな役割、責任を求めている。 そういった心境で臨む前半戦ラストマッチでは、リーグ戦15試合(先発1試合)で1ゴール2アシストと「そこまで良くない」と自覚する数字面を含め、後半戦に弾みを付ける活躍を誓った。 「シーズンの最初に比べれば、試合に出る時間も長くなってきたりとかしていますけど、個人の成績を見てみれば、そこまで良くない。後半戦に向けて弾みをつけるためにも、この名古屋戦で1個ゴールとともに結果を残して、後半戦でもっと点を取れたりとかしていければいいなと思います」 2024.06.21 19:00 Fri
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雷雨で45分遅延した一戦、名古屋vs湘南の死闘は1-1の痛み分け【明治安田J1第18節】

16日、明治安田J1リーグ第18節の名古屋グランパスvs湘南ベルマーレが豊田スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 直近は2試合勝利がない名古屋と、2連敗中の湘南の一戦。名古屋は上位への足がかりに、湘南は残留争いから抜け出す足がかりにしたい一戦となる。 名古屋は中断前のリーグ戦から5名を変更。内田宅哉、三國ケネディエブス、和泉竜司、倍井謙、キャスパー・ユンカーが外れ、野上結貴、吉田温紀、山中亮輔、永井謙佑、山岸祐也が入った。 対する湘南も5名を変更。岡本拓也、杉岡大暉、平岡大陽、鈴木淳之介、鈴木章斗が外れ、小野瀬康介、髙橋直也、阿部浩之、舘幸希、ルキアンが入った。小野瀬と舘はケガからの復帰となる。 両チームにとって大事な試合だったが、雷雨の影響でキックオフ時間が遅れることに。45分間遅れてスタートした時には、全く雨の影響がない状況だった。 立ち上がり積極的に入ったのは湘南。前からのプレスをかけつつ、ボールを握っていく展開となる。 名古屋は鋭いカウンターで応戦。互いに譲らない展開のまま、シュートがなく進んでいく。すると湘南は17分、小野瀬がビッグチャンスを迎える。相手のビルドアップ時にハ・チャンレからルキアンがボールを奪うも、これはクリア。しかし、小野瀬が左サイドで拾うと、ドリブルで持ち出しボックス手前で右足一閃。しかし、GKランゲラックがわずかに触り、クロスバーを直撃する。 両チーム通じて最初のシュートとなったが、得点の匂いがした攻撃。湘南がポゼッションして時間を使っていく展開は変わらない。 名古屋は23分にチャンス。FKからの山々のクロスを、吉田がダイレクトボレー。しかし、左に外れてしまう。さらに26分にもビッグチャンス。中山がダイレクトパスで裏に完全に抜け出し、GKソン・ボムグンもかわしてシュートも、無人のゴールに流し込めず。しかし、その前にオフサイドの判定となった。 徐々に押し込み出した名古屋は29分にネットを揺らす。素早いリスタートから永井のパスを引き出した山岸がボックス内からシュート。GKとの一対一を決めたが、わずかにオフサイドでゴールとはならなかった。 湘南ゴールに迫っていく名古屋はついにスコアを動かす。33分、ロングボールをボックス内右で森島が収めるもクリアされる。それでもこぼれ球を拾って繋ぐと、右サイドから吉田がクロス。これを外から入ってきた永井がボックス中央でダイレクトボレー。これが決まり、名古屋が先制に成功する。 先制した試合は6戦全勝の名古屋。すると35分にはボックス手前でパスを受けた山岸からの横パスを、森島がコースを狙ってシュートも、わずかに左に外れていく。 押し込まれ続けた湘南だったが、最終盤には福田やルキアンがゴールに迫るもののそのまま終了。名古屋の1点リードで試合を折り返した。 互いに交代なしで迎えた後半、名古屋はファーストプレーで中山がシュート。わずかに舘幸希が触ってゴールから外れていく。 後半も名古屋が押し込んでいく展開が続く中、60分に湘南が反撃。田中聡がボックス手前で粘ってパスを繋ぐと、小野瀬がボックス内左にカットインして右足シュート。これがサイドネットに決まり、湘南が同点に追いつく。 このゴールの前に山下良美主審にボールがわずかに当たっていたとして、名古屋の選手が猛抗議。リプレイでは確かにわずかにコースが変わっているようにも見えるが、認められずゴールが決まった。 追いついた湘南は69分に逆転に成功。前線へのパスが代わって入ったばかりの奥野耕平が前にパスを出すと、これが椎橋慧也に当たってラインの裏に良いボールが転がることに。これに反応したルキアンが独走し、最後はGKランゲラックとの一対一を冷静に流し込んだ。 しかし、これにVARチェックが入り、オフサイドが確認されることに。かなり時間をかける際どい判定となった中、わずかにルキアンの足の一部が出ていたとして、このゴールは認められなかった。 逆転を逃した湘南だったが、74分にもビッグチャンス。スロインのミスから再びルキアンが完全にフリーとなりシュートも、GKランゲラックがしっかりと反応してセーブ。ゴールを許さない。 すると83分に両チーム合わせて5名が一気に変更。名古屋は山中、山岸、椎橋が下がり、久保藤次郎、榊原杏太、パトリックを投入。一方の湘南は、阿部と福田を下げて、山田直輝と鈴木章斗を投入した。 なかなかゴールが奪えない中、アディショナルタイムは8分の表示。湘南は髙橋、舘を下げて、杉岡 大暉と大岩 一貴を投入。するとアディショナルタイム3分には、相手陣内でボールを奪い、ルキアンのパスを鈴木章がシュートもGKランゲラックがセーブする。 湘南は最後まで名古屋ゴールに迫っていくが、名古屋も最後の最後で身体を張ってシュートを打たせず。死闘は1-1のドローに終わった。 名古屋グランパス 1-1 湘南ベルマーレ 【名古屋】 永井謙佑(前33) 【湘南】 小野瀬康介(後15) 2024.06.16 20:48 Sun

37歳家長昭博の2ゴールで逃げ切り成功! 川崎Fが名古屋撃破で4試合ぶり白星【明治安田J1第17節】

2日、明治安田J1リーグ第17節の川崎フロンターレvs名古屋グランパスがUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、川崎Fが2-1で勝利した。 3試合10失点で未勝利の川崎F(暫定16位)と、3試合無敗の名古屋(暫定7位)。ともに前節1-1ドローで勝利を逃しているなか、6月初戦で勝ち点3を掴んだのは、川崎Fだ。 雷雨の影響で試合開始が10分ほど遅れたなか、開始6分でホームチーム川崎Fが先制。瀬古樹の右CKをゴール前で192cm高井幸大がフリックし、ファーへ走った37歳家長昭博がダイビングヘッドを叩き込んだ。 早々に被弾の名古屋は9分、波状攻撃から稲垣祥が決定的なヘディングシュートもGKチョン・ソンリョンのビッグセーブ。10分、今度は速攻から決定機も、倍井謙はワントラップ目の失敗によりシュートが力無いものに。 18分、川崎Fは名古屋のミスから追加点。家長が最終ラインの三國ケネディエブスにプレッシングをかけ、三國が芝生に足元を取られて家長がボールをかっさらう。家長はGKランゲラックをかわした右足シュートで2点目とした。 名古屋は追い打ちをかけるようにアクシデント発生。20分すぎ、ヘディング後の着地で足を痛めた和泉竜司が自ら交代要求…23分、野上結貴との交代を余儀なくされた。 27分、川崎Fは決定機逸。右CKからゴール正面でフリーのバフェティンビ・ゴミスが右足ボレーを放ち、跳ね返りに再び右足を振るもまさかのシュートミス。3点目なら余裕を持って試合を進めれたが、そうそう上手くはいかない。 その後、2点リード保持で前半を終えるも、序盤で足を痛めながらもピッチに立っていたジェジエウについて、鬼木達監督はハーフタイムで下げることを決断。2月17日のFUJIFILM SUPER CUP以来に田邉秀斗を起用する。 川崎Fは58分、スルーパスに反応したゴミスが、ボックス右から腰をひねって右足を振り、ファーへ強烈なシュートを突き刺す。素晴らしい一撃だったが、オフサイドで3点目ならず。 名古屋は64分、ゴール前で内田宅哉、森島司が立て続けにシュートも、ブロックされて川崎Fにカウンターを浴びる。川崎Fは最後、ゴミスの右足弾で完結も、パス出しの山内日向汰がオフサイド…ゴミスは崩れ落ちて頭を抱える。 70分、名古屋は米本拓司の縦パスを起点に山岸祐也が抜け出し、スプリントの勢いそのままに右足を一閃。しかし、右足に力を込め過ぎたか、大きくクロスバー上へ。1点が遠い。 試合もいよいよ終盤の89分、名古屋は4月以来の戦列復帰となった山中亮輔が右CKでインスイングの良質クロス。ゴール前で混戦状態が生まれ、29歳にして韓国代表初選出のハ・チャンレが蹴り込み1点差とする。 押せ押せの名古屋は続く90+2分、中山克広が右からアーリークロスを入れ、フリーで走り込んだ永井謙佑がスライディングボレー。決定機だったが、GKチョン・ソンリョンが視界に入ったか、上手くボールを叩けず枠外へ。 結局、川崎Fが逃げ切りに成功。昨季2戦2敗の名古屋から2季ぶりとなる勝利で、4試合ぶりの白星に。37歳家長が2ゴール、38歳ゴミスは幻の2ゴールも、コンディションの良さを見せつけた。心配なのはジェジエウの状態か。 川崎フロンターレ 2-1 名古屋グランパス 【川崎F】 家長昭博(前6、前18) 【名古屋】 ハ・チャンレ(後44) 2024.06.02 19:15 Sun

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チームと共に後半戦へ弾みつけたい東京Vの山見大登「名古屋戦でゴールとともに結果を残したい」

東京ヴェルディのFW山見大登は、後半戦のさらなる飛躍に向け前半戦最終戦での活躍を強く意識する。 東京Vは前節、今シーズン初のリーグ3連勝を狙ってサンフレッチェ広島のホームに乗り込んだが、1-4の敗戦。先日のJリーグYBCルヴァンカップに続きJ1リーグの上位相手に力の差を見せつけられる結果に終わった。 その広島戦に後半頭から投入され、[3-4-2-1]のシャドー、[4-4-2]の右サイドでプレーした山見は個人としての反省と共に、チームとして突きつけられた課題に言及。 「あそこまでマンツーマンでやられて、個人で剥がすことができないと、ああいう展開になるというのはわかっていました。それを踏まえて、次にどう活かしていくかというところで、守備のところではめちゃめちゃやられたというわけではないですけど、最初の球際のところで大橋(祐紀)選手に負けたりとか、そういった部分で失点に繋がるシーンがあったと思うので、そこをなくしていければと思います」 「(後半途中から)[4-4-2]になって、自分としてはサイドでもうちょっとボールをピックアップして前向きに、他の選手を使うという部分ができればよかったですけど、ビルドアップの部分で前と後ろでだいぶ下がってしまったと思うので、そこの差というのを埋めて、次に活かしていきたいです」 広島戦後には“局面での力の出し方”、“ランニングの質”といった部分の差に言及する選手が多かった中、ルヴァンカップでも広島と対峙したアタッカーは立ち位置や全体の共有を含め「クリアの質」の違いをより感じていたという。 「相手選手の背後へのボールというのが、絶対に自分たちのセンターバックを越えて、しかもキーパーにも取られない位置に蹴ってという部分があって、自陣の味方もクリアしづらいボールになって、そのセカンドを拾われてというシーンが多かったと思います」 「逆に、こっちのボールは相手センターバックの前で引っかかってしまって、余裕を持ってヘディングして味方に繋ぐパスというのができていたと思うので、そこの部分のクリアの差というか、そういうところもちょっと全員で共通認識を持ってやっていければと思います」 さらに、「自分たちが前からプレスをかけてという部分では自信を持って今シーズンやれていると思うので、そこの部分を活かすためにも一個一個のキックの質というのを改善していければいいなと思います」と、個々の質の追求にも目を向ける。 そういった反省を踏まえて戦う22日の明治安田第19節は、勝ち点3で9位に位置する名古屋グランパスを味の素スタジアムで迎え撃つ。 山見は「前に足の速い特徴のある永井(謙佑)選手であったりとか、途中からパトリック選手だったりとか、そういう個に特徴がある選手が多い中で、やっぱりそこを活かしたサッカーをしてくる」と、広島同様に[3-4-2-1]の布陣を採用する対戦相手のイメージを語る。 その上で「そこの部分でうまく前線にボールを運ばせないように、前からのプレスというのが大事かなと思います。相手のビルドアップは広島とかに比べれば少し落ちると思うので、そこの部分で前からのプレスとか、前線から追っていくところが大切になってくる」と、ミラーゲームでマッチアップが明確となる状況においてチームとしても肝にしている前線からの強度の高い守備をポイントに挙げた。 個人としては布陣変更によって2シャドーの一角を主戦場に、爆発的な加速力を活かした背後への飛び出しに加え、ライン間でボールを引き出してのドリブル突破、味方をシンプルに使うパスで攻撃の起点を担う場面も増えている。とりわけ、小回りが利く仕掛けは大柄な相手3バックに対して有効な攻撃の手段となりそうだ。 山見自身は「パスとドリブルの使い分け」を意識しつつ、やはり個の仕掛けの部分で違いを作りたいと考えている。 「やっぱり三國(ケネディエブス)選手であったり、ハ・チャンレ選手というのはフィジカルの部分で強いと思いますし、身長もでかくて足も長いというところで、自分としてはそういった選手に勝っていかないといけない。逆に、潜りやすさというのは出てきたりするので、そういった部分でやりやすさもあるかなという感じです」 「(シャドーでのプレーでは)ウイングバックの選手が相手のサイドバックとかをピン止めしているぶん、そこの前にスペースができやすくなりますし、ボランチもそこの部分にスライドしにくいというのは、このフォーメーションの特徴だと思います」 「そこでいかにシャドーがボールを受けて前向きに作ったりとか、受けてボランチを使って、ボランチを前向きに使うという部分を作っていかないと、相手の嫌なところに潜っていきにくくなりますし、前線の真ん中に人数が少ないぶん、そういった部分で優位性を持っていかないといけないと思うので、そこの部分は前向きにできれば、ドリブルもできますし、そこでのパスとドリブルの使い分けというのをできればいいと考えています」 先日に行われた天皇杯のAC長野パルセイロ戦でフル出場し、攻撃の特長を出しながら課題の守備面でもハードワークをこなして「90分でも走り切れる」という手応えを得た山見。 チームとしては“ゲームチェンジャー”という切り札としてベンチに置いておきたい一方、出場機会を求めてガンバ大阪から新天地を求めた24歳としては「練習から100%でやるからこそ、試合で楽という言い方は違うかもしれないですけど、ある程度練習の方がきついと思えるようになってきた」とスタメンでも攻守に貢献できる自信を得た中で、より大きな役割、責任を求めている。 そういった心境で臨む前半戦ラストマッチでは、リーグ戦15試合(先発1試合)で1ゴール2アシストと「そこまで良くない」と自覚する数字面を含め、後半戦に弾みを付ける活躍を誓った。 「シーズンの最初に比べれば、試合に出る時間も長くなってきたりとかしていますけど、個人の成績を見てみれば、そこまで良くない。後半戦に向けて弾みをつけるためにも、この名古屋戦で1個ゴールとともに結果を残して、後半戦でもっと点を取れたりとかしていければいいなと思います」 2024.06.21 19:00 Fri
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【J1注目プレビュー|第20節:名古屋vs浦和】上か下か…煮え切らない前半戦、中位対決の“シックスポインター”

【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ 名古屋グランパス(9位/27pt) vs 浦和レッズ(11位/26pt) [豊田スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆中位からの脱却を【名古屋グランパス】</span> 前半戦を終えて勝ち点「27」の9位。中位に甘んじているチームは、難しい戦いが続いている。 開幕3連敗スタートもその後3連勝、6戦無敗で立ち直ったかと思われたが、その後は勝ち点が伸び悩み中位に。直近4試合は勝利がなく、苦戦している。 持ち味である堅守はなんとか保ちつつあるものの、昨シーズンから課題であり続ける攻撃陣の低迷ぶりは払拭できていない。今シーズンはケガ人の多さにも悩まされ、盤石のメンバーで臨んだ試合は数えるほどだ。 ただ、このところはチャンスの数が増えており、あとはフィニッシュの精度だけ。それでも、チームとしての崩しの形をあまり確立できていないため、より精度高くプレーできるかがポイントとなる。同じく注意の浦和相手には絶対に負けられない。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:ランゲラック DF:吉田温紀、ハ・チャンレ、三國ケネディエブス MF:中山克広、稲垣祥、椎橋慧也、内田宅哉 MF:森島司、永井謙佑 FW:山岸祐也 監督:長谷川健太 <span class="paragraph-subtitle">◆不安定さ拭えぬまま後半戦へ【浦和レッズ】</span> ペア・マティアス・ヘグモ監督を迎えて臨んだ今シーズン。一からチーム作りを始めたため、シーズン序盤はなかなか自分たちのペースに試合を持ち込めずに苦しんでいた。 しかし、シーズンが進んでも不安定さは拭えず。良い時間帯、良い試合展開になることは多いものの、結果につながっていないのが現状だ。 ケガ人が常にいる状況でベストメンバーが組めていないというエクスキューズはあるが、それでも不安定さは否めない。加えて、元日本代表DF酒井宏樹の海外移籍が確実となり、チームの要であるDFアレクサンダー・ショルツも移籍の噂が出ている状況。補強の噂も聞こえてくるが、夏に苦しい立場に追いやられる可能性もある。 直近も5戦未勝利。前節は2点ビハインドから鹿島相手に追いつき、武田英寿が相手の裏をかく技アリのFKを決めてなんとか追いついた。苦しい中でも粘りを見せている状況だが、プラスに転ぶかマイナスに転ぶか。後半戦初戦が行く末に影響を与えそうだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、佐藤瑶大、マリウス・ホイブラーテン、大畑 歩夢 MF:伊藤敦樹、安居海渡、岩尾憲 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、渡邊凌磨 監督:ペア・マティアス・ヘグモ 2024.06.26 16:37 Wed
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数的優位の名古屋が効果的なゴールで鳥栖を下し連勝!アウェイ勝利は5年ぶり、鳥栖は前半で退場者出し3連敗逃す【明治安田J1第15節】

18日、明治安田J1リーグ第15節のサガン鳥栖vs名古屋グランパスが駅前不動産スタジアムで行われ、0-2で名古屋が勝利した。 川井健太監督就任後、初の連勝を収めている鳥栖。3連勝を目指すホームゲームに向けては、中2日でありながら川崎フロンターレ戦と同じ11名をスターティングメンバーに並べた。 対する名古屋はFC東京を撃破。直近の試合から5名を変更。河面旺成、椎橋慧也、小野雅史、キャスパー・ユンカー、永井謙佑が外れ、ハ・チャンレ、米本拓司、和泉竜司、パトリック、倍井謙が入った。 立ち上がり鳥栖がボールを握っていく一方で、名古屋が前線からハイプレス。過密日程の連戦ながら、勢いを持って前線からボールを奪いにいく。 すると6分、裏に抜け出したパトリックへボールが出ると、ボックス左に持ち込み、粘りを見せて中央へ折り返す。これを後方から走り込んだ稲垣祥がダイレクトで蹴り込み、名古屋が早々に先制する。 幸先良く先制した名古屋。今季は先制した5試合で全勝と良いデータもある。一方で、鳥栖は落ち着いてボールを握りながら、自分たちのペースに持ち込もうとしていく。 すると15分、左サイドでボールを持った横山歩夢がドリブルでカットイン。稲垣を翻弄するステップで何度も切り返してかわしてボックス内からシュート。しかし、これは枠を越えていってしまう。 名古屋のアグレッシブさは変わらず、鳥栖ゴールに迫っていくことに。すると36分、鳥栖はすでに1枚イエローカードをもらっていた原田亘が米本拓司に両足タックルのような形となり2枚目のイエローカードで退場。スパイクの裏が接触したりはしていないが退場となり、数的不利にもなってしまう。 鳥栖はマルセロ・ヒアンをターゲットに、なんとか攻め込もうとするが、名古屋はしっかりと抑えていく形に。前半アディショナルタイム6分にはCKの流れから稲垣が溢れ球をダイレクトで狙うが、ブロックされてしまう。 名古屋が1点リードで迎えた後半、 先に手を打ったのは名古屋。和泉を下げて中山克広を投入する。すると50分、左サイドでパスを受けた倍井がカットインから米本にパス。米本はニアゾーンにスルーパスを出すと、走り込んだ稲垣がギリギリで戻すと、最後は倍井が蹴り込み、名古屋が追加点を奪う。 前半に続いて後半も立ち上がりにゴールを奪った名古屋。数的優位ということもあり押し込み続けていく。 鳥栖は上夷克典、河田篤秀と続けて投入して流れを取り戻しに行き、名古屋ゴールに迫ることに。77分にはボックス手前右から河田が左足でクロス。ファーサイドに飛び込んだ上夷がダイレクトでシュートを放つが、GKランゲラックがセーブして得点を許さない。 名古屋はハイプレスを継続し、鳥栖に上手くボールをビルドアップさせない。86分にはハーフウェイライン付近でユンカーが粘ると、パスを受けた中山がドリブルで独走。そのままボックス内に持ち込みGKとの一対一でシュートを放ったが、わずかに左に外れていく。 アディショナルタイムに入っても名古屋がカウンターからゴールに迫ることに。95分にはユンカーが見事な仕掛けを見せてボックス内に侵入しシュートも、GK朴一圭がセーブしこれ以上の得点は許さない。 結局そのまま試合は終わり、0-2で名古屋が勝利し連勝。2019シーズン以来のアウェイでの鳥栖戦勝利。一方の鳥栖は3連勝とはいかなかった。 サガン鳥栖 0-2 名古屋グランパス 【名古屋】 稲垣祥(前5) 倍井謙(後5) <span class="paragraph-title">【動画】パトリックの粘りから稲垣祥が飛び込んで蹴り込み名古屋先制!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/95myqL7jJq">pic.twitter.com/95myqL7jJq</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791774835648999921?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 21:07 Sat
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師と再タッグのパトリックがNo.10に! 名古屋が選手背番号を発表

名古屋グランパスは14日、2024シーズンの選手背番号を発表した。 昨季のJ1リーグを6位でフィニッシュの名古屋は今季で長谷川健太体制の3年目。中谷進之介や、丸山祐市、森下龍矢、藤井陽也、前田直輝とこれまでの主力勢に移籍が相次いだが、4人のルーキーを含む13選手を獲得した。 その新戦力の背番号がお披露目となり、ガンバ大阪時代に師事した長谷川監督と再タッグのパトリックが10番をつけるほか、同じくフィニッシャーとして期待の山岸祐也はアビスパ福岡時代と変わらず、「11」に決まった。 また、ハ・チャンレは「3」、井上詩音は「4」、三國ケネディエブスは「20」、椎橋慧也は「8」、中山克広は「27」、小野雅史は「41」、山中亮輔は「66」。昨季までのメンバーでは吉田温紀、久保藤次郎、貴田遼河が新たな背番号を背負う。 GK 1.ランゲラック 16.武田洋平 23.三井大輝 35.ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾←名古屋グランパスU-18/昇格 37.杉本大地 DF 2.野上結貴 3.ハ・チャンレ←浦項スティーラース(韓国)/完全 4.井上詩音←ヴァンフォーレ甲府/完全 20.三國ケネディエブス←アビスパ福岡/完全 24.河面旺成 30.行德瑛 MF 5.吉田温紀 ※背番号変更「31」 6.米本拓司 7.和泉竜司 8.椎橋慧也←柏レイソル/完全 14.森島司 15.稲垣祥 17.倍井謙←関西学院大学/新加入 19.重廣卓也 21.ターレス 25.久保藤次郎 ※背番号変更「20」 26.成瀬竣平←水戸ホーリーホック/復帰 27.中山克広←清水エスパルス/完全 32.鈴木陽人←名古屋グランパスU-18/昇格 34.内田宅哉←FC東京/完全移行 41.小野雅史←モンテディオ山形/完全 66.山中亮輔←セレッソ大阪/完全 FW 9.酒井宣福 10.パトリック←京都サンガF.C./完全 11.山岸祐也←アビスパ福岡/完全 18.永井謙佑 28.榊原杏太←立正大学/新加入 31.貴田遼河 ※背番号変更「42」 77.キャスパー・ユンカー←浦和レッズ/完全移行 2024.01.14 18:20 Sun
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【J1注目プレビュー|第15節:鳥栖vs名古屋】復調し始めた鳥栖は波に乗れるか? 名古屋も連勝目指し仕留めたい

【明治安田J1リーグ第15節】 2024年5月18日(土) 19:00キックオフ サガン鳥栖(17位/14pt) vs 名古屋グランパス(7位/22pt) [駅前不動産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆やっと連勝、前節の再現を【サガン鳥栖】</span> ミッドウィークの前節はホームに川崎フロンターレを迎えての一戦となった中、今季最多の5ゴールを奪って勝利。今季初の連勝を収めた。 苦しんでいるチームだが、川崎Fを相手に5ゴールを奪っての勝利は吹っ切れるキッカケにしたいところ。この勢いで3連勝を収めていきたいところだ。 ただ、不安材料である守備は川崎F戦でも先制を許すなどしており、まだまだ改善できる余地はある。攻撃陣が奮起したことで勝利できたが、押し込まれたことは事実。精度を上げていきたい。 相手も攻撃力を持つ名古屋。勢いに乗らせれば一気にやられてしまうこともあり、しっかりと対応していきたいところだろう。好調を維持するマルセロ・ヒアンのゴールにも注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:朴一圭 DF:原田亘、山﨑浩介、キム・テヒョン、丸橋祐介 MF:河原創、手塚康平 MF:富樫敬真、菊地泰智、長沼洋一 FW:マルセロ・ヒアン 監督:川井健太 <span class="paragraph-subtitle">◆ユンカー復活、勢いに乗せたい【名古屋グランパス】</span> このところ負けが続いていた名古屋だったが、前節はホームにFC東京を迎えて3-1の勝利。連敗を免れて踏みとどまった。 なんといっても出遅れていたキャスパー・ユンカーがハットトリックの大暴れ。チームとして頼れるストライカーが戻ってきたことは大きく、長谷川健太監督も手応えがあるはずだ。 とはいえ、中2日の連戦。さらにアウェイでの試合となるだけに、ターンオーバーは必至。それでも、チームとしての力を徐々につけてきているだけに、高いパフォーマンスを出せるかが注目だ。 波に乗れるのか、それとも再び苦しむのか。大事な一戦となる戦い。鳥栖は徐々に自信をつけているだけに、しっかりと戦いたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:ランゲラック DF:三國ケネディエブス、ハ・チャンレ、河面旺成 MF:中山克広、椎橋慧也、米本拓司、和泉竜司 MF:森島司、永井謙佑 FW:パトリック 監督:長谷川健太 2024.05.18 14:30 Sat

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