スイス代表指揮官は白星発進も次戦に気を抜かず 「また違う試合に」

2024.06.16 11:30 Sun
スイス代表を率いるヤキン監督
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スイス代表を率いるヤキン監督
スイス代表がユーロ2024を白星スタートだ。スイスは15日のグループA第1節でハンガリー代表と対戦し、3-1で勝利。2-0で迎えた後半に1点を返されたが、90+3分にブリール・エンボロのダメ押し弾で勝負を決した。
UEFA公式サイトによると、2020年大会のベスト8以上を目指すなか、その一歩を勝利で飾ったムラト・ヤキン監督はこう振り返っている。

「フットボールはチェスに似ている。今日は戦術が正しかった。あのフォーメーションでいったのは特別な理由がある。強みを最大限に生かすのを重視し、前半は相手を非常に苦しめた。相手がプレッシャーをかけてくるなかでも、フレッシュな前線がボールをキープしてくれたね」

また、「今日はファンと一緒に素晴らしい雰囲気を楽しめた。監督として、選手にああいう雰囲気を作ってあげるのも役割」と述べた。
19日に行われる次戦のスコットランド代表戦にも「(スコットランドが1-5で敗れた)ドイツとの対戦というのは簡単じゃない。来週の水曜日はまた違う試合になる」と警戒した。

「初戦で勝ったのは大きいだが、後半の出来はあまり満足していない。来週はもっと良いプレーをしないと。そのなかで、今日のスタジアムに多くのスイス人が多く集まってくれたのを目にしたのは素晴らしかった」

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スイス率いるヤキン監督、前回王者との“戦術的”な試合心待ちに…「我々は準備ができているし、イタリアを驚かせることもできるかもしれない」

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「イタリアは優勝候補じゃない」マテラッツィ氏がユーロ連覇目指す後輩たちを鼓舞「スイスを倒して初めて...」

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スイス代表コーチ陣のPCがホテルで盗難被害に...連盟幹部「重要な分析データは入っていない」

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ドイツ撃破にあと一歩まで迫ったスイス、指揮官は選手の奮闘と決勝T進出に満足「大きな挑戦だった」

スイス代表のムラト・ヤキン監督がドイツ代表を苦しめた自らのチームを誇った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループA初戦のハンガリー代表戦を1-3で勝利し、第2節スコットランド代表戦は1-1の引き分けで終えたスイス。第3節は引き分け以上でグループステージ突破が決まるなか、開催国で優勝候補のドイツと23日に対戦した。 ドイツに主導権を握られる展開となりながら、28分にFWダン・エンドイエが左クロスを押し込んでスイスが先制。1点リードのまま迎えた終盤には、MFルベン・バルガスがネットを揺らすもオフサイドで認められず、後半アディショナルタイムには土壇場で追いつかれ、1-1のドロー決着となった。 1勝2分けのグループ2位で決勝トーナメント進出を決めたヤキン監督は、ドイツをぎりぎりまで追い詰めた選手たちを称賛。この調子を維持したまま決勝トーナメント初戦に向かうつもりだ。 「まずは選手たちを祝福したい。戦術的なプレーを見せた。我々は戦い、たくさん走ったが、このような相手と争うのは難しい。それでも我々のプレーには満足している。大きな挑戦だった」 「我々のストライカーたちはハードワークし、前線でも守備でもよくやってくれた。次の試合に向けて準備する時間は1週間ある」 「負けていないのは嬉しい。(グループ)1位を取るには十分ではなかったが、ポジティブだ。このチームは正しいチームスピリットを持って懸命に取り組んでいる。システムや戦略は機能しているし、出場した選手たちはよくやっている」 <span class="paragraph-title">【動画】ドイツ相手に先制! エンドイエが右足でクロスを押し込む</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_k1_71hyJCQ";var video_start = 31;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.24 11:46 Mon

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「我々は標準以下」連覇逃したイタリア、スパレッティ監督は「ユーロ2024の経験で学んだこと」とイタリア代表の大きな問題に言及

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、ユーロ2024敗退を振り返った。『UEFA.com』 29日、ユーロ2024ラウンド16が行われ、イタリアはスイスと対戦した。 前回王者として連覇を目指すイタリア。スペイン、クロアチア、アルバニアと同居したグループステージを2位で通過。一方、ドイツ、ハンガリー、スコットランドと同居したグループAをスイスは2位で通過している。 試合は立ち上がりからスイスが押し込む展開に。すると37分にイタリアは失点を喫する。さらに後半立ち上がり30秒で再び失点。その後、盛り返しを見せるもののゴールは遠く、2-0で敗れてベスト16で大会を去ることとなった。 試合後、連覇を逃したスパレッティ監督は自身に責任があるとコメント。満足いく戦いは大会を通してやれていないと語り、チームとしての未熟さがあると語った。 「起きたことの責任は私にある。チームを選んだのも私だ。これは選手たちを知る過程の一部だった。今夜の試合でのパフォーマンスには満足していない」 「スペイン戦でのパフォーマンスにも満足していない。その他の2試合については、部分的には満足している」 「選手たちを休ませてチームを変更させたが、前回の試合では高い強度を保たなければならなかったため、十分な変更を加えなかった自分を責めた」 「これはプロセスの一部だ。他の監督陣は全員、このユーロの前に20試合を指揮した。私は10試合しか指揮しておらず、常に『勝たなければならない、勝たなければならない』と厳しく言われてきた」 「チームをもっとよく知り、より良い準備をする必要があると思う。また、私が頼りにしていた選手の中には、ケガをした選手が何人もいた」 また、他国とイタリア代表を比較し、インテシティの低さに言及。ヨーロッパで勝ち残るために必要であると課題を語った。 「インテンシティの点で、我々は標準以下で、スイスが勝利に値した。イタリア代表の将来は、難しい選択を迫られている」 「我々はもっとフィジカルを強化する必要がある。クオリティの高いチームだが、90分間でインテンシティが失われると、状況を変えてもっとフィジカルを強化する必要があると考えるのは当然だ」 「今回の戦いではいくつかを試したが、何かを変えなければいけないという考えが残った。人々が言うほど酷い結果ではない。厳しいグループを突破した。しかし、基礎的な面で、個性のあるチームとは思えなかった。それがユーロ2024の経験で学んだことだ」 「試合のインテンシティという点では、チーム臆病だったと思う。高いレベルのインテンシティを維持できなかった」 「ボールを奪い返すことができない時は、最終ラインにスピードがないため、ピッチ上でスペースを与えてしまうこととなる。時折ボールは奪え返せたが、保持することは上手くできなかった」 <span class="paragraph-title">【動画】スイスが試合を支配!王者・イタリアはなすすべなく敗退…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J-F6MshePBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 12:52 Sun

「過ちを認める必要がある」 ドンナルンマが16強敗退を謝罪…「こういう形での敗退はつらい」

イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマがユーロ2024での不甲斐ない結果を謝罪した。 連覇を目指すイタリアは29日のラウンド16でスイス代表と対戦。37分にレモ・フロイラーのゴールでリードを許すと、後半立ち上がりの46分にもルベン・バルガスにネットを揺らされ、0-2で完敗した。 内容してもスイス優勢の流れで、なす術なしの敗退となり、25歳の守護神はUEFA公式サイトで「責任を取って謝罪し、過ちを認める必要がある」と語った。 「僕らは試合にまったく入っていけなかった。それを不本意ながら受け入れ、素晴らしい試合をした彼らを称えないといけない。でも、僕らはもっとうまくやるべきだった」 また、「こういう形で敗退するのはつらい。みんなに謝罪する」と改めてこの結果を詫び、肩を落とした。 「当然の報いを受けたし、試合を通して苦戦した。前半はボールを失いすぎたし、厳しい試合だ。消化するのがすごく難しい試合だったし、前半は相手が常にボールを握り、僕らは悪い結果に終わってしまった。後半からもっと良いスタートを切りたかったけど、すぐに失点してしまったんだ」 イタリアの今後については「欧州のカップ戦や大会に出ることで、多くの選手、特に若手がうまく試合を運べたり、より高いペースを維持できるようになる。僕らには成長し、向上できる若手がたくさんいる。みんなで前進しないとだし、そうするはず」とした。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】スイスvsイタリア</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J-F6MshePBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 12:15 Sun

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バルガスの芸術弾などで前回王者イタリアを下したスイスが2大会連続のベスト8進出!【ユーロ2024】

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ドイツW杯制覇のベルリンでユーロ8強入り目指すイタリア代表…スパレッティ監督「あのグループと似たようなチームに」

イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)でアッズーリが世界王者に輝いた思い出の地で、ユーロ2024ベスト8進出を誓った。 ユーロ連覇を狙うイタリアはスペイン代表、クロアチア代表、アルバニア代表と同居した激戦区のグループBを1勝1分け1敗で2位通過。パフォーマンス面で改善の必要が見受けられるも、ひとまず決勝トーナメント進出を決めた。 29日に行われるラウンド16ではグループAを2位通過した難敵スイス代表相手にベスト8進出を狙う。 対戦相手のスイスは2022年カタールW杯予選で同じグループに同居し、首位通過を許した因縁の相手となるが、今回の試合が開催されるベルリン・オリンピアシュタディオンは2006年ドイツW杯でフランス代表を撃破し、世界王者に輝いた非常に縁起がいいスタジアムでもある。 当時はローマを指揮していたスパレッティ監督、現スカッドに当時を知る者はいないが、コーディネーターを担うジャンルイジ・ブッフォン氏は守護神として優勝に貢献したこともあり、今回の一戦を前に当時のエピソードをチームに伝えているという。 スパレッティ監督はスイス戦の前日会見の場で、その点についてこう語っている。 「いつも感動的だが、ジジ・ブッフォンが隣にいてあの体験をつぶさに語っていると、我々はそのすべてを吸収できた! あの大きな喜びに報いるために、明日はあのグループと似たようなチームにならなければならない」 「当時、私は家で観戦していた。明日は突破する必要がある。ファンに喜びをもたらすことがとても重要だからだ」 難敵撃破に向けて世界制覇を達成した当時のチームのような一体感、勝負強さの必要性を説いた指揮官は、その大一番に向けた選手起用についても言及。 グループステージでは4バック、3バックを併用して戦ったが、スイス戦ではDFリッカルド・カラフィオーリを累積警告で、DFフェデリコ・ディマルコを負傷で欠くことになり、3バックで戦ったクロアチア戦から4バックに戻す可能性が濃厚とみられる。 指揮官は最新のチーム情報として体調不良のDFアレッサンドロ・バストーニの起用が可能と明かした一方、カラフィオーリの代役としてDFジャンルカ・マンチーニ、MFジョルジーニョの代役にMFニコロ・ファジョーリの起用を明言している。 「バストーニは評価を受ける必要がある。彼は今日少しトレーニングをしたので、我々はホっと一息ついた。ディマルコは回復できず、欠場する。我々は4バックに近い形でプレーするだろう。これまで見てきたよりも攻撃的になるよう努めなければならないからだ」 「マンチーニは適切な経験を持っている。今回の場合、センターバックの右側に右利き、左側に左利きを配置したい」 「若い才能が攻めてくるので、彼らにふさわしいスペースを作らなければならない。ファジョーリは自然で落ち着いたやり方をするので、その役割に完璧に適任だ。彼にスペースを与える勇気を持つことだ」 また、対戦相手のスイスに対しては「堅固なブロックを持っており、たとえ素早くボールを取り戻したとしても、彼らが間延びするのを見つけるのは難しい。彼らは非常に現代的な守備方法を持っており、高いラインを保ち、チームを緊密にしており、彼らの背後に抜け出すことは可能だ。しかし、彼らは猛烈なプレスも持っているおり、パスの計画を頭の中で立てていないと、ボールが足元に来たときにそこからパスを出すのは非常に困難だ」と、相手の堅固な守備と出足の鋭さを警戒している。 決勝トーナメント進出を決めたものの、グループステージでは振るわないパフォーマンスもあり、イタリア国内からは批判的な声も少なくない。 スパレッティ監督は「我々はこれまで、すべての潜在能力を発揮できていない。むしろ、ほんの一瞬しか見せていない」とそういった指摘を真摯に受け止めつつ、イタリア国民にこのチームを誇りに思ってもらうために、これまでよりも良い成績を残さなければならない」と、決勝トーナメントでの巻き返しを誓った。 「グループステージは非常に難しく、プレーヤー、そして私にもプレッシャーがかかっているのがわかった。このグループを突破した今、チームはもっとリラックスしていると思う。なぜなら、ノックアウトラウンドで計算はできないからだ」 「この試合に勝てば突破できるが、そうでなければ突破できない。だからこそ、そのように集中する必要がある。とにかく何が起こるかわからない」 2024.06.29 16:20 Sat

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デンマーク代表のカスパー・ヒュルマンド監督が、ドイツ代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 29日、ユーロ2024ラウンド16でデンマークはドイツと対戦した。 開催国であるドイツに対し、勝利を目指したデンマーク。立ち上がりから互いにネットを揺らすもゴールは認められない展開が続く。 ゴールレスで迎えた中、後半早々にハンドでPKを取られるとカイ・ハヴァーツに決められ失点。さらに、失点を重ね、2-0で敗れ、ベスト16で敗退となった。 試合後、ヒュルマンド監督はチームを称えながらも、まだまだ目標には足りないとコメント。チームの成長を感じつつ、目指すはクロアチア代表だとした。 「ここ数年、我々はビッグチームに近い存在であることを示してきたが、欠けているものが1つだけある。チャンスもっと作り、生かす必要がある」 「我々の野望はビッグチームと肩を並べることだ。チームと協力してより優れた選手を育成しており、準決勝に進出することもできれば、そうでないこともある」 「クロアチアはここ数年素晴らしい成績を残しており、我々はそこを目指している」 今大会ではグループステージ3試合で引き分け、勝利がないまま大会を去ることとなった。それでも、チームを支えてくれたファンに感謝。この先、よりチームを強化していきたいと意気込みを語った。 「我々はこの戦いを振り返り、チームをどう改善していけるかを考えるつもりだ」 「そして、ファンの応援をどう引き留めるかを考えなければならない。彼らは素晴らしかった。ここドイツでの彼らのサポートに対し、我々は感謝しなければならない」 「私は素晴らしいチームと素晴らしい選手たちを抱え、互いにサポートし合っている。私はチームを誇りに思う。このチームには明るい未来がある」 <span class="paragraph-title">【動画】3つもゴールが取り消された一戦はドイツがデンマークを撃破</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="j2hXMxwjdFQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 13:10 Sun

「我々は標準以下」連覇逃したイタリア、スパレッティ監督は「ユーロ2024の経験で学んだこと」とイタリア代表の大きな問題に言及

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、ユーロ2024敗退を振り返った。『UEFA.com』 29日、ユーロ2024ラウンド16が行われ、イタリアはスイスと対戦した。 前回王者として連覇を目指すイタリア。スペイン、クロアチア、アルバニアと同居したグループステージを2位で通過。一方、ドイツ、ハンガリー、スコットランドと同居したグループAをスイスは2位で通過している。 試合は立ち上がりからスイスが押し込む展開に。すると37分にイタリアは失点を喫する。さらに後半立ち上がり30秒で再び失点。その後、盛り返しを見せるもののゴールは遠く、2-0で敗れてベスト16で大会を去ることとなった。 試合後、連覇を逃したスパレッティ監督は自身に責任があるとコメント。満足いく戦いは大会を通してやれていないと語り、チームとしての未熟さがあると語った。 「起きたことの責任は私にある。チームを選んだのも私だ。これは選手たちを知る過程の一部だった。今夜の試合でのパフォーマンスには満足していない」 「スペイン戦でのパフォーマンスにも満足していない。その他の2試合については、部分的には満足している」 「選手たちを休ませてチームを変更させたが、前回の試合では高い強度を保たなければならなかったため、十分な変更を加えなかった自分を責めた」 「これはプロセスの一部だ。他の監督陣は全員、このユーロの前に20試合を指揮した。私は10試合しか指揮しておらず、常に『勝たなければならない、勝たなければならない』と厳しく言われてきた」 「チームをもっとよく知り、より良い準備をする必要があると思う。また、私が頼りにしていた選手の中には、ケガをした選手が何人もいた」 また、他国とイタリア代表を比較し、インテシティの低さに言及。ヨーロッパで勝ち残るために必要であると課題を語った。 「インテンシティの点で、我々は標準以下で、スイスが勝利に値した。イタリア代表の将来は、難しい選択を迫られている」 「我々はもっとフィジカルを強化する必要がある。クオリティの高いチームだが、90分間でインテンシティが失われると、状況を変えてもっとフィジカルを強化する必要があると考えるのは当然だ」 「今回の戦いではいくつかを試したが、何かを変えなければいけないという考えが残った。人々が言うほど酷い結果ではない。厳しいグループを突破した。しかし、基礎的な面で、個性のあるチームとは思えなかった。それがユーロ2024の経験で学んだことだ」 「試合のインテンシティという点では、チーム臆病だったと思う。高いレベルのインテンシティを維持できなかった」 「ボールを奪い返すことができない時は、最終ラインにスピードがないため、ピッチ上でスペースを与えてしまうこととなる。時折ボールは奪え返せたが、保持することは上手くできなかった」 <span class="paragraph-title">【動画】スイスが試合を支配!王者・イタリアはなすすべなく敗退…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J-F6MshePBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 12:52 Sun

「過ちを認める必要がある」 ドンナルンマが16強敗退を謝罪…「こういう形での敗退はつらい」

イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマがユーロ2024での不甲斐ない結果を謝罪した。 連覇を目指すイタリアは29日のラウンド16でスイス代表と対戦。37分にレモ・フロイラーのゴールでリードを許すと、後半立ち上がりの46分にもルベン・バルガスにネットを揺らされ、0-2で完敗した。 内容してもスイス優勢の流れで、なす術なしの敗退となり、25歳の守護神はUEFA公式サイトで「責任を取って謝罪し、過ちを認める必要がある」と語った。 「僕らは試合にまったく入っていけなかった。それを不本意ながら受け入れ、素晴らしい試合をした彼らを称えないといけない。でも、僕らはもっとうまくやるべきだった」 また、「こういう形で敗退するのはつらい。みんなに謝罪する」と改めてこの結果を詫び、肩を落とした。 「当然の報いを受けたし、試合を通して苦戦した。前半はボールを失いすぎたし、厳しい試合だ。消化するのがすごく難しい試合だったし、前半は相手が常にボールを握り、僕らは悪い結果に終わってしまった。後半からもっと良いスタートを切りたかったけど、すぐに失点してしまったんだ」 イタリアの今後については「欧州のカップ戦や大会に出ることで、多くの選手、特に若手がうまく試合を運べたり、より高いペースを維持できるようになる。僕らには成長し、向上できる若手がたくさんいる。みんなで前進しないとだし、そうするはず」とした。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】スイスvsイタリア</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J-F6MshePBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 12:15 Sun

「最初の20分間は最高」難敵・デンマークを下したドイツ、ナーゲルスマン監督は立ち上がりの出来を称賛「同じプレーをする我々を倒すことは難しい」

ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督が、デンマーク代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 29日、ユーロ2024ラウンド16でドイツはデンマークと対戦した。 開催国としてトロフィー獲得を目指すドイツ。試合は4分に左CKからニコ・シュロッターベックがヘディングで完璧に合わせるもこれはゴールが認められない。 その後はデンマークもペースを取り戻した中、48分にはヨアキム・アンデルセンがネットを揺らして、デンマークが先生かと思い木や、これはオフサイドでノーゴールとなる。 互いにゴールが認められない中、53分にはデンマークがハンド。ドイツがPKを獲得すると、カイ・ハヴァーツがしっかりと成功させて先制。さらに68分には、カウンターからジャマル・ムシアラが一発で決めて2-0でドイツが勝利を収めた。 試合後、ナーゲルスマン監督は振り返り、難しい展開となったものの、PKを決めたハヴァーツを称えるとともに、守備の形を3バックに変えてから後半は非常によくなったとした。 「ワイルドな試合だった。最初の20分は、今大会で最高の瞬間だった。その後は雷雨に見舞われた。劣勢になるかと思われたが、先制できた」 「カイはPKでとても良いプレーを見せた。スタジアムは我々を大いにアシストしてくれた」 「3バックに切り替えてからはずっと安定していた。前半は不安定な場面もあり、エリクセンにスペースを見つけられていた」 「ハーフタイム以降はずっと良くなったし、クリーンシートに抑えられるのは常に良いことだ」 グループCを勝ち上がってきたデンマークに対しては、苦しい相手だったとコメント。前半は無理矢理なプレーも多かったと反省。ただ、立ち上がり20分のプレーを絶賛した。 「簡単な試合ではなかった。デンマークはよくやっていたし、我々も序盤は良い展開だった。無理をしすぎたかもしれない」 「ただ、スイス戦のような逆境でも、観客の助けもあってなんとか切り抜けることができた。チームを誇りに思う。彼らは自分たちが本当に優れていることに気がつき始めている」 「成長の余地は常にある。最初の20分は非常に満足していたが、無理をせず、忍耐強くボールをキープする必要がある。最初の20分間と同じことを続けられれば、我々を倒すことは難しいだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】3つもゴールが取り消された一戦はドイツがデンマークを撃破</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="j2hXMxwjdFQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 11:35 Sun

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「イタリアは優勝候補じゃない」マテラッツィ氏がユーロ連覇目指す後輩たちを鼓舞「スイスを倒して初めて...」

マルコ・マテラッツィ氏がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』を通じ、イタリア代表の後輩たちを鼓舞した。 強烈な個性で観る者を魅了、対戦相手を威圧したイタリアの名手、マテラッツィ氏。2006年ドイツW杯優勝で真の勝者となった男は、あれから18年、ドイツの地でユーロ連覇を目指して戦う後輩たちを鼓舞する。 「イタリアは優勝候補じゃない。スイス代表(29日・ラウンド16)に勝つのは簡単じゃないぞ」 「(スイス)監督のムラト・ヤキンは、普段イタリア、ドイツ、イングランドでプレーする選手たちを頼りにできる。優秀な選手が多いよな? 最後尾にはヤン・ゾマーを擁するバランスの取れたチームだ。過小評価されているが、やつらの経験値は侮れない」 「彼らがドイツ戦で披露した自信とプレーモデルも、とても印象的だ。けどな、イタリアの問題はスイスじゃない。イタリアは対戦相手以前に、自分たちで問題を引き起こさないようにしなければならない」 「ここでスイスを倒して初めて、ようやく真っ直ぐな高速道路が目の前に現れるんだ。負ければまた狭い道を歩いていくことになるぞ。俺と仲間たちは2006年、ドイツ(W杯準決勝)との試合に繋がる高速道路が視界に広がった。そして優勝だ。道のりは簡単じゃないぞ」 スイス代表vsイタリア代表のユーロ2024・ラウンド16は日本時間29日25:00キックオフだ。 2024.06.28 17:30 Fri
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ドイツ撃破にあと一歩まで迫ったスイス、指揮官は選手の奮闘と決勝T進出に満足「大きな挑戦だった」

スイス代表のムラト・ヤキン監督がドイツ代表を苦しめた自らのチームを誇った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループA初戦のハンガリー代表戦を1-3で勝利し、第2節スコットランド代表戦は1-1の引き分けで終えたスイス。第3節は引き分け以上でグループステージ突破が決まるなか、開催国で優勝候補のドイツと23日に対戦した。 ドイツに主導権を握られる展開となりながら、28分にFWダン・エンドイエが左クロスを押し込んでスイスが先制。1点リードのまま迎えた終盤には、MFルベン・バルガスがネットを揺らすもオフサイドで認められず、後半アディショナルタイムには土壇場で追いつかれ、1-1のドロー決着となった。 1勝2分けのグループ2位で決勝トーナメント進出を決めたヤキン監督は、ドイツをぎりぎりまで追い詰めた選手たちを称賛。この調子を維持したまま決勝トーナメント初戦に向かうつもりだ。 「まずは選手たちを祝福したい。戦術的なプレーを見せた。我々は戦い、たくさん走ったが、このような相手と争うのは難しい。それでも我々のプレーには満足している。大きな挑戦だった」 「我々のストライカーたちはハードワークし、前線でも守備でもよくやってくれた。次の試合に向けて準備する時間は1週間ある」 「負けていないのは嬉しい。(グループ)1位を取るには十分ではなかったが、ポジティブだ。このチームは正しいチームスピリットを持って懸命に取り組んでいる。システムや戦略は機能しているし、出場した選手たちはよくやっている」 <span class="paragraph-title">【動画】ドイツ相手に先制! エンドイエが右足でクロスを押し込む</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_k1_71hyJCQ";var video_start = 31;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.24 11:46 Mon
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「信じられない完璧なシュート」スイス代表監督がシャキリのゴールを絶賛、最終節のドイツ戦は「面白い試合になるだろう」

スイス代表のムラト・ヤキン監督が、スコットランド代表戦を振り返った。 19日、ユーロ2024 グループA第2節でスイスはスコットランドと対戦した。 初戦でハンガリー代表に勝利していたスイスは、初戦ドイツ代表に敗れていたスコットランドに勝利し、グループステージ突破を早々に決めたいところだった。 しかし、試合は13分にオウンゴールで失点。苦しい立ち上がりになるが、26分にボックス手前で相手のパスミスのボールを拾ったジェルダン・シャキリが左足を一閃。鋭いシュートがゴール左に決まり、スイスが同点に追いついたが、その後ゴールが生まれず、1-1のドロー。スイスは勝ち点4で2位となり、ドイツとの最終戦に臨むこととなる。 試合後、ヤキン監督は同点ゴールを決めたシャキリを称賛した。 「シャキリは今夜、このような瞬間のために生きていることを証明した。信じられないほど完璧なシュートだったし、あの状況で彼にできた唯一のことだった」 一方で、1-1のドローに終わり、突破を決めきれず。最終節はドイツという難敵を相手にするが、引き分け以上で良いため、しっかりと戦い良い試合にするとした。 「このような試合では、希望はほとんど意味をなさない。重要なのはピッチ上でどれだけのクオリティを発揮できるかだ」 「ドイツは素晴らしいサッカーをしてきた。我々は早く試合をしたいと思っている。窮地に立たされているわけでもないし、面白い試合になるだろう。疑いの余地はない」 一方で、スコットランドvsハンガリーについても言及。ドイツに大敗していたスコットランドを警戒していたとし、スコットランドの方が優位だと語った。 「スコットランドは立ち直る必要があった。彼らは意気消沈し、プライドを傷つけられていた」 「私はチームに対して、プレッシャーをかけてくるだろう、中盤のスペースを塞いでくるだろうと事前に話していた。試合に勝てたかもしれないが、彼らもチャンスを作っていた」 「両チームを比較すると、スコットランドの方が特に前半は我々に多くの問題を引き起こした。スコットランドとハンガリーの試合は厳しい戦いになるだろう」 「我々は2試合を戦って4ポイントを獲得している。ドイツ戦で何が起こるのかを見てみよう」 <span class="paragraph-title">【動画】両者譲らない一戦! スコットランドvsスイス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 12:10 Thu
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スイス代表コーチ陣のPCがホテルで盗難被害に...連盟幹部「重要な分析データは入っていない」

スイス代表コーチ陣のパソコンが盗まれてしまった。 ユーロ2024でグループAを2位通過のスイス代表。 ラウンド16(29日)でB組2位通過の前回王者・イタリア代表と対戦するなか、相手国メディア『フットボール・イタリア』によると、滞在拠点とするドイツ国内のホテルにて、コーチ陣のPC3台が何者かにより持ち去られたという。 チームに帯同するスイスサッカー連盟の幹部は取材対応。 被害届の提出を明かすとともに、盗まれたPCの内部には、自チームや対戦相手に関する業務上のデータが入っていたと語る。同時に「ただちに必要な、重要な分析データではない」とも強調したが、怒りは隠せない。 2大会連続のベスト8進出を目指すスイス代表。ムラト・ヤキン監督が「ドイツと引き分けた我々の自信を侮るべきではない。大会前からイタリアを分析してきたし、試合が待ちきれない」と語るなか、思わぬ横槍が入ってしまった格好だ。 2024.06.26 16:45 Wed
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唸る左足、ベスト4以上を目指すスイスに熱を伝播させる闘将/グラニト・ジャカ(スイス代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■スイス代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループI・2位 監督:ムラト・ヤキン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFグラニト・ジャカ(レバークーゼン) 1992年09月27日(31歳) ボルシアMG、アーセナルでプレーしていたジャカ。アーセナルではキャプテンを務めた時期もあった一方で、一時は難しい立場になるも、2022-23シーズンは優勝を争う原動力の1人となった。 しかし、本人は7年を過ごしたクラブを離れ、レバークーゼンに加入。すると、ブンデスリーガ33試合に出場し無敗での初優勝に貢献すると、ヨーロッパリーグでも決勝進出に貢献するなど、飛躍のシーズンとなった。 前回大会はベスト8に進出したスイスにおいて、10番を背負うジャカに期待されるのはそのキャプテンシー。かつてはその熱くなりやすい性格が仇となり、レッドカードをもらうシーンも多かったが、精神的に大人になったジャカはその熱量をパワーに変え、チームを引っ張る力にしている。 グループ内では2位を争うことになりそうだが、前回大会以上を目指すことは当然。今シーズンも見せたその左足から繰り出される弾丸ミドルにも注目が集まる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 ▽6月19日(水) 《28:00》 【A】スコットランド代表 vsスイス代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヤン・ゾマー(インテル/イタリア) 12.イボン・ムボゴ(ロリアン/フランス) 21.グレゴール・コベル(ドルトムント/ドイツ) DF 2.レオニダス・ステルギウ(シュツットガルト/ドイツ) 3.シルヴァン・ヴィドマー(マインツ/ドイツ) 4.ニコ・エルベディ(ボルシアMG/ドイツ) 5.マヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ/イングランド) 13.リカルド・ロドリゲス(トリノ/イタリア) 15.セドリック・ツィズガー(ヴォルフスブルク/ドイツ) 22.ファビアン・シェア(ニューカッスル/イングランド) MF 6.デニス・ザカリア(モナコ/フランス) 8.レモ・フロイラー(ボローニャ/イタリア) 10.グラニト・ジャカ(レバークーゼン/ドイツ) 11.レナト・シュテフェン(ルガーノ) 14.シュテファン・ツバー(AEKアテネ/ギリシャ) 16.ヴァンサン・シエロ(トゥールーズ/フランス) 17.ルベン・バルガス(アウクスブルク/ドイツ) 20.ミシェル・エビシェア(ボローニャ/イタリア) 23.ジェルダン・シャキリ(シカゴ・ファイアー/アメリカ) 24.アードン・ヤシャリ(ルツェルン) 26.ファビアン・リーダー(スタッド・レンヌ/フランス) FW 7.ブリール・エンボロ(モナコ/フランス) 9.ノア・オカフォー(ミラン/イタリア) 18.クワドウォ・ドゥア(ルドゴレツ/ブルガリア) 19.ダン・エンドイエ(ボローニャ/イタリア) 25.ゼキ・アムドゥニ(バーンリー/イングランド) <span class="paragraph-title">【動画】ジャカの左足から繰り出される衝撃のミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Q20dpA7wt1w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 18:00 Sat

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“旬”な22歳DFカラフィオーリをラウンド16で欠くイタリア代表…代役は誰に?

イタリア代表はスイス代表戦に向け、最終ラインの人選を悩んでいるようだ。 ユーロ2024でグループB2位通過のイタリア代表。3試合はお世辞にも順調な戦いぶりと言えずも、劇的な形で突破を決め、それもそれで要所を抑えたアッズーリらしさ、と言うべきか。 ただ、来たるラウンド16のスイス代表戦(29日)は、今日現在世界で最も急激に評価を高めているフットボーラー、センターバックのDFリッカルド・カラフィオーリが出場停止。 カラフィオーリはB組最終節のクロアチア代表戦で、90+7分の劇的同点弾をアシスト。ボローニャの大躍進に貢献した22歳はプレー全体も良く、急速にビッグクラブ行き噂が過熱する。今月A代表デビューとは思えぬ奮闘ぶりだ。 無論、こういったニューカマーの台頭が大舞台を突き進む上では重要なわけで、スイス戦でカラフィオーリを欠くことは、イタリアにとって大きな痛手になるとみて間違いない。 では、代役は誰になるのか。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやら順当にDFアレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)の先発起用が妥当か。左からバストーニ、ボンジョルノ、ダルミアンorディ・ロレンツォの3バックと考えられている。 ルチアーノ・スパレッティ監督は大前提として「4バックへのスライドを苦にしない3バック」を念頭に置き、ジャンルカ・マンチーニ、フェデリコ・ガッティの可能性もあるが、打倒な選択肢はボンジョルノとのこと。 注目の大一番、スイス代表vsイタリア代表は、日本時間29日25:00にキックオフだ。 2024.06.28 14:30 Fri
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「面白い試合だった」スイスに土壇場で追いついたドイツ、値千金のフュルクルクには「我々にとって重要な選手」

ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督が、スイス代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 23日、ユーロ2024グループA最終節でドイツはスイスと対戦した。すでにグループステージ突破を決めているドイツと、勝利して首位通過を目指すスイスの戦い。試合は28分にダン・エンドイエのゴールでスイスが先制する。 ドイツは初黒星かと思われた中、後半アディショナルタイム2分にニクラス・フュルクルクが値千金の同点ゴール。1-1で勝ち点を分け合う形となり、首位通過を決めた。 試合後、ナーゲルスマン監督はスイスを称えながら、良い試合だったと振り返った。 「最終的には当然の勝ち点と言える。もちろん、カウンターではリスクを冒し、失点することもある。我々は逆転してよくやったと思う。同点に追いつくに値していた」 「スイスは素晴らしい相手だった。面白い試合だった。我々は戦術的にうまくやれた」 また、敗戦からチームを救ったフュルクルクについても言及。ベンチからの役割でも結果を残したストライカーを称えた。 「彼はまたゴールを決めた。良いゴールだ。我々にとって重要な選手だ。ベンチから投入できる選手がいるというのは嬉しい」 「決定的なゴールを取れる選手を交代で投入するのは重要なことだ。我々は先発メンバーを選ぶために相手を分析し、ベンチからは異なる選手を投入できる」 <span class="paragraph-title">【動画】互いの意地がかかった激闘!スイスvsドイツ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_k1_71hyJCQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.24 10:30 Mon
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後半ATのフュルクルク同点弾でドイツが首位通過、スイスは2位通過【ユーロ2024】

ユーロ2024グループA最終節、スイス代表vsドイツ代表が23日に行われ、1-1で引き分けた。 4日前に行われたスコットランド代表戦を1-1で引き分け1勝1分けとした2位スイスは引き分け以上で突破が決まる中、スコットランド戦のスタメンからシャキリとバルガスに代えてエンボロとリーダーを起用した。 一方、ハンガリー代表に2-0で勝利して連勝とし、決勝トーナメント進出一番乗りを決めたドイツは引き分け以上で首位通過となる中、3戦連続同じスタメンで臨んだ。 開始3分にCKからハヴァーツのヘディングシュートでGKゾマーを強襲したドイツがボールを持つ展開となった中、17分に押し切りかける。アンドリッヒがボックス手前からミドルを放つと、GKゾマーは守備範囲だったが、触れずにネットが揺れた。 しかしその前にムシアラにファウルがあったとしてVARが入り、ノーゴールとなった。 すると28分、スイスが最初のチャンスで先制する。ボックス左でスルーパスを引き出したフロイラーのクロスをエンドイエが合わせた。 さらに31分、エンドイエがボックス左から際どいシュートを放って追加点に迫ったスイスが、ハーフタイムにかけてはドイツに好機を許さず1点をリードしたまま前半を終えた。 迎えた後半、開始5分にドイツはヴィルツのスルーパスを受けたムシアラがGKゾマー強襲のシュートを浴びせると、55分にはクロースがミドルシュートで牽制。 そのドイツが押し込む流れが続くと、70分にはヴィルツのクロスを受けたキミッヒがシュートに持ち込んだが、アカンジの好ブロックに阻まれる。 終盤、フュルクルクとサネを投入したドイツは84分にバルガスにネットを揺らされるも僅かにオフサイドで助かると、続く89分にはジャカのミドルシュートでゴールを脅かされたが、GKノイアーがファインセーブで阻止。 すると追加タイム2分に値千金の同点弾。ラウムの左クロスをフュルクルクがヘッドで合わせた。このまま1-1で終了。ドイツが首位通過を決め、スイスは2位での突破となった。 スイス 1-1 #ドイツ 【スイス】 ダン・エンドイエ(前28) 【ドイツ】 ニクラス・フュルクルク(後47) 2024.06.24 05:58 Mon
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