両軍合わせて18枚のカードはユーロ新記録…チェコvsトルコは80分以降に10枚もカードが出る異常事態に

2024.06.27 12:40 Thu
試合終了間際には揉み合いに
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試合終了間際には揉み合いに
ユーロ2024で衝撃的な記録が誕生した。欧州の24カ国が頂点を目指す戦い。ユーロ2024もグループステージの全日程が終了し、ベスト16のチームが決定した。
優勝候補として挙げられている開催国のドイツ代表や、スペイン代表、イングランド代表、フランス代表など順当に勝ち上がり。一方で、クロアチア代表は予想に反して敗退した。

また、ジョージア代表やスロベニア代表、オーストリア代表など伏兵も勝ち上がっており、改めてレベルの高さを感じる大会となっている。

そんな中、グループステージの最終戦でとんでもない記録が誕生。ユーロ史上1試合最多となる18枚のカードが飛び交う試合となった。
それはグループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表の一戦。試合は立ち上がりから荒れ模様となった。

開始11分にチェコ代表DFアントニン・バラクにイエローカードが提示されると、20分にはそのバラクがハーフウェイライン付近でトルコ代表MFサリフ・エズジャンのスパイクを踏み2枚目のイエローカードで退場となる。

チェコは早々に数的不利になる展開。それでも0-0で推移すると、後半は49分にトルコ代表MFイスマイル・ユクセクにイエローカードが出ると、0-1となった64分にGKメルト・ギュノク、66分にMFハカン・チャルハノール、68分には試合に出ていないGKウギュルジャン・チャクルとトルコが立て続けにイエローカードをもらう。

1-1となった後、さらにヒートアップ。80分以降にはチェコにイエローカード4枚、トルコに5枚出され、終了間際には揉み合いとなると、チェコはアディショナルタイム8分にFWトマシュ・ホリーが一発退場。イエローカード16枚、レッドカード2枚という壮絶な試合となった。

なお試合は1-2でトルコが後半アディショナルタイムの劇的ゴールで勝利。2008年大会以来のラウンド16進出を決めた。

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トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、ラウンド16進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。 26日、ユーロ2024グループF最終節でトルコはチェコ代表と対戦した。 勝ち点3のトルコと勝ち点1のチェコの対戦。トルコは引き分け以上、チェコは勝利すればグループステージがとぱできる状況だった。 試合は膠着状態のまま進むも、20分にアントニン・バラクが2度目の警告を受けて退場。トルコは数的優位に立つと、51分にハカン・チャルハノールが先制ゴールを決める。 それでもチェコは66分に同点ゴールを記録。互いに激しさを増していった試合は、後半アディショナルタイム4分にジェンク・トスンが勝ち越しゴール。その後は荒れた展開となり、チェコはトマシュ・ホリーも一発退場となるなどしたが、1-2でトルコが勝利。2位でラウンド16進出を決めた。 トルコは2008年大会以来となるラウンド16進出。モンテッラ監督は突破を決めたことを喜んだ。 「我々は何年もグループリーグを突破できていなかったので、とても嬉しい。今夜の試合では、困難な状況を乗り越えることができた」 「この勝利を楽しみたい。明日から次の試合に集中し、歴史を作り続けることを目指す。オーストリア戦には出場しない選手もいるが、彼らの不在を感じることになるだろう」 ラウンド16ではオーストリア代表と対戦することが決定。フランス、オランダ、ポーランドと同居したグループDを首位通過している。 モンテッラ監督はそのオーストリアを警戒。時間がある中でしっかりと回復し、試合に準備したいとした。 「我々は回復する必要がある。まだ6日間もある。このような試合では、感情をコントロールし、ボールコントロールにより注意する必要がある」 「オーストリアは非常に厳しいグループを制している。彼らは非常に早く、とても流動的で大いに称賛に値するチームだ」 また、若い選手が多いチームを称賛。チームを牽引してきたベテラン勢を労った。 「今日の先発11人のうち、ユーロに出場した経験があったのは3人だけだ。グループ突破に成功することで、プレッシャーが少し和らぐことを願っている」 <span class="paragraph-title">【動画】トルコがチェコに劇的な勝利でグループステージ突破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 11:15 Thu
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■チェコ代表</span> 出場回数:8大会連続8回目 最高成績:準優勝(1996) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループE・2位 監督:イワン・ハシェック <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> DFラディスラフ・クレイチ(スパルタ・プラハ) 1999年4月20日(25歳) 今大会でのブレイク期待されるチェコの次代デイフェンスリーダー。前回大会のベスト8チームで、近年はクラブレベルでも健闘光るチェコはかつてJリーグでもプレーしたイワン・ハシェック監督の下で前回大会同様の躍進を目指す。 レバークーゼンで準主力を担ったシックら3選手、キャプテンのソウチェクとツォウファルのウェストハムコンビ、バラクやクフタが比較的名が知れた存在ではあるが、注目は先日にジローナ移籍が決定した左利きのセンターバック。 地元のズブロヨフカ・ブルノから国内屈指の名門スパルタ・プラハにステップアップした在籍5年間でセンターバック、サイドバック、守備的MFを主戦場に公式戦148試合に出場。PKキッカーを務めているとはいえ、ほぼ3試合に1点ペースとなる44ゴールを記録するなど得点力にも優れる守備者だ。 191cmの恵まれた体躯に優れたアスリート能力の有する左利きDFは、地対空の対人の強さに加え、足元の技術、戦術眼、ポジショニングにも優れる万能型で、スラビア・プラハではキャプテンも託されている。 攻守両面で持ち味を発揮しやすい3バックの左での起用が想定される中、ポルトガル、ジョージア、トルコと前線に強烈な個性を持つ相手に躍動を期待したい。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月18日(火) 《28:00》 【F】ポルトガル代表 vs チェコ代表 ▽6月22日(土) 《25:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 ▽6月26日(水) 《28:00》 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.インジフ・スタニェク(スラビア・プラハ) 16.マチェイ・コヴァル(レバークーゼン/ドイツ) 23.ヴィテツラフ・ヤロシュ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) DF 2.ダビド・ジマ(スラビア・プラハ) 3.トマシュ・ホレシュ(スラビア・プラハ) 4.ロビン・フラナーチ(ビクトリア・プルゼニ) 5.ヴラディミール・ツォウファル(ウェストハム/イングランド) 6.マルティン・ヴィティック(スパルタ・プラハ) 12.ダビド・ドウジェラ(スラビア・プラハ) 15.ダビド・ユラセク(ホッフェンハイム/ドイツ) 18.ラディスラフ・クレイチ(スパルタ・プラハ) 24.トマシュ・ヴルチェク(スラビア・プラハ) MF 7.アントニン・バラク(フィオレンティーナ/イタリア) 8.ペトル・セフチーク(スラビア・プラハ) 14.ウカシュ・プロヴォド(スラビア・プラハ) 17.バーツラフ・チェルニー(ヴォルフスブルク/ドイツ) 20.オンドレイ・リングル(フェイエノールト/オランダ) 21.ルカシュ・チェルフ(ビクトリア・プルゼニ) 22.トマシュ・ソウチェク(ウェストハム/イングランド) 25.パベル・シュルツ(ビクトリア・プルゼニ) 26.マテイ・ユラセク(スラビア・プラハ) FW 9.アダム・フロジェク(レバークーゼン/ドイツ) 10.パトリック・シック(レバークーゼン/ドイツ) 11.ヤン・クフタ(スパルタ・プラハ) 13.モイミール・ヒティル(スラビア・プラハ) 19.トマシュ・ホリー(ビクトリア・プルゼニ) 2024.06.18 19:00 Tue
チェコサッカー協会(FACR)は28日、ユーロ2024に臨むチェコ代表メンバー26名を発表した。 現役時代はサンフレッチェ広島でもプレー経験があるイワン・ハシェック監督率いるチェコ代表。予選を2位で通過し、8大会連続11回目の出場を果たしている。 今回のメンバーには、国内組が中心となっているなか、レバークーゼンの無敗でのブンデスリーガ制覇に貢献したFWパトリック・シック、FWアダム・フロジェクを始め、DFヴラディミール・ツォウファル、MFトマシュ・ソウチェク(共にウェストハム)らを招集している。 本大会ではグループFに入っており、トルコ代表、ジョージア代表、ポルトガル代表と同居している。 今回発表されたチェコ代表メンバーは以下の通り。 ◆チェコ代表メンバー26名 GK マチェイ・コヴァル(レバークーゼン/ドイツ) ヴィテツラフ・ヤロシュ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) インジフ・スタニェク(スラビア・プラハ) DF ロビン・フラナーチ(ビクトリア・プルゼニ) トマシュ・ヴルチェク(スラビア・プラハ) ダビド・ドウジェラ(スラビア・プラハ) トマシュ・ホレシュ(スラビア・プラハ) ダビド・ジマ(スラビア・プラハ) マルティン・ヴィティック(スパルタ・プラハ) ラディスラフ・クレイチ(スパルタ・プラハ) ダビド・ユラセク(ホッフェンハイム/ドイツ) ヴラディミール・ツォウファル(ウェストハム/イングランド) MF ルカシュ・チェルフ(ビクトリア・プルゼニ) パベル・シュルツ(ビクトリア・プルゼニ) マテイ・ユラセク(スラビア・プラハ) ウカシュ・プロヴォド(スラビア・プラハ) オンドレイ・リングル(フェイエノールト/オランダ) ミハル・サディレク(トゥヴェンテ/オランダ) バーツラフ・チェルニー(ヴォルフスブルク/ドイツ) アントニン・バラク(フィオレンティーナ/イタリア) トマシュ・ソウチェク(ウェストハム/イングランド) FW パトリック・シック(レバークーゼン/ドイツ) アダム・フロジェク(レバークーゼン/ドイツ) ヤン・クフタ(スパルタ・プラハ) モイミール・ヒティル(スラビア・プラハ) トマシュ・ホリー(ビクトリア・プルゼニ) 2024.05.28 23:50 Tue
フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督がバーゼル戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 フィオレンティーナは18日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝2ndレグでバーゼルとのアウェイゲームに臨んだ。ホームでの1stレグを1-2で落としていたなか、90分を戦ってFWニコラス・ゴンザレスの2ゴールで2-1とし、決勝戦進出は延長戦へと委ねられる。 延長戦では観客席のバーゼルファンが体調を崩したために試合が10分ほど中断するアクシデントがあり、その影響で延長後半のアディショナルタイムが大幅に増加。それでも、120+9分にMFアントニン・バラクが劇的勝ち越し点を決めて3-1の勝利に。逆転で決勝戦進出を掴みとった。 今季のフィオレンティーナは就任2年目のイタリアーノ監督の下で大きく躍進。すでにコッパ・イタリアで9年ぶりの決勝戦進出を決めており、欧州カップ戦での決勝戦進出は1989-90シーズンのUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)以来33年ぶりに。指揮官は試合後のイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで喜びをあらわにしている。 「信じられないほどの喜びだ…この舞台で3ゴールというのは、選手たちのファイナル進出への並外れた貪欲さを示しているものだ。昨季に始まり、ここに到達するまで苦労した」 「選手たちは本当に素晴らしかった。この舞台でこれほどの個性とクオリティを発揮するなんて、簡単にできることじゃない。コッパ・イタリアとあわせて2つのファイナルを戦うことになったが、間違いなく素晴らしい旅になっているよ」 また、来たる決勝戦に向けても意気込み。フィオレンティーナは24日のコッパ・イタリア決勝戦でインテルと、来月7日のECL決勝戦でウェストハムと対戦する。 「理論上はどちらも我々より格上だ。だが、我々は彼らを研究し、懸命に戦い、最大限の結果を勝ち取るために最後まで全力を尽くす」 2000-01シーズンのコッパ・イタリア制覇以来、22年間にわたってタイトルから遠ざかっているフィオレンティーナ。欧州においては1960-61シーズンのUEFAカップウィナーズカップ(現在は廃止)が最後となっている。22年ぶりの国内タイトル、62年ぶりの欧州タイトルへ向け、まだまだ戦いは終わらない。 2023.05.19 14:36 Fri

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ユーロ2024グループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表が26日に行われ、1-2でトルコが勝利した。 ここまで1分け1敗で3位のチェコは、ドローに終わった前節のジョージア代表戦のスタメンからシックとチェルニーをバラクとヒティルに変更した以外は同じスタメンを採用。最前線にヒティル、2シャドーにフロジェクとバラクを据えた[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。 一方、引き分け以上で決勝トーナメント進出の決まる2位トルコは、直近のポルトガル代表戦からスタメンを7人と大幅に変更。アクトゥルコールやアイハン、GKバユンドゥルらに代えてギュレルやエズジャン、GKギュノクをスタメンで起用した。 奇跡の逆転突破へ勝利が絶対条件となるチェコが積極的に攻め込むと、17分にチャンス。右サイドからロングスローをソウチェクがフリックし、最後はゴール前に抜け出したフラナーチがヘディングシュートで合わせたが、これは枠に上に外れた。 その後も主導権を握ろうと奮闘するチェコだったが、20分にアクシデント。中盤で相手選手2人に挟まれながらもボールを繋ごうとしたバラクの伸ばした足がエズジャンの右足を踏みつけてしまうと、2枚目のイエローカードで退場処分となった。 前半半ば以降は膠着状態が続いたが、前半終了間際にチェコが決定機を迎える。45分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったギュノクのラストパスをボックス左まで駆け上がったユラセクがダイレクトシュート。しかし、これは飛び出したGKギュノクのファインセーブに阻まれ、前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、数的優位のトルコはエズジャンを下げてアイハンを投入。すると51分、右サイドを突破したユルマズの折り返しからユルドゥズが決定機を迎えたが、シュートはGKスタニェクの好セーブ。 さらに相手DFの中途半端なクリアから波状攻撃を仕掛けると、ボックス手前のユクセクがミドルシュート。これは相手のブロックに阻まれたが、再びボールを拾ったユクセクがボックス左へラストパスを供給すると、チャノハノールが右サイドネットへダイレクトシュートを突き刺した。 待望の先制弾でここから一気にトルコのペースになると思われたが、次にスコアを動かしたのはチェコだった。66分、右サイドからのロングスローをボックス内のソウチェクが頭で繋ぐと、高く浮いたボールをゴール前でホリーがGKと競り合うと、GKギュノクがボールをファンブル。これを拾ったホリーのシュートはDFにブロックされたが、こぼれ球をソウチェクがゴールに押し込んだ。 このまま試合終了かと思われたが、トルコは試合終了間際に勝ち越す。94分、ドリブルで持ち上がったアクトゥルコールのパスを受けたトスンがボックス左から侵入。カットインから右足を振り抜くと、これがゴール右に突き刺さった。 結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。試合終了後には小競り合いからチェコのホリーにレッドカードが出されるなど後味の悪い終幕となったものの、勝利したトルコは2位で決勝トーナメント進出を決めた。 チェコ 1-2 トルコ 【チェコ】 トマシュ・ソウチェク(後21) 【トルコ】 ハカン・チャルハノール(後6) ジェンク・トスン(後49) 2024.06.27 06:10 Thu
ジョージア代表のウィリー・サニョル監督は2戦未勝利を悲観していない。『UEFA.com』が伝えた。 プレーオフを勝ち抜き初のユーロ出場となったジョージア。グループF初戦のトルコ代表戦は1-3の敗北を喫したなか、22日の第2節では初勝利を目指してチェコ代表と対戦した。 試合の主導権を握ったのはチェコだったが、前半アディショナルタイムのFWクヴィチャ・クワラツヘリアのクロスからPKを獲得し、これをFWジョルジュ・ミカウタゼが決めてジョージアが先制。後半にセットプレーから追いつかれるも、GKギオルギ・ママルダシュヴィリを中心とした粘り強い守りでドロー決着とした。 試合終了間際にはロングカウンターから勝ち越しのチャンスもあったジョージアだが、サニョル監督はユーロで初の勝ち点獲得に満足。大舞台で得られる経験こそがジョージアの財産と語った。 「我々が失うものは何もない。決してだ。今回のユーロでの目標は経験を積むことだ。ジョージアは大好きだが、大会デビューで勝利できるとは思っていない」 「選手たちにとって、最高レベルのサッカーがどのようなものかを知ることが非常に重要だった。学ぶべきことはたくさんあるが、それはきっとジョージアの未来に役立つだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】クワラツヘリアのクロスがハンド誘発! ミカウタゼがPK決めて先制</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="iHddoLRnyGQ";var video_start = 60;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 17:22 Sun
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ユーロ2024ラウンド16、ルーマニア代表vsオランダ代表が2日に行われ、0-3でオランダが勝利した。 ベルギー代表、スロバキア代表、ウクライナ代表が同居したグループEを1勝1分け1敗の首位で通過したルーマニアは、6日前のスロバキア戦のスタメンから2選手を変更。コマンと累積のバンクに代えてマンとモゴシュを起用した。 一方、オーストリア代表、フランス代表、ポーランド代表が同居したグループDを1勝1分け1敗の3位で通過したオランダは、7日前のオーストリア戦のスタメンから3選手を変更。マレン、フェールマン、ヘールトライダに代えてベルフワイン、シャビ・シモンズ、ダンフリースを起用した。 デパイを最前線に、2列目に右からベルフワイン、シャビ・シモンズ、ガクポと並べる[4-2-3-1]で臨んだオランダは6分、シャビ・シモンズがカットインからの枠内シュートで牽制。 そのオランダに対し、互角の入りを見せたルーマニアは14分、マンのカットインシュートで応戦した。 集中力の高い序盤を経て20分、オランダが個人技で先制する。左サイドでパスを受けたガクポがカットイン。ボックス左から強烈なシュートを叩き込んだ。 さらに26分、CKからデ・フライのヘディングシュートで追加点に迫ったオランダがハーフタイムにかけてポゼッションを高めると、44分にはシャビ・シモンズに決定機が訪れるも、ボックス中央からのシュートは枠を捉えきれず。オランダが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、マレンを投入したオランダが引き続き試合をコントロールすると、54分に決定機。しかしマレンのシュートのルーズボールに詰めたデパイのシュートはラティウの好ブロックに阻まれた。 さらに58分、CKからファン・ダイクのヘディングシュートがポストに直撃したオランダは、62分にガクポがロングドリブルから枠内シュートでGK強襲と、攻勢を緩めない。 直後のCKの流れからガクポがネットを揺らし、ようやく追加点かと思われたが、VARの末にオフサイドを取られてしまう。さらに67分、デパイが意表を突いたグラウンダーの直接FKでゴールに迫ると、73分にはフェールマンのコントロールシュートがわずかに枠を外れ、やはり2点目とはならず。 それでも終盤の83分、オランダに決定的な追加点。ドラグシンとの競り合いに勝ったガクポが体勢を崩しながらもボックス左ゴールライン際からラストパス。これにマレンが合わせた。 さらに試合終了間際にロングカウンターからマレンが3点目を決めたオランダが4大会ぶりのベスト8進出を決めている。 ルーマニア 0-3 オランダ 【オランダ】 コーディ・ガクポ(前20) ドニエル・マレン(後38) ドニエル・マレン(後48) 2024.07.03 02:55 Wed
トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が準々決勝進出に向け、気を引き締めている。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024ではグループFに入り、ポルトガル代表、ジョージア代表、チェコ代表との対戦を2勝1敗で終えたトルコ。決勝トーナメント進出を決め、2日のラウンド16ではオーストリア代表と対戦する。 オーストリア戦を前にしたモンテッラ監督は、2位で終えたグループステージの戦いを回想。流れのなかからの得点を誇ると同時に、セットプレーからもゴールが欲しいと語った。 「我々はこれまで5ゴールを決め、5人の選手が得点した。PKやセットプレー、オウンゴールはない。我々はボールを支配するという点において素晴らしい仕事をしているが、これらをもっと得点に繋げなければならない。冷静さが非常に重要になる」 また、トルコは3月の国際親善試合でオーストリアと対戦しており、その時は1-6で惨敗。モンテッラ監督は、今回の試合が全く別物になると強調した。 「感情に流されてはいけない。(3月の)リベンジなど考えてはいけない。オーストリアの実力は知っているが、我々に何ができるかもわかっている」 「スタンドにたくさんの観客が集まり、赤と白の旗でいっぱいになることを期待している。これまでファンの皆は我々をとてもよく応援してくれている。それは我々に有利に働くだろう」 「あの1対6は数ある試合の1つだ。これはまた別の試合だ。ラルフ・ラングニック(オーストリア監督)もわかっているだろう」 さらに、モンテッラ監督はオーストリアがフランス代表やオランダ代表、ポーランド代表とのグループDを首位通過したことにも言及。チーム力の高さを称賛しながらも、試行錯誤しての勝利を目指す。 「拮抗したチームが集まったバランスの取れたグループだったため、3カ国(オーストリア、フランス、オランダ)のどこが首位になってもおかしくなかった。オーストリアが首位通過したことは、私にとって全く驚きではなかった」 「オーストリアはとても強度が高く、トランジションもかなりアグレッシブで、フィジカルも非常に強い。彼らは身体的に優れたチームだ。我々は重要な選手を2人欠くが、その穴をさまざまな方法で埋めるつもりだ。我々はピッチ内外で困難な瞬間を経験してきたが、ベストを尽くすつもりだ」 オーストリア戦で欠場するのは、累積警告のMFハカン・チャルハノールとDFサメト・アカイドゥン。モンテッラ監督は若き才能たちのさらなる活躍に期待を寄せた。 「我々はキャプテンなしでプレーすることになる。彼(チャルハノール)はかけがえのない選手だ。しかし、その穴を埋めるための準備ができている選手たちがいる」 「我々は才能ある若手たちに非常にオープンだ。2005年生まれの2選手(MFアルダ・ギュレルとFWケナン・ユルドゥズ)を先発起用することでその姿勢を示した。2005年生まれのFWセミフ・クルチソイに加え、2003年生まれのセンターバック、アフメジャン・カプランもいる。彼らも大会中に出場するチャンスがあるかもしれない」 2024.07.02 20:43 Tue
オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督が、初のベスト8進出に向け意気込んだ。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024ではフランス代表、ポーランド代表、オランダ代表が同居するグループDに入ったものの、2勝1敗の大健闘で首位通過を果たしたオーストリア。2日のラウンド16ではトルコ代表と対戦する。 前日会見に臨んだラングニック監督は、前回大会を上回る初のベスト8入りを叶えたいとコメント。自身も含め、オーストリアの面々とゆかりの深いレッドブル・アレナでの戦いということも前向きに捉えている。 「オーストリアがこれまで達成していないこと(準々決勝進出)を成し遂げるのは、非常に大きな意味がある。我々がグループを突破できる、ましてや最も厳しいグループで首位に立つなんて、ほとんどの人が思っていなかった。ベスト16入りは偶然ではない」 「今、我々は私が8年間働いてきたライプツィヒにいる。私の選手の多くがプレーしたし、今プレーしている選手もいる。我々は興奮しているし、オーストリアのファンと共に、ライプツィヒのファンも何人か応援に来てくれることを願っている」 また、決勝トーナメントとの向き合い方にも言及。心機一転、ここからが本当の始まりだと気を引き締めた。 「みんなかなり落ち着いているし、まだ何も成し遂げていないとチームの全員が思っている。我々からすれば、(この試合から)ユーロが本格的に始まる。ノックアウトモードに入っているから、新鮮なスタートを切ることが重要だ。我々はそのモードの中で戦い、最初の1分から存分に堪能しなければならない」 「トーナメントで上位に勝ち進む方法は1つではない。1試合1試合を大事に戦わなければならない。自分たちに期待しているのは、自分たちの強みに焦点を当てた力強いパフォーマンスだ。それからこの旅がどこまで続くのか見届けることになる」 さらに、ジョージア代表やチェコ代表を下し、グループFを2位で勝ち上がってきた対戦相手のトルコを分析。随所に見せるクオリティの高さや姿勢を警戒した。 「球際に強く、試合に情熱を注ぐチームと対戦する。その両方に備える必要がある。我々は自分たちを際立たせているエネルギーをテーブルの上に乗せる必要がある。熱いハートと冷静な頭脳が必要だ」 「チェコとの試合を見たとき、トルコが我々の対戦相手になりそうだとわかった。チェコは局面局面でとても良いプレーをするし、フィジカルも非常に強かった。(チェコに)退場者が出て試合の流れが変わったが、全員がピッチにいたとしても、あのような展開になっていなかったかどうかはわからない」 2024.07.02 20:07 Tue
ルーマニア代表を率いるエドワード・ヨルダネスク監督は、偉大な父親に続くメジャー大会でのベスト8進出を目指す。 2大会ぶりの本大会参戦となったルーマニアは、ユーロ2024のグループステージでベルギー代表、スロバキア代表、ウクライナ代表という難敵と同居。本命ベルギーの不振の影響もあって勝ち点4で全チームが並ぶ大混戦となったグループEにおいて下馬評を覆す首位通過を果たし、今大会のダークホースの一角となった。 そして、さらなる躍進を目指すトリコローリは、2日に行われるラウンド16でグループDを3位通過したオランダ代表撃破を狙う。 ルーマニアはこれまでワールドカップ(W杯)やユーロという国際主要大会においてベスト8が最高順位。そのうちの1994年アメリカW杯でチームを指揮していたのが、ヨルダネスク監督の実の父親であるアンゲル氏。また、そのチームでエースを担っていたのが、今大会のメンバーに招集されるMFヤニス・ハジの父親であるゲオルゲ・ハジ氏だった。 それだけに、オランダ戦前に行われた会見ではヨルダネスク監督に対して、当時との比較を含めた質問も投げかけられた。『ロイター通信』が会見コメントを伝えている。 これに対して「もちろん、過去を振り返るのは好きだ。あれは素晴らしい瞬間だったし、私もそこにいたんだ」と期待に応えるコメントも発した。だが、「今は団結、個性、精神を持つ世代が違う。我々はあらゆることを試すが、良い結果を出すためには完璧に近いプレーをしなければならないと理解している」と、過去にとらわれることなく、新たな歴史を作るため、大一番に集中している。 また、グループステージ最終節のオーストリア代表戦の2-3の敗戦を含め今大会で不振が伝えられる対戦相手のオランダだが、「彼らは常に良いフットボールをしてきたし、トレンドも生み出してきた。彼らのフットボールに刺激を受けたのは私だけではない」、「オランダには、素晴らしいフットボーラーだった後、すでに非常に高いレベルに達している監督がいる。彼はオランダのフットボールを非常によく知っている」と、敵将ロナルド・クーマン監督を含め改めて敬意を口に。 さらに、「オランダがオーストリア戦で見せたプレーに騙されてはいけない。彼らはすでに出場資格を得ており、集中力が足りなかったのかもしれない。このレベルのチームはどうやって勝利を収めるかを知っており、我々はしっかり準備する必要がある」と、対戦相手がオーストリア戦で見せたような付け入る隙を与えてはくれないと、タフな試合を覚悟した。 その上でヨルダネスク監督は「歴史を前にしてプレーするときは、当然、勝ちたい気持ちが強くなり、全力を尽くす覚悟ができている。これまで築き上げてきたものはすべて、現実的にやってきた。人間的にも競技的にも、良いチームを作り上げてきたし、国も味方についている。明日のこの非常に難しい試合には、ファンの応援が必要だ」と、ルーマニア一体での格上撃破を誓った。 2024.07.02 18:45 Tue
オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督は、ユーロ2024でのベスト8進出に向けてチームのバウンスバックを求めている。イギリス『ガーディアン』が会見コメントを伝えている。 今大会のグループステージではフランス代表、ポーランド代表、オーストリアと同居したグループDを1勝1分け1敗の3位で突破したオランダ。元々、優勝候補に次ぐ第2グループの扱いではあったが、グループ最終節のオーストリア戦での2-3の敗戦を受け、チームに対する風当たりは強まっている状況だ。 それでも、最低限のノルマである決勝トーナメント進出を決めたオランイェは、2日に行われるラウンド16のルーマニア代表戦でベスト8進出と共に名誉挽回の勝利を目指す。 この一戦に向けた会見に臨んだクーマン監督だが、オーストリア戦敗戦の影響は未だ後を引き、故ヨハン・クライフ氏が今の代表チームの戦いを見たときにどんな反応を示すかとの厳しい質問も飛んだ。 この問いに対して長考した指揮官は「難しい質問だ」と正直な思いを口にすると共にこう語っている。 「彼(クライフ)が攻撃的なフットボールをとても好んでいたことは知っている。だが、私は彼のチームで長くプレーしたなかで、オーストリア戦よりも悪い試合もあった。もちろん、我々は誇り高い国民であり、勝つことや良いフットボールをすることが好きだが、いつもそうだったわけではない。批判は問題ない。そして、ここから巻き返し、最終結果で人々を満足させたい」 その巻き返しに向けてはチーム間でのより密なコミュニケーションを求めている。 「センターバックとミッドフィールドの間のコミュニケーションをもっと良くする必要があるときもある。もっと話し合う必要がある。コミュニケーションがうまく取れれば、相手が取ったスペースで問題を解決できる。それがトレーニングであり、話し合いであり、相手にプレッシャーをかけたい方法を全員に明確にすることだ。取り組むべきことがたくさんあり、改善する必要がある」 ここまでの準備期間で「どこでうまくいかなかったのか、どこがうまくいかなかったのか、どこがエネルギー不足だったのかを分析することができた」とオーストリア戦で露呈した問題の洗い出しができたと主張するクーマン監督は、「全員が、状況がどう変わるか、変わるべきなのかを示したが、火曜日(2日)のフィールドでしかその確証は得られない」と、ルーマニア戦のピッチでチームとしての改善を示したいと意気込んだ。 2024.07.02 18:05 Tue

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両軍合わせて18枚のカードはユーロ新記録…チェコvsトルコは80分以降に10枚もカードが出る異常事態に

ユーロ2024で衝撃的な記録が誕生した。 欧州の24カ国が頂点を目指す戦い。ユーロ2024もグループステージの全日程が終了し、ベスト16のチームが決定した。 優勝候補として挙げられている開催国のドイツ代表や、スペイン代表、イングランド代表、フランス代表など順当に勝ち上がり。一方で、クロアチア代表は予想に反して敗退した。 また、ジョージア代表やスロベニア代表、オーストリア代表など伏兵も勝ち上がっており、改めてレベルの高さを感じる大会となっている。 そんな中、グループステージの最終戦でとんでもない記録が誕生。ユーロ史上1試合最多となる18枚のカードが飛び交う試合となった。 それはグループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表の一戦。試合は立ち上がりから荒れ模様となった。 開始11分にチェコ代表DFアントニン・バラクにイエローカードが提示されると、20分にはそのバラクがハーフウェイライン付近でトルコ代表MFサリフ・エズジャンのスパイクを踏み2枚目のイエローカードで退場となる。 チェコは早々に数的不利になる展開。それでも0-0で推移すると、後半は49分にトルコ代表MFイスマイル・ユクセクにイエローカードが出ると、0-1となった64分にGKメルト・ギュノク、66分にMFハカン・チャルハノール、68分には試合に出ていないGKウギュルジャン・チャクルとトルコが立て続けにイエローカードをもらう。 1-1となった後、さらにヒートアップ。80分以降にはチェコにイエローカード4枚、トルコに5枚出され、終了間際には揉み合いとなると、チェコはアディショナルタイム8分にFWトマシュ・ホリーが一発退場。イエローカード16枚、レッドカード2枚という壮絶な試合となった。 なお試合は1-2でトルコが後半アディショナルタイムの劇的ゴールで勝利。2008年大会以来のラウンド16進出を決めた。 <span class="paragraph-title">【動画】開始20分で退場…最後には大荒れの展開に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 23;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 12:40 Thu
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「これは失敗」2人退場&GK負傷交代…GSで敗退したチェコの元Jリーガー指揮官が謝罪「選手たちに申し訳ない」、敗退の主因も語る

チェコ代表のイワン・ハシェック監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 26日、グループF最終節が行われ、チェコはトルコと対戦した。 チェコは勝利すればグループステージ突破を果たせる可能性を残しており、トルコも同様だった。 しかし、開始20分でアントニン・バラクが2枚目のイエローカードをもらい退場。早々に数的不利となると、51分に失点してしまう。さらに55分にはGKインジフ・スタニェクが負傷交代する緊急事態に。それでも66分にトマシュ・ソウチェクが同点ゴールを記録する。 追いついたものの数的不利な状況のチェコ。その後試合はヒートアップしイエローカードが連発される中、アディショナルタイム4分に失点。短い時間でゴールを目指す中、最後にはトマシュ・ホリーが一発退場するなど、苦しい戦いは1-2で敗戦。グループステージでユーロを去ることとなった。 かつてはサンフレッチェ広島、ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)でプレーしたこともあるハシェック監督は、チームの敗退を残念がり、難しい試合になったことを悔やんだ。 「このチームには潜在能力があるので、ここで帰国するのは残念だ。この大会でそれを示したかった。我々の失敗の主因は、ジョージアに勝てなかったことだ」 「ファイティングスピリットに関しては、選手たちに脱帽だ。彼らは全てを捧げた。我々は不利な状況に対処しなければならなかった。10人になり、GKが負傷した」 「これは失敗だ。グループリーグを突破できるチームだったので、悲しく、失望している」 「全てを捧げ、最後の瞬間まで自己犠牲の瀬戸際でプレーした選手たちに申し訳ない。しかし、我々はもう帰国する」 <span class="paragraph-title">【動画】2人も退場、GK負傷のチェコが最後に力尽きる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 11:50 Thu
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「歴史を作り続ける」2008年以来のラウンド16進出のトルコ、9人が警告受けるもモンテッラ監督はチームを称える「困難な状況を乗り越えることができた」

トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、ラウンド16進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。 26日、ユーロ2024グループF最終節でトルコはチェコ代表と対戦した。 勝ち点3のトルコと勝ち点1のチェコの対戦。トルコは引き分け以上、チェコは勝利すればグループステージがとぱできる状況だった。 試合は膠着状態のまま進むも、20分にアントニン・バラクが2度目の警告を受けて退場。トルコは数的優位に立つと、51分にハカン・チャルハノールが先制ゴールを決める。 それでもチェコは66分に同点ゴールを記録。互いに激しさを増していった試合は、後半アディショナルタイム4分にジェンク・トスンが勝ち越しゴール。その後は荒れた展開となり、チェコはトマシュ・ホリーも一発退場となるなどしたが、1-2でトルコが勝利。2位でラウンド16進出を決めた。 トルコは2008年大会以来となるラウンド16進出。モンテッラ監督は突破を決めたことを喜んだ。 「我々は何年もグループリーグを突破できていなかったので、とても嬉しい。今夜の試合では、困難な状況を乗り越えることができた」 「この勝利を楽しみたい。明日から次の試合に集中し、歴史を作り続けることを目指す。オーストリア戦には出場しない選手もいるが、彼らの不在を感じることになるだろう」 ラウンド16ではオーストリア代表と対戦することが決定。フランス、オランダ、ポーランドと同居したグループDを首位通過している。 モンテッラ監督はそのオーストリアを警戒。時間がある中でしっかりと回復し、試合に準備したいとした。 「我々は回復する必要がある。まだ6日間もある。このような試合では、感情をコントロールし、ボールコントロールにより注意する必要がある」 「オーストリアは非常に厳しいグループを制している。彼らは非常に早く、とても流動的で大いに称賛に値するチームだ」 また、若い選手が多いチームを称賛。チームを牽引してきたベテラン勢を労った。 「今日の先発11人のうち、ユーロに出場した経験があったのは3人だけだ。グループ突破に成功することで、プレッシャーが少し和らぐことを願っている」 <span class="paragraph-title">【動画】トルコがチェコに劇的な勝利でグループステージ突破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 11:15 Thu
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ジローナ行き決定したチェコの次代DFリーダー/ラディスラフ・クレイチ(チェコ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■チェコ代表</span> 出場回数:8大会連続8回目 最高成績:準優勝(1996) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループE・2位 監督:イワン・ハシェック <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> DFラディスラフ・クレイチ(スパルタ・プラハ) 1999年4月20日(25歳) 今大会でのブレイク期待されるチェコの次代デイフェンスリーダー。前回大会のベスト8チームで、近年はクラブレベルでも健闘光るチェコはかつてJリーグでもプレーしたイワン・ハシェック監督の下で前回大会同様の躍進を目指す。 レバークーゼンで準主力を担ったシックら3選手、キャプテンのソウチェクとツォウファルのウェストハムコンビ、バラクやクフタが比較的名が知れた存在ではあるが、注目は先日にジローナ移籍が決定した左利きのセンターバック。 地元のズブロヨフカ・ブルノから国内屈指の名門スパルタ・プラハにステップアップした在籍5年間でセンターバック、サイドバック、守備的MFを主戦場に公式戦148試合に出場。PKキッカーを務めているとはいえ、ほぼ3試合に1点ペースとなる44ゴールを記録するなど得点力にも優れる守備者だ。 191cmの恵まれた体躯に優れたアスリート能力の有する左利きDFは、地対空の対人の強さに加え、足元の技術、戦術眼、ポジショニングにも優れる万能型で、スラビア・プラハではキャプテンも託されている。 攻守両面で持ち味を発揮しやすい3バックの左での起用が想定される中、ポルトガル、ジョージア、トルコと前線に強烈な個性を持つ相手に躍動を期待したい。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月18日(火) 《28:00》 【F】ポルトガル代表 vs チェコ代表 ▽6月22日(土) 《25:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 ▽6月26日(水) 《28:00》 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.インジフ・スタニェク(スラビア・プラハ) 16.マチェイ・コヴァル(レバークーゼン/ドイツ) 23.ヴィテツラフ・ヤロシュ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) DF 2.ダビド・ジマ(スラビア・プラハ) 3.トマシュ・ホレシュ(スラビア・プラハ) 4.ロビン・フラナーチ(ビクトリア・プルゼニ) 5.ヴラディミール・ツォウファル(ウェストハム/イングランド) 6.マルティン・ヴィティック(スパルタ・プラハ) 12.ダビド・ドウジェラ(スラビア・プラハ) 15.ダビド・ユラセク(ホッフェンハイム/ドイツ) 18.ラディスラフ・クレイチ(スパルタ・プラハ) 24.トマシュ・ヴルチェク(スラビア・プラハ) MF 7.アントニン・バラク(フィオレンティーナ/イタリア) 8.ペトル・セフチーク(スラビア・プラハ) 14.ウカシュ・プロヴォド(スラビア・プラハ) 17.バーツラフ・チェルニー(ヴォルフスブルク/ドイツ) 20.オンドレイ・リングル(フェイエノールト/オランダ) 21.ルカシュ・チェルフ(ビクトリア・プルゼニ) 22.トマシュ・ソウチェク(ウェストハム/イングランド) 25.パベル・シュルツ(ビクトリア・プルゼニ) 26.マテイ・ユラセク(スラビア・プラハ) FW 9.アダム・フロジェク(レバークーゼン/ドイツ) 10.パトリック・シック(レバークーゼン/ドイツ) 11.ヤン・クフタ(スパルタ・プラハ) 13.モイミール・ヒティル(スラビア・プラハ) 19.トマシュ・ホリー(ビクトリア・プルゼニ) 2024.06.18 19:00 Tue
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フィオレンティーナ、ヴェローナのチェコ代表MFバラクを獲得

フィオレンティーナは26日、ヴェローナのチェコ代表MFアントニン・バラク(27)を獲得したことを発表した。契約形態は買い取りオプション付きのレンタルで、一定の条件を満たすと買い取り義務が発生する内容になっているとのことだ。 2017年にスラビア・プラハからウディネーゼに加入したバラクは、レッチェへのレンタルを経て、2020年夏にヴェローナへレンタル。翌シーズンに完全移籍に移行していた。 2シャドーの一角でプレーし、ゴール前でアクセントを付けることができるバラクは、ヴェローナで公式戦68試合に出場して18ゴール8アシストを記録した。 2022.08.27 07:30 Sat

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「これは失敗」2人退場&GK負傷交代…GSで敗退したチェコの元Jリーガー指揮官が謝罪「選手たちに申し訳ない」、敗退の主因も語る

チェコ代表のイワン・ハシェック監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 26日、グループF最終節が行われ、チェコはトルコと対戦した。 チェコは勝利すればグループステージ突破を果たせる可能性を残しており、トルコも同様だった。 しかし、開始20分でアントニン・バラクが2枚目のイエローカードをもらい退場。早々に数的不利となると、51分に失点してしまう。さらに55分にはGKインジフ・スタニェクが負傷交代する緊急事態に。それでも66分にトマシュ・ソウチェクが同点ゴールを記録する。 追いついたものの数的不利な状況のチェコ。その後試合はヒートアップしイエローカードが連発される中、アディショナルタイム4分に失点。短い時間でゴールを目指す中、最後にはトマシュ・ホリーが一発退場するなど、苦しい戦いは1-2で敗戦。グループステージでユーロを去ることとなった。 かつてはサンフレッチェ広島、ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)でプレーしたこともあるハシェック監督は、チームの敗退を残念がり、難しい試合になったことを悔やんだ。 「このチームには潜在能力があるので、ここで帰国するのは残念だ。この大会でそれを示したかった。我々の失敗の主因は、ジョージアに勝てなかったことだ」 「ファイティングスピリットに関しては、選手たちに脱帽だ。彼らは全てを捧げた。我々は不利な状況に対処しなければならなかった。10人になり、GKが負傷した」 「これは失敗だ。グループリーグを突破できるチームだったので、悲しく、失望している」 「全てを捧げ、最後の瞬間まで自己犠牲の瀬戸際でプレーした選手たちに申し訳ない。しかし、我々はもう帰国する」 <span class="paragraph-title">【動画】2人も退場、GK負傷のチェコが最後に力尽きる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 11:50 Thu
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「歴史を作り続ける」2008年以来のラウンド16進出のトルコ、9人が警告受けるもモンテッラ監督はチームを称える「困難な状況を乗り越えることができた」

トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、ラウンド16進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。 26日、ユーロ2024グループF最終節でトルコはチェコ代表と対戦した。 勝ち点3のトルコと勝ち点1のチェコの対戦。トルコは引き分け以上、チェコは勝利すればグループステージがとぱできる状況だった。 試合は膠着状態のまま進むも、20分にアントニン・バラクが2度目の警告を受けて退場。トルコは数的優位に立つと、51分にハカン・チャルハノールが先制ゴールを決める。 それでもチェコは66分に同点ゴールを記録。互いに激しさを増していった試合は、後半アディショナルタイム4分にジェンク・トスンが勝ち越しゴール。その後は荒れた展開となり、チェコはトマシュ・ホリーも一発退場となるなどしたが、1-2でトルコが勝利。2位でラウンド16進出を決めた。 トルコは2008年大会以来となるラウンド16進出。モンテッラ監督は突破を決めたことを喜んだ。 「我々は何年もグループリーグを突破できていなかったので、とても嬉しい。今夜の試合では、困難な状況を乗り越えることができた」 「この勝利を楽しみたい。明日から次の試合に集中し、歴史を作り続けることを目指す。オーストリア戦には出場しない選手もいるが、彼らの不在を感じることになるだろう」 ラウンド16ではオーストリア代表と対戦することが決定。フランス、オランダ、ポーランドと同居したグループDを首位通過している。 モンテッラ監督はそのオーストリアを警戒。時間がある中でしっかりと回復し、試合に準備したいとした。 「我々は回復する必要がある。まだ6日間もある。このような試合では、感情をコントロールし、ボールコントロールにより注意する必要がある」 「オーストリアは非常に厳しいグループを制している。彼らは非常に早く、とても流動的で大いに称賛に値するチームだ」 また、若い選手が多いチームを称賛。チームを牽引してきたベテラン勢を労った。 「今日の先発11人のうち、ユーロに出場した経験があったのは3人だけだ。グループ突破に成功することで、プレッシャーが少し和らぐことを願っている」 <span class="paragraph-title">【動画】トルコがチェコに劇的な勝利でグループステージ突破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 11:15 Thu
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トスンの劇的弾でチェコを下したトルコが2位でGS突破!【ユーロ2024】

ユーロ2024グループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表が26日に行われ、1-2でトルコが勝利した。 ここまで1分け1敗で3位のチェコは、ドローに終わった前節のジョージア代表戦のスタメンからシックとチェルニーをバラクとヒティルに変更した以外は同じスタメンを採用。最前線にヒティル、2シャドーにフロジェクとバラクを据えた[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。 一方、引き分け以上で決勝トーナメント進出の決まる2位トルコは、直近のポルトガル代表戦からスタメンを7人と大幅に変更。アクトゥルコールやアイハン、GKバユンドゥルらに代えてギュレルやエズジャン、GKギュノクをスタメンで起用した。 奇跡の逆転突破へ勝利が絶対条件となるチェコが積極的に攻め込むと、17分にチャンス。右サイドからロングスローをソウチェクがフリックし、最後はゴール前に抜け出したフラナーチがヘディングシュートで合わせたが、これは枠に上に外れた。 その後も主導権を握ろうと奮闘するチェコだったが、20分にアクシデント。中盤で相手選手2人に挟まれながらもボールを繋ごうとしたバラクの伸ばした足がエズジャンの右足を踏みつけてしまうと、2枚目のイエローカードで退場処分となった。 前半半ば以降は膠着状態が続いたが、前半終了間際にチェコが決定機を迎える。45分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったギュノクのラストパスをボックス左まで駆け上がったユラセクがダイレクトシュート。しかし、これは飛び出したGKギュノクのファインセーブに阻まれ、前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、数的優位のトルコはエズジャンを下げてアイハンを投入。すると51分、右サイドを突破したユルマズの折り返しからユルドゥズが決定機を迎えたが、シュートはGKスタニェクの好セーブ。 さらに相手DFの中途半端なクリアから波状攻撃を仕掛けると、ボックス手前のユクセクがミドルシュート。これは相手のブロックに阻まれたが、再びボールを拾ったユクセクがボックス左へラストパスを供給すると、チャノハノールが右サイドネットへダイレクトシュートを突き刺した。 待望の先制弾でここから一気にトルコのペースになると思われたが、次にスコアを動かしたのはチェコだった。66分、右サイドからのロングスローをボックス内のソウチェクが頭で繋ぐと、高く浮いたボールをゴール前でホリーがGKと競り合うと、GKギュノクがボールをファンブル。これを拾ったホリーのシュートはDFにブロックされたが、こぼれ球をソウチェクがゴールに押し込んだ。 このまま試合終了かと思われたが、トルコは試合終了間際に勝ち越す。94分、ドリブルで持ち上がったアクトゥルコールのパスを受けたトスンがボックス左から侵入。カットインから右足を振り抜くと、これがゴール右に突き刺さった。 結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。試合終了後には小競り合いからチェコのホリーにレッドカードが出されるなど後味の悪い終幕となったものの、勝利したトルコは2位で決勝トーナメント進出を決めた。 チェコ 1-2 トルコ 【チェコ】 トマシュ・ソウチェク(後21) 【トルコ】 ハカン・チャルハノール(後6) ジェンク・トスン(後49) 2024.06.27 06:10 Thu
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ユーロで記念すべき初勝ち点のジョージア、結果以上に経験が大事と指揮官「最高レベルのサッカーを知ることが重要」

ジョージア代表のウィリー・サニョル監督は2戦未勝利を悲観していない。『UEFA.com』が伝えた。 プレーオフを勝ち抜き初のユーロ出場となったジョージア。グループF初戦のトルコ代表戦は1-3の敗北を喫したなか、22日の第2節では初勝利を目指してチェコ代表と対戦した。 試合の主導権を握ったのはチェコだったが、前半アディショナルタイムのFWクヴィチャ・クワラツヘリアのクロスからPKを獲得し、これをFWジョルジュ・ミカウタゼが決めてジョージアが先制。後半にセットプレーから追いつかれるも、GKギオルギ・ママルダシュヴィリを中心とした粘り強い守りでドロー決着とした。 試合終了間際にはロングカウンターから勝ち越しのチャンスもあったジョージアだが、サニョル監督はユーロで初の勝ち点獲得に満足。大舞台で得られる経験こそがジョージアの財産と語った。 「我々が失うものは何もない。決してだ。今回のユーロでの目標は経験を積むことだ。ジョージアは大好きだが、大会デビューで勝利できるとは思っていない」 「選手たちにとって、最高レベルのサッカーがどのようなものかを知ることが非常に重要だった。学ぶべきことはたくさんあるが、それはきっとジョージアの未来に役立つだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】クワラツヘリアのクロスがハンド誘発! ミカウタゼがPK決めて先制</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="iHddoLRnyGQ";var video_start = 60;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 17:22 Sun

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