セリエA残留のレッチェ、3月に就任したゴッティ監督と2026年まで契約延長

2024.06.11 00:01 Tue
Getty Images
レッチェは10日、ルカ・ゴッティ監督との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。

かつてロベルト・ドナドーニ氏やマウリツィオ・サッリ氏のアシスタントコーチを務めた経歴を持つゴッティ監督は、ウディネーゼやスペツィアの監督を経て、今年3月にレッチェの監督に就任。
就任後は初戦のサレルニターナ戦で初勝利を飾ると、10試合を指揮し3勝4分け3敗の戦績を残し、残留圏内の14位でシーズンを終えていた。

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レッチェの新指揮官はルカ・ゴッティ氏に決定…相手選手への頭突きで解任のダヴェルサ監督の後任に

レッチェは13日、ルカ・ゴッティ氏(56)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は今シーズン終了までとなるが、セリエA残留を条件とした延長オプションが付帯している。 ここまでのセリエA28試合で5勝10分け13敗で残留圏内の15位に位置するレッチェ。しかし、クラブは直近のエラス・ヴェローナ戦でのフランス人FWトマ・アンリへの頭突きによる暴力行為を働いたロベルト・ダヴェルサ監督(48)の解任を決断していた。 なお、かつてロベルト・ドナドーニ氏やマウリツィオ・サッリ氏のアシスタントコーチを務めた経歴を持つゴッティ氏は、2019年11月にイゴール・トゥドール氏の後任として、アシスタントコーチからウディネーゼの監督に就任。直近ではスペツィアを指揮していた。 2024.03.13 22:28 Wed

迷走サレルニターナのインザーギ監督が退任へ…弟率いるインテルとの次節前に解任か

サレルニターナがフィリッポ・インザーギ監督(50)解任で話を進めているようだ。 現在サレルニターナは2勝7分け15敗の勝ち点「13」で最下位。残留圏内と勝ち点6差があるなか、昨年12月30日の第18節エラス・ヴェローナ戦を最後に6試合白星から遠ざかっている。 昨年10月に解任されたパウロ・ソウザ前監督の後任を務めるはインザーギ監督。イタリア『TuutoMercatoWeb』によると、指揮官は直近2ヵ月で2度にわたって辞任を申し出ているとのことだが、どちらもクラブに拒まれたという。 しかし、9日のエンポリ戦で敗れ、6試合未勝利となったことでクラブの考えが変化したとのこと。インザーギ監督が辞任するのか、あるいは解任という形になるのかはっきりしないが、いずれにしても退任が近づいているとみられている。 今冬はセリエA逆転残留に向けた積極補強を敢行したサレルニターナ。元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)、元ギリシャ代表DFコスタス・マノラス(32)というベテラン守備職人を獲得しているが、その矢先の指揮官退任ということになりそうだ。 なお、インザーギ監督はエンポリ戦後、弟シモーネ・インザーギ率いるインテルとの次節に向けて決意を語る一方、自らの進退には言及していない。したがって、やはりクラブ側から解任の形が濃厚か。 後任候補には、元イタリア代表DFマッシモ・オッド氏(47)、前スペツィア指揮官のルカ・ゴッティ氏(56)らが挙がっている。 2024.02.11 14:30 Sun

セリエB降格のスペツィア、前クレモネーゼ指揮官アルヴィニを新指揮官に招へい

スペツィアは6日、マッシミリアーノ・アルヴィニ氏(53)の新監督就任を発表した。契約期間は1年となるが、セリエA昇格に導いた場合に有効となる延長オプションが付帯する。 チアゴ・モッタ監督(現ボローニャ)の退任に伴い、2022-23シーズンはスペツィアはルカ・ゴッティ、レオナルド・センプリチと2人の指揮官の下でシーズンを戦ったスペツィア。 残留圏内の17位でフィニッシュしたが、同シーズンから導入された残留プレーオフで同勝ち点で並んでいた18位のエラス・ヴェローナに敗れ、セリエB降格が決定。 この降格に伴い、今夏満了となるセンプリチ監督との契約を延長せず、新指揮官を探していた。そういった中、前クレモネーゼ指揮官のアルヴィニ氏の招へいを決めた。 52歳のイタリア人指揮官は、2000年からイタリア下部リーグ所属のクラブで監督を歴任。2021-22シーズンからはセリエBのペルージャを指揮し8位でシーズンを終えていたが、双方合意の下で契約を解除。2022年6月にクレモネーゼの指揮官に就任していた。 26年ぶりのセリエA昇格に導いたファビオ・ペッキア監督の後任として着任したものの、7分け11敗と未勝利の状態で解任されていた。 2023.07.06 19:59 Thu

セリエA17位のスペツィアがセンプリチを新指揮官に招へいへ! 初陣は今週末ウディネ戦に

スペツィアのレオナルド・センプリチ氏(55)の新監督招へいが決定したようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 スペツィアは昨夏、昨季限りで退任したチアゴ・モッタ前監督(現ボローニャ監督)の後任として、昨季途中までウディネーゼを率いたルカ・ゴッティ監督(55)を招へい。 今季は開幕戦のエンポリ戦に勝利するも、以降の5試合を2分け3敗とスタートダッシュに失敗。セリエA第23節終了時点で降格圏の18位ヴェローナと2pt差の17位と苦しい戦いが続いている。 そういった中、今月16日にゴッティ監督を解任し、直近のユベントス戦では指揮官不在での戦いとなっていた。 しかし、以前から有力な新指揮官候補に挙がっていたセンプリチ氏との交渉が大詰めに。両者はセリエA残留の場合に延長オプションが発動する今季終了までの契約で合意。同氏は23日からチームトレーニングを指導し、26日に行われるセリエA第24節のウディネーゼ戦が初陣となる模様だ。 2014年から率いたSPALでセリエB、セリエA昇格に導いたセンプリチ氏は、2020年2月に同クラブの指揮官を退任。その翌年にはカリアリを指揮し、2020-21シーズンのセリエA残留に導いたが、2021年9月に成績不振を理由に解任されていた。 2023.02.23 05:30 Thu

スペツィアがゴッティ監督の解任を発表…後任はレオナルド・センプリチ氏か

スペツィアは16日、イタリア人指揮官のルカ・ゴッティ監督(55)の解任を発表した。 スペツィアは昨夏、昨季限りで退任したチアゴ・モッタ前監督(現ボローニャ監督の後任として、昨季途中までウディネーゼを率いたゴッティ監督を招へい。 今季は開幕戦のエンポリ戦に勝利するも、以降の5試合を2分け3敗とスタートダッシュに失敗。セリエA第22節終了時点で降格圏の18位ヴェローナと2pt差の17位と苦しい戦いが続いている。 今冬にはローマからウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフやフィオレンティーナからポーランド代表MFシモン・ジュルコフスキらを補強し降格圏脱出を図ったが、11日にセリエA第22節のエンポリ戦ではリードしながらも、最終盤のゴールで追いつかれ、公式戦5試合未勝利となったことが引き金となった。 なお、イタリア『スカイ』によれば、かつてSPALやカリアリの監督を歴任したレオナルド・センプリチ氏(55)が後任の最有力となっているようだ。 2023.02.17 00:01 Fri

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昨季王者ナポリ、低調ゴールレスドローで10位フィニッシュ【セリエA】

ナポリは26日、セリエA最終節でレッチェをホームに迎え、0-0で引き分けた。 アタランタの結果次第で9位に与えられる可能性があるカンファレンスリーグ出場権獲得を目指す10位ナポリは、負傷明けのオシムヘンがベンチ入り。3トップはシメオネ、クワラツヘリア、ポリターノが形成した。 14位レッチェに対し、立ち上がりから押し込むナポリは9分にピンチ。ボックス左からドルグの放ったシュートが右ポストを掠めた。 ここからリズムを崩したナポリは攻めあぐねる展開に。結局、前半に好機は作れずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、ラスパドーリとウンゴニエを投入したナポリは開始4分に決定機。ウンゴニエがボックス右から強烈なシュートでGKを強襲した。 前がかるナポリは53分、ボックス左から放ったカユステのシュートが右ポストに直撃。しかしその後は攻めあぐねたため、65分にオシムヘンを投入した。 すると71分に決定機。ディ・ロレンツォの右クロスがファーに流れたところをオリベラが拾ってシュート。しかしGKのセーブに阻まれた。 終盤にかけては好機を作れずゴールレスでタイムアップ。今季を象徴するような低調なドローで昨季王者は10位フィニッシュとなった。 2024.05.27 02:59 Mon

デ・ケテラエル&スカマッカ弾のアタランタがレッチェに勝利でCL出場権獲得【セリエA】

アタランタは18日、セリエA第37節でレッチェとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。 前節、チャンピオンズリーグ(CL)出場を懸けたローマとのシックスポインターを制した5位アタランタ(勝ち点63/1試合未消化)は、3日前のコッパ・イタリア決勝ではユベントスの前に惜敗。タイトル獲得を逃したガスペリーニ率いるチームは4日後にヨーロッパリーグ決勝を控える中、勝利すればCL出場が決まるレッチェ戦に臨んだ。 13位レッチェ(勝ち点37)に対し、スカマッカとトゥーレの2トップで臨んだアタランタが立ち上がりから押し込む展開とすると、4分にミランチュクのミドルで牽制。そして7分には決定機を迎え、トゥーレのパスを受けたボックス左のパシャリッチがシュートに持ち込んだが、GKファルコーネのセーブに阻まれる。 その後、9分にピッコリに立て続けに好機を許すもGKムッソが凌ぐと、引き続き押し込む展開で試合を進めていった。 なかなか好機を作れずにいたアタランタは前半終盤の39分、ザッパコスタが際どいカットインシュートを放った中、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始2分にピッコリに好機を許したものの、1分後に先制する。後半から投入されたデ・ケテラエルがスカマッカのスルーパスに抜け出すと、スピードに乗ったままループシュートを蹴り込んだ。 さらに5分後の53分、アタランタが一気に突き放す。CKからスカマッカのヘディングシュートがゴールに吸い込まれた。 その後は試合をコントロールしたアタランタはEL決勝を見据えてスカマッカらをお役御免としていった中、終盤にかけても危なげなく時間を消化。 5位以上を確定させ来季のCL出場権を獲得している。 2024.05.19 03:02 Sun

プリシックのファインゴールにジルー&レオン弾でミランが3発快勝、公式戦7連勝でELローマ戦に弾み【セリエA】

ミランは6日、セリエA第31節でレッチェをホームに迎え、3-0で快勝した。 前節フィオレンティーナ戦を制して公式戦6連勝とした2位ミラン(勝ち点65)は、ロフタス=チークの出場停止を受けて2列目の右にチュクウェゼを起用。レオンとプリシックが最前線ジルーの後方2列目に構えた。 13位レッチェ(勝ち点29)に対し、ミランは6分に先制する。チュクウェゼが右サイドを打開した流れからペナルティアーク右のプリシックが左足ミドルをゴールに蹴り込んだ。 あっさり先制したミランは8分、プリシックのゴール至近距離からのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKファルコーネのファインセーブに阻まれる。 さらに11分、チュクウェゼのドリブル突破からボックス左のレオンが際どいシュートを浴びせたミランは20分に追加点。アドリの左CKからジルーのヘディングシュートが決まった。 その後、29分にクルストビッチのヘディングシュートがバーに直撃してひやりとしたミランだったが、ハーフタイムにかけても主導権を握ると、45分に数的優位となる。 ルーズボールを取りにかかったクルストビッチがチュクウェゼの腹部にスパイクの裏を入れてしまい、一発退場となった。 迎えた後半、57分にミランは3点目を挙げる。アドリのロングスルーパスを受けたレオンがディフェンスライン裏を取ってGKとの一対一を制した。 余裕のミランは翌木曜に行われるヨーロッパリーグのローマ戦に向けてジルーやプリシックをお役御免としていく。 終盤にかけても危なげない試合運びを見せたミランが快勝で公式戦7連勝とし、ローマ戦に弾みを付けている。 2024.04.06 23:59 Sat

近年は「ワイスピ」にも出演…世界的俳優のヘレン・ミレン、あるセリエAクラブのファンを公言

米国アカデミー賞で主演女優賞受賞の経歴を持つ俳優ヘレン・ミレン(78)が、ある“プロヴィンチャ”クラブのファンであると公言した。 ロシア系イギリス人のヘレン・ミレン。ダイアナ元皇太子妃の逝去に混乱するイギリス王室を描いた「クィーン(2006年)」でヴェネツィア国際映画祭の女優賞、米国アカデミー賞の主演女優賞を受賞した、英国映画界の象徴的存在だ。 78歳となった現在もハリウッドを中心に精力的に活動し、近年は「ワイルド・スピード(邦題)」シリーズに、見事なハンドル捌きでスーパーカーを乗りこなすアウトサイダー老婦人として出演。衰え知らずの存在感が眩しい。 そんなヘレン・ミレンが、イタリアサッカー界の財政規模が小さいクラブ、“プロヴィンチャ”を応援。 ロサンゼルス在住のヘレン・ミレンだが、イタリア南東部のアドリア海に面したプーリア州に別荘を所有し、『フットボール・イタリア』いわく、1年のうち最大6カ月をここで過ごすとのこと。 氏は4日発売のイタリア老舗雑誌『OGGI』で特集インタビューが組まれ、プーリア州への愛を語るとともに、州最南端のレッチェ県を本拠地とするレッチェを応援していると明らかにした。 「プーリアへ初めて来た晩のことをよく覚えています。ワイングラスを片手に『私はここに住まなければいけない』と自分に言い聞かせました。それは希望ではなく、義務的だったのです」 「ひとたびここへ来れば、離れるのが難しくなります。ここを離れたくないがために、どれだけの出演オファーを断ってきたことでしょうか。私は自分がサレント(プーリア州)出身だと感じています」 「そして、私は何度でも繰り返し口にしたい…『Forza Lecce!(フォルツァ・レッチェ)』とね」 ヘレン・ミレンから支持を公言されたレッチェ。今季は序盤戦の好調から一転、連敗続きで残留争いに首を突っ込んだが、直近2試合でローマとのドローを含めて勝ち点4。次は6日、敵地でミランと対戦…サン・シーロで大金星なるか。 2024.04.05 16:45 Fri

守勢のローマがレッチェに辛くもゴールレスドロー【セリエA】

ローマは1日、セリエA第30節でレッチェとのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。 代表ウィーク前の前節サッスオーロ戦をウノゼロ勝利とした5位ローマ(勝ち点51)は、5日後にラツィオとのローマ・ダービーを控える中、ディバラをベンチスタートとし、前線はルカク、ザレフスキ、バルダンツィが務めた。 13位レッチェ(勝ち点28)に対し、一進一退の攻防で立ち上がった中、ローマは22分にクルストビッチに際どいミドルシュートを打たれる。 さらに28分、ギャロにも際どいミドルシュートで牽制されたローマは32分にもピンチ。ボックス左からドルグに枠内シュートを打たれたが、GKスヴィラールが凌いだ。 ハーフタイムにかけても守勢が続いたローマは、追加タイムにFKからアンヘリーニョが際どいシュートを放ったがわずかに枠を外れ、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半も互角の攻防で立ち上がった中、好機を作れなかったことを受けて64分にエル・シャーラウィとアワールを投入。 しかし68分には大ピンチ。カウンター受けた流れから最後はドルグに決定的なシュートを許したが、枠を外れて助かった。 すると71分に先制の絶好機。アワールの絶妙ヒールパスを受けたエル・シャーラウィがGKと一対一となったが、シュートはGKファルコーネのセーブに阻まれてしまう。 終盤の84分、ディバラを投入したローマだったが、86分にバンダの強烈なミドルでGKスヴィラールを強襲されると、追加タイムにはウダンにバーを掠めるミドルを打たれた中、ゴールレスでタイムアップ。勝ち点1を何とか持ち帰る結果となっている。 2024.04.02 02:56 Tue

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エース引き留めのためナポリ会長自らドイツへ…去就注目のクワラツヘリアと会談も合意には至らず、それでも大きな一歩か

今夏の去就が大きな注目を集めているナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)だが、ナポリは手放す気はさらさらないようだ。 ナポリではアタッカーとしてプレーし、セリエAで34試合に出場し11ゴール8アシストを記録。公式戦でも45試合11ゴール9アシストを記録した。 ナポリに移籍するまでは無名に近かったが、2シーズンでその実力を遺憾なく発揮。ビッグクラブからの関心を強く寄せられることとなった。 現在はジョージア代表としてユーロ2024に出場。グループステージ最終節のポルトガル代表戦では、貴重なゴールを記録し、チームのベスト16行きに貢献していた。 イタリア『スカイ・スポーツ』によれば、ユーロを戦っているクワラツヘリアの下へ、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長、スポーツ・ディレクター(SD)のジョバンニ・マンナ氏、幹部のアンドレア・キアヴェッリ氏がドイツへと飛んだという。 新たにアントニオ・コンテ監督を迎えたナポリ。そのプロジェクトには当然クワラツヘリアも入っており、クラブとしても監督としても手放す気はない。 一方で、クワラツヘリアの代理人は今夏の退団を示唆。パリ・サンジェルマン(PSG)などからのオファーはある状況のため、ステップアップを考えているという。 当の本人はポルトガル代表戦後に去就について問われ「コンテ監督は僕が残ると言った?まだわからないけど、リスペクトしている。彼は世界で最高の監督の1人だけど、僕はまだナポリをリスペクトし、愛している。自分の将来についてどう答えるべきかはまだ分からない」と語り、どちらともない回答に留めていた。 ナポリはユーロ開幕前にすでにクワラツヘリアに新たなオファーを出していたが、これは拒否。2度目のオファーのため、そして話し合いのために会長自ら足を運んだが、今回も合意するには至らなかったという。 今はジョージア代表としてユーロに集中しているクワラツヘリア。次は、ユーロ終了後に交渉する予定とのことだが、果たして合意に至る条件を提示できるのか注目だ。 2024.06.28 11:50 Fri

ユベントスだけでなくレアルやアーセナルまで…ユーロで躍動するイタリア代表DFカラフィオーリにビッグクラブが関心、価格は69億円以上か

ユーロ2024で注目を集めているボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)だが、レアル・マドリーやアーセナルなども関心を寄せるクラブだという。 ローマの下部組織育ちのカラフィオーリは、2020年9月にファーストチームに昇格。2022年1月にジェノアへレンタル移籍すると、2022年8月にはバーゼルへ完全移籍。2023年8月にボローニャに完全移籍で加入した。 ボローニャではセリエAで30試合に出場し2ゴール5アシストを記録。世代別のイタリア代表としてもプレーし、若くしてその才能を認められていた中、ユーロを直前にしてイタリア代表デビュー。そのユーロでは、グループステージ3試合全てに出場している。 連覇を目指すイタリアは苦戦したものの、グループステージ最終節のクロアチア代表戦では、敗戦目前の中でドリブルで持ち上がり、マッティア・ザッカーニの同点ゴールをアシストして話題となった。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、今大会のパフォーマンスは非常に注目を集め、ヨーロッパのビッグクラブも関心を寄せているという。 1つはボローニャを昨季まで指揮し、カラフィオーリのことをよく知るチアゴ・モッタ監督が就任したユベントス。当然チームに連れて行き、守備陣を安定させたいと考える。 また、マドリーも関心を寄せているとのこと。近年は各国の若手選手を早期に獲得する動きを続けており、2023-24シーズンも完成されつつあったイングランド代表MFジュード・ベリンガムをドルトムントから獲得すると、一気にチームの中心選手となった。 プレミアリーグでもトッテナムが関心を寄せる他、若き才能を見つけ出すのが上手いアーセナルも注目しているとのこと。いずれにしても、その能力がユーロで知れ渡ったため、多くのクラブが関心を持つことになったという。 当然ボローニャも来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を戦うこともあり、カラフィオーリの残留を望んでいる。売却する気はないが、評価額としては4000万ユーロ(約69億円)とのこと。ただ、この価格は今後も上がる可能性はある。 ジョゼ・モウリーニョ監督のターゲットとなってしまったカラフィオーリは、ローマを追いやられたが、バーゼルでのプレーに目を光らせたボローニャは400万ユーロ(約6億9000万円)で獲得しており、一気に10倍もの価値に跳ね上がることに。ユーロでさらに評価を上げ、ビッグクラブへとステップアップを果たすだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】劇的なドラマ! イタリアを救ったカラフィオーリの持ち出しからザッカーニの右足!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="RoycwidfK8o";var video_start = 127;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.28 10:45 Fri

ミランがセカンドチームの新名称&新指揮官を発表

ミランは27日、セカンドチームの新名称を“ミラン・フトゥーロ”とすることを発表した。また新指揮官にダニエレ・ボネーラ氏(43)を任命したことも発表した。 2024-25シーズン、セリエCを戦うミランのセカンドチーム。イタリア語で“未来”を意味するフトゥーロと名付けられることになった。 イタリアではユベントスが2022年8月にセカンドチームの名称を“Next Gen”に変更していた。 また、新指揮官には現役時代にミランで公式戦通算201試合出場のボネーラ氏が就任。ボネーラ氏は2019年にビジャレアルで引退後、ミランのコーチングスタッフの一員に。2020年11月にはステファノ・ピオリ前監督がコロナ陽性のため、暫定監督を務めたこともあった。 ピオリ前監督の退任に伴ってコーチングスタッフを退いていたが、この度フトゥーロの初代指揮官に就任する運びとなった。 2024.06.28 07:30 Fri

インテル&コロンビア代表のレジェンド、コルドバ氏がセリエA昇格ヴェネツィアのフロントを退任

ヴェネツィアのチームマネージャーを務めていた元コロンビア代表のイバン・コルドバ氏(47)が27日、自身のSNSで退任したことを発表した。 インテルやコロンビア代表としてセンターバックとして活躍したコルドバ氏。2012年に引退後は、古巣インテルのチームマネージャーに就任。2014年9月に退任し、2021年2月よりヴェネツィアのチームマネージャーに就任していた。 新シーズン、3季ぶりにセリエAを戦うヴェネツィアの幹部を退任することになったコルドバ氏は、以下のように感謝を述べた。 「2021年の冬、名門クラブのフロントに私を迎えて下さった会長に心から感謝します。個人的に大きく成長することができ、その間、我々は美しい瞬間を経験することができました。セリエA昇格、素晴らしい結果を得られた喜びを持ってクラブを離れます」 2024.06.28 07:00 Fri

セスクがヴァランを欲しがる? セリエA昇格のコモが強い関心

セリエAに昇格するコモが、マンチェスター・ユナイテッドを退団した元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)の獲得に関心を向けているという。 コモは新シーズンからセリエAに昇格。かつてアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーした元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが監督を務めている。 新シーズンに向けて戦力補強を行いたいなか、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、昨シーズン限りでユナイテッドを退団したヴァランの獲得に動いているという。 31歳と老け込む年齢ではないヴァラン。レアル・マドリーで残した偉大なる功績は揺るぎなく、欧州の複数クラブが関心を持っていると見られている。 一方で、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミも関心を寄せていると報道があり、いずれにしても人気銘柄にはなりそうだ。 ユナイテッドでは3シーズンで公式戦95試合に出場し2ゴール。これまでに比べれば絶対的な選手ではなかったが、獲得が実現すれば、セリエAを戦う上では貴重な戦力になりそうだ。 2024.06.27 22:10 Thu

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スポルティングCP、レッチェからデンマーク代表MFヒュルマンドを完全移籍で獲得!

スポルティングCPは13日、レッチェからデンマーク代表MFモルテン・ヒュルマンド(24)を完全移籍で獲得した。 クラブの発表によれば、移籍金は1800万ユーロ(約29億円)+アドオン300万ユーロ(約4億8000万円)とのことで、契約期間は2028年6月30日までとなっている。 デンマーク屈指の名門コペンハーゲンのアカデミーで育ったヒュルマンドは、オーストリアのFCアドミラでプロキャリアをスタート。その後、2021年夏に当時セリエBのレッチェに完全移籍し、加入1年目に主力としてセリエA昇格に貢献した。 デンマークの世代別代表チームで常に主力を担ってきた185cmの守備的MFは、球際の強さを生かしたボール奪取能力、危機察知能力が最大の特長。攻撃面においても簡単にボールを失わないキープ力、展開力に定評がある。さらに、当時23歳でイタリア2年目にも関わらず、キャプテンを任されるリーダーシップにも優れる。 スポルティングでは日本代表MF守田英正の相棒を務めていたウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテがパリ・サンジェルマンに旅立っており、ヒュルマンドがその後釜を担う見込みだ。 2023.08.14 07:30 Mon
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欧州5大リーグの昇格チーム決定! 1年での復帰組や古豪、初昇格組も…

2021-22シーズンの欧州5大リーグの2部リーグの全日程が終了し、各リーグの昇格チームが決定した。 プレミアリーグ(イングランド)では、降格のノリッジ・シティ、ワトフォード、バーンリーに代わって、チャンピオンシップを制したフルアムとボーンマスが自動昇格、昇格プレーオフを制したノッティンガム・フォレストが来季プレミアに参戦する。 1年でのプレミア復帰を勝ち取ったフルアムは、1シーズンのチャンピオンシップ最多ゴール記録(43ゴール)を樹立したセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチらを擁し、シーズン100点超えを果たした攻撃の破壊力が大きな注目を集めた。 また、過去に2度のユーロピアン・カップ(現チャンピオンズリーグ)を制覇した古豪ノッティンガム・フォレストは24年ぶりのトップリーグ復帰となった。 ラ・リーガ(スペイン)ではアラベス、レバンテ、グラナダが降格となり、セグンダ・ディビシオンを制したアルメリア、バジャドリーが自動昇格、昇格プレーオフを制したジローナが来季プリメーラを戦う。 8年ぶりの昇格となったアルメリアはナイジェリア代表FWサディク・ウマル(18ゴール12アシスト)、1年での復帰となったバジャドリーはイスラエル代表FWショーン・ヴァイスマン(20ゴール)、3年ぶりの昇格となったジローナは元ウルグアイ代表FWクリスティアン・ストゥアーニ(22ゴール)とエースストライカーの活躍が光った。 セリエA(イタリア)ではヴェネツィア、ジェノア、カリアリが降格となり、セリエBを制したレッチェとクレモネーゼが自動昇格、昇格プレーオフを制したモンツァが昇格の切符を勝ち取った。 レッチェが3シーズンぶり、クレモネーゼは26シーズンぶりの昇格となった中、最も注目を集めるのは初昇格のモンツァ。ミランの名物オーナーとして知られたシルヴィオ・ベルルスコーニ会長、アドリアーノ・ガッリアーニCEOが率いるロンバルディアのクラブは、初のセリエAでの戦いに向け、積極補強も期待されるところだ。 ブンデスリーガ(ドイツ)ではグロイター・フュルトとビーレフェルトが降格となり、2.ブンデスリーガを制したシャルケとブレーメンが共に1年での復帰を決定。一方、昇格・降格プレーオフは今季の1部を16位で終えたヘルタ・ベルリンが、2.ブンデスリーガ3位のハンブルガーSVを破ったことで、残留を決めている。 シャルケではマンチェスター・シティからローン加入していた日本代表DF板倉滉が主力として2部優勝に大きく貢献したが、クラブの財政難もあって買い取りオプション行使を見送る形に。その板倉はボルシアMG移籍が決定的と報じられており、来季の1部で古巣対戦が実現する可能性が高い。 最後にリーグ・アン(フランス)ではボルドー、メスが自動降格となり、リーグ・ドゥを制したトゥールーズとアジャクシオが自動昇格。さらに、今季のリーグ・ドゥを3位で終えて昇格プレーオフを勝ち抜いたオセールが、入れ替え戦で今季リーグ・アン18位のサンテチェンヌを破り、10シーズンぶりの昇格を決めた。 そのトゥールーズでは日本代表FWオナイウ阿道が10ゴールを挙げる活躍をみせ、3シーズンぶりの1部復帰に大きく貢献している。 ◆2022-23シーズン昇格チーム(欧州5大リーグ) ▽プレミアリーグ(イングランド) 1.フルアム 2.ボーンマス PO.ノッティンガム・フォレスト ▽ラ・リーガ(スペイン) 1.アルメリア 2.バジャドリー PO.ジローナ ▽セリエA(イタリア) 1.レッチェ 2.クレモネーゼ PO.モンツァ ▽ブンデスリーガ(ドイツ) 1.シャルケ 2.ブレーメン ▽リーグ・アン(フランス) 1.トゥールーズ 2.アジャクシオ PO.オセール 2022.06.20 18:00 Mon
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昨季王者ナポリ、低調ゴールレスドローで10位フィニッシュ【セリエA】

ナポリは26日、セリエA最終節でレッチェをホームに迎え、0-0で引き分けた。 アタランタの結果次第で9位に与えられる可能性があるカンファレンスリーグ出場権獲得を目指す10位ナポリは、負傷明けのオシムヘンがベンチ入り。3トップはシメオネ、クワラツヘリア、ポリターノが形成した。 14位レッチェに対し、立ち上がりから押し込むナポリは9分にピンチ。ボックス左からドルグの放ったシュートが右ポストを掠めた。 ここからリズムを崩したナポリは攻めあぐねる展開に。結局、前半に好機は作れずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、ラスパドーリとウンゴニエを投入したナポリは開始4分に決定機。ウンゴニエがボックス右から強烈なシュートでGKを強襲した。 前がかるナポリは53分、ボックス左から放ったカユステのシュートが右ポストに直撃。しかしその後は攻めあぐねたため、65分にオシムヘンを投入した。 すると71分に決定機。ディ・ロレンツォの右クロスがファーに流れたところをオリベラが拾ってシュート。しかしGKのセーブに阻まれた。 終盤にかけては好機を作れずゴールレスでタイムアップ。今季を象徴するような低調なドローで昨季王者は10位フィニッシュとなった。 2024.05.27 02:59 Mon

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