スーパーセーブ3連発!コパ・リベルタドーレスで生まれた超人的トリプルセーブ!【アンビリーバブル・セーブス】

2020.07.26 19:00 Sun
Getty Images
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。
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しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。今回は、アルゼンチン代表GKフランコ・アルマーニが、アトレティコ・ナシオナル時代にコパ・リベルタドーレスで見せた驚愕のトリプルセーブだ。
◆コパ・リベルタドーレスで生まれた驚愕のトリプルセーブ!


2008年にアルゼンチンのフェロカリル・オエステでプロキャリアをスタートさせたアルマーニは、2010年にコロンビアの名門アトレティコ・ナシオナルに移籍。同クラブで南米No.1クラブを決めるコパ・リベルタドーレス優勝を経験するなど、アルゼンチン屈指のGKとして知られている。そんなアルマーニは2016年5月13日に行われた、コパ・リベルタドーレス準々決勝1stレグのロサリオ・セントラル戦で驚異のトリプルセーブを記録している。
前半にホームのロサリオ・セントラルが先制し、1-0で迎えた62分、ホームチームに再び決定機が訪れる。中央突破からチャンスを作ったロサリオ・セントラルのMFワルテル・モントーヤがボックス手前から強烈なミドルシュート。

アルマーニはこれを片手一本でなんとかセーブすると、こぼれ球に詰めていたFWマルコ・ルベンのシュートも素早く体勢を立て直して弾く。さらにそのこぼれ球に走り込んでいたモントーヤのシュートは体を当ててブロックすると、ボールライン上でしっかり押さえなんとかセーブした。

トリプルセーブという離れ業を見せなんとかスコアを1点差に保ったアルマーニ。試合はそのまま1-0で終了したが、2ndレグではアトレティコ・ナシオナルが見事3-1と逆転し、準決勝に進出。そのまま決勝に駒を進め、アトレティコ・ナシオナルはその年のコパ・リベルタドーレス覇者となっている。

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