18歳イブラヒモビッチが来季以降もイタリアで? フロジノーネがバイエルンから買い取り目指す

2024.01.12 20:30 Fri
次代を担うイブラヒモビッチ
Getty Images
次代を担うイブラヒモビッチ
U-19ドイツ代表MFアリヨン・イブラヒモビッチ(18)が来シーズン以降もイタリアに残るかもしれない。

その名前を聞けば、“神”を自称するもう1人がどうしても頭に浮かんでしまう男、イブラヒモビッチ。“自称神”と同じくバルカン半島にルーツを持つ18歳は、少年時代からバイエルンで育ち、世代別のドイツ代表にも名を連ねる。
昨年2月にバイエルンでトップチームデビューを飾ったなか、今シーズンはフロジノーネへ武者修行。ここまではセリエAで10試合1得点、コッパ・イタリアで2試合1得点を記録…安定したプレータイムを確保している。

チームがプロビンチャながらもセリエA14位と粘り強く戦うなか、イタリア『カルチョメルカート』によると、幹部らはイブラヒモビッチを高く評価しており、完全移籍移行(買い取り)を目指してバイエルンとの協議に入っているという。

その実現性はまだなんとも言えないところのようだが、イブラヒモビッチと保有元バイエルンの契約は2025年6月まで。バイエルンは24年夏に買い戻しオプション付きで売却し、活躍次第で買い戻すというプランに興味を持っているとみられている。

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バイエルン、アジアツアーに参加する27名を発表! ノイアー、ミュラー、チュポ=モティングらが不参加に

バイエルンは24日、アジアで行われるアウディ・サマー・ツアー2023に参加する27名を発表した。 今夏のアウディ・サマー・ツアーでは、日本でマンチェスター・シティ戦(26日)、川崎フロンターレ戦(29日)、シンガポールでリバプール戦(8月2日)を戦う予定だ。 今回のメンバーには、オフ期間の6月にも日本を訪れたFWセルジュ・ニャブリやFWレロイ・サネ、FWキングスレー・コマン、MFジョシュア・キミッヒら主力選手に加え、新加入のDFキム・ミンジェ、DFコンラート・ライマーもメンバーに入った。 また、インテルが獲得に動いているGKヤン・ゾマーや今夏での去就が注目されるFWサディオ・マネもメンバー入りしている。 一方、GKマヌエル・ノイアー、DFラファエル・ゲレイロ、MFトーマス・ミュラー、FWエリック・マキシム・チュポ=モティングらはケガの影響で不参加に。さらに、今夏での移籍が濃厚となっているMFマルセル・ザビッツァー、GKアレクサンダー・ニューベル、GKヨハンズ・シェンクも招集外となった。今回発表されたメンバーは以下の通り。 ◆アジアツアー参加メンバー27名 GK スヴェン・ウルライヒ ヤン・ゾマー トム・リッツィ・ヒュルスマン DF ダヨ・ウパメカノ キム・ミンジェ マタイス・デ・リフト バンジャマン・パヴァール アルフォンソ・デイビス ブナ・サール コンラート・ライマー ヌサイル・マズラウィ ヨシプ・スタニシッチ アントニオ・ティクビッチ MF ヨシュア・キミッヒ レオン・ゴレツカ パウル・ヴァナー ガブリエル・ビドビッチ ライアン・グラフェンベルフ フランツ・クラツィヒ アレクサンダル・パブロビッチ アリヨン・イブラヒモビッチ FW セルジュ・ニャブリ レロイ・サネ キングスレー・コマン サディオ・マネ マティス・テル ジャマル・ムシアラ 2023.07.24 23:00 Mon

バイエルンのイブラヒモビッチが2025年まで契約延長

バイエルンのU-18ドイツ代表MFアリヨン・イブラヒモビッチ(17)が17日、2025年6月まで契約を延長した。バイエルンのスポーツ・ディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏が明かしている。これまでの契約から1年更新した格好だ。 12月に17歳となったトップ下を本職とするイブラヒモビッチは、U-18ドイツ代表に選出されている将来を嘱望される逸材。バイエルンではトップチームデビューは飾れていないが、14日に行われた親善試合のザルツブルク戦では63分から出場し、69分にゴールを挙げていた。 そのイブラヒモビッチについてサリハミジッチSDは以下のように述べた。 「アリはバイエルンで成長し、今ではプロの一員となった。バイエルンのユースで培われた才能だ。多くを期待して欲しい」 また本人は契約延長について「とても誇りに思うし感謝している。次のステップを楽しみにしている」とコメントした。 2023.01.18 08:00 Wed

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フロジノーネ、ヴェネツィア行きが噂されるディ・フランチェスコ監督の退任を発表

フロジノーネは16日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督(54)が今季限りで退任することを発表した。 退任の決まったディ・フランチェスコ監督は、公式サイトで以下のように感謝を述べた。 「フロジノーネに到着してすぐに、皆さんが私をもてなし、歓迎してくれたおかげで、すぐにファミリーの一員だと感じることができました。君たちは、ジャージとそのチームカラーへの愛情を私に教えてくれた。エキサイティングな試合もあれば、思い通りにいかなかった試合もあったけれど、コッパ・イタリアの準々決勝という歴史的な目標に一緒に到達するなど濃密で、いい意味でポジティブなシーズンだった」 「このような機会を与えてくれたアンジェロッツィSDに感謝したい。 昨年7月、私たちはお互いにプロフェッショナルとして、そして何よりも人としての素晴らしさでお互いを選んだ。また、素晴らしい人格と独特の感性を持つスティルペ会長にも心から感謝している」 「そして、私が常に誇りに思っている選手たち。目標に到達できなかったのは事実だが、彼らは浮き沈みを繰り返しながらも、目標に到達したいという思いでついてきてくれたことには感謝をしている」 昨夏にファビオ・グロッソ前監督の後任として、ディ・フランチェスコ監督を招へいしたフロジノーネ。5年ぶりとなったセリエAでは、序盤こそコンスタントに勝ち点を稼いでいたが、昨年12月2日のミラン戦に敗れてから不振に陥ると、そこから最終節までの25試合でわずか3勝に終わり、順位も16位と低迷。 勝利すれば残留が決められた最終節のウディネーゼ戦も0-1で敗れると、残留を争っていた18位エンポリがローマに勝利したことで18位に転落。1年でのセリエB(イタリア2部)降格が決定していた。 なお、『フットボール・イタリア』によれば、退任するディ・フランチェスコ監督には、昇格プレーオフを制して3季ぶりのセリエA昇格を果たしたヴェネツィアが招へいに動いており、2年契約を結ぶとのことだ。 2024.06.17 07:00 Mon

後半AT弾でローマ撃破のエンポリが奇跡の逆転残留! 18位転落フロジノーネが1年でセリエB降格に…【セリエA】

セリエA最終節、エンポリvsローマが26日にスタディオ・カルロ・カステラーニで行われ、ホームのエンポリが2-1で勝利した。 最終節の勝利で6位フィニッシュを狙うローマは、逆転残留へ勝ち点獲得が必須となる18位のエンポリとの最終節に臨んだ。試合前に行われたアタランタの勝利によってチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の夢が潰えたものの、勝利で今季を終えたいデ・ロッシ監督はジェノア戦から先発5人を変更。サスペンションのルカク、パレデスに加え、ペッレグリーニがベンチスタートとなったが、負傷明けのディバラやエイブラハム、アワールが起用された。 事前にCL出場権逸の情報が入ったか、やや緩い入りとなったローマに対して、残留懸かるエンポリがアグレッシブな戦いを見せる。そして、13分にはディフェンスラインからのロングフィードでDFアンヘリーニョのコントロールミスを狙っていたギャシがボール奪取。そのままボックス右に持ち込んで丁寧な折り返しを入れると、これを中央のカンチェッリエーリがワンタッチで流し込んだ。 早い時間帯にビハインドを背負ったローマは、直後にもクリスタンテの自陣での不用意なロストから大ピンチを招くが、古巣対戦デストロのボックス中央でのシュートはDFエンディカのシュートブロックで事なきを得た。 逆に、19分には相手陣内中央左で得たFKの場面でディバラの正確なボールをボックス内でクリスタンテ、エイブラハムと連続シュート。最後はクリスタンテの2本目のシュートでゴールネットを揺らすが、ここはVARのレビューの結果、最初の抜け出しでのオフサイドを取られた。 前半半ばから終盤にかけては行ったり来たりの展開が続くと、より効果的にフィニッシュまで持ち込むホームチームがデストロ、カンチェッリエーリとボックス内で決定機に絡むが、いずれもGKスヴィラールの好守に阻まれた。 一方、徐々にアタッキングサードでのフィーリングが合い始めたローマは、前半アディショナルタイムに鮮やかな仕掛けから同点に追いつく。左サイドでザレフスキとのパス交換から深い位置に抜け出したアンヘリーニョが正確なクロスを供給。これを中央にフリーで走り込んだアワールが頭で合わせた。 エンポリペースも1-1のイーブンで折り返した試合。同時刻開催の他会場の戦況によって勝ち点3が必要なエンポリはハーフタイムに2枚替えを敢行。決定力を欠いたデストロとカードトラブルのリスクがあるギャシを下げ、ニアン、ウォルキエビッツを投入した。 引き続きオープンな展開が続く中、互いにゴール前でのシーンが目立つが、エンポリはGKスヴィラールの好守に手を焼き、ローマはクロス精度やゴール前に入る動きの問題で決め手を欠く。 後半半ばを過ぎて両ベンチが積極的に交代カードを切っていくと、ローマはペッレグリーニ、エル・シャーラウィの主力2人にアズムンを前線に投入。ディバラ依存の攻撃にクオリティを加えた。 その後、試合は1-1のまま最終盤に突入すると、ホームチームが土壇場で劇的ゴールを奪う。93分、右サイドのスペースに抜け出したカンチェッリエーリのグラウンダーの折り返しをゴール前のニアンがワンタッチで合わすと、このシュートがゴール右に決まった。 そして、試合はこのままタイムアップを迎えると、同時刻開催の16位のフロジノーネと17位のウディネーゼの直接対決がウディネーゼの1-0の勝利に終わった結果、残り1枠を巡る残留争いは15位ウディネーゼ(勝ち点37)、16位カリアリ(勝ち点36)、17位エンポリ(勝ち点36)、18位フロジノーネ(勝ち点35)という形になり、エンポリの奇跡の逆転残留と共にフロジノーネの1年でのセリエB降格が決定した。 また、エンポリに敗れたローマは6位フィニッシュで来季ヨーロッパリーグ行きが決まった。 2024.05.27 05:58 Mon

終盤に畳みかけたインテルがフロジノーネに5発圧勝【セリエA】

インテルは10日、セリエA第36節でフロジノーネとのアウェイ戦に臨み、5-0で圧勝した。 前節サッスオーロにシーズンダブルを許した王者インテル(勝ち点89)は、ラウタロやチャルハノール、バストーニら主力を半数ほどベンチスタートとした中、テュラムとアルナウトビッチの2トップで臨んだ。 降格圏の18位ウディネーゼと2ポイント差の16位フロジノーネ(勝ち点32)に対し、守勢の入りとなったインテルは9分、スーレのミドルでGKゾンマーを強襲される。 それでも19分、高い位置でボールを奪った流れから先制する。ディマルコのスルーパスをボックス左で引き出したテュラムのクロスにフラッテージが合わせた。 その後もリトリートしながら試合を進めるインテルは25分、ブレシャニーニの強烈なミドルをGKゾマーが好守で阻止。さらに41分のシェディラのシュートがバーに直撃した中、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半開始4分、ヘイニエルのミドルでGKゾンマーを強襲されたインテルは、52分にもピンチ。クアドラードのボールロストでピンチを招くと、ヴァレリにボックス手前から際どいシュートを打たれた。 さらに56分、ロングカウンターを受けた流れからゾルテアにGKゾンマーを強襲されたインテルだったが、2分後にCKからビセックのヘディングシュートがバーに直撃すると、60分に追加点。 ボックス右でバレッラのスルーパスを引き出したフラッテージのクロスをフリーのアルナウトビッチが難なく押し込んだ。 その後、ゴールを挙げたフラッテージとアルナウトビッチを下げる余裕を見せたインテルは78分にブキャナンに移籍後初ゴールが生まれると、80分にはラウタロが2月末以来となるゴールを決めて4-0。 止まらないインテルはテュラムにもゴールが生まれて終わってみれば5発圧勝としている。 2024.05.11 05:43 Sat

最下位サレルニターナのセリエB降格が決定…今季リーグ戦わずか2勝と低迷

サレルニターナは26日に行われたセリエA第34節の結果、セリエB(イタリア2部)への降格が決定した。 2021-22シーズンからセリエAで戦い続けてきたサレルニターナだったが、今シーズンは開幕12試合未勝利に陥るなど低迷。クラブは指揮官交代をカンフル剤にしようと、すでに今シーズンだけでパウロ・ソウザ監督、フィリッポ・インザーギ監督、ファビオ・リベラーニ監督、ステファノ・コラントゥオーノ監督と4人の指揮官が指揮を執るも、ここまでわずか2勝と不振から脱却できず、第10節以降は一度も最下位を抜け出せない状態が続いていた。 そんな中で26日に迎えたセリエA第34節のフロジノーネ戦、勝たなければセリエB降格となる中で残留を争うライバルとの直接対決となったが、力なく0-3で敗北。この結果、17位フロジノーネとの勝ち点差は「16」にまで広がり、4試合を残してのセリエB降格が決定した。 コラントゥオーノ監督は試合後、クラブ公式にて「数字的にも降格は時間の問題だった」とこの結果を覚悟していたことを明かしつつ、「我々にはここから再スタートして、重要な未来を創造する力を持っている」と力説し、クラブの将来性を信じるコメントを残している。 2024.04.27 14:10 Sat

ポリターノがメモリアル弾も格下相手に2度追いつかれたナポリがホームで痛恨ドロー…【セリエA】

セリエA第32節、ナポリvsフロジノーネが14日にスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われ、2-2のドローに終わった。 逆転でのヨーロッパ出場権獲得を目指す7位のナポリは、降格圏の18位に沈むフロジノーネとのホームゲームで連勝を狙った。前節、モンツァとの打ち合いを4-2で制したパルテノペイは、その試合から先発3人を変更。負傷のファン・ジェズスとオリベラに代えてエスティゴーアとマリオ・ルイ、サスペンションのウンゴニエに代えてポリターノを起用した。 開始直後にGKトゥラティと交錯した際にオシムヘンが左手を痛めるアクシデントが発生したが、ナポリの主砲は無事プレーに復帰。行ったり来たりの立ち上がりを経て10分過ぎから押し込む形を作り出したホームチームは、ボックス内でのオシムヘン、エスティゴーアのシュートでゴールに迫る。 すると、その流れのまま早い時間帯に先制に成功した。16分、相手陣内右サイドで仕掛けたポリターノが得意のカットインからボックス右角で左足を振り抜くと、絶妙なコントロールシュートがゴール左隅に突き刺さった。 ポリターノのセリエA通算50点目のメモリアルゴールで先手を奪ったナポリは、直後にもGKメレトからのロングボールに被ったDFロマニョーリと完璧に入れ替わったオシムヘンにGKと一対一のビッグチャンスが舞い込むが、ここはシュートを枠の左に外してしまう。 一方、何とか2失点目を凌いでいたフロジノーネも前半半ば過ぎにビッグチャンスを迎える。ボックス内に抜け出したシェディラがDFラフマニに足をかけられてPKを獲得。だが、キッカーのスーレが右を狙って蹴ったシュートはGKメレトに完璧に読まれてキャッチされた。 守護神のビッグプレーでリードを維持したホームチームは、前半終盤にかけて再び攻勢を強めたものの、2点目を取り切れずにハーフタイムを迎えた。 後半はオシムヘンにいきなり決定機が訪れたが、先にゴールをこじ開けたのはアウェイチーム。50分、ナポリのゴールキックからのビルドアップの場面でGKメレトにプレスを仕掛けたスーレが引っかけると、ゴール前でこぼれに反応したシェディラが冷静にゴールネットへ流し込んだ。 PKストップの守護神の痛恨ミスで追いつかれたナポリはすぐさま反撃を開始。クワラツヘリアが続けてボックス付近で際どいシュートを放つと、ここまで沈黙の主砲が仕事を果たす。 63分、セットプレーの二次攻撃からクワラツヘリアのピッチへ強く叩きつけるボレーシュートがゴール前に向かうと、ラインを上げ切れなかったDFと入れ替わりで飛び出したオシムヘンがGKの手前でコースを変えて流し込んだ。 勝ち越したナポリだが、試合の流れを完全に掌握するまでには至らず。徐々にフロジノーネが反撃に打って出ると、73分には相手GKのロングボールを撥ね返したカウンターの流れから右サイドのゾルテアからの正確なクロスをゴール前にタイミング良く走り込んだシェディラがヘディングでゴール左隅に流し込んだ。 2度のリードを守り切れずにイーブンに戻されたナポリは、その後も途中出場のセックに際どいシーンを作られるなど難しい戦いを強いられる。これを受け、カルツォーナ監督はラスパドーリ、カユステに加え、中盤を削ってシメオネを投入。より攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。 しかし、集中したアウェイチームの堅守に手を焼くと、後半アディショナルタイムにはカウンターをファウルで止めたマリオ・ルイが2枚目のカードをもらって退場となるなど、最後まで流れを好転することはできず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、格下相手のホームでの不甲斐ないドローにホームサポーターからの強烈なブーイングを浴びる中でランチタイムキックオフの一戦を終えることになった。 2024.04.14 21:38 Sun

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アズムンがゴール後の謝罪ジェスチャー説明…後輩ハイセンの非礼を詫びる

ローマのイラン代表FWサルダール・アズムンが、フロジノーネ戦後の謝罪ジェスチャーについて説明した。『romapress』が伝えている。 ローマは18日に敵地で行われたセリエA第25節のフロジノーネ戦に3-0の勝利を収めた。 前半は[4-2-3-1]の布陣変更が機能せず、ビルドアップの局面でもミスが目立って再三シュートを浴びる展開に。それでも、GKミル・スヴィラールの好守などで凌ぐと、前半終盤にはDFディーン・ハイセンのスーパーゴールで先制に成功。 後半は[4-3-3]への布陣変更や細かな修正で流れを引き寄せると、MFブライアン・クリスタンテのミドルシュートのこぼれ球に詰めたアズムンのゴール、MFレアンドロ・パレデスのPKによるゴールで一気に突き放し、最終的に3-0で勝利した。 ダニエレ・デ・ロッシ新体制で初スタメンを飾り、今季セリエA2点目を記録したアズムンは、同試合後のインタビューでゴール後にフロジノーネサポーターに向けた謝罪ジェスチャーについて説明。後輩ハイセンの非礼を詫びる意図があったことを明かした。 今冬の移籍市場でユベントスからローマに加入したハイセンだったが、その加入前にはフロジノーネへのレンタルでクラブ間合意。選手自身も当初はフロジノーネ行きに応じていたものの、ローマからのオファーによって翻意。不誠実な対応にフロジノーネのフロント陣から怒りの声が上がっていた。 そんな経緯もあり、今回の試合ではホームサポーターからブーイングや野次を浴びる形となっており、同選手はゴールを決めた直後にホームサポーターに向けて「黙れ」というジェスチャーを行い、主審からイエローカードを掲示されていた。 その行為に関しては試合後にデ・ロッシ監督、敵将エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の双方から苦言が呈されていた。 そういったなか、アズムンはすでに後退していた後輩に代わって謝罪を行ったことを明かした。 「なぜ僕がフロジノーネのファンに謝罪したのか? それはハイセンの最初のゴールの後、フロジノーネのファンは彼のセレブレーションに怒っていたからだ」 「フロジノーネのプレーヤーは僕らに理解を示してくれたけど、僕は謝罪したかった。フットボールにおいてリスペクトは最も重要なことだ。僕らは同僚であり、友人であり、ピッチ上では難しいことだけど、お互いを尊重するのは正しいことだ」 また、結果的に3-0の勝利も前半はかなり厳しい内容だった試合に関しては、「特に前半は厳しい試合だった。だけど、ドレッシングルームでスタッフと戦術を変更し、後半は良いプレーができた。ゴールするのが僕の仕事だし、勝利には満足しているよ」と謙虚に振り返っている。 過去の日本代表戦でのMF柴崎岳への張り手によって悪童のイメージが拭えないイランのエースだが、対戦相手やファンへのリスペクトを持つ紳士な部分も持ち合わせているようだ。 2024.02.19 07:45 Mon
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ユベントスがセリエBで躍動の23歳CBガッティを獲得! 高校をやめてレンガ職人なども経験した苦労人

ユベントスは1月31日、セリエBのフロジノーネからイタリア人DFフェデリコ・ガッティ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの4年半。今シーズン終了まではレンタル移籍の形でフロジノーネに残留する。 トリノ生まれでアレッサンドリアの下部組織出身のガッティは、190cmのセンターバック。父親の失業に伴い、17歳で高校をやめてレンガ職人、窓の製造、屋根の修理などの仕事の傍らアマチュアレベルでプレーを続けた苦労人は、2020年に加入したセリエCのアウローラ・プロ・パトリアでプロキャリアをスタート。 その翌シーズンにセリエBのフロジノーネへのステップアップを図ると、今シーズンここまではリーグ戦18試合3ゴールを記録。屈強なフィジカルを生かした対人守備の強さに加え、攻撃時の正確な配球を含め戦術眼にも優れる総合力の高さが最大の売りだ。 セリエBでの圧倒的なパフォーマンスによってインテルやナポリ、トリノ、サッスオーロといったクラブからの関心を集めてきたが、最終的に生まれ故郷であるトリノのビッグクラブのユベントス行きを決断した。 <span class="paragraph-title">【画像】セリエB席巻の逸材CBガッティがユーベと契約</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">UFFICIALE | Federico Gatti è un giocatore della Juventus <a href="https://t.co/kdX9niFfug">https://t.co/kdX9niFfug</a> <a href="https://t.co/r80rTB5GYW">pic.twitter.com/r80rTB5GYW</a></p>&mdash; JuventusFC (@juventusfc) <a href="https://twitter.com/juventusfc/status/1488168041271726084?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2022.02.01 00:50 Tue
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インテルのイタリア人補強計画…19歳スカルヴィーニに22歳GKトゥラティ、24歳コルパーニを獲得へ?

インテルが自国イタリアの3選手をリストアップしているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 今夏にイタリア代表MFダビデ・フラッテージを獲得したインテル。宿敵ミランや選手の古巣ローマ、ユベントス、さらにはアーセナルなども名乗りを上げていたなか、イタリア人選手No.1の人気銘柄を釣り上げることに成功した。 一方で、昨シーズン中から獲得への動きが報じられてきたアタランタのイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニ(19)については、U-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(現ボローニャ)を交渉に盛り込んで移籍金引き下げを狙うも、合意できなかったという。 アタランタの要求額は5000万ユーロ(約78億9000万円)。フランス代表DFバンジャマン・パヴァール獲得に3000万ユーロ(約47億3000万円)近くを費やしたインテルの金庫には現状、5000万ユーロもないとされるが、再びアタランタにアタックするのは確実と考えられている。 また、フロジノーネのU-21イタリア代表GKステファノ・トゥラティ(22)も候補に。トゥラティは15歳までインテルの下部組織に所属し、その後は若手の登竜門サッスオーロで育まれた191cmの守護神だ。 サッスオーロでは通算4試合の出場に留まるが、昨季からフロジノーネに武者修行しており、セリエBでの1年目は最終節1試合を除く37試合でプレーし、優勝とセリエA昇格に貢献。今季は昇格組ながらも第8節終了時点で8位と検討するチームにおいて、7試合でゴールマウスを守っている。 インテルはかつて5万ユーロ(約780万円)でサッスオーロへ放出したミラノ生まれの地元っ子帰還を検討中。スイス代表GKヤン・ゾマーの後継者候補とみられている。 最後は人材の宝庫アタランタが輩出したモンツァの元U-21イタリア代表MFアンドレア・コルパーニ(24)。2020-21シーズンからモンツァ所属の24歳は[3-4-2-1]をベースとするチームで2シャドーの一角を担う攻撃的MFだ。 故に[3-1-4-2]のインテルでは当てはまるポジションがないように思えるが、その特徴は自らドリブルで持ち運び、ゴールまで陥れるというネラッズーリの中盤にはいないタイプ。今季はセリエA8試合出場で4ゴールをマークしている。 こちらはスカルヴィーニ同様、インテルが獲得に本腰を入れる1人と考えられており、友好関係にあるモンツァの要求額は2000万ユーロ(約31億5000万円)。インテル以外にも複数のクラブが関心を寄せ始めたという注目株だ。 2023.10.11 14:08 Wed
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「ヤバすぎ」「一瞬何が起きたか…」味方も頭を抱える衝撃の位置からのロングシュートにファン驚愕! 決めたインテルDFディマルコは「最高のゴールの1つだ」

インテルのイタリア代表DFフェデリコ・ディマルコの衝撃のゴールが話題を呼んでいる。 12日、セリエA第12節でインテルはフロジノーネをホームに迎えた。 試合は0-0で推移した中、43分にディマルコが衝撃のゴールを記録する。ハーフウェイラインを越えた辺りの左サイドでスルーパスを受けたディマルコが、ダイレクトで突如左足を一閃。少し前に出ていたGKステファノ・トゥラティの頭上を狙うと、見事なシュートがネットに突き刺さり、インテルが先制した。 予想だにしない位置からのロングシュートを叩き込んだディマルコは得意げなドヤ顔。裏に抜け出そうとしていたデンゼル・ダンフリースもミスキックかと諦めており驚き。GKヤン・ゾマーも頭を抱えて驚きを隠せずにいた。なお、距離は56.08mだったとのことだ。 スタンドのファンも大盛り上がり。このロングシュートには「ゴール見てるのほんとすごい」、「ヤバすぎ」、「一瞬何が起きたのかわからなかった」、「最高すぎ」、「プスカシュ賞級のゴール」、「これはやべえ」とコメントが相次いだ。 試合後、ディマルコ本人はゴールについて「最初にデンゼルを見た。それから外に出ているGKが見えた。幸運なことにゴールに入った」とコメント。また「最高のゴールの1つだよ。今日はスタートがあまり良くなかったし、間違ったことをしていたけど、重要なのは首位に位置するために勝ち点3を持ち帰ることだった」と語り、勝利に貢献できたことを喜んでいた。 <span class="paragraph-title">【動画】チームメイトが頭を抱えるほど衝撃的過ぎる位置からの圧巻ロングシュート! </span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="l73Wq_IaB1A";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.13 15:30 Mon

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