パリ五輪前のU-23日本代表vsU-23フランス代表はNHK総合で放送、7月17日28時5分キックオフ

2024.06.28 22:15 Fri
Getty Images
日本サッカー協会(JFA)は28日、パリ・オリンピック前に行われるU-23日本代表vsU-23フランス代表のテレビ放送予定を発表した。

大岩剛監督率いるU-23日本代表はパリ・オリンピックの出場権を獲得。本大会ではパラグアイ、マリ、イスラエルとグループDで同居している。
大会前に日本はフランスで開催国であるフランスと対戦。元フランス代表FWのティエリ・アンリ監督率いる開催国と親善試合を行う。

試合は7月17日(水)の28時5分キックオフの予定。NHK総合にて生中継されることとなる。

本大会前の最後の調整の場。優勝候補でもあるフランス相手にどのような戦いを見せるのか、注目だ。

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4日、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバー18名が発表された。 大岩剛監督が選手を1人ずつ読み上げていくスタイルで行われたメンバー発表。GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)やMF松木玖生(FC東京)らが招集されなかったことが話題となった。 また、オーバーエイジ(OA)も2008年の北京オリンピック以来使用せず、U-23のチームで臨むこととなった日本。予てからオリンピックには招集の拘束力が各協会にはなく、クラブの意向が重視されるため、海外組の招集は高いハードルとなることが予想されており、その通りの結果となった。 スペインでもそのことが話題に。レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英は実はパリ・オリンピック世代。すでに東京オリンピックを経験しており、A代表の常連でもあることから、金メダル獲得に向けては大きな戦力になるとみなされていた一方で、招集の難しさも予想されていた。 スペイン『ムンド・デポルティーボ』は久保のパリ五輪不参加をピックアップ。「予想されていたことだが、正式に決まり、非常に嬉しいニュース」と伝えた。 ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、久保のパリ・オリンピック行きについては容認しない方向性をすでに示しており、5月に来日した際にもパリ・オリンピック行きはなくなったと発言があった。 当然、日本サッカー協会(JFA)としては招集に可能性を見出したかったが、それは叶わず。ただ、ソシエダにとっては、新シーズンに向けて大きなニュースとなった。 ソシエダが拒否した理由は2つ。1つは、2023-24シーズンは稼働が多かったということ。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグに加え、日本代表としての活動とアジアカップも戦った。多くの試合をこなした久保は、シーズン終盤にケガもあり、コンディションを落としていた。その二の舞は避けたかったということだろう。 そしてもう1つは、新シーズンに向けてソシエダで調整させたいということ。今回招集されなかったことで、9月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選までは、クラブ以外の活動がなくなり、プレシーズンからしっかり準備が可能になるということだ。 なお、久保以外にもMF鈴木唯人(ブレンビー)は招集できておらず、同様の理由と見られており、前述の鈴木や松木も同様の理由と見られている。OAが呼べなかった理由も想像に難くないが、今後も日本のアンダー世代は制限を受けることが増えそうだ。 2024.07.04 15:32 Thu
日本サッカー協会(JFA)は7月3日に都内で会見を開き、24日から始まるパリ五輪男子サッカーのU-23日本代表18名と、バックアップメンバー4名を発表した。大岩剛監督が1人ずつ名前を読み上げた18名は以下の通り。 GK/小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、野澤大志ブランドン(FC東京) DF/関根大輝(柏)、半田陸(G大阪)、大畑歩夢(浦和)、高井幸大(川崎F)、木村誠二(鳥栖)、西尾隆矢(C大阪) MF/藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、山本理仁(シント=トロイデン)、川崎颯太(京都)、三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)、荒木遼太郎(FC東京) FW/平川悠(町田)、佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン)、斉藤光毅(ロンメル)、藤尾翔太(町田)、細谷真大(柏) バックアップメンバーはGK/佐々木雅士(柏)、DF/鈴木海音(磐田)、MF/山田楓喜(東京V)、佐野航大(NECナイメヘン)。バックアップメンバーは18名にケガか体調不良があった場合、初戦の24時間前までメンバーの入れ替えは可能で、その後の変更・追加はできない。またU-19日本代表を中心に5名ほどのトレーニングパートナーを帯同させる予定でいる。 当初、大岩監督はOA枠の選手の招集を明言していた。特にCB陣は不安視されていただけに、板倉滉、町田浩樹、谷口彰悟に加えて遠藤航らの名前があがっていた。しかし、以前から山本昌邦NTDが繰り返し言っていたように、「選手の意思、クラブとの交渉もあり、移籍すると移籍先とも交渉しないといけない。監督が代われば監督とも交渉しないといけない。OA枠だけでなく久保建英や鈴木唯人も招集できなかった。困難な状況に置かれている」と海外組の招集の難しさに理解を求めた。 同様の理由で、当初はメンバー入りが濃厚と思われていたGK鈴木彩艶とMF松木玖生も移籍のため招集外となった。松木に関してはメンバー外になった理由を出身地の北海道新聞の記者が質問した。これに対し大岩監督は「選ばれていない個人の選手についてのコメントは遠慮したい。コンディションに問題があるわけではない」と述べるに止めた。しかし山本NTDが「移籍の可能性がある。オリンピックに招集するための確約がとれなかった」と舞台裏を明かした。 GKに関しては、U-23アジアカップで大活躍した小久保玲央ブライアンに加え、野澤大志ブランドンもFC東京で出場機会を増やすことで急成長しているため、2人がいれば十分だろう。痛いのは、荒木の今シーズンの躍進は松木とのコンビプレーがあったことだ。荒木がバイタルエリアに下がれば松木がトップに上がるなど、2人の補完関係がFC東京の躍進につながっている。ただ移籍話が浮上しているのであればやむを得ないだろう。 OA枠に関しては、板倉や町田、遠藤が使えればよかったが、中途半端なOA枠なら使わない方がいいといいうのが持論である。過去にOA枠を使わなかったのは96年アトランタ五輪と08年北京五輪で、いずれもグループリーグで敗退している。とはいえOA枠を使った04年アテネ五輪と16年リオ五輪もグループリーグで敗退しているため、OA枠の使用の有無が勝敗に影響を及ぼすとは限らない。 海外組の移籍の有無に加え、9月5日からは北中米W杯のアジア3次予選がスタートする。久保を含めて日本代表の主力はこちらに備える意味でも五輪を回避したのだろう。9月といえばシーズンが始まったばかり。コンディションもけして万全ではないはず。ヨーロッパから日本に戻って、蒸し暑さが残るなかでのホーム中国戦。そして翌週はバーレーンに飛んでのアウェー戦である。 前回カタールW杯予選でも初戦のホーム・オマーン戦に敗れ、第3戦のアウェー・サウジアラビア戦も落とした苦い経験がある。このため今回は第2戦のバーレーン戦と、またもや第3戦に組まれたアウェー・サウジアラビア戦が序盤の“ヤマ場”となるだろう。そうであるなら、いっそ五輪でOA枠を使わないという選択肢があってもいいと思う次第である。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカな 2024.07.04 14:30 Thu
パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出された柏レイソルのDF関根大輝が、オリンピックへの意気込みを語った。 3日、日本サッカー協会(JFA)は、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表。大岩剛監督が1人1人の名前を読み上げる形で18名を発表していった。 登録メンバー18名、予備登録4名という狭き門の中、チーム事情や移籍の関係で驚きの落選もあったメンバー発表だった。 拓殖大学から1年前倒しで2024シーズンからプロ入りした関根は、右サイドバックのレギュラーに定着すると、U-23日本代表にも招集され、そのままパリ五輪行きを決めた。 チームメイトのFW細谷真大と共にパリ五輪に臨むことになるが、「2人で五輪に行けるのは嬉しいですし、同時に結果を残さないといけないので、そこにこだわりながら日本の勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」とコメント。気を引き締めた。 積極的な攻撃参加が魅力の関根。高さもあり、ダイナミズムをもたらせるプレースタイルだが、「僕は攻撃の部分だと思います」と期待されている点について言及。「ただアジアカップではアシストもなかったのでそういう数字にはこだわりながら五輪を戦えたらいいかなと思います」と、得点に絡むプレーをしたいとした。 日本代表の右サイドバックはポジション争いが激しいが、関根にかかる期待もある。「この大会で活躍すれば人生が変わると思いますし、A代表が見えてくると思うので、まずはこの大会に集中して、自分の持っている力を出して、活躍していきたいなと思います」とコメント。オリンピックを飛躍のきっかけにしたいとした。 数字的な目標については「特にないです(笑)」と語ったが「(AFC U23アジアカップから)帰ってきてからアシストという部分にはこだわってやってきて、ただまだJリーグでもアシストをつけれていないので、そういう部分をパリでは多くつけられればいいかなと思っています」と、数字にこだわりたい気持ちは強いようだ。 代表入りして半年も経っていない関根だが、よく知った選手ばかり。「僕もみんなの特徴をわかっていますし、みんなも僕の特徴をわかっていると思うのでプレーしやすいですし、前のアジアカップで一体感も高まりましたし、そういう意味で本当にやりやすい良いチームなんじゃないかなと思います」と、一体感もあるとチームに自信を見せた。 「とにかく明るく元気にやっていければいいかなと思っています(笑)」と語る関根。大岩剛監督も口にした、“金メダル”については「ずっと目指してきた舞台なので、そこで最高の結果を得て日本に帰ってきたいので、そのためには絶対に金メダルを獲ってきたいと思います」と、強い意気込みを語った。 2024.07.03 22:05 Wed
パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出されたFC東京のMF荒木遼太郎が、オリンピックへの意気込みを語った。 3日、日本サッカー協会(JFA)は、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表。大岩剛監督が1人1人の名前を読み上げる形で18名を発表していった。 登録メンバー18名、予備登録4名という狭き門の中、チーム事情や移籍の関係で驚きの落選もあったメンバー発表だった。 今シーズンFC東京に期限付き移籍すると、かつての輝きを取り戻した荒木。その活躍があり、オリンピックメンバーに選出された。 会見後、荒木は囲み取材に応じ「正直、去年、一昨年ではあまり考えられない感じだったので、今年移籍してきて、今まで色々なことがありましたけど、今こうやってできているので、本当に色々な人に感謝したいと思います」と、今回武者修行に出たことがプラスだったとした。 改めてパリ五輪行きが決まったことについては「18人なので、正直少しは運もあるのかなって思っていたんですけど、あまり考えていなかったので、選ばれたからには、しっかり責任を持って戦っていきたいと思います」とコメント。選出される自信は特になかったという。 鹿島アントラーズでは、ベストヤングプレーヤー賞も受賞した一方で、その後はスタイルにフィットせずに苦戦が続いていた。 「自分のことに精一杯でした。試合にも出れていなかったので、試合に出るために目の前のことに一生懸命で、五輪とか、その世代の代表どころではなかったので本当に考えてもいなかったです」 昨シーズンまでは頭にもなかったパリ五輪だが、実際にメンバー入り。FC東京での変化については「自分自身では特に変えた部分はないんですけど、環境を変えるというのは一つ大事なことだなと思いました」と、スタイルは変わらずとも、試合で起用されて結果を残せたことが大きいだろう。 またゴールについては「鹿島にいる時からプレースタイルは変えていないですし、試合に出ていた頃から変わっているとは思っていないです。ただ試合に出続けるということが自分にとっては一番良かったのかなと思います」と、やはりコンスタントにプレーするということ以上に大事なことはなさそうだ。 FC東京からは荒木とGK野澤大志ブランドンの2名が選出。これまでも呼ばれていたDFバングーナガンデ佳史扶、MF松木玖生は選外となった。 「まだ何も話していないです」と、落選した2人とは話していないという荒木。松木が選ばれなかったことへの思いについては「理由とかも正直わからないですけど、玖生の分もというのもおかしいですけど、玖生だけでなく選ばれなかった選手がたくさんいるので、そういう人たちの分まで、自分たち選ばれた人たちは、世界で戦えるのは嬉しいことなので、責任を持って戦いたいなと思います」と、他チームの選手も含め、同じ世代の選手のためにも、しっかりとオリンピックで結果を残したいとした。 これまでは途中出場での結果を残すことが多かった荒木。「スタメンで出たい思いもありますけど、チームが勝つためだったら、途中出場でもいいですし、自分の欲もそうですけど、今回は日本を背負っているというのもあります」と、先発でも控えでもやることをやるという。 また、クラブについては「感謝していますし、それがなかったら自分の立ち位置もないと思うので、いくまでの3試合で最善を尽くしていけたらなと思います」と、オリンピックまでの残り試合でしっかりと結果を残していきたいとした。 パリ・オリンピックではパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦する。 マリは3月に京都で対戦しているが「(対戦したマリは)外から見ていただけなので、また変わってくるとは思うんですけど、身体能力が高いチームというのが最初のイメージです。自分たちはそういった相手にも日本人らいしいじゃないですけど、ボールをつないで相手の嫌がるところを突いて、そういうサッカーで勝てると思いますし、チームとしてアメリカ遠征でも良い形で攻められていたので、完成形に近いと思っているので、そんなに問題ないかなと思っています」と、どこが相手でも不安要素は感じていないという。 初戦のパラグアイ戦については「初戦は本当に大事になると思います。ただ自分は初戦とかそんなに気にしないので、どの試合にも同じモチベーションでいきますし、アジアカップでは1試合ごとに成長してそれが優勝につながったと思うので、五輪でも1試合1試合、みんなが成長してチーム力を高めていければ必ずメダルに届くと思います。一人ひとりが成長して行けたら良い結果がついてくるのかなと思っています」と、チームとしての成長を止めないことが大事だとした。 2024.07.03 21:45 Wed
パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出されたFC町田ゼルビアのFW平河悠が、オリンピックへの意気込みを語った。 3日、日本サッカー協会(JFA)は、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表。大岩剛監督が1人1人の名前を読み上げる形で18名を発表していった。 登録メンバー18名、予備登録4名という狭き門の中、チーム事情や移籍の関係で驚きの落選もあったメンバー発表だった。 その後、Jリーグが選出された選手たちの合同会見を実施。会見後、平河は五輪メンバーに選ばれた率直な感想について「自分も14時の会見で知ったので、実感が徐々にわいている感じ。本当に嬉しいです」とコメント。「世間の声とは違う部分もあると思うし、自分の立ち位置もわかっていなかったので正直、ほっとした気持ちもありました」と、選出確実とも言われていた中で、実際に選ばれるまでは不安もあったっという。 その平河はヨーロッパへの移籍の噂も浮上。「今は答えられないです」と言及は避けたが、オリンピックは大きくステップアップするチャンスでもある。 オリンピックの印象については「サッカーだけでなく色々な競技を見てきたので、夢の舞台というか、遠い存在でもあった」とコメント。「自分が出場するとは小さい頃には思っていなかったので、自分が思っている以上にすごいことだと思うので、出るだけでなく日本のために体を張って戦わないといけないと、今は思っています」と、しっかりと日本を代表して戦うことへの意欲を示した。 オリンピックのサッカーの思い出については「前回大会は特にベスト4まで行って3決で悔しい敗戦もあったので、記憶は新しいのかなと思います」と、東京オリンピックでメダルを目前にスペインに敗れたことをピックアップ。それだけ注目される大会でのプレーについては「今シーズン町田でやってきたことは自分の中に浸透しているので、町田でやっている特徴を出すことに加え、代表のコンセプトや今までやってきた積み重ねの部分も出していければ必ず良いものを出せるかなと思います」と、しっかりと自身の持ち味を出したいとした。 その東京オリンピックを見ても、自身がパリ・オリンピックに出ることは想像しなかったと語る平河。「自分がプロになったとき、自分がパリ世代だと認識もしていなかったし、プロですぐに出れるとも思っていなかった。代表との縁もなかったので、去年の6月に入ってから意識し始めたくらいです」と、初招集を受けてから初めて意識したという。 佐賀東高校から山梨学院大学へと進学し、町田でプロ入りした平河は、決してエリートコースを歩んできたわけではない。実際には世代別の日本代表に選ばれた経験は一度もない無名の選手でもあったが、プロ入り後に開花し、一気に五輪切符を手にした。 「ずっと年代別で入ってきた選手が多い世代でもある分、結束というのあると思いますけど、自分はそれとは違って急に入ってきた選手でもあるので、去年の6月からになりますけど、そこでしっかりアピールできてこの結果につながったと思いますし、(代表に)縁がないと思っている人にもチャンスがあるかなと思ってもらえるような選手になれたらいいなと思います」と、チャンスは誰にっでもあることを示すことができたと振り返った。 得意のドリブルが世界にどこまで通用するかも気になる平河。「サイドハーフで似たような特徴を持っている選手がいるので、そこで自分はそれ以上のパフォーマンスを出すのと、それ以外にも守備のタスクというのは誰よりもできると思うので、そこと90分プレーできるハードワークというのは見せれたらなと思います」と、攻撃以外のタスクでも持ち味を出したいという。 そして目指すはA代表。「自分の最終目標でもあるので、まずはパリ五輪にかける思いをしっかり出すこともそうですけど、その先にも食い込んでいけるような大会にもしたいなと思います」と、パリの地で躍動し、そのままステップアップしていくことを誓った。 2024.07.03 21:15 Wed

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4日、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバー18名が発表された。 大岩剛監督が選手を1人ずつ読み上げていくスタイルで行われたメンバー発表。GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)やMF松木玖生(FC東京)らが招集されなかったことが話題となった。 また、オーバーエイジ(OA)も2008年の北京オリンピック以来使用せず、U-23のチームで臨むこととなった日本。予てからオリンピックには招集の拘束力が各協会にはなく、クラブの意向が重視されるため、海外組の招集は高いハードルとなることが予想されており、その通りの結果となった。 スペインでもそのことが話題に。レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英は実はパリ・オリンピック世代。すでに東京オリンピックを経験しており、A代表の常連でもあることから、金メダル獲得に向けては大きな戦力になるとみなされていた一方で、招集の難しさも予想されていた。 スペイン『ムンド・デポルティーボ』は久保のパリ五輪不参加をピックアップ。「予想されていたことだが、正式に決まり、非常に嬉しいニュース」と伝えた。 ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、久保のパリ・オリンピック行きについては容認しない方向性をすでに示しており、5月に来日した際にもパリ・オリンピック行きはなくなったと発言があった。 当然、日本サッカー協会(JFA)としては招集に可能性を見出したかったが、それは叶わず。ただ、ソシエダにとっては、新シーズンに向けて大きなニュースとなった。 ソシエダが拒否した理由は2つ。1つは、2023-24シーズンは稼働が多かったということ。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグに加え、日本代表としての活動とアジアカップも戦った。多くの試合をこなした久保は、シーズン終盤にケガもあり、コンディションを落としていた。その二の舞は避けたかったということだろう。 そしてもう1つは、新シーズンに向けてソシエダで調整させたいということ。今回招集されなかったことで、9月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選までは、クラブ以外の活動がなくなり、プレシーズンからしっかり準備が可能になるということだ。 なお、久保以外にもMF鈴木唯人(ブレンビー)は招集できておらず、同様の理由と見られており、前述の鈴木や松木も同様の理由と見られている。OAが呼べなかった理由も想像に難くないが、今後も日本のアンダー世代は制限を受けることが増えそうだ。 2024.07.04 15:32 Thu
日本サッカー協会(JFA)は7月3日に都内で会見を開き、24日から始まるパリ五輪男子サッカーのU-23日本代表18名と、バックアップメンバー4名を発表した。大岩剛監督が1人ずつ名前を読み上げた18名は以下の通り。 GK/小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、野澤大志ブランドン(FC東京) DF/関根大輝(柏)、半田陸(G大阪)、大畑歩夢(浦和)、高井幸大(川崎F)、木村誠二(鳥栖)、西尾隆矢(C大阪) MF/藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、山本理仁(シント=トロイデン)、川崎颯太(京都)、三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)、荒木遼太郎(FC東京) FW/平川悠(町田)、佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン)、斉藤光毅(ロンメル)、藤尾翔太(町田)、細谷真大(柏) バックアップメンバーはGK/佐々木雅士(柏)、DF/鈴木海音(磐田)、MF/山田楓喜(東京V)、佐野航大(NECナイメヘン)。バックアップメンバーは18名にケガか体調不良があった場合、初戦の24時間前までメンバーの入れ替えは可能で、その後の変更・追加はできない。またU-19日本代表を中心に5名ほどのトレーニングパートナーを帯同させる予定でいる。 当初、大岩監督はOA枠の選手の招集を明言していた。特にCB陣は不安視されていただけに、板倉滉、町田浩樹、谷口彰悟に加えて遠藤航らの名前があがっていた。しかし、以前から山本昌邦NTDが繰り返し言っていたように、「選手の意思、クラブとの交渉もあり、移籍すると移籍先とも交渉しないといけない。監督が代われば監督とも交渉しないといけない。OA枠だけでなく久保建英や鈴木唯人も招集できなかった。困難な状況に置かれている」と海外組の招集の難しさに理解を求めた。 同様の理由で、当初はメンバー入りが濃厚と思われていたGK鈴木彩艶とMF松木玖生も移籍のため招集外となった。松木に関してはメンバー外になった理由を出身地の北海道新聞の記者が質問した。これに対し大岩監督は「選ばれていない個人の選手についてのコメントは遠慮したい。コンディションに問題があるわけではない」と述べるに止めた。しかし山本NTDが「移籍の可能性がある。オリンピックに招集するための確約がとれなかった」と舞台裏を明かした。 GKに関しては、U-23アジアカップで大活躍した小久保玲央ブライアンに加え、野澤大志ブランドンもFC東京で出場機会を増やすことで急成長しているため、2人がいれば十分だろう。痛いのは、荒木の今シーズンの躍進は松木とのコンビプレーがあったことだ。荒木がバイタルエリアに下がれば松木がトップに上がるなど、2人の補完関係がFC東京の躍進につながっている。ただ移籍話が浮上しているのであればやむを得ないだろう。 OA枠に関しては、板倉や町田、遠藤が使えればよかったが、中途半端なOA枠なら使わない方がいいといいうのが持論である。過去にOA枠を使わなかったのは96年アトランタ五輪と08年北京五輪で、いずれもグループリーグで敗退している。とはいえOA枠を使った04年アテネ五輪と16年リオ五輪もグループリーグで敗退しているため、OA枠の使用の有無が勝敗に影響を及ぼすとは限らない。 海外組の移籍の有無に加え、9月5日からは北中米W杯のアジア3次予選がスタートする。久保を含めて日本代表の主力はこちらに備える意味でも五輪を回避したのだろう。9月といえばシーズンが始まったばかり。コンディションもけして万全ではないはず。ヨーロッパから日本に戻って、蒸し暑さが残るなかでのホーム中国戦。そして翌週はバーレーンに飛んでのアウェー戦である。 前回カタールW杯予選でも初戦のホーム・オマーン戦に敗れ、第3戦のアウェー・サウジアラビア戦も落とした苦い経験がある。このため今回は第2戦のバーレーン戦と、またもや第3戦に組まれたアウェー・サウジアラビア戦が序盤の“ヤマ場”となるだろう。そうであるなら、いっそ五輪でOA枠を使わないという選択肢があってもいいと思う次第である。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカな 2024.07.04 14:30 Thu
ブレーメンU-23のFW佐藤恵允(22)がパリ五輪U-23日本代表に選出されたことについて、ドイツ『ビルト』が驚きをもって伝えた。 3日、パリ五輪に臨むU-23日本代表メンバー18名が発表され、アジア最終予選を兼ねたAFC U23アジアカップの優勝メンバーである佐藤も名を連ねた。 佐藤は明治大学サッカー部を退部する形で、23-24シーズンからドイツ1部・ブンデスリーガのブレーメンへ。 ただ、地域リーグ(ブレーメン・リーガ/ドイツ5部相当)のブレーメンU-23が出発地点となり、昨季1年は公式戦14試合5得点1アシスト。トップチームではブンデスリーガ3試合のベンチ入りにとどまった。 『ビルト』は佐藤の五輪選出について「ブレーメンはナビ・ケイタのU-23ギニア代表入り(※)に続き、またもファンに驚きを提供。サトウに対する指名は当たり前ではない。5部リーグでしか試合経験を積んでおらず、それは大きな舞台(=五輪)には十分ではないからだ」とする。 (※)オーバーエイジ枠 それでも、「サトウはU-23アジア杯メンバーとして同大会の優勝、そして五輪出場権の獲得に貢献していた」と、これまでも大岩ジャパンの一員として歩んできたことを補足した。 『ビルト』はブレーメンのフットボール・ダイレクター、クレメンス・フリッツ氏の佐藤に対するコメントを紹介。佐藤は五輪後もU-23チームからトップ昇格を目指す挑戦が続くようだ。 「彼はチームへの貢献度が高い選手だ。我々としては、彼がプロフェッショナルのリーグへステップアップすることを確信している。しかし、一歩ずつ進まねばならない。今は地域リーグで己の価値を証明する必要がある」 2024.07.04 14:05 Thu
パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出された柏レイソルのDF関根大輝が、オリンピックへの意気込みを語った。 3日、日本サッカー協会(JFA)は、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表。大岩剛監督が1人1人の名前を読み上げる形で18名を発表していった。 登録メンバー18名、予備登録4名という狭き門の中、チーム事情や移籍の関係で驚きの落選もあったメンバー発表だった。 拓殖大学から1年前倒しで2024シーズンからプロ入りした関根は、右サイドバックのレギュラーに定着すると、U-23日本代表にも招集され、そのままパリ五輪行きを決めた。 チームメイトのFW細谷真大と共にパリ五輪に臨むことになるが、「2人で五輪に行けるのは嬉しいですし、同時に結果を残さないといけないので、そこにこだわりながら日本の勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」とコメント。気を引き締めた。 積極的な攻撃参加が魅力の関根。高さもあり、ダイナミズムをもたらせるプレースタイルだが、「僕は攻撃の部分だと思います」と期待されている点について言及。「ただアジアカップではアシストもなかったのでそういう数字にはこだわりながら五輪を戦えたらいいかなと思います」と、得点に絡むプレーをしたいとした。 日本代表の右サイドバックはポジション争いが激しいが、関根にかかる期待もある。「この大会で活躍すれば人生が変わると思いますし、A代表が見えてくると思うので、まずはこの大会に集中して、自分の持っている力を出して、活躍していきたいなと思います」とコメント。オリンピックを飛躍のきっかけにしたいとした。 数字的な目標については「特にないです(笑)」と語ったが「(AFC U23アジアカップから)帰ってきてからアシストという部分にはこだわってやってきて、ただまだJリーグでもアシストをつけれていないので、そういう部分をパリでは多くつけられればいいかなと思っています」と、数字にこだわりたい気持ちは強いようだ。 代表入りして半年も経っていない関根だが、よく知った選手ばかり。「僕もみんなの特徴をわかっていますし、みんなも僕の特徴をわかっていると思うのでプレーしやすいですし、前のアジアカップで一体感も高まりましたし、そういう意味で本当にやりやすい良いチームなんじゃないかなと思います」と、一体感もあるとチームに自信を見せた。 「とにかく明るく元気にやっていければいいかなと思っています(笑)」と語る関根。大岩剛監督も口にした、“金メダル”については「ずっと目指してきた舞台なので、そこで最高の結果を得て日本に帰ってきたいので、そのためには絶対に金メダルを獲ってきたいと思います」と、強い意気込みを語った。 2024.07.03 22:05 Wed
パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出されたFC東京のMF荒木遼太郎が、オリンピックへの意気込みを語った。 3日、日本サッカー協会(JFA)は、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表。大岩剛監督が1人1人の名前を読み上げる形で18名を発表していった。 登録メンバー18名、予備登録4名という狭き門の中、チーム事情や移籍の関係で驚きの落選もあったメンバー発表だった。 今シーズンFC東京に期限付き移籍すると、かつての輝きを取り戻した荒木。その活躍があり、オリンピックメンバーに選出された。 会見後、荒木は囲み取材に応じ「正直、去年、一昨年ではあまり考えられない感じだったので、今年移籍してきて、今まで色々なことがありましたけど、今こうやってできているので、本当に色々な人に感謝したいと思います」と、今回武者修行に出たことがプラスだったとした。 改めてパリ五輪行きが決まったことについては「18人なので、正直少しは運もあるのかなって思っていたんですけど、あまり考えていなかったので、選ばれたからには、しっかり責任を持って戦っていきたいと思います」とコメント。選出される自信は特になかったという。 鹿島アントラーズでは、ベストヤングプレーヤー賞も受賞した一方で、その後はスタイルにフィットせずに苦戦が続いていた。 「自分のことに精一杯でした。試合にも出れていなかったので、試合に出るために目の前のことに一生懸命で、五輪とか、その世代の代表どころではなかったので本当に考えてもいなかったです」 昨シーズンまでは頭にもなかったパリ五輪だが、実際にメンバー入り。FC東京での変化については「自分自身では特に変えた部分はないんですけど、環境を変えるというのは一つ大事なことだなと思いました」と、スタイルは変わらずとも、試合で起用されて結果を残せたことが大きいだろう。 またゴールについては「鹿島にいる時からプレースタイルは変えていないですし、試合に出ていた頃から変わっているとは思っていないです。ただ試合に出続けるということが自分にとっては一番良かったのかなと思います」と、やはりコンスタントにプレーするということ以上に大事なことはなさそうだ。 FC東京からは荒木とGK野澤大志ブランドンの2名が選出。これまでも呼ばれていたDFバングーナガンデ佳史扶、MF松木玖生は選外となった。 「まだ何も話していないです」と、落選した2人とは話していないという荒木。松木が選ばれなかったことへの思いについては「理由とかも正直わからないですけど、玖生の分もというのもおかしいですけど、玖生だけでなく選ばれなかった選手がたくさんいるので、そういう人たちの分まで、自分たち選ばれた人たちは、世界で戦えるのは嬉しいことなので、責任を持って戦いたいなと思います」と、他チームの選手も含め、同じ世代の選手のためにも、しっかりとオリンピックで結果を残したいとした。 これまでは途中出場での結果を残すことが多かった荒木。「スタメンで出たい思いもありますけど、チームが勝つためだったら、途中出場でもいいですし、自分の欲もそうですけど、今回は日本を背負っているというのもあります」と、先発でも控えでもやることをやるという。 また、クラブについては「感謝していますし、それがなかったら自分の立ち位置もないと思うので、いくまでの3試合で最善を尽くしていけたらなと思います」と、オリンピックまでの残り試合でしっかりと結果を残していきたいとした。 パリ・オリンピックではパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦する。 マリは3月に京都で対戦しているが「(対戦したマリは)外から見ていただけなので、また変わってくるとは思うんですけど、身体能力が高いチームというのが最初のイメージです。自分たちはそういった相手にも日本人らいしいじゃないですけど、ボールをつないで相手の嫌がるところを突いて、そういうサッカーで勝てると思いますし、チームとしてアメリカ遠征でも良い形で攻められていたので、完成形に近いと思っているので、そんなに問題ないかなと思っています」と、どこが相手でも不安要素は感じていないという。 初戦のパラグアイ戦については「初戦は本当に大事になると思います。ただ自分は初戦とかそんなに気にしないので、どの試合にも同じモチベーションでいきますし、アジアカップでは1試合ごとに成長してそれが優勝につながったと思うので、五輪でも1試合1試合、みんなが成長してチーム力を高めていければ必ずメダルに届くと思います。一人ひとりが成長して行けたら良い結果がついてくるのかなと思っています」と、チームとしての成長を止めないことが大事だとした。 2024.07.03 21:45 Wed

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パリ・オリンピックを開催するフランス。自国開催となるU-23フランス代表メンバーをティエリ・アンリ監督が発表した。 フランスサッカー連盟(FFF)は6月3日にパリ・オリンピックに向けた候補メンバ-25名を発表。キャンプを行っていく中で、多くの選手の入れ替えが起こり、期限の前に22名にまで絞られていた。 当初の候補からは、移籍の可能性があるDFレニー・ヨロ(リール)やMFウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン)、FWブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)、FWマティス・テル(バイエルン)、ユベントスへと移籍予定のMFケフラン・テュラム(ニース)などが外れていた中、パラグアイ戦を前にアンリ監督は予備登録メンバーとなる4名を決定した。 予備登録に回るのは、GKテオ・ド・ペルサン(オセール)、DFクリスラン・マツィマ(モナコ)、MFレスリー・ウゴチュク(チェルシー)、MFアンディ・ディウフ(RCランス)の4名となった。 なお、オーバーエイジはFWアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)とFWジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)の2人。ベテランながら、2023-24シーズンは両者共にゴールを量産していた。ラカゼットはチームキャプテンにもなる。 フランスはパラグアイ、ドミニカ、日本とパリ五輪前に親善試合を開催。その後、本大会に臨むこととなる。 <span class="paragraph-subtitle">◆U-23フランス代表 パリ五輪メンバー18名</span> GK ギヨーム・レスト(トゥールーズ) オベド・エンカンバディオ(パリFC) DF ロイク・バデ(セビージャ/スペイン) ブラッドリー・ロコ(ブレスト) スングトゥ・マガサ(モナコ) カステロ・ルケバ(RBライプツィヒ/ドイツ) キリアン・シディリア(フライブルク/ドイツ) アドリエン・トリュフォー(スタッド・レンヌ) MF マグネス・アクリウシェ(モナコ) ジョリス・ショタール(モンペリエ) デジレ・ドゥエ(スタッド・レンヌ) クアディオ・マヌ・コネ(ボルシアMG) エンツォ・ミロ(シュツットガルト/ドイツ) FW ラヤン・シェルキ(リヨン) アルノー・カリムエンド(スタッド・レンヌ) アレクサンドル・ラカゼット(リヨン)※ ジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)※ マイケル・オリーズ(クリスタル・パレス) ◆予備登録メンバー GK テオ・ド・ペルサン(オセール) DF クリスラン・マツィマ(モナコ) MF レスリー・ウゴチュク(チェルシー/イングランド) アンディ・ディウフ(RCランス) 2024.07.04 23:58 Thu
4日、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバー18名が発表された。 大岩剛監督が選手を1人ずつ読み上げていくスタイルで行われたメンバー発表。GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)やMF松木玖生(FC東京)らが招集されなかったことが話題となった。 また、オーバーエイジ(OA)も2008年の北京オリンピック以来使用せず、U-23のチームで臨むこととなった日本。予てからオリンピックには招集の拘束力が各協会にはなく、クラブの意向が重視されるため、海外組の招集は高いハードルとなることが予想されており、その通りの結果となった。 スペインでもそのことが話題に。レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英は実はパリ・オリンピック世代。すでに東京オリンピックを経験しており、A代表の常連でもあることから、金メダル獲得に向けては大きな戦力になるとみなされていた一方で、招集の難しさも予想されていた。 スペイン『ムンド・デポルティーボ』は久保のパリ五輪不参加をピックアップ。「予想されていたことだが、正式に決まり、非常に嬉しいニュース」と伝えた。 ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、久保のパリ・オリンピック行きについては容認しない方向性をすでに示しており、5月に来日した際にもパリ・オリンピック行きはなくなったと発言があった。 当然、日本サッカー協会(JFA)としては招集に可能性を見出したかったが、それは叶わず。ただ、ソシエダにとっては、新シーズンに向けて大きなニュースとなった。 ソシエダが拒否した理由は2つ。1つは、2023-24シーズンは稼働が多かったということ。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグに加え、日本代表としての活動とアジアカップも戦った。多くの試合をこなした久保は、シーズン終盤にケガもあり、コンディションを落としていた。その二の舞は避けたかったということだろう。 そしてもう1つは、新シーズンに向けてソシエダで調整させたいということ。今回招集されなかったことで、9月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選までは、クラブ以外の活動がなくなり、プレシーズンからしっかり準備が可能になるということだ。 なお、久保以外にもMF鈴木唯人(ブレンビー)は招集できておらず、同様の理由と見られており、前述の鈴木や松木も同様の理由と見られている。OAが呼べなかった理由も想像に難くないが、今後も日本のアンダー世代は制限を受けることが増えそうだ。 2024.07.04 15:32 Thu
日本サッカー協会(JFA)は7月3日に都内で会見を開き、24日から始まるパリ五輪男子サッカーのU-23日本代表18名と、バックアップメンバー4名を発表した。大岩剛監督が1人ずつ名前を読み上げた18名は以下の通り。 GK/小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、野澤大志ブランドン(FC東京) DF/関根大輝(柏)、半田陸(G大阪)、大畑歩夢(浦和)、高井幸大(川崎F)、木村誠二(鳥栖)、西尾隆矢(C大阪) MF/藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、山本理仁(シント=トロイデン)、川崎颯太(京都)、三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)、荒木遼太郎(FC東京) FW/平川悠(町田)、佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン)、斉藤光毅(ロンメル)、藤尾翔太(町田)、細谷真大(柏) バックアップメンバーはGK/佐々木雅士(柏)、DF/鈴木海音(磐田)、MF/山田楓喜(東京V)、佐野航大(NECナイメヘン)。バックアップメンバーは18名にケガか体調不良があった場合、初戦の24時間前までメンバーの入れ替えは可能で、その後の変更・追加はできない。またU-19日本代表を中心に5名ほどのトレーニングパートナーを帯同させる予定でいる。 当初、大岩監督はOA枠の選手の招集を明言していた。特にCB陣は不安視されていただけに、板倉滉、町田浩樹、谷口彰悟に加えて遠藤航らの名前があがっていた。しかし、以前から山本昌邦NTDが繰り返し言っていたように、「選手の意思、クラブとの交渉もあり、移籍すると移籍先とも交渉しないといけない。監督が代われば監督とも交渉しないといけない。OA枠だけでなく久保建英や鈴木唯人も招集できなかった。困難な状況に置かれている」と海外組の招集の難しさに理解を求めた。 同様の理由で、当初はメンバー入りが濃厚と思われていたGK鈴木彩艶とMF松木玖生も移籍のため招集外となった。松木に関してはメンバー外になった理由を出身地の北海道新聞の記者が質問した。これに対し大岩監督は「選ばれていない個人の選手についてのコメントは遠慮したい。コンディションに問題があるわけではない」と述べるに止めた。しかし山本NTDが「移籍の可能性がある。オリンピックに招集するための確約がとれなかった」と舞台裏を明かした。 GKに関しては、U-23アジアカップで大活躍した小久保玲央ブライアンに加え、野澤大志ブランドンもFC東京で出場機会を増やすことで急成長しているため、2人がいれば十分だろう。痛いのは、荒木の今シーズンの躍進は松木とのコンビプレーがあったことだ。荒木がバイタルエリアに下がれば松木がトップに上がるなど、2人の補完関係がFC東京の躍進につながっている。ただ移籍話が浮上しているのであればやむを得ないだろう。 OA枠に関しては、板倉や町田、遠藤が使えればよかったが、中途半端なOA枠なら使わない方がいいといいうのが持論である。過去にOA枠を使わなかったのは96年アトランタ五輪と08年北京五輪で、いずれもグループリーグで敗退している。とはいえOA枠を使った04年アテネ五輪と16年リオ五輪もグループリーグで敗退しているため、OA枠の使用の有無が勝敗に影響を及ぼすとは限らない。 海外組の移籍の有無に加え、9月5日からは北中米W杯のアジア3次予選がスタートする。久保を含めて日本代表の主力はこちらに備える意味でも五輪を回避したのだろう。9月といえばシーズンが始まったばかり。コンディションもけして万全ではないはず。ヨーロッパから日本に戻って、蒸し暑さが残るなかでのホーム中国戦。そして翌週はバーレーンに飛んでのアウェー戦である。 前回カタールW杯予選でも初戦のホーム・オマーン戦に敗れ、第3戦のアウェー・サウジアラビア戦も落とした苦い経験がある。このため今回は第2戦のバーレーン戦と、またもや第3戦に組まれたアウェー・サウジアラビア戦が序盤の“ヤマ場”となるだろう。そうであるなら、いっそ五輪でOA枠を使わないという選択肢があってもいいと思う次第である。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカな 2024.07.04 14:30 Thu
ブレーメンU-23のFW佐藤恵允(22)がパリ五輪U-23日本代表に選出されたことについて、ドイツ『ビルト』が驚きをもって伝えた。 3日、パリ五輪に臨むU-23日本代表メンバー18名が発表され、アジア最終予選を兼ねたAFC U23アジアカップの優勝メンバーである佐藤も名を連ねた。 佐藤は明治大学サッカー部を退部する形で、23-24シーズンからドイツ1部・ブンデスリーガのブレーメンへ。 ただ、地域リーグ(ブレーメン・リーガ/ドイツ5部相当)のブレーメンU-23が出発地点となり、昨季1年は公式戦14試合5得点1アシスト。トップチームではブンデスリーガ3試合のベンチ入りにとどまった。 『ビルト』は佐藤の五輪選出について「ブレーメンはナビ・ケイタのU-23ギニア代表入り(※)に続き、またもファンに驚きを提供。サトウに対する指名は当たり前ではない。5部リーグでしか試合経験を積んでおらず、それは大きな舞台(=五輪)には十分ではないからだ」とする。 (※)オーバーエイジ枠 それでも、「サトウはU-23アジア杯メンバーとして同大会の優勝、そして五輪出場権の獲得に貢献していた」と、これまでも大岩ジャパンの一員として歩んできたことを補足した。 『ビルト』はブレーメンのフットボール・ダイレクター、クレメンス・フリッツ氏の佐藤に対するコメントを紹介。佐藤は五輪後もU-23チームからトップ昇格を目指す挑戦が続くようだ。 「彼はチームへの貢献度が高い選手だ。我々としては、彼がプロフェッショナルのリーグへステップアップすることを確信している。しかし、一歩ずつ進まねばならない。今は地域リーグで己の価値を証明する必要がある」 2024.07.04 14:05 Thu
リヨンのFWアレクサンドル・ラカゼットがU-23フランス代表チームの主将に就任した。ティエリ・アンリ監督と共に行った3日の会見で明かしている。 7月24日に開幕するパリ五輪。自国開催で1984年大会以来2度目の金メダルを目指すフランスは、オーバーエージを3人招集。27歳のFWジャン=フィリップ・マテタ、24歳のDFロイク・バデと共に最年長となる33歳ラカゼットが選出され、主将を務めることになった。 ラカゼットは主将就任を受けて「監督と相談して喜んで引き受けることにした。私にとっては当然の決断だった。一生に一度のことなんだからね」とコメント。 昨季はリーグ・アン29試合出場19ゴールと、リヨン復帰以降は本来の得点力を発揮しているラカゼットが主将として母国を歓喜に導けるかに注目だ。 2024.07.04 09:00 Thu

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OAは招集なし! パリ五輪に臨むU-23日本代表メンバー18名とバックアップ4名が発表【パリ五輪】

日本サッカー協会(JFA)は3日、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表した。 2024年のパリ・オリンピック出場権を獲得したU-23日本代表。AFC U23アジアカップでは見事に優勝し、アジア王者としてメダル獲得を目指す。 海外組の招集に制限がある中で、18名とこれまでの活動から大きくメンバーを絞らなければいけない状況に。大岩剛監督は、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、MF山本理仁(シント=トロイデン)、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、MF斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)、FW細谷真大(柏レイソル)らが選ばれた。 一方で、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン/ベルギー)、MF松木玖生(FC東京)などはバックアップメンバーにも入らず。オーバーエイジの選出もなかった。 なお、バックアップメンバー4名も発表され、GK佐々木雅士(柏レイソル)、DF鈴木海音(ジュビロ磐田)、MF山田楓喜(東京ヴェルディ)、MF佐野航大(NECナイメヘン/オランダ)が呼ばれた。 今回発表されたU-23日本代表メンバーは以下の通り。 ◆パリ五輪 U-23日本代表メンバー GK 1.小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル) 12.野澤大志ブランドン(FC東京) DF 4.関根大輝(柏レイソル) 2.半田陸(ガンバ大阪) 16.大畑歩夢(浦和レッズ) 15.高井幸大(川崎フロンターレ) 5.木村誠二(サガン鳥栖) 3.西尾隆矢(セレッソ大阪) MF 8.藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 7.山本理仁(シント=トロイデン/ベルギー) 6.川﨑颯太(京都サンガF.C.) 14.三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ) 13.荒木遼太郎(FC東京) FW 17.平河悠(FC町田ゼルビア) 18.佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ) 10.斉藤光毅(ロンメル/ベルギー) 9.藤尾翔太(FC町田ゼルビア) 11.細谷真大(柏レイソル) ◆バックアップメンバー GK 佐々木雅士(柏レイソル) DF 鈴木海音(ジュビロ磐田) MF 山田楓喜(東京ヴェルディ) 佐野航大(NECナイメヘン/オランダ) 2024.07.03 14:08 Wed
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落選の松木玖生に「移籍の可能性」…山本昌邦TDが説明 「招集できる確約がとれなかった」

U-23日本代表のパリ・オリンピックに向けたメンバーが決定した。 オーバーエイジを活用せずのメンバー選考となるなか、キャプテンの藤田譲瑠チマをはじめ、これまでの軸を担った選手たちがパリ行きの一方で、まさかの落選となった1人が松木玖生だ。 メンバーを発表した大岩剛監督は会見の冒頭で「選ばれた選手の話をさせていただきたいと思う」と言及を避けつつ、後のさらなる質問で「彼の身体、コンディションに問題があるという理由ではない」と付け足した。 そこでも「個人、選ばれていない選手についてのコメントは避けたい」と前置きし、多くを語らずの大岩監督だったが、同席したナショナルチームダイレクター(TD)の山本昌邦氏が「補足いいですか?」と口を開き、説明した。 「今の松木選手の件に関する補足だが、移籍の可能性がある。そのなかで、先ほども申し上げたように、確実にオリンピックの期間に招集できるという確約がとれなかった。それが一番の要因」 後の山本TDから18人のなかで移籍を理由に出られなくなっても、そのためのメンバー変更ができないルールが明らかにされ、そうした事情もあって選べなかったとみられる松木。そのほかのパリ世代ではパルマ行きが報じられるGK鈴木彩艶も選外となっている。 2024.07.03 16:16 Wed
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OA枠活用せずにパリ五輪へ…大岩剛監督「今現在で招集できるベストなメンバー」

U-23日本代表のパリ・オリンピックに向けた精鋭18名が決まった。 1968年のメキシコ大会以来となるメダルを目指してのパリ大会に向け、キャプテンの藤田譲瑠チマをはじめ、これまでの軸となる選手たちがメンバー入りした一方で、24歳以上のオーバーエイジ(OA)枠を使っての招集はゼロに。このパリ世代では松木玖生らが落選した。 このメンバー発表会見に出席し、招集した選手を一人ずつ読み上げた大岩剛監督はOAなしでの選手選考について、「みなさんもご存知の通り、色々な制限があるなかで」とした上で、こう説明した。 「今現在、U-23日本代表としてパリ五輪を迎えるにあたり、招集できる最高の18人+4人のバックアップメンバーを選んだつもりでいる」 「そして、これは活動ごとに言っているが、そのときに集まれた選手たちがそのときのU-23日本代表だと発足当初から言い続けてきた」 「今回も変わらず、今現在で招集できるベストなメンバーを招集したつもり。このメンバーでしっかりとパリ・オリンピックを戦っていくというのが率直な気持ち」 また、落選組についての質問に「選ばれた選手の話をさせていただきたいと思う」と返すと、改めてOA枠の不使用にも「最初の質問に対する答えと同じものになるが…」と前置きし、決意を口にした。 「OAも含めて、今現在、招集できるなかで、ベストと思われる選手たちを招集したつもりでいる。U-23の選手たちで戦ったアジアカップでチャンピオンになった自信と誇りをもってパリ・オリンピックに向かいたい」 「OAがいる、いないは別として、今現在、招集できる日本代表という責任をもってパリ・オリンピックに向かっていきたいと。現在はその一心でいる」 2024.07.03 14:50 Wed
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日本サッカー協会(JFA)は28日、パリ・オリンピック前に行われるU-23日本代表vsU-23フランス代表のテレビ放送予定を発表した。 大岩剛監督率いるU-23日本代表はパリ・オリンピックの出場権を獲得。本大会ではパラグアイ、マリ、イスラエルとグループDで同居している。 大会前に日本はフランスで開催国であるフランスと対戦。元フランス代表FWのティエリ・アンリ監督率いる開催国と親善試合を行う。 試合は7月17日(水)の28時5分キックオフの予定。NHK総合にて生中継されることとなる。 本大会前の最後の調整の場。優勝候補でもあるフランス相手にどのような戦いを見せるのか、注目だ。 2024.06.28 22:15 Fri
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「自分が出場するとは…」プロ入り後に覚醒、招集1年でパリ五輪行きを決めた町田FW平河悠「日本のために体を張って戦わないと」

パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出されたFC町田ゼルビアのFW平河悠が、オリンピックへの意気込みを語った。 3日、日本サッカー協会(JFA)は、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表。大岩剛監督が1人1人の名前を読み上げる形で18名を発表していった。 登録メンバー18名、予備登録4名という狭き門の中、チーム事情や移籍の関係で驚きの落選もあったメンバー発表だった。 その後、Jリーグが選出された選手たちの合同会見を実施。会見後、平河は五輪メンバーに選ばれた率直な感想について「自分も14時の会見で知ったので、実感が徐々にわいている感じ。本当に嬉しいです」とコメント。「世間の声とは違う部分もあると思うし、自分の立ち位置もわかっていなかったので正直、ほっとした気持ちもありました」と、選出確実とも言われていた中で、実際に選ばれるまでは不安もあったっという。 その平河はヨーロッパへの移籍の噂も浮上。「今は答えられないです」と言及は避けたが、オリンピックは大きくステップアップするチャンスでもある。 オリンピックの印象については「サッカーだけでなく色々な競技を見てきたので、夢の舞台というか、遠い存在でもあった」とコメント。「自分が出場するとは小さい頃には思っていなかったので、自分が思っている以上にすごいことだと思うので、出るだけでなく日本のために体を張って戦わないといけないと、今は思っています」と、しっかりと日本を代表して戦うことへの意欲を示した。 オリンピックのサッカーの思い出については「前回大会は特にベスト4まで行って3決で悔しい敗戦もあったので、記憶は新しいのかなと思います」と、東京オリンピックでメダルを目前にスペインに敗れたことをピックアップ。それだけ注目される大会でのプレーについては「今シーズン町田でやってきたことは自分の中に浸透しているので、町田でやっている特徴を出すことに加え、代表のコンセプトや今までやってきた積み重ねの部分も出していければ必ず良いものを出せるかなと思います」と、しっかりと自身の持ち味を出したいとした。 その東京オリンピックを見ても、自身がパリ・オリンピックに出ることは想像しなかったと語る平河。「自分がプロになったとき、自分がパリ世代だと認識もしていなかったし、プロですぐに出れるとも思っていなかった。代表との縁もなかったので、去年の6月に入ってから意識し始めたくらいです」と、初招集を受けてから初めて意識したという。 佐賀東高校から山梨学院大学へと進学し、町田でプロ入りした平河は、決してエリートコースを歩んできたわけではない。実際には世代別の日本代表に選ばれた経験は一度もない無名の選手でもあったが、プロ入り後に開花し、一気に五輪切符を手にした。 「ずっと年代別で入ってきた選手が多い世代でもある分、結束というのあると思いますけど、自分はそれとは違って急に入ってきた選手でもあるので、去年の6月からになりますけど、そこでしっかりアピールできてこの結果につながったと思いますし、(代表に)縁がないと思っている人にもチャンスがあるかなと思ってもらえるような選手になれたらいいなと思います」と、チャンスは誰にっでもあることを示すことができたと振り返った。 得意のドリブルが世界にどこまで通用するかも気になる平河。「サイドハーフで似たような特徴を持っている選手がいるので、そこで自分はそれ以上のパフォーマンスを出すのと、それ以外にも守備のタスクというのは誰よりもできると思うので、そこと90分プレーできるハードワークというのは見せれたらなと思います」と、攻撃以外のタスクでも持ち味を出したいという。 そして目指すはA代表。「自分の最終目標でもあるので、まずはパリ五輪にかける思いをしっかり出すこともそうですけど、その先にも食い込んでいけるような大会にもしたいなと思います」と、パリの地で躍動し、そのままステップアップしていくことを誓った。 2024.07.03 21:15 Wed

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久保建英「すごくおしゃれ」、長谷川唯「すごく新鮮」…「FIRE(炎)」がテーマの日本代表の新ユニフォーム、選手たちの感想は?

アディダスジャパンは21日、「サッカー日本代表 2024 ユニフォーム」発表した。 今夏行われる世界的なスポーツイベントを前に、日本代表の戦闘服が装いも新たに。新ユニフォームは、「ヨウジヤマモト」のデザイナーでもある日本が誇るファッションデザイナーの山本耀司氏がデザイン。アディダスとヨウジヤマモトのコラボレーションブランドである「Y-3」が日本代表と史上初のコラボレーションを果たした。 この新ユニフォームは、21日に行われたパリ・ファッションウィークにて発表。「ヨウジヤマモト」のコレクションの1つとして発表され、コレクションにはU-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、なでしこジャパンのMF長野風花(リバプール)がランウェイを歩く特別な演出でお披露目された。 今回のユニフォームのテーマは「FIRE(炎)」。「サッカー日本代表2024ユニフォーム」の全体を通して一貫したモチーフとして登場するヨウジヤマモトによるデザインの炎のグラフィックは、サッカー日本代表が持つ揺るぎない力強さ、そして日本という国が持つ神秘的な力を象徴している。 ホームはダークネイビー、アウェイはホワイトとなり、ホームは青い炎、アウェイは赤い炎がデザインされている。 今回の新ユニフォームに関して、日本代表のMF久保建英、U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ、FW細谷真大、なでしこジャパンのMF長谷川唯、MF長野風花、FW宮澤ひなたがコメントしている。 <span class="paragraph-subtitle">◆久保建英</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_kubo_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今回のユニフォームはすごくおしゃれだな、というのが第一印象です。ユニフォームをファッションに取り入れるスタイルは海外ではよく見かけますが、日本でもこのサッカー日本代表ユニフォームをきっかけに、そのトレンドが広がることを願っています。僕自身も、新たなユニフォームとともに気持ちを新たに切り替えて、青い炎のように熱い気持ちで次のステージに向かっていきたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆藤田譲瑠チマ</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_fujita_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「ホームもアウェイも、どちらもとてもスタイリッシュで、それぞれ異なる意味を持つ炎をモチーフにしているところがすごく気に入っています。自分たちの世代が、新たな想いが込められたユニフォームとともに大きな舞台へと向かえることをとても嬉しく思います。このユニフォームを着てピッチで活躍する姿を皆さんに見ていただけるよう、頑張りたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆細谷真大</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_hosoya_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今回、サッカー日本代表史上初の「Y-3」とのコラボレーションになると聞いて、とてもびっくりしました。色合いやデザイン、ロゴの位置など、とても新鮮で、これをきっかけにサッカー日本代表に興味を持っていただける方や、応援していただける方が増えると嬉しいです。このユニフォームに描かれた炎のように、僕たちもそれぞれの力を一つにして、完全燃焼で世界と戦っていきたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆長谷川唯</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_hasegawa_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「ホームユニフォームの濃い紺色は、最近の日本代表ユニフォームにはあまりなかった色合いなので、とても良いと思いました。またアウェイの白と赤の組み合わせも、すごく新鮮です。今回は燃え盛る炎がデザインのテーマですが、私にとっては、スタジアムに入場するときが、一番気持ちが燃え上がる瞬間です。常に世界一を目指してサッカーをやってきたからこそ、この新しいユニフォームで、この夏世界一を目指したいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆長野風花</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_nagano_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今までのサッカー日本代表ユニフォームと雰囲気が違って、すごくスタイリッシュで驚きました。チームで着たときにも格好良いと思いますし、ファッションとして着ても素敵なデザインだと思います。ユニフォームに描かれた炎のように、燃え盛る力強いプレーでまた世界に衝撃を与えたいという想いを新たにしました」 <span class="paragraph-subtitle">◆宮澤ひなた</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_miyazawa_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「一見して、今までのサッカー日本代表ユニフォームよりもシンプルで、すごく格好良いと思います。雰囲気がガラッと変わった印象です。街中でユニフォームを着ている方を見かけると、サッカーへの愛を感じてすごく嬉しくなります。日本でもそういう風にこのユニフォームを着てくれる人が増えることを楽しみにしています。応援してくれる方の気持ちを力に、この夏はチームとして優勝を目指して一戦一戦大切に戦っていきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】久保建英や長谷川唯も着用!日本代表の新ユニフォーム、テーマは「FIRE(炎)」</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="j82B9AIMKvA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw15.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:adidas is the official supplier of the Japan National Team 2024.06.22 05:45 Sat
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日本代表の新ユニフォームは「ヨウジヤマモト」と史上初のコラボ! テーマは「FIRE(炎)」、アウェイは赤い炎に注目

アディダスジャパンは21日、日本代表の新ユニフォームを発表した。 今夏行われる世界的なスポーツイベントを前に、日本代表の戦闘服が装いも新たに。アディダスは、「サッカー日本代表 2024 ユニフォーム」発表した。 新ユニフォームは、「ヨウジヤマモト」のデザイナーでもある日本が誇るファッションデザイナーの山本耀司氏がデザイン。アディダスとヨウジヤマモトのコラボレーションブランドである「Y-3」が日本代表と史上初のコラボレーションを果たした。 この新ユニフォームは、21日に行われたパリ・ファッションウィークにて発表。「ヨウジヤマモト」のコレクションの1つとして発表され、コレクションにはU-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、なでしこジャパンのMF長野風花(リバプール)がランウェイを歩く特別な演出でお披露目された。 今回のユニフォームのテーマは「FIRE(炎)」。「サッカー日本代表2024ユニフォーム」の全体を通して一貫したモチーフとして登場するヨウジヤマモトによるデザインの炎のグラフィックは、サッカー日本代表が持つ揺るぎない力強さ、そして日本という国が持つ神秘的な力を象徴している。 ホームユニフォームはこれまでよりも暗い青であるダークネイビーが基調に。温度の高い「青い炎」をモチーフに、完全燃焼をいとわないサッカー日本代表のプレースタイルからインスパイアされたデザインとなっている。 ユニフォーム全面にあしらわれた、うねりを上げる小さな炎がひとつの大きな火柱へと成長するグラフィックは、それぞれのプレーヤーがひとつになった瞬間、チームとして凄まじい力を発揮するサッカー日本代表の力強さを表現している。 一方でアウェイユニフォームは、ホワイトを基調としながら異なる「赤い炎」のグラフィックを採用。余白を残しながら精密に配置された炎は、若さ溢れるチームによるピッチ上での溌溂としたプレーと、ヨウジヤマモトを象徴する「アシンメトリー」なデザインを体現している。 また、ゴールキーパーユニフォームにはホームユニフォームと同じ炎のグラフィックをフィーチャー。体の動きに合わせたカッティングとシルエットを採用することで、キーパーによる素早いアクションとより長いリーチをサポートする。 「サッカー日本代表 ユニフォーム」は、アディダス オンラインショップおよび直営店、アディダスアプリ、Y-3.com、Y-3 ZOZOTOWN、Y-3国内直営店、一部のアディダスおよび お取り扱い店舗にて6月22日(土)より先行発売、7月1日(月)より一般発売開始となる。 <span class="paragraph-title">【写真】山本耀司氏がデザインした日本代表の新ユニフォーム、テーマは「FIRE(炎)」</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="j82B9AIMKvA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw15.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:adidas is the official supplier of the Japan National Team 2024.06.22 05:00 Sat
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OAは招集なし! パリ五輪に臨むU-23日本代表メンバー18名とバックアップ4名が発表【パリ五輪】

日本サッカー協会(JFA)は3日、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表した。 2024年のパリ・オリンピック出場権を獲得したU-23日本代表。AFC U23アジアカップでは見事に優勝し、アジア王者としてメダル獲得を目指す。 海外組の招集に制限がある中で、18名とこれまでの活動から大きくメンバーを絞らなければいけない状況に。大岩剛監督は、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、MF山本理仁(シント=トロイデン)、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、MF斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)、FW細谷真大(柏レイソル)らが選ばれた。 一方で、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン/ベルギー)、MF松木玖生(FC東京)などはバックアップメンバーにも入らず。オーバーエイジの選出もなかった。 なお、バックアップメンバー4名も発表され、GK佐々木雅士(柏レイソル)、DF鈴木海音(ジュビロ磐田)、MF山田楓喜(東京ヴェルディ)、MF佐野航大(NECナイメヘン/オランダ)が呼ばれた。 今回発表されたU-23日本代表メンバーは以下の通り。 ◆パリ五輪 U-23日本代表メンバー GK 1.小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル) 12.野澤大志ブランドン(FC東京) DF 4.関根大輝(柏レイソル) 2.半田陸(ガンバ大阪) 16.大畑歩夢(浦和レッズ) 15.高井幸大(川崎フロンターレ) 5.木村誠二(サガン鳥栖) 3.西尾隆矢(セレッソ大阪) MF 8.藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) 7.山本理仁(シント=トロイデン/ベルギー) 6.川﨑颯太(京都サンガF.C.) 14.三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ) 13.荒木遼太郎(FC東京) FW 17.平河悠(FC町田ゼルビア) 18.佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ) 10.斉藤光毅(ロンメル/ベルギー) 9.藤尾翔太(FC町田ゼルビア) 11.細谷真大(柏レイソル) ◆バックアップメンバー GK 佐々木雅士(柏レイソル) DF 鈴木海音(ジュビロ磐田) MF 山田楓喜(東京ヴェルディ) 佐野航大(NECナイメヘン/オランダ) 2024.07.03 14:08 Wed
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落選の松木玖生に「移籍の可能性」…山本昌邦TDが説明 「招集できる確約がとれなかった」

U-23日本代表のパリ・オリンピックに向けたメンバーが決定した。 オーバーエイジを活用せずのメンバー選考となるなか、キャプテンの藤田譲瑠チマをはじめ、これまでの軸を担った選手たちがパリ行きの一方で、まさかの落選となった1人が松木玖生だ。 メンバーを発表した大岩剛監督は会見の冒頭で「選ばれた選手の話をさせていただきたいと思う」と言及を避けつつ、後のさらなる質問で「彼の身体、コンディションに問題があるという理由ではない」と付け足した。 そこでも「個人、選ばれていない選手についてのコメントは避けたい」と前置きし、多くを語らずの大岩監督だったが、同席したナショナルチームダイレクター(TD)の山本昌邦氏が「補足いいですか?」と口を開き、説明した。 「今の松木選手の件に関する補足だが、移籍の可能性がある。そのなかで、先ほども申し上げたように、確実にオリンピックの期間に招集できるという確約がとれなかった。それが一番の要因」 後の山本TDから18人のなかで移籍を理由に出られなくなっても、そのためのメンバー変更ができないルールが明らかにされ、そうした事情もあって選べなかったとみられる松木。そのほかのパリ世代ではパルマ行きが報じられるGK鈴木彩艶も選外となっている。 2024.07.03 16:16 Wed
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日本代表の新ユニフォームに合わせた「サッカー日本代表2024カルチャーウェア コレクション」も発表! 『Y-3』とのコラボで同じ「FIRE(炎)」がコンセプト

アディダスジャパンは21日、今夏行われる世界的なスポーツイベントを前に、「サッカー日本代表 2024 ユニフォーム」発表した。 新ユニフォームは、「ヨウジヤマモト」のデザイナーでもある日本が誇るファッションデザイナーの山本耀司氏がデザイン。アディダスとヨウジヤマモトのコラボレーションブランドである「Y-3」が日本代表と史上初のコラボレーションが実現した。 21日に行われたパリ・ファッションウィークにて発表。「ヨウジヤマモト」のコレクションの1つとして発表され、コレクションにはU-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、なでしこジャパンのMF長野風花(リバプール)がランウェイを歩く特別な演出でお披露目された。 今回のユニフォームのテーマは「FIRE(炎)」。「サッカー日本代表2024ユニフォーム」の全体を通して一貫したモチーフとして登場するヨウジヤマモトによるデザインの炎のグラフィックは、サッカー日本代表が持つ揺るぎない力強さ、そして日本という国が持つ神秘的な力を象徴している。 ホームはダークネイビー、アウェイはホワイトとなり、ホームは青い炎、アウェイは赤い炎がデザインされている。 また、ユニフォームと同時に、「サッカー日本代表2024カルチャーウェア コレクション」も発表。サッカーを日常的に楽しむ若い世代が増え、日本においてサッカーがより広く、深くカルチャーとして浸透していくことを目指しているアディダスは、スポーツとラグジュアリーファッションを融合するという「Y-3」の先駆的な取り組みを体現する今回の「カルチャーウェア コレクション」で、「サッカー日本代表ユニフォーム」と同じく「FIRE(炎)」をテーマとした、大胆なファッションアイテムとアクセサリーをラインアップした。 アンセムジャケットとプレマッチシャツは、オンピッチで着用されるユニフォームを引き立てるようにデザイン。またロングスリーブのユニフォームスタイルシャツには、セットアップのショートパンツを2種類用意。キャップ、バケットハット、スカーフ、トートバッグなどのアクセサリーも豊富に展開される。 カルチャーウェアアイテムの一部には、ユニフォームに登場する手描きの炎のグラフィックをあしらい、今回のコラボレーションのコンセプトを一貫して表現。大胆な炎の全面プリントで人気を博した90年代後半のサッカー日本代表ゴールキーパーユニフォームからインスピレーションを得てデザインされている。 <span class="paragraph-title">【写真】新ユニフォームと同時に発表された「Y-3」の「サッカー日本代表2024カルチャーウェア コレクション」</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw7.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw8.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw9.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw10.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw12.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw13.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw14.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw15.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw16.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:adidas is the official supplier of the Japan National Team 2024.06.22 08:45 Sat

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