5戦未勝利のローマ…それでもモウリーニョ監督は「パフォーマンスを誇りに思う」

2023.05.15 12:30 Mon
Getty Images
ローマジョゼ・モウリーニョ監督が、ドローに終わったチームのパフォーマンスを誇った。クラブ公式サイトが伝えている。

ローマは14日に敵地で行われたセリエA第35節で、ボローニャと対戦した。
リーグ4戦未勝利のチームは、18日に控えたヨーロッパリーグ(EL)を見据えて多くの主力を温存。立ち上がりこそ拮抗した展開ながら徐々に押し込まれると、カウンターからの好機も活かせずハーフタイムへ。後半も最後まで膠着状態を打破できず、ゴールレスドローに終わった。

セリエAで5試合未勝利となったモウリーニョ監督は、試合後にセリエAとELの両立には限界があると主張。そのうえで、チームができる限りの姿を示していると強調した。

「私は、我々のパフォーマンスを本当に誇りに思っている。このクラブでは、15歳の少年だろうと、ローマ・フェミニレの選手だろうと、プロ意識、ハート、ソウル、団結力は変わらない」
「我々のアプローチに衰えはない。選手の質は違っても、原則は一貫している。ここで何人かの選手を紹介したい。ミル・スヴィラールとフィリッポ・ミッソーリはここで初先発となり、ベンジャミン・タヒロビッチもこれまであまり出番がなかったが今日は出場した。そして全体的に見れば、チアゴ・モッタが率いる素晴らしいボローニャを相手に、本当に良いプレーをしたと思う」

「ファンは私の言葉に耳を傾けるべきだ。リーグ戦で2位と3位の間を何週間も行き来していたときでも、私は常に『1試合1試合を大切にしよう』と言い続けてきた。それは試合が多くなれば、両方の大会で勝ち進むためのリソースは足りなくなってしまうからだ」

「セリエAとEL、どちらかを選ぶということではない。それはケースバイケースで判断するものだ。そして、それが我々のアプローチでもある。これはこの2~3カ月間、ずっと言ってきたことだ」

「我々は素晴らしい歩みを見せてきた。(ELで)決勝に進むかどうか、(セリエAで)4位になるか7位になるか、その結末をどう考えても自由だ。それでも、このチームの若者たちは今シーズン、自分たちの限界に挑戦してきた。それについて、何の不満もない」

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今夏移籍の可能性もあるディバラ…本人はローマ残留望みサウジからのオファー拒否か

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新体制でメルカート臨むローマが大幅刷新へ…優先事項はCF、WG、SBの3ポジション

新体制でメルカートに臨むローマは、幾つかのポジションで大幅な刷新が見込まれている。 今シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ監督、ゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏が去ったローマ。オーナーのフリードキン・ファミリーはリナ・スルークCEO、ダニエレ・デ・ロッシ監督、ニースから引き抜いた新スポーツディレクター(SD)のフローラン・ギゾルフィ氏の3者により多くの権限を与え、今夏のメルカートに臨む構えだ。 現時点ではRBライプツィヒからレンタル中だったDFアンヘリーニョの買い取りオプション行使が発表され、同じくリーズ・ユナイテッドのDFディエゴ・ジョレンテのレンタル期間延長あるいは完全移籍での買い取りが既定路線に。 一方、退団ではチェルシーからレンタルしていたFWロメル・ルカクに加え、レバークーゼンとパリ・サンジェルマン、リーズからレンタル中だったFWサルダール・アズムン、MFレナト・サンチェス、DFラスムス・クリステンセンのローンバックに、DFレオナルド・スピナッツォーラの契約満了による退団が濃厚だ。 そういった中、今夏のメルカートで焦点となりそうなのが、ルカク、アズムン退団に加えて引き抜きの噂が絶えないパウロ・ディバラ、売却の可能性が伝えられるタミー・エイブラハムの去就が注目される前線だ。 センターフォワードではリールのジョナサン・デイビッドが理想のターゲットとして名前が挙がるが、資金力やチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃した点でプレミアリーグを中心とする競合クラブ相手に太刀打ちができない。 これを受け、ブラガでプリメイラ・リーガ2位の21ゴールを挙げたシモン・バンザ、トゥールーズのエースストライカーであるタイス・ダリンガらが候補として名前が挙がる。 [4-3-3]をメインシステムで採用する中、手薄なウイングではユベントスのフェデリコ・キエーザをトップターゲットにナポリのマッテオ・ポリターノ、サッスオーロのアルマン・ロリエンテらデ・ロッシ監督のリクエストとみられるセリエAの選手。新SDのルートからリールのエドン・シェグロヴァ、ニースのジェレミー・ボガらが獲得候補に名を連ねる。 さらに、近年チームの泣き所となっているサイドバックでは指揮官が熱望するトリノのラウル・ベッラノーバ、古巣帰還に含み持たせるウェストハムのエメルソン・パルミエリが有力なターゲットに。その他ではギゾルフィ氏が推すリールのバフォデ・ディアキテ、スタッド・レンヌのゲラ・ドゥエらがプランBとして計画される。 その3つのポジションに比べて優先度は低いものの、補強の必要性があるポジションではGKルイ・パトリシオの退団で空く控えGKにレッチェのヴラディミーロ・ファルコーネ、デ・ロッシ監督が求める中盤の補強ではインテルのダビデ・フラッテージを理想に、SPAL時代の教え子でカリアリでプレーするマッテオ・プラーティにも関心を示している。 2024.06.08 17:38 Sat

「モウリーニョたちの給与は…」覇権奪還へ本気のフェネルバフチェ会長が明かす

フェネルバフチェのアリ・コチュ会長が、ジョゼ・モウリーニョ新監督らコーチングスタッフ陣の給与総額を明かした。 トルコ国内の覇権奪還へ向けて好発進を切り、最後の最後まで昨季王者ガラタサライと競い合ったフェネルバフチェ。だが、38試合99得点、勝ち点99で及ばず、宿敵の連覇を許す。 来季に向けては“スペシャル・ワン”、2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇経験を持つモウリーニョ氏を新監督として招へい。2日には本拠地で大々的なお披露目が行われた。 トルコで最も裕福な実業家一族と言われるコチュ家のアリ・コチュ会長は、トルコ『Sports Digitale』にて、モウリーニョ氏招へいに向けて「ベシクタシュと競った」と明かしつつ、「我々のほうが良い条件を提案し、感銘を与えることができた」と笑顔。 さらに「フェネルバフチェはモウリーニョとそのスタッフに、毎年総額1200万ユーロ(約20億3000万円)を支払う」とキッパリ。これが2013-14シーズン以来11年ぶりとなる覇権奪還に向けた本気度ということだ。 2024.06.05 20:05 Wed

フェネルバフチェ新指揮官モウリーニョが所信表明 「このシャツは私の肌と同然…みなさんの夢が私の夢」

フェネルバフチェの監督に就任したジョゼ・モウリーニョ氏が所信表明をした。 長い指導者キャリアのなかで、ポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムなどを渡り歩くモウリーニョ氏。直近では2021年夏からローマを率いたが、今年1月に成績不振で解任され、フリーだった。 そうして欧州の主要リーグが次々とシーズン終了を迎えるなか、先日あたりからフェネルバフチェの関心が取り沙汰されると、とんとん拍子で話が進み、2日に就任決定。同日に多くのファンを集めての就任セレモニーが行われ、盛大な歓迎を受けた。 次なる舞台がトルコに決まった61歳のポルトガル人指揮官は直近3シーズンのスュペル・リグで2位止まりが続き、今季も勝ち点99を積み上げながら頂に届かなかったサポーターに力強いメッセージを発信した。 「みなさんの愛に感謝する。私の名がフェネルバフチェと初めて結びついた瞬間から愛を感じた。本来なら、監督というのは勝利を掴んだときに愛を受けるもの。だが、今回は勝つ前から愛を感じる」 「一方で、それは大きな責任でもあるし、この瞬間からみなさんのファミリーであるのを約束する。このシャツは私の肌と同然。フットボールは情熱であり、それを感じるのにここ以上の場所などない」 「会長と会った瞬間から、みなさんのために戦いたいと思った。みなさんがこのフットボールクラブの魂だからだ。彼と会ってアイデアや、プロジェクトを聞いたときもね。みんなの監督になりたかった」 「トルコフットボール界のために、トルコリーグのために働きたい。トルコフットボールの向上にも貢献したいところだが、私にとって何より大事なのはトルコフットボールや、トルコリーグじゃなく、フェネルバフチェだ」 「最後に、こう言いたい。私が契約にサインした瞬間から、みなさんの夢が私の夢だ」 2024.06.03 09:25 Mon

フェネルバフチェ新監督就任のモウリーニョ氏、ローマ時代の教え子の獲得を要望か

フェネルバフチェの新指揮官就任したジョゼ・モウリーニョ氏が、ローマ時代に指導した選手の獲得をクラブに要望したようだ。 そのモウリーニョ氏は、今年1月にローマの監督を解任され、その後はフリーの状態が続いたが、フェネルバフチェは1日に交渉をスタートさせたと公表すると、2日の夜に調印式を行うことも発表しており、就任が決定的となっていた。 そんな中、フェネルバフチェの会長選挙の候補者であるアジズ・ユルドゥルム氏は、2日に行われた会見で自身がモウリーニョ氏の招へいを主導したと名言。また、同監督からローマ時代に指導した数名の選手を獲得してほしいと要請を受けていることを明かした。 「私がジョゼ・モウリーニョを雇うべきだと言っていなかったら、フェネルバフチェはモウリーニョを雇うことはなかっただろう」 「彼らは私の言葉に耳を傾けてくれる。私は選手についても言及している。ルカク、ディバラ、タリスカの名前を挙げた。残りは内緒だ。当選してから話すよ」 なお、ローマは今夏に攻撃陣の入れ替えを検討しており、 今シーズン公式戦41試合で21ゴールを記録したベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の買い取りは行わず、レンタル元のチェルシーに返却するとのが確実とのこと。 また、今シーズン公式戦39試合16ゴール10アシストとチームを支える働きを見せたアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(30)も高額な給料が問題となっている模様。 ローマとの契約は2025年6月まで残っているが、ディバラはイギリス『アスレチック』のインタビューで「夏以降もローマに残るかはまだわからない」と退団の可能性があることを口にしていた。 2024.06.03 07:00 Mon

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WG補強目指すローマ、今季ブンデスで8G13Aのアタッカーに関心

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ラツィオがフェイエノールトからオランダ代表MFカルヴァン・ステングス(25)獲得へ1stオファーも…。 ステングスは上田綺世所属のフェイエノールトで攻撃を司る背番号「10」。今季リーグ・アンのニースから完全移籍で加入し、エールディビジ(オランダ1部)で29試合6得点14アシストという卓越した数字を残している。 残念ながらユーロ2024行きは逃したものの、今季チャンピオンズリーグ(CL)を戦ったことで欧州のスカウト陣から高い評価を得ている模様。そのCLで対戦したラツィオが獲得へ本腰を入れているそうだ。 ただ、ラツィオのお膝元、首都ローマに本社を置くイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、フェイエノールトへの最初の正式オファーは、門前払いされてしまったという。 どうやらラツィオが12日に提示した移籍金1200万ユーロ(約20億円)は、「安すぎる」とフェイエノールトに判断されただけでなく、まともに取り合ってもらえなかった模様。 フェイエノールトは2000万ユーロ(約33.9億円)を評価額の軸とし、百歩譲って1500万ユーロ(約25.4億円)から交渉。『カルチョメルカート』はラツィオに対し「要努力。ルイス・アルベルトの売却益(※)をまるごと転用すれば獲得できると思った考えは甘い」と苦言を呈す。 (※)L・アルベルトのアル・ドゥハイル移籍は移籍金1000万ユーロ+ボーナスだったと伝えられる。ステングスへのオファーとほぼ同額 ステングス本人はラツィオ移籍にもオープンで、来季もCLに出場するフェイエノールトだが、CLの有無は重要視せず。しかし、フェイエノールトはそれこそ、ルイス・アルベルトを売却したラツィオの足元を見た格好とされる。 順位表の上から下まで資金力が突き抜けたイングランド・プレミアリーグからも声がかかっているというステングス。ラツィオが獲得まで漕ぎ着ける可能性は高くないようだ。 2024.06.13 14:30 Thu

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