ミランが逸材MFアドリ獲得に迫る! ボルドー会長も交渉認める

2021.08.12 16:04 Thu
Getty Images
ミランボルドーのフランス人MFヤシン・アドリ(21)の獲得に迫っているようだ。フランス『レキップ』など複数メディアが報じている。

新シーズンに向けてセリエAとチャンピオンズリーグ(CL)の二束の草鞋を履くミランは、チェルシーからフランス代表FWオリヴィエ・ジルーを獲得したほか、レアル・マドリーからスペイン人MFブラヒム・ディアスの再レンタルに成功。その一方で、トルコ代表MFハカン・チャルハノール、ノルウェー代表FWイェンス・ペーター・ハウゲの移籍により、前線の陣容は手薄な状況だ。
とりわけ、チャルハノールの抜けた攻撃的MFの補強は急務となっている。これまではレアル・マドリーの元スペイン代表MFイスコ(29)らの名前が挙がっていたが、ここに来てボルドーの逸材MFの獲得に迫っているようだ。

『レキップ』によると、ミランはアドリ獲得に向けて1000万ユーロ(約12億9000万円)の移籍金に各種インセンティブを含めたオファーを掲示。また、同選手とは2025年までの4年契約で個人間の合意を取り付けているようだ。

また、ボルドーのジェラール・ロペス会長はフランス『RMC sport』で、「ミラノは良い位置にあると言って間違いない。交渉がまとまれば、数日中に移籍が完了するだろう」と、21歳MFのミラン行きが近づいていることを認めている。
パリ・サンジェルマンのアカデミー育ちでフランスのアンダーカテゴリーの代表で常に主力を担ってきたアドリは、2019年2月からボルドーでプレー。昨シーズンはチームが残留争いを強いられた中、攻撃的MFやセントラルMFを主戦場にリーグ戦35試合2ゴール5アシストの数字を残していた。

186cmの恵まれたサイズに加え、足元のテクニックとパスセンス、創造性を兼ね備えた万能型のMFは、ドリブルとラストパスでチャンスを創出し、長いレンジから枠を捉える強烈なミドルシュートで自らゴールもこじ開けられる、チャルハノールの後継者としては打ってつけのプロフィールを持つ。

なお、ミランとボルドーでプレーしたフランス人の大型攻撃的MFと言えば、元フランス代表MFヨアン・グルキュフの名前が真っ先に浮かぶところ。その先輩はスタッド・レンヌから鳴り物入りで加入したミランで期待外れに終わり、後に加入したボルドーで大活躍を見せたが、アドリはミラノの地でどのようなキャリアを歩むことになるのか…。

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既存戦力との契約延長目指すミラン、まずは主将カラブリアと交渉開始へ?

ミランが2選手との契約延長を望んでいるようだ。 今シーズン、セリエAで30試合を消化して首位インテルに14ポイント差をつけられての2位につけるミラン。チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ敗退後に回ったヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝に進出するなど可能性を残すが、スクデット獲得については絶望的な状態となっている。 こうした中、イタリア『カルチョメルカート』によると、徐々に新シーズンへのチーム編成へシフトしつつあるクラブは、2選手との契約更新を望んでいるとのことだ。 1人目は、イタリア代表DFダビデ・カラブリア(27)。チームでキャプテンを務める同選手は、今シーズンも右サイドバックの主力として公式戦36試合に出場する一方で、現行契約は2025年夏までとなり今夏には残り1年の状況となっている。 2人目は、フランス人MFヤシン・アドリ(23)。加入以降は中々ステファノ・ピオリ監督からの信頼を得られていなかったが、今シーズンは公式戦26試合に出場するなど存在感は上昇中。契約は2026年夏まで残るが、クラブは活躍に報いたい考えのようだ。 ミラン上層部はまずカラブリアの代理人と接触し、交渉開始を希望しているとのこと。早い段階で契約延長が実現すれば、チーム編成を進めるうえでも大きな後押しになるだろう。 2024.04.02 11:15 Tue

オファー次第では売却も? ミランのMFベナセルに古巣アーセナルなど関心か

ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)に移籍の可能性があるようだ。イタリア『Calciomercato.it』が伝えた。 2019年夏にエンポリから加わり、ミランの中盤を支えてきたベナセル。今シーズンは右ヒザの大ケガによりリハビリスタートとなったが、2023年12月に復帰して以降はコンスタントに出場を続けている。 一方、ミランではフランス代表FWオリヴィエ・ジルーのメジャーリーグ・サッカー(MLS)行きが有力となってきているが、高額なオファーが届けばベナセルの売却に踏み切る可能性もあるとのこと。クラブはこの26歳を重要な選手とみなしているが、5000万ユーロ(約81億6000万円)以上であれば放出も考慮するという。 現行契約を2027年6月まで残し、純額400万ユーロ(約6億5000万円)の年俸を受け取っているというベナセルに対しては、ヨーロッパのさまざまなクラブが関心。プレミアリーグのクラブも注目しているようで、特にベナセルにとって古巣のアーセナルが強い興味を抱いている模様だ。 また、サウジアラビアのクラブも獲得に動く気配があり、より高額なオファーはこちらから届くとも考えられている。 ミランの中盤を見ると、昨夏加入したオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスやアメリカ代表MFユヌス・ムサ、今シーズン台頭したフランス人MFヤシン・アドリなど将来性豊かな選手が存在。イタリア代表MFトンマーゾ・ポベガもUEFAの選手登録の観点から重要と、頭数はそれなりに揃っている。 ベナセルは「心からミランを尊敬している」と語るクラブ愛の強い選手だが、同じくクラブ愛の強かったイタリア代表MFサンドロ・トナーリは昨夏ニューカッスルへ移籍。オファーがあるなら2年連続の高額売却も十分ありえるはずだ。 2024.03.28 19:47 Thu

「ミランを助けることができて嬉しい」今季ステップアップのアドリが充実感露わに「昨季より成長できた」

ミランのフランス人MFヤシン・アドリが、自身のステップアップについて喜びを示した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 アドリは2021年夏にボルドーからミランへの加入が決まると、1年レンタルでボルドーに留まったうえで2022-23シーズンからミラン入り。しかし、ピオリ監督からの信頼を得られず、加入初年度は公式戦6試合140分間のプレーにとどまった。 一方で、今季はチーム内での存在感が上昇。ここまで公式戦23試合に出場しており、セリエAでは序盤こそほとんど出番がなかったものの、年明けから主力の1人に定着して直近10試合すべてに出場している。 7日に行われるヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのㇲラビア・プラハ戦に先立った記者会見に出席したアドリは、ここまでの成績に満足しているとコメント。チームメイトやファンへの感謝を述べつつ、この調子を続けていきたいと意気込んだ。 「チームでの役割は選手にとって重要な要素だ。僕は今シーズン、役割を変えられたと思っている。昨季は、僕の上に質の高い選手がたくさんいたこともあり難しかった。簡単ではなかったけどハードワークをしてきたし、監督やスタッフ、チームに感謝しないとね」 「ミランでプレーし、チームを助けることができるのは嬉しいよ。フランス代表としてのプレーも目標だけど、その道のりはまだまだ長い。今はミランと今シーズンのことしか考えていないんだ」 「スタッフの働きやチームメイトの協力のおかげで、昨シーズンに比べて成長できた。この調子で続けなければならない」 「ㇲラビア・プラハ戦はミランのみんなにとって重要だ。これはチャンピオンズリーグではないが、僕たちはこの大会をとても大切にしている。彼らはフィジカルが強く、試合全体に激しさを与えてくるだろう。それは理解している」 2024.03.07 17:20 Thu

「謎の男」から「全選手が見習うべき男」に! ミラン加入後初得点アドリに各方面から賛辞「努力と献身には頭が下がる」

ミランの元U-20フランス代表MFヤシン・アドリをステファノ・ピオリ監督が称えた。 ミランは14日、セリエA第20節でローマを本拠地サン・シーロに迎え入れ、3-1と勝利。リーグ戦3連勝としたチームだが、開始11分に左足シュートで先制点を叩き込んだ男こそ背番号「7」を背負う23歳、アドリだ。 アドリは2021年夏にボルドーからミランへの加入が決まり、“ボルドーへのレンタル”という形で1年間留まったのち、2022-23シーズンから満を持してミラン入り。しかし、ピオリ監督からほとんど起用されず、1年を通じて公式戦6試合140分間のプレーにとどまった。 それでも今季はセリエA第6節・カリアリ戦で初先発を勝ち取り、そこからリーグ戦4試合連続先発。その後は2カ月以上再びベンチウォーマーとして過ごすも、2024年初戦となったコッパ・イタリアのラウンド16・カリアリ戦で久々に先発…リーグ戦もローマ戦で2試合連続先発となり、とうとう加入後初ゴールをゲットした。 イタリア『カルチョメルカート』はそんなアドリについて昨季は「謎の男」と呼称し、「背番号7に相応しいのか」と疑問を呈すことも。ところが加入後初ゴールを受け、今後のさらなる活躍にも期待しつつ、「全サッカー選手はアドリを見習うべき」と、これまでの“忍耐”を称えた。 「彼は今夜の出来事を何度も夢見てきたはず…何カ月もベンチで過ごした男は、与えられそうもない機会を待っていたのだ。サン・シーロでの初ゴールを目指し、そしてついに、自身のプレーでファンの瞳が輝く瞬間を目の当たりにした。それはピカソの絵画のように美しい」 「彼にとってはまさに完璧な夜だ。誰かに信じてもらえずとも、彼自身だけがこの瞬間が訪れることを諦めなかった。その模範ぶりが際立つこととなったわけだ」 また、ピオリ監督は試合後、アドリについて「今日と前節のエンポリ戦は彼にとって最高のゲーム。どちらも卓越したパフォーマンスだったし、彼のこれまでの努力と献身には頭が下がる思いだ」と称え、そのパーソナリティ、そしてポジション変更のいきさつも紹介した。 「とても知性的な青年だよ。よく本を読んでは自らに知識とインスピレーションを与え、ピアノも弾くんだ。残念ながらフィジカル能力が強くなく、私は今季から攻撃的MFを辞め、後ろ目に配置することを打診した。彼は同意してくれたよ。攻撃的MFは彼が大好きな役割だし、私も気が引けたが、彼は自らへの挑戦に同意し、賭けに勝ったのだ」 指揮官が言及した通り、ボルドー時代は2列目中央を本職とし、時折サイドハーフもこなす...というアドリだったが、今季は[4-2-3-1]でWボランチの一角、[4-1-2-3]なら中盤の底(=アンカー)を担うなどポジションを下がり目にコンバート。徐々に結果がついてくるようになっている。 2024.01.15 17:03 Mon

ラツィオ戦勝利でリーグ3連勝のミラン、指揮官は後半の内容に満足「難しい試合で勝利した」

ミランのステファノ・ピオリ監督がラツィオ戦の勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。 セリエA第5節エラス・ヴェローナ戦、第6節カリアリ戦で2連勝を飾っていたミランは、9月30日にラツィオと対戦。ポルトガル代表FWラファエル・レオンの2アシストの活躍もあり、アメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチとスイス代表FWノア・オカフォーのゴールで2-0の勝利を飾った。 試合後、ピオリ監督は前半と後半のプレー内容の違いについて語っている。 「我々はピッチ上でのドリブルを少なくするよう準備していた。前半はカウンターで無理をして強引に攻めていた部分もあったが、エネルギーと熱意という観点からも後半は良かった」 「これは重要なことだ。3日ごとにプレーするのは簡単ではない。我々は難しい試合で勝利した」 また、負傷離脱したボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチに代わり、2試合連続でアンカーとして先発起用したフランス人MFヤシン・アドリについても言及。それほど出番がなかった昨シーズンからの成長ぶりを称えた。 「私は彼に、サン・シーロで初めてスタメンとしてプレーすることになると伝えた。我々はもっと彼を探さなければならなかったし、彼はもっと積極的にプレーに関わることができたはずだ」 「彼は大きく成長し、いつでもプレーできる20人の選手のうちの1人になった。よくやっているし、これからも成長し続けなければならない」 次の試合は4日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節ドルトムント戦。強豪とのアウェイゲームついての展望も述べた。 「パリ・サンジェルマン(PSG)戦で彼らが苦戦しているのを見たが、ブンデスリーガ、特にホームでの彼らは多くのエネルギーとクオリティを持っている。フィジカルとテクニックを兼ね備えた強力なチームだ。大きなスタジアムでの難しい試合になるだろう。決定的な試合ではないが重要だ」 2023.10.01 14:52 Sun

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ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か

ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon

契約満了or延長OP行使…ミランがルカ・ヨビッチの扱いを迷う

ミランがセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(26)の扱いを慎重に議論しているという。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 点取り屋としてフランクフルト時代に一躍脚光を浴びるも、レアル・マドリーへの移籍が白い巨人にとって時期尚早の決断だったと今なお言われるヨビッチ。 最後はフィオレンティーナに無償放出され、キャリア初のカルチョで公式戦13得点をマークした昨季を経て、今季からミランと1年契約。これには延長オプションがあり、ミラン残留は今季の出来に懸かっていた形だ。 今季1年を振り返ると、まず数字はセリエA23試合6得点、公式戦全体で30試合9得点。ストライカーとしてオリヴィエ・ジルーの牙城を崩すには至らず、途中出場が多かった。 一方で、9得点中8得点は昨年12月〜今年2月にかけて集中。したたかな相手DFイッツォの挑発に乗っかった2月19日モンツァ戦での一発レッド(2試合出場停止)がなければ、もう少し貢献度を引き延ばせたかもしれない。 そんなこんなでヨビッチの契約延長オプションを採択するか否か迷うミラン。 ボローニャからオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得に前進中とされるなか、チェルシーのアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)とも接触しており、実際のところ経営陣的にヨビッチは「放出」だという。 ただ、今夏で指揮官が交代するミラン。どうやら最後は新たなボスに判断を仰ぐ方針とされ、現状でいけば、パウロ・フォンセカ新監督(仮)がヨビッチの運命を決めることになる。 ミラニスタの間でも意見が分かれるであろうルカ・ヨビッチ。まずは新監督の到着を待つ必要がありそうだ。 2024.06.09 18:10 Sun

今季ラ・リーガ得点王ドフビクがイタリアクラブとの接触認める…ナポリやミランが候補か

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セリエA史上最年少デビュー…ミランの16歳カマルダがプロ契約! 年俸は…

ミランがU-17イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダ(16)とプロ契約を結んだようだ。 昨秋フィオレンティーナ戦にて、セリエA史上最年少の15歳260日でデビューを飾ったカマルダ。ミラン最後の欧州制覇(2007年)は生まれる前というストライカーだ。 今季1年を振り返ると、ステファノ・ピオリ監督率いるトップチームでセリエA2試合に出場した一方、籍を置くプリマヴェーラ(U-19)で公式戦41試合13得点5アシスト。 この年代の欧州王者を決めるUEFAユースリーグでは、最終的に優勝こそならなかったものの、ミランをイタリア勢初の決勝戦へと導き、エース格として1年間君臨した。 イタリア『カルチョメルカート』によると、カマルダは7月1日付けの3年契約をミランと結ぶようで、来季はU-23チームへ昇格。年俸50万ユーロ(約8450万円)が出発地点になるという。 来季はおそらくパウロ・フォンセカ氏(51)がトップチームを率いるであろうとされるミラン。カマルダはU-23チームとトップチームと今季よりも頻繁に行き来するとみられている。 2024.06.08 21:25 Sat

お手頃なサーレマーケルス、モッタ監督と共にユーベ入りも?

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