かつてリバプールやオセールでプレーしたル・タレクが現役引退…松井&瀬戸とも共演

2021.05.20 00:16 Thu
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かつてリバプールやル・マン、オセールなどでプレーしたフランス人FWアントニー・ル・タレク(36)が現役を引退することになった。所属するアヌシーFCが19日に発表した。

今シーズン限りでスパイクを脱ぎ、来シーズンから指導者としてアヌシーのユースチームの仕事に関わることになったル・タレクは、自身の決断について以下のように説明している。
「この決定を下すのは非常に困難だった。1カ月半ほど考えたよ。これまでも自分のキャリアを振り返ってきた。その中で、いつ辞めるかを知っておく必要があると思っていたんだ。そして、今こそ僕にとって適切な時期だと思っているよ」

2001年に従兄弟のFWフロラン・シナマ=ポンゴルと共にU-17フランス代表の主力としてFIFA U-17世界選手権(現U-17ワールドカップ)の優勝に貢献したル・タレクは、2001年に故ジェラール・ウリエ氏の誘いを受けて、リバプールと契約。

古巣ル・アーヴルからレンタルバックした2003-04シーズンには公式戦23試合に出場したが、以降はイングランド屈指の名門で思うように出場機会を得ることができず。サンダーランドやソショーなどへの武者修行を繰り返し、2007–08シーズンにレンタル加入したル・マンでは元日本代表MF松井大輔とも共演した。
その後、オセールやヴァランシエンヌといった国内クラブ、アトロミトス(ギリシャ)、アストラ(ルーマニア)といった国外クラブを渡り歩いた。なお、アストラではMF瀬戸貴幸とも一緒にプレーしていた。

そして、2019年から直近までプレーしていたフランス3部のアヌシーで現役を引退することになった。

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