LAFCがMLS初制覇! 緊急登板の控えGKジョン・マッカーシーがPK戦で大活躍!

2022.11.06 17:05 Sun
Getty Images
ロサンゼルスFCが初制覇を果たした今季のMLS。フィラデルフィア・ユニオンとの決勝戦では一人のヒーローが生まれていた。

ウェスタン・カンファレンス王者のLAFCと、イースタン・カンファレンス王者のフィラデルフィア・ユニオンによる決勝戦。試合は互いに2点ずつ奪い合い、90分では決着がつかず延長戦に突入する白熱の展開となる。

その中でLAFCは、GKマクシム・クレポーがゴールエリアの外で相手の決定機にファウルを犯したことで一発退場に。その後、PK戦も見えてきた延長後半のアディショナルタイムに数的有利のフィラデルフィア・ユニオンが勝ち越し。これで決着したかに思われた。
ところが、クレポーの退場と負傷で長めに設定された追加時間でさらなる展開に。今夏加入のガレス・ベイルが味方のクロスを頭で合わせ、土壇場で三度同点に。結局、試合はPK戦まで持つれることになった。

するとこのPK戦で、クレポーに代わってゴールマウスを守っていたジョン・マッカーシーが大活躍。今季のMLSではわずか1試合の出場だったフィラデルフィア出身GKは、2つのPKストップでチームを優勝に導いた。この活躍から、マッカーシーはこの試合のMVPに。試合後に自身のSNSで「夢は叶うんだ!」と喜びを爆発させている。
一方、レッドカード判定となったファウルの際に負傷したクレポーについては腓骨骨折の重傷を負ってしまったようで、カナダ代表としてカタール・ワールドカップに出場することは叶わなくなってしまった。

マッカーシーはそんなクレポーの決定機阻止が転機になったと考えている模様。また、W杯欠場には同情の念を向けている。

「彼の表情を見て、感情を悟った。僕にとって、あのプレーがこの試合のハイライトだ。もし彼が止めてくれていなかったら試合は3-2になっていた。彼はあそこで大きな決断をしたんだ」

「重傷でワールドカップに出れないみたいで、本当にショックだよ」

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