インテル副会長がチーム強化へ大綱「まずチームの骨格を維持。インザーギに新たな選手を与える」

2024.05.02 20:45 Thu
インテルのハビエル・サネッティ副会長
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インテルのハビエル・サネッティ副会長
インテルハビエル・サネッティ副会長が、チーム強化への基本方針を語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。

充実のスカッドで3年ぶりにセリエAを制したインテル。チャンピオンズリーグ(CL)は接戦を落としてラウンド16敗退だが、他の欧州5大リーグ勢に劣らぬ競争力を有する。
イタリア『Radio SerieA』に出演したサネッティ副会長は、抜群の求心力で選手を束ねるシモーネ・インザーギ監督を称えつつ、チームの骨格維持、強化に向けた大綱を語る。

“今夏の移籍市場、またリニューアルについて教えてください”

「まずこのチームを維持すること。選手たち全員にインテルで継続する意志があり、これは新たに重要な何かが形成される可能性を秘めた、非常に強力な基盤と言える」
ラウタロ・マルティネスニコロ・バレッラ、2人の契約は間違いなく更新される。インザーギ体制下での我々は、まだサイクルの半分にも達していないと考えているよ」

「私たち(上層部)は現場のために何をすべきかちゃんと理解している。インザーギに機能的かつ新たな選手を与えるべく、物事を進めている最中だ」

「重要な選手が去るなら、重要な選手を新たに加える必要がある。来季の目標はスクデット防衛にCLでのさらなる上位進出。クラブW杯もあるし、より大きなチームを作るつもりだ」

具体的な獲得候補こそ明言せずも、補強の意志を明確にしたサネッティ副会長。

インテルはすでにナポリからポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)、ポルトからイラン代表FWメフディ・タレミ(31)のフリー獲得が確定事項扱いされるが、今夏もジュゼッペ・マロッタCEOの編成手腕に期待したい。

「個人的には、副会長としてビッグイヤーを掲げたいね。これは私の第二の人生で最大の夢なんだ。忙しくも幸せな夏にしたい」

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「トレブル時代と同じくらい強い」最強インテルに“2010年の当事者”サネッティ副会長も満足げ

インテルのハビエル・サネッティ副会長が、シモーネ・インザーギ監督率いる現チームを称えた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテル117年史最大のバンディエラ、ハビエル・サネッティ。背番号「4」が永久欠番となったアルゼンチン人カピターノも副会長の座に就いて久しいが、同胞の後輩ラウタロ・マルティネスが主将を担う現チームの完成度には大満足だ。 5日、ミラノ市内で養子縁組を支援するフォーラムに出席した永遠のカピターノは、メディア対応で現インテルの完成度を絶賛し、当事者としてピッチに立った”伝説の2009-10シーズン”と同等の強さがあると語る。 「我々は誇るべき素晴らしい一年を過ごしているようだ。インザーギと選手たちの仕事ぶりに満足しない理由などない。長い年月をかけて積み上げてきたグループの競争力が良い状態まで来たみたいだね。可能な限り、最高の形でシーズンを終えたい」 「いまのインテルは、間違いなく観ていてワクワクするチーム。選手たちが仲良く激しくやっていることが見て取れるはずだ。私は副会長であり、一人のファン…トレブル(2010年)時代と同じくらい強いと思っているよ。本質的な比較は難しいがね」 また、13日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのアトレティコ・マドリー戦へ意欲。1stレグはホームで1-0先勝…敵地マドリードでのリターンマッチは大一番だ。 「チョロ(ディエゴ・シメオネ監督)にまだ連絡していないな。私はアトレティコと彼のことをよく知っているし、1stレグのような熱戦を期待している。強力な相手と戦うのは簡単ではないが、競争力でインテルはどこにも譲らない。ベスト8への切符をミラノに持ち帰る」 昨季CL準優勝のインテルにとって、“昨季超え”は09-10シーズン以来14季ぶりとなる「優勝」一択。すでにスクデットは限りなく近づいているが、ここでシメオネ・アトレティコに敗れて欧州から去るわけにはいかない。 CLラウンド16・2ndレグ アトレティコ・マドリー vs インテル 3月13日(水)29:00 (日本時間) 会場:シビタス・メトロポリターノ(マドリード) 2024.03.06 15:20 Wed

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オランダ代表DFステファン・デ・フライ(32)は来季もインテルで。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 セリエA歴、インテル歴も長くなったデ・フライ。今季はネラッズーリの主力センターバックとしてキャリア2度目となるスクデット、最後はオランダ代表としてユーロ2024を戦う。 そんなデ・フライ、インテルとの契約をあと1年残すなか、代理人のフェデリコ・パストレロ氏いわく「最近オランダのトップクラブからオファーがあった」とのこと。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は先月、デ・フライにPSV、古巣フェイエノールトがオファーと報じており、これを認めた形だ。 それでも「現段階で来季もインテルの選手。私の視点では100%残るはず」と付け加えたパストレロ氏。これはインテル側とのミーティングを終えた直後のコメントであり、契約に関する何らかの話し合いがあったとされる。 ラツィオ時代を含め、今夏でイタリア在住10年となるデ・フライ。オランダへの復帰、イタリアとの別れ、どちらも考えていないようだ。 2024.06.14 10:30 Fri

グズムンドソンが欲しいインテル、獲得にはアルナウトビッチ売却がマストも…

インテルがオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(35)を売却したいようだが…。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 アルナウトビッチは昨夏13年ぶりにインテル復帰。09-10シーズンのトレブルを唯一知る35歳は、バックアッパーとして要所要所で存在感を発揮し、ほぼほぼ途中出場の公式戦35試合で7得点3アシストを記録した。 ただ、クラブはこれらにさほど満足せず、ジェノアからアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)の獲得を目指していることもあり、位置付けは「売却」。そのパーソナリティからくる奔放さ、波の大きさも、外野の目に触れないところで引っかかっているという。 しかし、やはりイタリアでプレーするフットボーラーにとって「ミラノでの生活」は心地よいようで、アルナウトビッチ側はあと1年残す契約を盾に断固拒否しているとのこと。 幸いにもピエロ・アウシリオSDらはこの状況下でノンストレス。アントニオ・コンテ監督時代と違い、アルナウトビッチとグズムンドソンの入れ替えを求める現職シモーネ・インザーギも、過度には圧力をかけない穏健派だ。 アルナウトビッチはこれからユーロ2024へ向かうため、今後もインテルがこの35歳の売却を図るなら、「時間と忍耐が必要」とのことだ。 2024.06.12 15:10 Wed

バレッラがインテルと2029年まで契約延長、セリエAでのイタリア人最高額年俸者に

インテルは11日、イタリア代表MFニコロ・バレッラ(27)との契約を2029年6月まで延長したことを発表した。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると年俸は500万ユーロから650万ユーロに昇給。ボーナス込みで700万ユーロ(約11億8000万円)となり、セリエAにおけるイタリア人最高額年俸者になったとのことだ。 2019年夏にカリアリからインテルに加入したバレッラはこれまで公式戦235試合出場22ゴール51アシストを記録。2度のセリエA優勝、2度のコッパ・イタリア優勝に貢献している。 2024.06.12 06:00 Wed

マロッタ会長時代到来の新生インテルは営業面も順調? 新規のスポンサー獲得でまず23億円確保

インテルが1400万ユーロ(約23億6000万円)を手に入れた。イタリア『Calcio Finanza』が伝えている。 オークツリーへの体制移行でジュゼッペ・マロッタ新会長時代が到来するインテル。何よりの成果は、マロッタ新会長やピエロ・アウシリオSDら、補強に関与する幹部陣の残留か。 そんななか、新たなパートナーシップを結んだようで、イタリア国内のスポーツベット「Betsson.sport」(※1)が来季からユニフォームスポンサーになるとのこと。 (※1)健全な民間企業。法令を遵守しており、イタリア通信庁も認可。フランチェスコ・トッティ氏が広告塔となっている これは第3四半期予算書の内容から明らかになったもので、すでに表題の1400万ユーロが入金済み。「Betsson.sport」との合意、そして新ユニフォームは数週間以内に発表される。 また、インテルは24-25シーズンのスポンサー収入について7800万ユーロ(約131億8000万円)が確定と発表済みだが、ユニフォームの袖部分等にまだ空きがあり、今後の進展も注目されている。 2024.06.09 14:15 Sun

新生インテルが「ゾマーの後継者」探しを加速へ…今夏バックアップ獲得で来季への準備なるか

新生インテルがスイス代表GKヤン・ゾマー(35)の後継者探しを加速する。 現インテルの正GKはゾマー。昨夏2年契約で加入し、スクデット奪還の立役者の1人となった国際経験も豊富な35歳だが、イタリア『カルチョメルカート」いわく、24-25シーズンで満了となる契約の延長は十中八九ないという。 オークツリーへの体制移行で“慧眼”ジュゼッペ・マロッタ氏が新会長となるなか、今後補強活動で重要性が増していくのが、現スポーツ・ディレクター(SD)のピエロ・アウシリオ氏。幹部全員が一致するゾマーへの信頼は一旦隅におき、ゾマーの後継者探しを加速する見通しだ。 具体的な獲得候補1人目は、以前からよく名前の上がる“ブラジル国内No.1守護神”、アトレチコ・パラナエンセのブラジル代表GKベント(24)。 イタリア国籍も保有するベントは、昨秋ブラジル代表から初めてお声がかかり、今年3月の国際親善試合、イングランド代表戦とスペイン代表戦に2試合連続先発出場。2024シーズンの国内では、公式戦26試合出場で13試合無失点と「クリーンシート」の多さが光る。 ただし、獲得にはかなりのコストを要するとのことで、アウシリオSDは別の候補も準備。ジェノアの元スペイン代表GKホセフ・マルティネス(26)だ。 J・マルティネスはバルセロナ下部組織出身のGKで、ラス・パルマスでプロデビュー後、RBライプツィヒ時代の2021年に23歳でスペイン代表初キャップ。ライプツィヒで定位置を確保できなかったためにラ・ロハはこれっきりだが、昨季加入のジェノアで正GKとなり、今季のセリエA昇格と残留に大きく貢献した。 また、インテルはウディネーゼのナイジェリア代表GKマドゥカ・オコイェ(24)もリストアップしているそうだが、こちらは安価で獲得できるのが間違いない一方、スターターを任せられるほどの確信がない模様。 したがって今日現在、ゾマー後継者の優先順位は、1番手ベント、2番手ホセフ・マルティネス。オコイェは複数いる候補の1人にすぎないと位置付けられている。 インテルとしては、今夏中にベント(仮)を獲得し、1年間ゾマーのバックアップを任せて来季からポジション交代…これを理想としているようだ。 2024.06.08 14:00 Sat

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