【CLラウンド16プレビュー】希代のストライカー対決、インモービレvsケイン
2024.02.14 18:00 Wed
希代のストライカー対決に注目
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、ラツィオvsバイエルンが日本時間14日29:00にキックオフされる。FWインモービレとFWケインという希代のストライカーを擁する両チームの激突だ。
両クラブはこれまで2度対戦。2020-21シーズンのCLラウンド16で対戦し、バイエルンが連勝してベスト8へ勝ち上がっていた。
▽予想スタメン

GK:プロベデル
DF:マルシッチ、マリオ・ヒラ、ロマニョーリ、ヒサイ
MF:ゲンドゥージ、カタルディ、L・アルベルト
FW:イサクセン、インモービレ、フェリペ・アンデルソン
負傷者:なし
出場停止者:なし
▽予想スタメン

GK:ノイアー
DF:マズラウィ、ウパメカノ、キム・ミンジェ、ラファエル・ゲレイロ
MF:キミッヒ、ゴレツカ
MF:サネ、ミュラー、ムシアラ
FW:ケイン
負傷者:DFアルフォンソ・デイビス、サール、MFライマー、MFコマン、MFニャブリ
出場停止者:なし
直近のレバークーゼン戦では相手に合わせて3バックとしたが、失敗に終わったこと、ラツィオが4バックであることから本来のシステムに戻すものと思われる。
★注目選手
◆FWチーロ・インモービレ(ラツィオ)

ラツイオの注目選手にはインモービレを挙げたい。カリアリ戦で史上8人目となるセリエA通算200ゴールを達成したインモービレ。今季はセリエAで6ゴール、CLで3ゴールと本来のパフォーマンスには届いていないものの、ラツィオの中では最もゴールを期待できる存在に変わりはない。ラツィオがアップセットを起こすにはインモービレの爆発が必須となる。
◆FWハリー・ケイン(バイエルン)

対するバイエルンの注目選手にはケインを挙げたい。プレミアリーグ通算213ゴールの実績を引っさげてバイエルン入りしたイングランド代表FWは、ブンデスリーガでも大暴れ。ここまで圧巻の24ゴールをマークしている。レバークーゼン戦ではほとんどボールに絡めず悔しい思いをしたであろうゴールマシーンがラツィオ戦で鬱憤を晴らすことになるか。
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3季ぶりCL出場となったラツィオはアトレティコ・マドリー、フェイエノールト、セルティックが同居したグループを3勝1分け2敗の2位で通過した。ただ、CLとの過密日程に耐え切れずセリエAでは不調に。11勝4分け8敗の8位と波に乗り切れていない。ただ、直近のカリアリ戦では3-1と快勝した上、インモービレにセリエA通算200ゴール目が生まれた。そして鎌田が公式戦6試合ぶりに出場しポスト直撃のシュートを放つなど、存在感を見せた。タイミング的には良いチーム状態で大一番を迎えている。一方、昨季は準々決勝で優勝したマンチェスター・シティの前に敗れたバイエルンは、コペンハーゲン、ガラタサライ、マンチェスター・ユナイテッドが同居したグループを5勝1分けの首位で通過。ブンデスリーガでも順調に勝ち星を積んでいたが、直近のレバークーゼンとの首位攻防戦では後を引きずるような完敗を喫した中、ラツィオ戦を迎えている。◆ラツィオ◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:プロベデル
DF:マルシッチ、マリオ・ヒラ、ロマニョーリ、ヒサイ
MF:ゲンドゥージ、カタルディ、L・アルベルト
FW:イサクセン、インモービレ、フェリペ・アンデルソン
負傷者:なし
出場停止者:なし
快勝したカリアリ戦のスタメンを踏襲することが予想される。ザッカーニやベシーノ、ラッツァーリらのスタメンの可能性がある。
◆バイエルン◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ノイアー
DF:マズラウィ、ウパメカノ、キム・ミンジェ、ラファエル・ゲレイロ
MF:キミッヒ、ゴレツカ
MF:サネ、ミュラー、ムシアラ
FW:ケイン
負傷者:DFアルフォンソ・デイビス、サール、MFライマー、MFコマン、MFニャブリ
出場停止者:なし
直近のレバークーゼン戦では相手に合わせて3バックとしたが、失敗に終わったこと、ラツィオが4バックであることから本来のシステムに戻すものと思われる。
★注目選手
◆FWチーロ・インモービレ(ラツィオ)

Getty Images
ラツイオの注目選手にはインモービレを挙げたい。カリアリ戦で史上8人目となるセリエA通算200ゴールを達成したインモービレ。今季はセリエAで6ゴール、CLで3ゴールと本来のパフォーマンスには届いていないものの、ラツィオの中では最もゴールを期待できる存在に変わりはない。ラツィオがアップセットを起こすにはインモービレの爆発が必須となる。
◆FWハリー・ケイン(バイエルン)

Getty Images
対するバイエルンの注目選手にはケインを挙げたい。プレミアリーグ通算213ゴールの実績を引っさげてバイエルン入りしたイングランド代表FWは、ブンデスリーガでも大暴れ。ここまで圧巻の24ゴールをマークしている。レバークーゼン戦ではほとんどボールに絡めず悔しい思いをしたであろうゴールマシーンがラツィオ戦で鬱憤を晴らすことになるか。
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