【プレミア注目プレビュー】ポッター電撃解任のチェルシーと公式戦3連敗リバプールが激突!

2023.04.04 13:45 Tue
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プレミアリーグ第8節延期分、チェルシーvsリバプールが、日本時間4日28:00にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。シーズン終盤に入っても苦境が続く両雄による、ミッドウィーク開催のビッグマッチだ。現在、トップ4圏内と12ポイント差の11位に低迷するチェルシー(勝ち点38)は、0-2の敗戦を喫した前節アストン・ビラ戦の翌日にポッター監督を電撃解任。ナーゲルスマン、デ・ゼルビ、ルイス・エンリケら新指揮官招へいの動きもある中、ひとまずはポッターと共に昨年9月にウエストロンドンにやってきた42歳のスペイン人指揮官ブルーノ・サルトールを暫定指揮官に据えて残りのリーグ戦、チャンピオンズリーグの戦いに臨む。

ベーリー氏らオーナーグループ主導の下、選手たちにも事前に知らされずに断行した今季2度目の監督交代によって混乱のさなかにあるスタンフォード・ブリッジでの新体制初陣では、不振とはいえ地力のある難敵相手にその決断が正しかったことを証明しなければならない重要な一戦となる。
対するリバプール(勝ち点42)は今季の無冠が決定的な上、8位に低迷する苦しい戦いが続く。インターナショナルマッチウィーク明け初戦では公式戦連敗からのリバウンドメンタリティが試されたものの、マンチェスター・シティとのアウェイゲームでは1-4の惨敗。今季ワーストの公式戦3連敗という結果以上に、覇気がないパフォーマンスは気がかりだ。

そのシティ戦の後半には2点差と追いつく可能性が十分にあったにも関わらず、FWサラーやDFロバートソンら主力を下げて白旗をあげたようにも見える物議醸す采配もあった。クロップ監督としては中3日の今回の一戦により良い状態で臨むリアリスティックな計算もあったと思われるが、仮に今回の試合で再び不甲斐ないパフォーマンスを見せることになれば、選手やサポーターから求心力を失いかねない。
なお、今年1月下旬にアンフィールドで行われた前回対戦は両守備陣の奮闘が光るクローズな展開となった中、0-0のドローに終わっている。ちなみにトップチーム初采配となるブルーノ監督は、ブライトンでの現役時代の2016-17シーズンにクロップ率いるリバプールと一度だけ対戦。その試合では1-5の大敗を喫している。

◆チェルシー◆
【3-5-2】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ケパ
DF:フォファナ、クリバリ、バディアシル
MF:リース・ジェームズ、カンテ、エンソ・フェルナンデス、コバチッチ、チルウェル
FW:ハヴァーツ、フェリックス

負傷者:GKメンディ、DFチアゴ・シウバ、アスピリクエタ、フォファナ、FWオーバメヤン、ブロヤ、スターリング
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては直近のアストン・ビラ戦と大きな変化はないが、フォファナ、スターリングが復帰できる見込みだ。

システムに関しては4バックのオプションもあるが、監督交代から準備期間がほぼなく3バックの継続が濃厚だ。人選次第で[3-4-3]、[3-5-2]のいずれかになる。

スタメンは中3日での過密日程となる中で幾つかのポジションで変更が見込まれる。その中でロフタス=チークとククレジャ、ムドリクに代えて負傷明けのフォファナ、バディアシルとカンテの起用を予想。カンテのところにギャラガーかマウントの生え抜きを起用する可能性も十分にある。

◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ツィミカス
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、ミルナー
FW:サラー、フィルミノ、ヌニェス

負傷者:DFラムゼイ、MFチアゴ、ナビ・ケイタ、バイチェティッチ、FWルイス・ディアス
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しても直近のシティ戦から変更はない。

スタメンに関しては試合前の公式会見でドイツ人指揮官が示唆したようにシティ戦から幾つかのポジションで変更が行われる模様。スタメン復帰が有力なヌニェスに加え、ツィミカスとミルナー、フィルミノの起用を予想する。

★注目選手
◆チェルシー:DFベン・チルウェル
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攻守に躍動求められる好調のウイングバック。今季も稼働率に問題を抱えるものの、出場試合では逆サイドのリース・ジェームズと共に安定したパフォーマンスを継続する26歳DF。ポッター前体制では決定力不足によって得点力不足に喘いでいたが、個人としては正確なプレースキックを含めて多くのチャンスを演出。現スカッドの中で最もゴールの匂いをさせる選手の一人だ。

監督交代後の一戦では生え抜きのマウントや在籍歴の長いカンテらのパフォーマンスにも注目が集まるが、対リバプールという部分では攻守両面で勝敗のカギを握る“チリー”のパフォーマンスに注目したい。

守備では3バックの左に入るバディアシル(ククレジャ)と共にサラーを封じるタフな仕事が求められる。一方、攻撃ではボールのオン・オフに関わらず、積極果敢な攻撃参加でスリーライオンズの同僚であるアレクサンダー=アーノルドに混乱をもたらす仕事が期待される。

◆リバプール:DFヴィルヒル・ファン・ダイク
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シティ戦の体たらくを払しょくできるか。わずか数年前までは世界最高峰のセンターバックの筆頭に挙げられたリバプールのディフェンスリーダーだが、2020-21シーズンに右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負って以降は、その圧倒的なパフォーマンスにかげりが見え始める。

とりわけ、今シーズンに関してはマネの退団やファビーニョらの不振で中盤と前線の守備強度の著しい低下によって、チーム全体の守備プランが破綻をきたしている中、個人としては筋肉系のケガや加齢による衰えで、以前のようにその守備のひずみをカバーできなくなった印象だ。さらに、ここ最近の試合では一人の守備者としても細かな判断ミスや一対一での淡白な対応が批判を招いている。

とはいえ、ドイツ人指揮官にオランダ代表DFを外す選択肢はなく、不振のチームと共に個人として苦境を乗り越える必要がある。対戦相手のチェルシーは得点力に問題を抱えているものの、フェリックスやハヴァーツ、ムドリクといった強烈な個性を持ったアタッカーを擁しており、クリーンシートでの4戦ぶりの白星に向けては31歳のディフェンスリーダーの奮起が求められるところだ。

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