タイトル獲得、コロナ感染のジェズス監督がフラメンゴと契約解除
2020.07.18 12:30 Sat
フラメンゴは17日、ポルトガル人指揮官のジョルジェ・ジェズス監督(65)がチームを退団することを発表した。クラブ公式サイトが発表した。ジェズス監督はベンフィカや、スポルティング・リスボンなどの母国クラブの指揮官を歴任。その後、サウジアラビアのアル・ヒラルを経て、2019年夏からフラメンゴの監督に就任した。
就任1年目からコパ・リベルタドーレス、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAを制して、2019年末のFIFAクラブ・ワールドカップでも準優勝という成績を収めていた。
今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けてシーズンがストップ。さらに、ジェズス監督自身も感染するなどしていたが、6月には契約更新したことを自身のインスタグラムで発表していた。
先週終了したカンピオナート・カリオカでも優勝を果たしていたフラメンゴだが、ジェズス監督は契約解除を申し入れ、ポルトガルへと戻ることになったようだ。
◆フラメンゴ、36度目のカンピオナート・カリオカ優勝
就任1年目からコパ・リベルタドーレス、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAを制して、2019年末のFIFAクラブ・ワールドカップでも準優勝という成績を収めていた。
先週終了したカンピオナート・カリオカでも優勝を果たしていたフラメンゴだが、ジェズス監督は契約解除を申し入れ、ポルトガルへと戻ることになったようだ。
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